【試合結果】6・9 QUINTETディファ有明大会 TEAM CARPE DIEMvsTEAM TOKORO PLUS α TEAM U-ZUKIDOvsTEAM HALEO

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『QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO Light Weight Team Championship』
日程:2018年6月9日
開始:15:00
会場:ディファ有明
観衆:1100人・超満員札止め

▼第1試合 TEAM CARPE DIEMvsTEAM TOKORO PLUS α
<一本目>
【TEAM CARPE DIEM/先鋒】△杉江“アマゾン”大輔
時間切れ引き分け
【TEAM TOKORO PLUS α/先鋒】△伊藤盛一郎

<二本目>
【TEAM CARPE DIEM/次峰】△デヴィット・ガルモ
時間切れ引き分け
【TEAM TOKORO PLUS α/次峰】△今成正和

<三本目>
【TEAM CARPE DIEM/中堅】△松本義彦
時間切れ引き分け
【TEAM TOKORO PLUS α/中堅】△所英男

<四本目>
【TEAM CARPE DIEM/副将】△世羅智茂
時間切れ引き分け
【TEAM TOKORO PLUS α/副将】△小谷直之

<五本目>
【TEAM CARPE DIEM/大将】△岩崎正寛
時間切れ引き分け
【TEAM TOKORO PLUS α/大将】△矢野卓見
※判定によりTEAM CARPE DIEMが決勝に進出

▼第2試合 TEAM U-ZUKIDOvsTEAM HALEO
<一本目>
【TEAM U-ZUKIDO/先鋒】●佐藤光留
36秒 ジャパニーズチョーク
【TEAM HALEO/先鋒】○徳留一樹

<二本目>
【TEAM U-ZUKIDO/次峰】●井上学
6分18秒 ドクターストップ
【TEAM HALEO/先鋒】○徳留一樹

<三本目>
【TEAM U-ZUKIDO/中堅】△濱岸正幸
時間切れ引き分け
【TEAM HALEO/先鋒】△徳留一樹

<四本目>
【TEAM U-ZUKIDO/副将】●ビクター・ヘンリー
7分11秒 アキレス腱固め
【TEAM HALEO/次峰】○金原正徳

<五本目>
【TEAM U-ZUKIDO/大将】○中村大介
2分33秒 アームバー
【TEAM HALEO/次峰】●金原正徳

<六本目>
【TEAM U-ZUKIDO/大将】●中村大介
1分29秒 リアネイキッドチョーク
【TEAM HALEO/中堅】○ホベルト・サトシ・ソウザ
※TEAM HALEOが決勝に進出

▼第3試合 TEAM CARPE DIEMvsTEAM HALEO
<一本目>
【TEAM HALEO/先鋒】●小見川道大
4分6秒 アームバー
【TEAM CARPE DIEM/先鋒】○杉江“アマゾン”大輔

<二本目>
【TEAM HALEO/次峰】○宮田和幸
1分7秒 キムラロック
【TEAM CARPE DIEM/先鋒】●杉江“アマゾン”大輔

<三本目>
【TEAM HALEO/次峰】●宮田和幸
5分22秒 膝十字
【TEAM CARPE DIEM/次峰】○デヴィット・ガルモ

<四本目>
【TEAM HALEO/中堅】○ホベルト・サトシ・ソウザ
4分12秒 リアネイキッドチョーク
【TEAM CARPE DIEM/次峰】●デヴィット・ガルモ

<五本目>
【TEAM HALEO/中堅】○ホベルト・サトシ・ソウザ
3分12秒 リアネイキッドチョーク
【TEAM CARPE DIEM/中堅】●松本義彦

<六本目>
【TEAM HALEO/中堅】△ホベルト・サトシ・ソウザ
時間切れ引き分け
【TEAM CARPE DIEM/副将】△岩崎正寛

<七本目>
【TEAM HALEO/副将】●徳留一樹
33秒 アームバー
【TEAM CARPE DIEM/大将】○世羅智茂

<八本目>
【TEAM HALEO/大将】△金原正徳
時間切れ引き分け
【TEAM CARPE DIEM/大将】△世羅智茂
※TEAM CARPE DIEMが指導ポイント数により優勝

岩崎正寛率いるTEAM CARPE DIEMが所英男、中村大介、宮田和幸らのチームが参加したトーナメントで優勝!桜庭和志も「めちゃくちゃ面白かった」と大興奮!

