中心性頸髄損傷から復帰した本間朋晃が真壁刀義とのタッグ復活とタッグリーグ優勝を宣言!「ブランク?クソくらえだよ!」

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 8日、新日本プロレス両国国技館大会『九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING』にて、真壁刀義&本間朋晃のタッグ“G・B・H”が勝利を飾り、タッグの頂点を目指すことを宣言した。

 真壁と本間はG・B・Hの盟友としてタッグを組み、かつてはIWGPタッグ王座戴冠や2度のWORLD TAG LEAGUE優勝などを成し遂げる活躍を見せていた。
 しかし、本間は去年3月に試合中に負傷して中心性頸髄損傷と診断。一時は四肢麻痺状態になり真壁とタッグでのIWGPタッグ王座挑戦を前に長期欠場となる事態に見舞われた。しかし、本間は1年3ヶ月のリハビリ生活を経て今年6月に復帰。この日は真壁とのタッグ復活に向けて弾みを付けたい一戦だった。

 この日は、真壁刀義&本間朋晃vsジュース・ロビンソン&トーア・ヘナーレのタッグマッチが行われ、本間は真壁の現パートナーと言えるヘナーレを意識。序盤からヘナーレにぶつかっていき小こけしを放つなどエンジン全開。
 代わるジュースを相手に本間は苦戦するが、真壁が入ってきてラリアットで蹴散らすと、本間はこけしロケットを発射。
 ヘナーレは“パートナー”である真壁にジャンピングショルダーアタックやランサルセなどでぶつかっていくが、最後は本間の小こけしから真壁のキングコング・ニードロップに沈んだ。
 
 バックステージに戻ったヘナーレは「今日はあの二人と試合ができて嬉しかった。真壁を尊敬していて、この団体では一番好きな選手だ。だからこそもう控えめではいられないんだ。ヤングライオンとはもう思って欲しくない。1試合1試合を自分のベストで戦っていくだけだ。だからもうリトル・グリーンなどと呼ぶな!」と吼え、今後の飛躍を誓った。

 真壁は「よぉし!ビッグマッチで復活だ!復活の狼煙だ!これが全てじゃねぇんだ。これがまだ始まりだ!相手もよ、ジュースとヘナーレ、いいじゃねぇかよ。心が通ってる奴らだよ、正規軍でよ。でもよ、本隊だろうが、お遊びじゃねぇんだよ。俺達は本気で倒しに行くからよ。だからこそおもしれぇんだよ」と朗らかに笑うと、後からやってきた本間と握手を交わし「次はてっぺん取ってやる!そんだけだよ!」と意気揚々と引き上げていく。

 本間は「真壁はてっぺん獲るっつった。その気持ちは、俺も変わりない。でも今現状、今の俺の力では到底獲れるもんじゃない。でも俺は闘い続ける!闘い続けて、絶対IWGPタッグ、俺と真壁の二人で獲ってやる!ブランク?クソくらえだよ!俺キャリア何年目だ?22年目、22年目だよ。22年目の新人がいたっていいじゃん。こんな俺みたいなどんくさい男がいたっていいよ。だから、てっぺん獲って、どんくさい奴らの希望となり、夢となる!絶対輝いてみせる!その第一歩として、11月17から始まるワールドタッグリーグ誰がなんと言おうと俺と真壁刀義、真壁本間で出場する!ヘナーレには悪いけど、ヘナーレと直接対決してないけど……ヘナーレ、譲ってくれ。ヘナーレにもそういう気持ちあったと思うんですよ、リング上で『俺が真壁のリアルパートナーだ』って言いたい気持ちが。でもヘナーレ、譲ってくれ!譲ってくんないって言うんだったら、実力行使だ!やってやるよ!あと、俺は誰がなんと言おうと、11月から開幕するタッグリーグには真壁本間で出場する!」と想いを叫び、真壁とのタッグ復活に向けての確固たる決意を示した。
 

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