8・11 椿志保引退興行北沢大会 椿志保&ベアー福田&ファイブマスク&真霜拳號vsヤス久保田&ヒデ久保田&名古屋マスク&豪

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『椿志保引退興行、five 夏の陣~終焉』
日程:2016年8月11日(木・祝)
開場:12:00 開始:12:30
会場:東京・北沢タウンホール
観衆:190人・超満員札止め

▼デビルロボッツプレゼンツ 日本むかし話プロレス 30分1本勝負
○椿姫/仲川翔大(ASUKA PROJECT)with デビルマスク&ロボマスク
5分56秒 刀攻撃→体固め
●鬼

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○伊藤崇文(パンクラスism)/進祐哉(FREEDOMS)
8分32秒 スリーパーホールド→TKO
NORI(竜司ウォルターTEAM)/●椿志保

▼PRO-WRESTLING PADMA提供試合 PADMA世界タッグ選手権 30分1本勝負
【王者組/サムライボンバーズ】PADMAN/●矢口幸
1分12秒 自転車攻撃→体固め
【挑戦者組】○KEITO/DAI
※初代王者組が初防衛に失敗。KEITO&DAIが第2代王者組へ

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○タンク永井(K-DOJO)
9分48秒 ダイビングセントーン→体固め
●那須晃大郎(フリー)

▼8人タッグマッチ~椿志保引退試合~ 30分1本勝負
○椿志保/ベアー福田(SECRET BASE)/ファイブマスク/真霜拳號(K-DOJO)
10分39秒 真霜も垂直落下式ブレーンバスター→体固め
●ヤス久保田(フリー)/ヒデ久保田(フリー)/名古屋マスク/豪(AK)

▼緊急決定試合 バトルロイヤル時間無制限
【退場順】伊藤崇文(パンクラスism)→SOFFY(PADMA)→仲川翔大(ASUKA PROJECT)→ファイブマスク→ヒデ久保田(フリー)→NORI(竜司ウォルターTEAM)→名古屋マスク→真霜拳號(K-DOJO)→ベアー福田(SECRET BASE)→豪(AK)&那須晃大郎(フリー)→椿志保→進祐哉(FREEDOMS)
○タンク永井(K-DOJO)
9分24秒 スピアー→片エビ固め
●ヤス久保田(フリー)

▼椿志保 引退セレモニー

元・全女でありRINGやfiveのプロデューサーも務めた椿志保が自身の引退興行をプロデュース!タンク永井が“アイドルと結婚したいユニット”に復帰!

オープニング

2016-08-11five_オープニング まずはfive代表の椿志保が入場。
椿が「本日はfive夏の陣~終焉~にお越しいただき皆様本当にありがとうございます。えー、私事ではありますが、今日本日が最後の試合ですね。引退試合となりました。思い起こせば、デビューしてから27年ですね、27年を」と挨拶してる最中にチーム758が乱入。

豪「fiveのリングに、758軍が帰ってきたぞ!拍手が多いな、そんなことよりもババア、クソババア、お前今日引退するらしいな」
椿「しょっぱなでクソババアですか」
豪「言いたいことは一つだよ!お前が引退するのは一向にかまわない。だが、折角俺たち758軍作ってるのに勝手にfive終わらすってどういうことだ?しかもテメーの勝手な引退のそのキッカケで!fiveと758軍を無くすなんて自分勝手すぎるぞこのやろう」
ヤス「おい豪ちゃんの言うとおりだよ!お前が引退してな、five辞めるとか辞めないとか言うからな、こっちは仕事1個減るんだよ!お、お前どうせよ、レスラー引退するかもとかそういうニュアンスでやり直すんだろ?おい俺らの仕事が1個減るから条件出す。今日俺達が勝ったらお前の引退は撤回!今日来たお客さん、俺達が勝ったらチケット全部払い戻しします!」
椿「嘘だよ!払い戻ししませんよ!」
ヤス「お前が勝ったら、お前たちチームが勝ったら、お前の言うとおり引退させてやるよ。その代わり、誰一人!涙を流させねー。なぜなら、俺達が、お前を、お前はどうでもいいけど俺達は仕事がなくなるのが大変困る!だから、今日は、全力で!全力で!いつもどおり全力で!お前を、お前を、お前を潰す!以上!」
(チーム758はリングを後にする)
椿「勝手だなぁいつも。ババアって言やぁ良いと思って。ほんとメインイベントよろしくおねがいしますよ。引退したいんで、そろそろ、引退したいんでほんとに今日は3人の力にかかっています。ね?なるべく私を出さないで、勝つ。今日一試合目から忙しいんですよすいませんね。ちょっと話わちゃわちゃしましたけどfive終焉ということで、最終回となります。皆さんプロレス初めて見る方もいると思いますが楽しんで帰っていただけたらと思います。ではfive 14th始まります」