オープニング

桜庭「どうも、桜庭でございます。今日はご来場ありがとうございます。今日は、前回より総体重の設定を軽く設定してチームを作ってみました。大介チーム、CAPREチーム、、所チーム、HALEOチーム、チームによってカラーが全然違います。軽くなった分スピードも、試合をやる度に勝った負けた引き分け、作戦が全然変わってくると思うので、そこら辺を楽しんでみてください。よろしくお願いします」

第1試合

 まずはTEAM TOKORO PLUS αとTEAM CARPE DIEMの対戦。

 先方は伊藤と杉江。伊藤が足を狩るフェイントを入れながら組もうとするが、なかなか組み合わないまま一分経過。伊藤が飛びつき腕ひしぎで引き込むが、腕を抜いた杉江が潰してハーフガード。そのまま袈裟固めから胴締めスリーパーへ。そのまま極めきれず。時間切れ引き分けへ。


 次鋒のガルモと今成の対戦。ガルモが走り込みプレッシャーを掛けていき、足を刈ろうとするが今成はゆっくり歩きながら間合いを見る。ガルモが両手刈りで倒し中央に引きずるが、今成はすぐに立ち上がり距離を取る。
 ガルモがショートレンジタックルを打ち込み倒すと、亀になった今成にスリーパーを狙うが今成は回転してガルモの右足に組み付く。ガルモは潰したままポジションを変え、足を抜くと回転しハーフガードへ。そんままフロントネックでとらえるが、今成はこれを抜けるとガルモは腕ひしぎへ。受けた今成が足関を狙うがガルモは足を抜いて立ち上がり距離を取る。

 ガルモがタックルで倒しガードポジションも、今成は腕に足を固めて極めていくが、ガルモはこれを抜いて一度立ち上がると、すぐに飛び込んでサイドポジションからマウント。極めきれないと見るとガルモは一度立ち上がり、サイドポジションからマウントへ。肩固めで捕らえ極められないと見ると一度立ち上がり、亀になった今成に胴締めスリーパー。極めきれず、ポジションを変えてマウントへ。ポジションを迷うガルモの足を今成はとろうとするが、すぐに抜けたガルモと組み合うも、ここで今成に指導が入る。中央から開始。

 ガルモの腕に今成が絡みつこうとするも、ガルモはかまわず足をとろうとするが時間切れ引き分け。


 中堅は松本と所。
 松本が引き込もうとするが、所は飛び込んでサイドポジション。足を絡めようとするが逆に松本が極めようとすると所は立ち上がり距離を取る。
 松本が片足タックルも所は足を抜き阻止。
 松本が自ら座り足に組み付くとそのままバックを取ってゆりかもめ。さに胴締めスリーパーへ移行すると所はすぐに立ち上がるが、松本は腕に組み付こうとするも所は一度膝をついて回転し腕を抜く。これは場外に出たため中央から再開。

 松本は三角締めから腕ひしぎも、所は回転して逃れるも松本は足を絡めて胴締めスリーパーへ。回転した所へ三角絞めも、所は首を抜いて足をとろうとするがこれは極めきれずスタンドから再開。

 松本がタックルも、所はこれを潰してアームロック。だが極めきれず、松本は足を絡めてバックを取ると、立ち上がろうとした所の足首を掴み逃さない。所は潰しながら立ち上がると、足に絡みつこうとした松本にクロスボディで飛び込んで再度ポジション。ここで松本に指導が入り再開。

 松本は足に絡んでいきバックを取るが、所が回転しヒールホールド。だがここで時間切れ引き分け。


 副将は小谷と世羅。
 世羅が座って引き込もうとするが、耐えた小谷の足に組み付いてフロントネックロック。抜けた小谷の足に絡みつくがお互いヒールホールドを狙うと一度離れる。
 世羅は組み付いてティヘラのように周りながら胴締めフロントネックロック。小谷はこれを抜くと、様子を見ながら世羅が足に組み付いていきサイドポジションからネックロックを狙うが、小谷はこれを抜けて両者スタンドへ。

 世羅は座って様子を見ながらヒールホールド。抜けた小谷が突っ込むとハーフガードから腕をとろうとするが世羅は回転し逃れる。

 小谷は世羅の周りをくるくる回りながら突っ込むも、世羅はこれを切って上を取ると、ポジションの取り合いから足を絡めていくが、小谷が腕をとろうとしたところで時間切れ引き分け。


