元・オフィス北野のなべやかんがプロレス団体のエースへ!「高齢化しているたけし軍団の中でも動ける人間でいたい」

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 18日、東京都・新木場1stRINGにてベストボディ・ジャパンプロレス『BBJ MUSCLE RING 2018 第2戦』が行われた。

 『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、全国42の都道府県で開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』。今回元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という思いを持ち、今年8月にベストボディ・ジャパンプロレスが旗揚げされた。

 この日、ベストボディ・ジャパンプロレス旗揚げとともにデビューした元オフィス北野のお笑いタレントなべやかんがデビュー2戦目を行った。
 パワーリフティングやベンチプレスの大会で数々の優勝経験を持つなべやかんは、この日は政宗をパートナーに、久々に結成された大石真翔&旭志織の名タッグと対戦。

 大石旭の巧みなタッグワークに翻弄されるなべやかんだったが、政宗のアシストを受け発奮。大石旭のフォールを2人まとめて下から跳ね飛ばすというベンチプレスで培ったパワーを見せ、2人を同時にブレーンバスターでマットに突き刺してから大石にピープルズ・エルボーを放つが、その後に大石旭の阿吽からのサボテンの花を食らい3カウントを聞いた。

 試合後、マイクを取った大石は「あんたは、俺より年上だし、芸歴だって大したもんだな。でもな、あんたはもう芸人なべやかんなんかじゃねーぞオイ。このリング上がったからには、テメーはプロレスラーなべやかんだよ。これから!このベストボディジャパンプロレスリング、このリング引っ張って行くのは、俺はあんただと思ってるんだよ。プロレス団体のエースは、試合で負けようが最後をしめなきゃいけないんですよ」となべやかんをベストボディ・ジャパンプロレスのエースに指名し、マイクを託す。
 これを受けたなべやかんは「また大石さんとやる時は、どんな汚い手使ってでも勝ちます!見ててください!裏口はやりません」と叫び、BBJポーズで興行を締めた。

 バックステージに戻ったなべやかんは、「今日はプロレスの洗礼というものを前回以上に受けたという感じですね。目もくるくる回りますし、延髄とかも、目つぶしも金的も来ましたし……ホントにスゴいですね、プロレスって」とダメージを受けた体をさすりながら語る。
 しかし、今後について聞かれると「とりあえず2020年、一緒にお笑いやってる猫ひろしもオリンピック目指して頑張ってるんで、それまでは僕もちょっと頑張って、なんとかベストボディジャパンを引っ張っていけるようにやりたいと思います。そんとき50歳なんで、そんときどんな試合ができるか。ジャッキー・チェンも60歳過ぎてあれだけ動いてますから。たけし軍団もどんどん高齢化してますので、動ける人間でいたいと思います」と笑顔で語った。

 47歳でプロレスデビューを果たし、エースとして団体を背負う立場となったなべやかんの今後の活躍に注目したい。

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