【試合結果】9・3 PURE-J大阪大会 コマンドボリショイ&勝愛実&高瀬みゆきvsKAZUKI&中森華子&安納サオリ 藤ヶ崎矢子vs万喜なつみ ボリショイキッド&偽Leonvs救世忍者乱丸&ハイビスカスみぃ

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『PURE-J旗揚げ記念 in大阪~DREAM GO!~』
日時:2017年9月3日(日)
開始:17:30
会場:大阪・淀川区民センター
観衆:188人

▼20分1本勝負
○救世忍者乱丸/ハイビスカスみぃ
0分28秒 横入り式エビ固め
ボリショイキッド/偽Leon●

▼再試合
○ボリショイキッド/偽Leon
6分43秒 オクラホマロール
●救世忍者乱丸/ハイビスカスみぃ

▼15分1本勝負
○中森華子
9分13秒 シャイニング・ウィザード→エビ固め
●めぃりぃ

▼初代PURE-J認定無差別級王座決定 予選リーグ【Risesブロック】・20分1本勝負
○藤ヶ崎矢子
11分34秒 変形リバース・ゴリースペシャル
●万喜なつみ(Beginning)

▼同予選リーグ【Powerブロック】・20分1本勝負
○Leon
12分59秒 キャプチュードバスター→片エビ固め
●ライディーン鋼

▼スペシャル6人タッグマッチ・30分1本勝負
コマンドボリショイ/○勝愛実/高瀬みゆき
19分28秒 ビクトリー・クラッチ
KAZUKI/●中森華子/安納サオリ(Beginning)

勝が中森に勝利しリーグ優勝に向けはずみをつける!鋼は2敗で脱落し覚醒ならず!

第1試合


 PURE-Jの正式旗揚げ以降、初の大阪大会。
 第1試合ではボリショイキッドが大阪初登場となる百獣ならぬ“珍獣の女王”偽Leonとタッグを結成。『なにわ☆凡女美ーナス』救世忍者乱丸&ハイビスカスみぃと対戦するが、わずか28秒で偽Leonが乱丸に敗れてしまう。偽Leonは「今日、大阪初上陸なんだよ! なのに、こんなに早く負けてしまいました。もうマスクマンとしてやっていくことはできません!」と自らマスクを脱ごうとすると、周りの選手たちがあわてて制止。本物のLeonが「マスクマンにとって、マスクは命の次に大事なんだよ!」と叱責すると、乱丸も「そうだよ。オマエはマスクのままがいい。じゃあ、もう1回やってやるか」と再試合が行なわれることに。今度はボリショイキッドが乱丸に勝利すると、乱丸もいさぎよくマスクを脱ごうとするが誰も止めに入らない。

第2試合


 第2試合は中森華子がめぃりぃとシングル対決。萌え萌えじゃんけんに付き合わせためぃりぃは、ゴム製のサンダルを持ち出して「このガラスの靴に…」と言い出すが、最後は中森がシャイニング・ウィザードを叩き込んで3カウントを奪う。

第3試合


 リーグ戦Risesブロックは藤ヶ崎矢子が万喜なつみの腰に攻撃を集中。うつぶせ状態の万喜にダイビング・ボディープレスを投下すると、厳しい角度の逆エビ固め。最後は変形のリバース・ゴリースペシャルでギブアップ勝ち。

第4試合


 同じくリーグ戦のPowerブロックではLeonとライディーン鋼が激突。力強いラリアットを随所で決めてチャンスを作る鋼だったが、カウンターのスピアーからスピンキックをヒットさせたLeonがキャプチュードバスターでとどめを刺す。2敗となった鋼は脱落が決定した。

第5試合


 メインイベントはPURE-Jとアクトレスガールズの混成メンバーによる6人タッグマッチ。この試合が初めての地元凱旋試合となる高瀬みゆきがファンベール(ベリーダンス用の布付き扇子)を使った舞いを見せると、コマンドボリショイもヌンチャクの演武で続く。6人が入り乱れる中、勝負が中森と勝愛実に託されると、中森がスタンディング式のシャイニング・ウィザードからフィッシャーマンバスターで追い込むが、勝は外道クラッチのフォームからエビ固めで押さえ込むビクトリー・クラッチで3カウントを奪ってみせた。
 マイクを持った勝は、「今年に入って中森華子に2度勝ちました。どっちもタッグだったし丸め込みでの勝利だったけど、最後にこうして私の曲がかかったってことは、私が勝ったってことだよ! リーグ戦の(初戦の)前に大きな自信になりました。私が初代PURE-J認定無差別級チャンピオンに…なるぞ~っ!!」。すかさずボリショイは「ならせません! みんな狙ってるんだよ」と釘を刺す。続いてマイクを渡された高瀬は、「体の大きかったり力強い選手がいっぱいで、もうメッチャしんどかったですけど…チームのお二方のおかげで勝利をつかむことができました! ありがとうございます! いつもと違う緊張感があったんですけど、でも精一杯やることができました。技術はまだまだなんですけど、よかったら高瀬みゆきの名前だけでも覚えてください!」。最後はボリショイが「次は来年の2月、またひと回り大きくなって大阪に帰ってきます。これからもPURE-J女子プロレス、応援よろしくお願いします」と締めた。

<試合後コメント>
勝愛実
――今日の試合について。
やっぱり全体を通すと細かいこととか納得いかないところもあったし、反省は尽きないんですけども、結果、丸め込んで3つを取った。まぎれもない事実ですから。多少なりともリーグ戦に向けての自信にはつながったし、気持ち良く初戦を迎えられるんじゃないかな? って思ってます」

――旗揚げして3週間ほど経つが、変わったことなどは?
「もちろん気持ちの面でもすごい変わったし、団体を背負ってるんだっていうのも1つ芽生えてきたので。見た目とかファイトスタイルがガラリと変わったわけではないし、今あるものを磨き上げて、さらにより良いものを生み出すっていうのは心がけてることでもあるし、毎試合ちょっとでも良くなるようにと思ってます」

――改めてリーグ戦への意気込みを。
「いい流れで来てるので、初戦は亀アリーナ(9月17日)でホーム中のホームですから。1位で通貨しないと決勝に上がれないので、小波選手に勝って今日の勝利をムダにしないように生かしていければなと思ってます」

高瀬みゆき
「ガムシャラすぎたかな? ってぐらいガムシャラに闘いました。自分はまだ新人なのでできる技も少ないんですけどドロップキックだったり、とりあえず叩くだけでもいいから“何かしよう!”と思って必死でした。学生の時の顧問の先生が来てくれて、試合前に“楽しみにしてるよ”と言ってくださって。こないだWAVEさんの大田区大会に出させて頂いて、山下りなさんの試合を見て、あのパワフルさに実はこっそり憧れていまして…パワフルでスピード感があって技もたくさんあって丈夫な、力強い選手になりたいと思ってます」

▼オープニングアクトは『K2.dance-soul』

▼タレントの『きのせひかる』さんがリングアナを務めた。

▼PURE-Jとダイドードリンコで行なっている自動販売機によるピュアドリーム基金。今大会でも売り上げ金の一部が、ボリショイより担当者に手渡された(自動販売機を設置してもいいという事業主・個人を募集中)。

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