 大将戦は矢野と岩崎。
 岩崎に禁止である頭髪料がついていたため指導が入る。

 岩崎がタックルで倒すが、矢野がかにばさみ式のフェイスロック。岩崎がこれを抜けてハーフガードからサイドポジションへ。矢野は再度カニバサミでフェイスロックも、抜けた岩崎がハーフガードから回転して腕をとろうとするが、矢野は執拗にかにばさみを狙う。これはタイムストップで中央から再開。両選手に指導が入る。

 矢野が突っ込もうとするが足を滑らせたところを岩崎が潰して肩固め。ブリッジして矢野が抜けようとするが、岩崎は腕を決めようとするも、場外に出たためストップ。
 矢野は転がりながら中央に戻る。

 岩崎がマウントから肩固め。亀になって逃れた矢野に岩崎が組み付くが、ここでタイムストップ、レフェリーから矢野に指導が入る。

 亀になった状態から再開。岩崎が胴締めスリーパーも、極めきれないと見るや回転してサイドポジションから肩固め。そのまま時間切れ引き分け。

 この試合の指導ポイントも全体指導ポイントも同数のため、審判員の判定へ。

 判定の結果TEAM CARPE DIEMの勝利となった。

第2試合

 TEAM U-ZUKIDOとTEAM HALEOの対戦。

 先鋒は光留と徳留。体重差が10kg以上あるため試合は4分間へ。
 徳留が飛びつきフロントネックで引き込むが、光留は回転して逃れようとするも、そのまま締め上げて光留はギブアップ。


 徳留とU-ZUKIDO次鋒の井上へ。
 徳留が組み付いて潰すとフロントチョークから腕をとろうとするが井上は回転する。だが徳留はチョークを離さず、徳留は体勢を変えようとするが、足を絡めて抜けた井上に徳留はフロントネックで捕らえDDTのように丸め込む。頭を抜いた井上は腕をとろうとするが、徳留はフロントチョークで捕らえ絞っていくが、極めきれず一度離すとフロントネックから回転して腕をとろうとする。井上は亀になって耐えると、徳留は転がして胴締めスリーパー。そのまま回転してポジションの取り合いになるが、レフェリーがストップをかけ井上のドクターチェックへ。
 井上は肋軟骨骨折の疑いでドクターストップとなった。


 徳留とU-ZUKIDO中堅の濱岸へ。
 徳留が引き込み腕ひしぎを狙うが、逃れた濱岸がガードポジション。体勢を変えようとした濱岸を弾いて徳留が立ち上がりスタンドへ。

 徳留がタックルも、濱岸が腕を絡めてフロントネックを狙うが、そのまま徳留は突っ込みハーフガードへ。これは濱岸が抜けてスタンドへ。

 濱岸が片足タックルも、これはすぐに離して向かい合う。
 徳留が突き飛ばしてから突っ込もうとするも
、絡み合いながら倒れた濱岸が上へ。ガードポジションも徳留は立ち上がり向かい合う。

 濱岸がサイドポジションから腕をとろうとするが、徳留は回転して逃れ立ち上がる。
 タイムストップで両者に指導。
 再開し、濱岸がタックルもこれを切った徳留が飛びつき腕ひしぎも、これを抜けた濱岸がヒールホールドを狙うが回転して逃れた徳留がフロントネックを狙うが、濱岸は立ち上がりスタンドへ。

 濱岸が組み付いて足を刈って倒すと、サイドポジションからアームロック。これを張って逃れた徳留へ、濱岸はマウントからアームロックを狙うが時間切れ。


 U-ZUKIDOの副将ビクターと、HALEO次鋒の金原。
 かねはらが突っ込むもビクターが切って、座り込む金原にビクターが飛び込むと足を絡めていく。金原は回転して逃れていくと、一度ストップしスタンドで再開。

 金原がタックルで倒しガードポジション。マウントからガードポジションに戻るが、展開なくビクターに指導。
 中央から再開。
 ビクターが飛びつき三角を狙うが、逃れた金原がタックルで倒しマウントへ。ブリッジして逃れたビクターがフロントネックも、金原は肩固めへ。
 金原はバックを取ってスリーパーへ。ビクターは回転して逃れる。

 スタンドから再開し、金原は足をとってアキレス腱固めへ。これでビクターはギブアップ。


 U-ZUKIDOの大将中村とHALEO次鋒の金原へ。
 金原が引き込もうとするが、失敗して自分の後頭部をしたたかに打ち付けタイムストップ。
 再開し、金原はタックルで倒し、胴締めスリーパーを狙うが、すぐに中村は回転して上になる。中村は肩固めからマウントになるが、亀になた金原に腕ひしぎを仕掛ける。回転して逃れた金原がバックから胴締めスリーパーを狙うが、中村は回転し腕ひしぎ。これで金原がギブアップ


