引退前の飯田美花がファンの後押しを受け王座へ挑戦!

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 7日、新宿FACEにてプロレスリングWAVE『HAPPY NEW YEAR WAVE‘18』が開催。メインイベントでは、2017年のファン投票一位に輝いた飯田美花が桜花由美の持つWAVE認定シングル王座へ挑戦した。

 飯田は2010年のNEO女子プロレス解散直前に入団した最後の新人としてデビュー。様々な先輩選手の指導を受け、2013年からはWAVEに所属し活躍していたが、「怪我も多く、身体と将来を考えた時今が引き際だと思った」と5月4日に開催されるWAVE後楽園ホール大会での引退を表明済み。飯田のレジーナ戦は約3年4カ月ぶり、2度目の挑戦となる。
 試合が始まると、桜花は容赦ないビッグブーツを叩き込んでいくが、回避した飯田が関節技でガッチリと捕らえる。さらに飯田はエルボースマッシュを放つと雪崩式フィッシャーマンバスターで叩きつけ、低空ドロップキックを2連発からフィッシャーマンバスターを連発。フォールをキックアウトされると腕十字と怒涛の攻めを見せる。だがブレイクした桜花が垂直落下ブレーンバスターでお返しし、最後は桜花のビッグブーツがカウンターで入りジ・エンドとなった。

 勝利した桜花は「飯田!泣くなよ。今日がはじめての私たちのタイトルマッチで、もしかしたら最後のシングルかもしれなかった。でも、私にも意地があって負けられなかった。引退までにまだチャンスはあると思う。あと4ヶ月間、ケガなく突っ走っていってほしい。私はアンタに期待してるし、お客さんも飯田に期待してると思う。だから、またレジーナに挑戦してきてください。おばちゃんだけど、まだ防衛戦を重ねたいと思ってる。『私がふさわしい』と思ってるヤツ上がってこいよ!」とマイク。
 すると所属のほぼ全選手が上がり、飯田も「自分ももう1回お願いします。なるはやでお願いします」と挑戦の意思を示す。

 これを受けて二上社長は「次の大阪で全員でバトルロイヤル。優勝した人が次のレジーナ挑戦者」と宣言し、1月13日に開催される大阪・アゼリア大正大会で『次期挑戦者決定バトルロイヤル』の開催を決定した。

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