第1試合

2016-08-11five_第1試合『おじいさんとおばあさんが山へ芝刈りに行くと椿の花があり、その中に可愛い女の子が居た。その子を連れ帰り椿姫として大事に育てると村一番の強者に。喧嘩をして男の子を泣かして帰ってくる椿姫におばあさんは鬼退治を命じると、仲間を探した椿姫は渋谷のセンター街で逆ナン、銀座のホステスになりすまし逆ナン、3人目は水道橋でふらふらしていた仲川翔大を叙々苑奢ると捕獲し3人を拉致し鬼退治という目的のもと鬼ヶ島へと向かった』

 という映像が流れた後、ステージ上ではCAPCOMのゲーム音楽を和楽器アレンジしたアルバムを8・21狩猟音楽祭から発売する、尺八と三味線で次世代の音楽を作り出す和楽器ユニットHIDE×HIDEの生演奏が行われる。
2016-08-11five_第1試合2
 椿姫達が入場後、青鬼が一体リングに現れる。
 先発は椿姫。椿姫はチョップを放つが青鬼は動じない。椿姫はエルボー連打も受けきった青鬼はベイダーハンマーからストンピング連打。椿姫の顔面をコーナーに叩きつけると、逆コーナーに振り串刺しラリアット。青鬼はフォールも2。青鬼はフェイスロックで捕らえると椿姫は必死にロープへ足を伸ばしブレイク。
 椿姫は膝立ちでエルボー連打から顔面を張るが、青鬼が張り替えしボディスラム。青鬼は逆片エビ固め。仲川がトラースキックでカットし、やっと椿姫は仲川にタッチ。

 仲川が串刺し攻撃を避けてハイキックから首投げでハーフダウンにし顔面に低空ドロップキック。仲川はエルボー連打からロープに飛ぶも、青鬼は追走ボディスプラッシュからボディプレス。フォールも2。
 青鬼は逆エビ固め。椿姫がガットショットでカットすると、青鬼が椿姫に詰め寄るが、仲川が後ろからエルボーを打ち込みエルボー連打。青鬼はベイダーハンマーで倒し再度逆エビ固め。椿姫は顔面にクラッカー攻撃からマスク達も出てきてリンチ。だが青鬼は全員をふっとばすと仲川にラリアット。これを避けた仲川がトラースキックからコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。仲川は椿姫にタッチ。

 椿姫は日本刀を持ち出し鬼を切り捨てると、鬼の胸に刃を突き刺し踏みつけフォール。これで3カウント。見事椿姫は鬼退治に成功した。
2016-08-11five_第1試合3

第2試合

2016-08-11five_第2試合 先発はNORIと伊藤。NORIがローキックからミドルキック。伊藤がローからミドルで牽制。NORIがグラウンドで潰しヘッドロック。伊藤が抜けてポジションを取り返すと一度距離を取る。
 伊藤がヘッドロックもNORIがバックを取り押しつぶすとマウントから掌底連打。たまらず伊藤が回転し逃れるとヒールホールド。これは椿がカットしようとするが、伊藤は椿にヒールホールド。伊藤はNORIにアキレス腱固め。伊藤はそのまま足を掴み進にタッチ。

 進と伊藤が股裂きから進がストンピング連打。進むはマフラーホールドも椿がカット。進は椿の顔面を張り撃退するとNORIの足にストンピングからヒールホールド。進は伊藤にタッチ。

 伊藤はNORIの足にローキックからキャメルクラッチ。椿が出てくると椿の首根っこを掴みエプロンに投げ捨て、NORIの足にストンピング連打。伊藤は脇固めで捕らえるがこれはNORIはロープを掴む。伊藤はNORIの足にローキック連打から進にタッチ。