 U-ZUKIDO大将の中村とHALEO中堅のソウザへ。
 ソウザはしこを踏んで雄叫びをあげ試合開始。ソウザは足に絡みつき、そのままアキレス腱固めへ。中村はポジションを変えて回転し腕ひしぎを狙うが、腕を抜いたソウザがバックを取り胴締めスリーパー。これで中村はギブアップ。

 これでTEAM HALEOの勝利。

第3試合

 TEAM HALEOとTEAM CARPE DIEMによる決勝戦。

 HALEO先鋒の小見川とCARPE DIEM先鋒の杉江の対戦。
 小見川が引き込もうとするが、杉江は潰して肩固めへ。小見川は頭を抱えて下から固定していくが、タイムストップとなり小見川に指導。

 再開し、杉江が上になったままポジションを変えスリーパーから腕ひしぎへ。これで小見川がギブアップ。


 杉江とHALEO中堅の宮田へ。
 杉江がタックルも宮田は下がる。座ったまま組んで引き込もうとする杉江だったが、宮田が飛び込みサイドポジションからキムラロック。これで杉江がギブアップ。


 宮田とCARPE DIEM次鋒のガルモへ。
 ガルモが座りながら組み合うと、足を絡めて引き込もうとするが宮田は潰してガードポジション。ガルモは三角締めを狙うが、これは宮田が立ち上がり距離を取る。

 ガルモが座りながら組み合い、宮田がガードポジションへ。ガルモは腕に足を絡めると変形腕がため。そのままアキレス腱固めに移行するが宮田は足を抜いて立ち上がる。

 ガルモは再度座りながら引き込み、三角絞めを狙うが宮田は付き合わずに立てと指示。ガルモは回転して逆に来いと挑発する。
 宮田が潰そうとするとガルモはカニバサミ。これは宮田が抜けてスタンドへ。

 ガルモは腕に足を絡めていくが、抜けようとした宮田似が立ち上がった瞬間にヒールホールド。これで宮田がギブアップ。


 ガルモとTEAM HALEO中堅のソウザへ。
 ソウザが足に絡まり引き込もうとするがガルモはすぐに離れる。
 ソウザは足に絡みついていき、ガルモはアキレス腱固めを狙うがソウザは足を抜いて潰していく。これはガルモが抜けてスタンドへ。

 ガルモがタックルもソウザが腕をとろうとするが回転して逃れたガルモにソウザはフロントネックロック。抜けたガルモを潰したソウザが肩固め。そのままスリーパーで絞り上げガルモがギブアップ。


 ソウザとCARPE DIEM中堅の松本へ。体重差が10kgあるため4分間へ。
 松本が引き込み腕ひしぎを狙うが、ソウザが耐えていく。松本は足に絡みついていくが、ソウザは潰してポジションをとろうとするが、松本は必死に足に組み付いていく。これをソウザが潰してサイドポジション。足をとっていくがすぐに松本が足を抜いてスタンドへ。

 松本は足に絡みついていくが、ソウザが逃れバックを取りスリーパー。これで松本はギブアップ。


 ソウザとCARPE DIEM副将の岩崎へ。
 岩崎がタックルもソウザは倒れない。ソウザが引き込み腕ひしぎを狙うが、岩崎は耐えてハーフガード。ポジションを狙っていくが、これはタイムストップとなりソウザに指導。

 中央で再開。岩崎がタックルを狙うがソウザは切る。ソウザがタックルも岩崎が切る。岩崎のタックルもソウザは倒れず、振り回して膝をつかせるが岩崎はすぐにスタンドへ。
 ソウザは飛びついてグラウンドに引き込むと三角絞めを狙うが、抜けた岩崎の足をソウザが掴むが岩崎はすぐに抜ける。

 岩崎がタックルで倒すとソウザが腕に足を絡めていくが、岩崎が振りほどくもソウザは改めて三角絞め。ソウザは振り切った岩崎を改めて三角絞めでとらえるが時間切れ引き分けへ。


 HALEO副将の徳留とCARPE DIEM大将の世羅へ。
 世羅が座って引き込もうとするが、徳留は潰していこうとするも世羅はその腕をとり腕ひしぎ。徳留はこれでギブアップ。


