【試合結果】5・27 PURE-J名古屋大会 中森華子&コマンドボリショイ&沙恵vs勝愛実&宮崎有妃&本間多恵 Leonvs美月 藤ヶ崎矢子vs結奈

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『真向勝負!シリーズ4』
日時:2018年5月27日(日)
開始:13:00
会場:愛知・名古屋市 クラブダイアモンドホール
観衆:180人

▼20分1本勝負
○KAZUKI
9分41秒 ダイビング・ニードロップ→片エビ固め
●マリ卍

▼20分1本勝負
○藤ヶ崎矢子
8分39秒 変形リバース・ゴリースペシャル
●結奈

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
ライディーン鋼/●小仲=ペールワン
9分15秒 バーミヤン・スタンプ→体固め
青柳政司/○男盛

▼20分1本勝負
○Leon
12分33秒 マッド・スプラッシュ→体固め
●美月

▼スペシャル6人タッグマッチ30分1本勝負
○中森華子/コマンドボリショイ/沙恵
23分37秒 鎮魂歌ドライバー→片エビ固め
●勝愛実/宮崎有妃/本間多恵

PURE-J初の名古屋大会で結奈、美月、沙恵が躍動!勝は「いち早く結果を残して中森華子の近くに立ちたい」と王座へ意欲!

第1試合


 昨年7月以来、PURE-J旗揚げ後は初めてとなる名古屋大会は、中森華子の音頭による「頑張ろうJ!」のかけ声からスタート。
 第1試合は東京以外での試合は初めてとなるマリ卍が、キャリア22年目に突入したKAZUKIと2度目のシングルマッチ。卍固めからグラウンドに移行してギブアップを迫るマリだが、KAZUKIはバックドロップからダイビング・ニードロップにつないで快勝。

第2試合


 藤ヶ崎矢子は名古屋を拠点に活動する結奈を相手に、得意とする腰への集中攻撃。最後は変形のリバース・ゴリースペシャルでギブアップを奪う。

第3試合


 男子選手3人の中に入ってのタッグマッチとなるライディーン鋼は青柳館長と対峙すると、鋼が館長を捕らえている間にセコンドのKAZUKIがカンチョー攻撃。2人がかりで目的を達成するが、試合はふんどしをおろされそうになった男盛が小仲の顔面の上に座り込む形で3カウントを奪った。

第4試合


 セミファイナルはLeonが『豊田プロレス☆勇気』所属のマスクウーマン・美月と初対決。小柄ながら空手の有段者である美月が得意の蹴りを連打していくが、美月の攻撃を受け切ったLeonはマッド・スプラッシュで試合を決めてみせた。

<試合後コメント>
美月
「もう前日から初めてぐらいに緊張しちゃって…Leonさんとシングルだし初のPURE-Jさん参戦だったので、もうドキドキで朝もご飯(ノドを)通らずで…(苦笑)。でも、もうホントに強烈すぎて、終わってからもいろいろ反省点とかありますけど、ぜひまたLeonさんと闘って爪跡をもっともっと残したいと思うので。また出たいです! (7・1)大阪大会も呼んで頂けることになったので、もっと練習してPURE-Jの誰と当たっても爪跡をガッツリ残せるように頑張っていきたいと思います!」

第5試合


 メインイベントは中森華子&コマンドボリショイ&沙恵vs勝愛実&宮崎有妃&本間多恵。PURE-Jの3人に愛知県出身の3人が加わる6人タッグマッチは先発の勝と沙恵の激しいぶつかり合いから始まると、ボリショイと本間は関節技の切り返しで応酬。6人が入り乱れる中、宮崎のムーンサルトプレスから勝がダイビングエルボーにつないで中森を追い込むが、ピンチを凌いだ中森はディスティニー・ハンマーから鎮魂歌ドライバーにつないで勝を撃破。無差別級王者としての面目を保った。

 エンディングのカーテンコールで、勝は「PURE-J初の名古屋大会がこのような形で終わったのはすごく悔しいです。ですが、私はいつでもどこのリングでも私はPURE-Jを背負って立っているということには間違いありません。そこは自分の中で揺るがない1つの芯として、貫き通していきたいと思います。私は中森華子の持つPURE-Jの無差別級のベルトへの想いはまだまだあきらめていませんし、今日を機にさらに強いものになりました。私は必ずPURE-J無差別級チャンピオンになってみせます」。これに対し中森は「PURE-Jを背負ってるとか言ってるけど、PURE-Jの選手は全員背負ってんだよ。このベルトは巻きたいのはアンタだけじゃないし、私だってやりたい選手いるんだよ。ベルトは強いヤツが巻くんだよ。結果を出してこいよ」と言い放つ。ボリショイは「私たちはまだまだ小さな団体で、団体としても1年生で、でも未来がたくさんあります。たくさん育ってきてます。こうして女子プロレスが大好きでリング上で命がけで闘ってくれる選手がいる限り、私はこの団体を守っていきたいと思っています。どうか末永く応援よろしくお願いします!」とあいさつした。

▼オープニングアクトはヒビヤガール2018グランプリの佐倉沙菜さん&フミ☆田口さんの『THEビールズ』

▼試合後はスポルディーバアリーナに移動して『出張亀アリーナマッチ』。6人参加のバトルロイヤルは勝が優勝。観客の拍手によるベストパフォーマンス賞にはゲスト参戦の美月が選ばれた。

<試合後コメント>
コマンドボリショイ
「東京の興行ではなかなか実現できない名古屋出身とか、名古屋にゆかりのある選手たちとの対戦はすごい新鮮でした。去年と変わらずお客さんがたくさん集まってくれて嬉しいです。1年に1回しか名古屋に来れないので、PURE-Jとなって2回、3回と来れるように…今日は勇気をもらいました。今日、私は直接対戦してないけども美月選手とか、またPURE-Jに出てくれたら嬉しいなと思って。どんどん名古屋で新しい人材が育ってるなっていう手応えも感じて、名古屋に女子プロレスの勢いや新しい息吹を感じてますね。また来たいです」

勝愛実
「自分の中では負けて得たものもあったかなって思える試合だったし、負けたからこそより一層想いが強まる一戦だったので。これを機に、さらにガツガツぶつかっていけるかなって思います」

――中森華子しか見えていない?
「そうですね。最後に“結果を残せ”って言われて、そんなこと言われなくたって自分が1番わかってることなんで、それは。いち早く結果を残して中森華子の近くに立ちたいですね。必ずしも激しいファイトスタイルだけでいいっていうわけではないのかなって。そこがプロレスの奥深いところでもあるし、すごく最近考えたりとか、プロレスと接する時間っていうのが長くなってきたんで。それをより確かなものにすべく、今の自分に必要なものは結果かなって思います。6月10日はLeonさんとのシングルが控えてるので、Leonさんがどれだけ強いかっていうのは身をもって知ってますけど、作戦をたくさん練って練って勝ちを狙っていきたいと思っています」

沙恵
「もう、すっごい緊張しましたね。だけど自分の力をいっぱい出せた試合だとも思いますし、やっぱりまだまだかなというところもいっぱい感じた試合でしたね」

――勝と激しくやり合う場面が印象的だったが。
「改めてシングルで1度やってみたいなという夢ができました。力強い試合ができるんじゃないかなと思います(笑)」

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