RIZINのリングに乱入した女子プロレスラーがギャビ・ガルシアへ挑戦表明!?

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 2016年12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された『Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』。その第5試合で行われたギャビ・ガルシアvs堀田祐美子の試合後にまさかの乱入劇が起きた。

 本来は神取忍がギャビ・ガルシアと戦う予定だったが、神取が練習中に肋を骨折し欠場に。代打として同じ女子プロレスラーの堀田祐美子が戦う事になったが、試合が開始されると堀田はロープワークをし始め、ギャビはその堀田を捕まえると膝蹴りからパンチのラッシュで秒殺KO。
 堀田は「すいません代わりがこんな結果で。次は是非、神取さんにこの仇を取ってもらいたいと思います」と神取にバトンタッチしようとするが、そこへ女子プロレス団体『スターダム』の元王者であるドイツ人女子プロレスラーアルファ・フィーメル(ジャジー・ギャバート)がリングに突如乱入!
 フィーメルは「私はスターダムの元チャンピオンだ。あなたに挑戦したい」とギャビを睨みつけ挑戦表明。ギャビは「今からやるか!?」と睨み合うが、神取が「何だよオイ!誰だよお前!」と割って入りリング上が乱闘寸前の混沌とした空気に。不穏な遺恨を残したまま各々リングを後にした。

 バックステージでも神取は怒りが収まらず「あのわけわかんねーやつ、あいつ誰だよ!関係ねえよお前っていう所があるんで、あいつはちょっと差し置いて、自分が必ずギャビと闘いたいと思います」とリベンジマッチを要求。
 巻き込まれる形となったギャビは「(フィーメルは)いい度胸しているなと思いましたしあまりにも失礼な態度だと思います。私はこの大会のために一生懸命万全の準備をしてきました。私は真剣なプロです。リングに上って私に挑戦するだけなら誰でもできます。彼女の場合は半年間の準備期間が必要だと言ってたと思いますけど、その半年間与えてあげてもいいと思いますけど、まあいつでもいいから私にかかってこい」と余裕を見せた。

 この事態に榊原委員長は「ああいう形でのジャジーの参戦表明になったんですけど、堀田選手の流れを受けて神取選手が行く、これも一つだと思います。神取選手がいつ怪我が治って準備が間に合うのかというのにもよると思うし、ジャジーは多分相当トレーニングを積んで来ると思う。そうは言ってもギャビ・ガルシアと互角に戦えるポテンシャルというか、肉体や技術を持った選手って沢山参戦要求はあるけども、世界中に網をかけてもそうそう居るわけではないので、両方可能性があると思います」とアルファ・フィーメルの参戦は容認。
 総合格闘技のリングでギャビ・ガルシアvs女子プロレスラーの抗争の火蓋が切られた。

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