 HALEO大将金原と世羅へ。
 お互い座りながら組み合うと、世羅が引き込んで金原がガードポジション。世羅がフロントチョークを狙っていくが、金原の目に指が入りタイムストップ

 再開し、金原が潰していくが世羅が腕に絡みつくも金原が一度離れる。金原がガードポジションから攻めようとするが、世羅がフロントチョーク。暴れて金原が逃れると、世羅はチョークを狙うが金原はヒールホールドを狙う。お互い一度離れる。
 金原はタックルも世羅はフロントチョーク。逃れた金原の腕を世羅が取るが、その腕も引き抜いてポジションの取り合い。これはタイムストップとなり中央から再開。

 世羅がフロントチョークを狙うが、金原が抜けてスタンドへ。
 金原が押しつぶそうとしたところを世羅がひっくり返し、お互い攻めながらも時間切れ引き分けへ。

 大将戦は指導ポイント0-0だが、全体で2-0のためTEAM CARPE DIEMが勝利。

桜庭「今日めちゃくちゃ面白かったですね!拍手をお願いします。ありがとうございます。是認集合して写真撮りたいので、集合。また次回大会7月16日大田区でありますので応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

<試合後コメント>
TEAM HALEO
――一回戦を振り返っての感想をお願いします
徳留「先鋒で自分が出たいって言ったんで、ホントこのチームに選んでもらって先鋒で出るってことで気合入ってて、このメンバーで合同練習したときも何がいいかなってみんなで話し合って、自分の強いギロチンとか狙っていけばいいんじゃないかって言ってもらって自信も付いたんで一発目から狙っていこうかなって思ったので、ああいう感じで取れてよかったですね」
金原「徳留がすごいいい感じで一人目、二人目取ってくれて、三人目もすごい頑張ってくれたのでそれで俺も火点いたっすね。『俺もやらなきゃ』って。別に負けてもこんな強いのがあと三人いるんで、それでいいやって気持ちで一回戦は向かっていって、結果一本取れたんでよかったかなって感じですね」
サトシ「ホントに最初はまだ二人いるから、チョットみんな、ダイスケ・ナカムラ、ジュージュツ強いから、ワタシはチョットやってみるかなってやったら『ホントに強い!』みたいな(笑)ワタシチョットびっくりしたけど、あと二人いるから心配しない。ワタシ信じるね、バックいるから極めも取れる」

――決勝戦での感想は
小見川「先鋒でやらせてもらったんですけど、ちょっと硬くてホントいいとこないまま腕十字獲られて負けたんで。チームに申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、僕も後ろがみんな強いので伸び伸びと戦おうと思ったんですけど、力不足で負けてしまいました」
宮田「出てるチームはみんな強いんで、僕は勝った試合もあるし負けた試合もあるんですけど、みんなホント一発を持ってる選手で、それがハマった選手が勝つのかなって。うちはサトシだけズバ抜けてましたけど、他はすごい選手が集まってるんで、見てるお客さんは楽しかったんじゃないかなって思います」
サトシ「ホントに最初はチョットびっくりしたね。オミガワとミヤタ、ドローするからワタシ相手の三回目からでやるけど、チョット最初ワタシびっくりしたけど、皆のチームとか皆のスポンサーとかワタシに頼むから、絶対にワタシ勝つから、最後まで諦めない。ガルモとやるときにも、マツモトとやるときにも、イワサキサンとやるときにも最後まで極めたい。一番大事は、チームの優勝だから、ワタシ絶対諦めない。最後まで諦めない。最後10秒でも三角でやるから、皆相手のチームを倒したい!でも出来ないから、しょうがない。もっとみんな一緒、練習すればTEAM HALEOもっと強くなる」
徳留「前の先鋒、次鋒、中堅とすごい試合だったんで、自分が勝てば優勝っていうのですごい気合入ってて、金原さんからも対策とか教えてもらってたんですけど、慎重に行こうと思ってたんですけど、パスが出来そうだったのでしようとしたら上手く出来なくて、まだまだだなと思って。またこの大会を開いてもらったら、同じメンバーで同じチームで今度はTEAM CARPE DIEMに勝ちたいなと思います。それでHALEOが優勝して、みんなでワーッてやりたいですね。だから、強くなります!」
金原「僕の試合が決まった時点で僕が勝たないと優勝はないと思ってたんで、もう負けのリスクを負ってでももっと攻めようと思ったんですけど、世羅選手とは一緒に練習もしててお互い手の内も知っている仲だったので、僕の強いところもバレてるし、それでも行かなきゃいけないところで色々やったんですけど、最後まで攻めたけど勝てなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです」

――サトシ選手、いつもの柔術・グラップリングの試合と今日のチームマッチとでは気持ちは違いましたか
サトシ「全然違う。ワタシきっとチームにあるからワタシもっと強くなる。ジュージュツのときでもグラップリングの試合でも、ワタシだけ負けたらワタシ緊張しない?でもワタシだけ負けたから、みんなワタシに頼むから負けて悲しい。でもワタシ、チームにあるからもっと強くなる」

――金原選手、一試合目の中村選手との試合はすごく楽しそうで、開幕でちょっと勢い余って後頭部を打ってしまう場面もありました。あれはやはりテンションが上っていた?
金原「慣れないことやっちゃったっすね(笑)一回戦でビクターとやって一本取れてテンション上がったし。でも、中村選手との試合のときには『負けてもいいや』って思ったっすよ。サトシに試合してもらいたいって気持ちもありましたし、チーム戦なんで。僕が勝てば、僕が引き分けすれば、って問題じゃないので。結果的には負けたけど、別にわざと取られたわけじゃないですからね?すごい楽しかったですよ」

――サトシ選手、中村選手の腕十字の感想は
サトシ「ホントにスゴイ!ワタシもディフェンス出来たと思ったけど、ホントにもう『ヤバーイ!』って思ったけど、ワタシ、動きしてるから、入る前ディフェンス出来たからセーフだけど、ヤバーイって!(笑)」

TEAM CARPE DIEM
――まず、一回戦の感想をお願いします
杉江「最初に、4分というルールで相手も軽い選手だったんで、行けるかなと思ったんですけど、ものすごい速さで飛び十字が来て、一瞬焦りました。抜いてから極めに行こうとしたんですけど、極められなかった。それで負けてしまった。相手の伊藤選手がものすごく強かったですし、いい十字を持っていました」
ガルモ「今成選手はとても強く、大変な戦いだったけど、でもいくつかの違う戦いはできたので、あらゆる攻めやパスガードも出来たけど決めることが出来なかったのは残念だったね」
松本「所選手が相手だったんですけど、色々いいところで毎回逃げられて、そのあとのカウンターとか怖くて。まあ、辛く大変でしたね。すごく強い選手で華があるんで最後もビックリしました。膝十字取られて……」
世羅「相手は小谷選手で、昔から知ってて噂とかで力がすごく強いって聞いてたんで、捕らえられないように捕まらないように自分が先に動くというのを意識していましたね。そこまで危ない場面はあんまなかったと思うんですけど、一本決めきれなかったのは悔しいです。終始自分のペースでよく動けたと思います。疲れました。ありがとうございます」
岩崎「一回戦は、矢野選手。“東洋の神秘”って言われてる矢野選手とやれてよかったです。やっぱり、すごいトリッキーな技を持っていて、極められないようにするのは本当に大変でした。足で挟まれたときにヒヤッとしました。やっぱ、レジェンドと呼ばれる人は力あるなあって。それでもチームで戦ってるんで負ける訳にはいかないって気持ちで最後まで攻めきりました」

――では、決勝戦の感想を
杉江「先鋒だったので、読んで小見川選手からなんとか一本獲ろうとしていました。小見川選手も寝技がとても強い選手なので、腕固めのプレッシャーが半端なくて、中々すごいプレッシャーで、パスを許さない感じだったんですけど、瞬間、際でヤスケビッチっていう回転式腕十字の形で入ったんで、それで一本取れて良かったです。そこから宮田選手に移行する際に、かなりスタミナが切れてました。だから次に出るガルモン選手に『ちょっともしかしたら疲れさせることしか出来ない』って伝えたんですけど、それが出来たかどうかは難しくて、そのままアームロックで取られちゃって。こちらが後手後手に回ったのがそういう形で出たのかな。ただちょっと疲れさせたかなっていうのはあります」
ガルモ「宮田選手に対しては、レスリングの先生だったので、ダウンポジションでテイクダウンするとかそういうことは絶対したくなかった。彼が僕に教えてくれたものだからうまくいかないと思った。彼のキムラもすごく強いから、自分のガードを中心に考えていた。二人目の選手のときはトリッキーで何回もいろんなポジションになっていった。次から次へと形を変えながらの戦いになった。このチームでまた戦いたいし、同じ相手と戦えたら嬉しく思う」
松本「決勝では自分の仕事ができなかったっていうのが一番残念でした。もっとチーム的には僕が4分でなるべく次につなげていくような形で行きたかったんですけど普通に一本取られてしまったことに責任を感じていたので、そのあと宮崎くんと世羅くんの頑張りに助けられました。これはチーム戦の醍醐味だなって思いますね」
岩崎「ホベルト・サトシ・ソウザ、日本最強の男です。やっぱりガルモ、松本さんが力を使わせておいてくれて、僕とやるときにはサトシももう疲れてて。僕がこのチームに入った一番の意味は“最強の盾”っていう意味で入ったんですね。だから最強の盾の役割ができてよかったです。何回か三角絞めが入りかけて、力も強いし、すごく大変な勝負だったんですけど、応援してくれたCARPE DIEMのみんな、ファンの皆さん、チームのみんな……あと私事なんですけど、7月に結婚するんですね。奥さんが今日見に来てくれてて、そんな中で絶対タップする訳にはいかないって、最後まで攻めきろうと思って、イーブンの勝負に持ち込むことが出来ました。それで僕の仕事は終わったんですけど、最後世羅くんにつなげることが出来てよかったと思います」
世羅「最後大将で、徳留さんと小見川さんっていう二人とも総合でバリバリ活躍されている選手なので、その二人を相手するのかっていうので一瞬かなり気が重くなったんですけど、中々こういう役割も人生ではないだろうって思って、そこはむしろ逆にやる気を出して思い切り行きましたね。徳留さんのときは、なんか、ひらめきですね。ひらめきって言っても今までの練習の積み重ねで獲ったものだと思うので、まぐれみたいなもんだけど、積み重ねの賜物なのでよかったです。そのお陰で早く終わったので体力を消耗せずに最後の試合行けたのも良かったです。金原さんも何度か一緒に練習したことがあるのでその強さも知ってるし、自分がやられたら嫌なことも金原さんは知ってるんで、大変でしたね、最後は。でも、最後僕、指導の差があるってことを忘れてて完全にイーブンだと思ってたんですよ。だから『自分が攻めないと負けるな』って思ってたんで、だから終始攻めるようにして。それで僕に指導とか無かったんで、結果的に差が出来たままだったので逆にそれが良かったのかなって。ホント、全部積み重ねですね。最後勝てて良かったですけど、積み重ねで勝ててよかったと言うか、チーム戦も勝ててよかったです」

――世羅選手、決勝で守りに入ってたら逆に守りきれなかった可能性もあるということでしょうか
世羅「もしかしたら、僕に指導が入って、2つ入ってたらイーブンになってわかんなくなってたかも知れないですね。勘違いが逆にいい方に作用したかなって思います」

――岩崎選手、ポイント勝ちが無い中で柔術とは違う形での試合はいかがでしたか
岩崎「いやー、今までやってきた得意分野とは違うんですけど、組技であることには変わりないんで、人に触れる職業、組むのが我々の職業なんで、組めば勝ち目は絶対にあるとは思ってました。柔術もそうなんですけど、サトシ選手も柔術家で手の内が分かりきっている状態で決めるのは難しいと思って。あんだけ勢いがあって強くなっていくサトシを止めるのが僕の役割。それをチームで話し合ったときに“最強の盾”をやりますってことになっていたんで」

――皆さん最後は喜びを爆発させていましたが、この試合にかけていた想いや、いつもと違う感慨などがあったのでしょうか
ガルモ「QUINTETっていう競技があることを知ってから参加したいと思っていたところで参加できることになって、しかもこのチームと一緒に戦うことが出来てすごく嬉しかった。みんなはホームで、自分がビジターという形ではあったがすごくこのチームと一つになって、負けそうになっても皆で頑張って勝ったということが嬉しかった」
松本「やっぱチーム戦っていうのもありましたし、まだまだ強い選手がいっぱいいる中で、僕がこのCARPE DIEMのメンバーの中に入っていいのかなって思ってたので、そこに入れたのがものすごく嬉しかったし、僕自身も色々格闘技だけに専念できる状態じゃないのにこのような大会に呼んでいただけてホント光栄だし、色々職場の人とか友達に自慢できるし、最高の1日になりました。その喜びが爆発したんだと思います。チームメイトとみんなの頑張り見て、アマゾンさんが獲ったときもすごく嬉しかったし、ガルモンが獲ったときもそうですし、宮崎くんの頑張り見て背中押されたし、最高でした。このチームでよかったです!」
岩崎「僕は一週間前に柔術の方の世界大会をやってきたばっかりで、そこでは結果を出せなかったんですけど、こっちのQUINTETで仕事するのに気持ちを早く作らないといけないという状況だったんですけど、自分の仕事はなにをしなきゃいけないのかは分かっていましたし、一人の勝ちじゃなくてチームの勝ちになるんで、ひとりひとりの役割をいかに遂行出来るかっていうのが勝ちに繋がったと思います。あと、みんなが見てくれてるんで、絶対に負ける訳にはいかないと思ってやってました。みんなが、ひとりひとり頑張ったからこそ僕もいつもいつも以上の120%以上の力が出ましたし、チーム力っていうのは気持ちの強さに繋がるものだなっていうのを再確認しました。僕、部活とかやったことないんですけど、甲子園で優勝したらこんな気持なんだろうなって思いました(笑)この競技以外は団体戦は一切やりたくないです!(笑)」
杉江「僕も去年まで世界選手権に出てたんですけど、今年は世界選手権に出ることもなく、ちょっとセミリタイアみたいな感じだったんです。ちょうど一ヶ月前に石川さんから出ないかって言われたときに即決しました。一ヶ月あればちゃんと作り込めると思ったので。まずはしっかり作り込んで、一ヶ月だけは集中しようと思ってやりました。18歳で格闘技初めて、今年でちょうど20年なんです。20年で、今でもこうやって試合に呼ばれるなんて光栄だなって思って。その中で優勝したいと思って、毎週水曜日に練習行って、組み合ってやってました。そういうのが積み重なって今回は勝利につながったのかなって思います。僕の道場は岐阜なんですけど、岐阜の人たちとか家族にいい試合、自分が戦ってる姿を見せられてよかったなと思います。それで優勝できてホントにホッとしましたね」
世羅「メンバーに選ばれてすごく嬉しかったですね。僕も団体競技とかはやってこなかったので、苦手だったんですけど、勝った瞬間に『こういう喜びがあるんだな』って分かって良かったですね。試合決まって、最初の頃は代表の石川さんから『勝て』とプレッシャーがヤバかったんで(笑)ホント、今までに感じたことのない圧があったんでプレッシャーがあったんですけど、その期待に応えられたのかなって、すごく嬉しかったですね」

<大会総括>
桜庭和志&中井祐樹
――桜庭選手、今日の総括をお願いします
桜庭「メチャクチャおもしろかったです!!以上です!!」

――どこらへんが一番面白いと思いましたか
桜庭「えっと……攻める意識っていうのを持ってやってると言うか、そういう意識は見ていれば分かるのでそれが面白かったです」

――MVPを選ぶなら
桜庭「……急にいわれても困ります(笑)」

――中井審判長からはいかがでしょう
中井「絶対面白くなるって言ってるんです。割と日本人も多くて手の内知ってるんで固くなるんじゃないかって聞いてたんですけど、絶対面白くなるって言ってたんですよ。見たら分かるし参加したくなるし見に来たくなる。そういう魅力が詰まってると思うんで応援してください」

――アマチュアのQUINTETが開催されるということですが
中井「9月23日日曜日、墨田区総合体育館でアマチュアQUINTETを開催することになりました。株式会社ラバーランドと日本ブラジリアン柔術連盟と共催いう形での開催です。詳細は未定なんですけど、合計360kg以下で2~4チームで厳選して出来ればなと。あとはマスターズの部や女子チームなども作れたらと思います。将来的には道着アリの部門も作っていきたいですね。ルールなどは安全面を考慮してアマチュア向けに変更していく可能性もあります」

――チームは公募などで募集していく形になる?
中井「基本的にはチームを作ってもらって応募してもらう形になりますね。強くしようと思うんで、色々呼んで、絶対いいチームになるはずなんですよ。自然と盛り上がっていいものになるはずです。アマチュアであれば大丈夫です。桜庭選手も言ってましたけど、アマチュアスポーツって、甲子園みたいにやる側のスポーツになっていくのが普及には一番いいんですよ。プロがやる舞台があって、それを見た人も楽しめるものが一番いいんです。アマがあればプロの頂もまた高くなる。その両輪を作るために初回大会を発表できることを嬉しく思っています。桜庭選手もアマチュア大会に来場して、プロの大会の方へスカウトなども行うような夢のある形になれば。将来的にはそうしたありとあらゆる可能性があり得る」

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