 NORIは必死にエルボー。進はNORIの足にドロップキックからストンピング。進は伊藤にタッチ。
 伊藤はNORIの足をロープにかけるとその足にヒップドロップからコーナーに押し込みローキック。NORIが逆コーナーに振ると串刺しボディスプラッシュ。だが進が出てきてローキックからロープに振るも、NORIはダブルラリアットでなぎ倒し椿にタッチ。

 椿は伊藤にランニングエルボーもススムがニー。椿はエルボー連打も進がコーナーに振り串刺しクロスチョップ。だが椿はスイングDDTで突き刺すと、伊藤の顔面にエルボー連打からビンタ連発。
 椿はガットショットからビンタ連発。伊藤はビンタで返すとスリーパー。これでレフェリーストップとなった。

第3試合

2016-08-11five_第3試合 PADMA世界タッグ王座戦が行われるということで、熊本が産んだ反骨の柔道王KEITOとドSのプロMTBライダーDAIが登場。
 初代王者組のサムライボンバーズがステージに登場すると、ダブルダッチのパフォーマンスから巨大フラフープやキューブ上のバーを使ったパフォーマンスが行われ、正義のヒーローアルティメットPADMANとPADMA社長の矢口幸が登場。

 まずはマウンテンバイクに載ったDAIと矢口が先発。矢口が前輪をキャッチし走りこむが、DAIが矢口のヘッドバッドを前輪で迎撃。
 倒れた矢口をPADMANが抱き起こすと、KEITOが前輪を大回転させ矢口の顔面に押し付ける。さらにPADMANをKEITOが一本背負で叩きつけフォールし3カウント。DAIとKEITOが第二代王者組となった。

 あっさり試合が終わってしまったが、ここで全員がリングに上がり挨拶すると改めてPADMAのパフォーマンスタイム。
 矢口がPADMAのメンバーをコルバタのように振り回し、他のメンバーもそのメンバーを使い人間縄跳び。様々なパフォーマンスがあった後、最後は人間太鼓でシメ。

 メンバーのSOFFYが「改めましてパフォーマンスエンターテイメントチームPADMAと申します。僕らプロレスが大好きでございまして、椿さんの引退興行第3試合やらさせていただきました。今後もプロレスを愛していきたいと思いますので是非皆さん今日出てるプロレスラーの皆さんとともにプロレスを盛り上げていきましょう。ありがとうございました!」と挨拶した。
2016-08-11five_第3試合2

第4試合

2016-08-11five_第4試合 アイドルと結婚したくて強くなろうと努力し続けた那須晃太郎たち『アイドルと結婚したいユニット』だがfive13thでタンク永井は裏切り那須に「お前のやってることも顔も何もかも気持ち悪いんだよ!」と離反すると、その後タンクは女子プロレスラーの紫雷美央と結婚。

 那須は「なあタンク、しばらく見ない間に、大分変わってしまったなお前は。なんでも、結婚したらしいじゃない。裏切り者。KAIENTAI DOJOのベルトも負けて落としたらしいじゃないか。俺は、お前と一緒にアイドルを追いかけていたあの頃が本当に一番楽しかったんだよ!それなのに何だ今のお前は。アイドル好きだったあの時の気持ちを忘れてしまったのか!何も言えないみたいだな、嫁さんもいるし。お前の気持ちはよーくわかった。だけど、心の底では絶対にお前はアイドルが好きなはずだ。女の子が大好きなはずだ!その気持ちを今日の試合でもう一度昔のお前に絶対に戻してやるからな!覚悟しとけ!」と走り込みエルボー。

 「思い出せオラ!」とエルボーを撃ちこんでいく那須は「アイドル思い出せ!好きだろ!タンク!」と涙声でエルボーを打ち続けていく。「忘れたのか!ひわりんの事忘れたのかよ!タンク!」と那須が打ち続けるエルボーを受けきったタンクは「うるせー!あの頃とはもう違うんだ!」と強烈なエルボーからボディスラム。
 タンクは那須の顔面を踏みつけると「俺は嫁が居てよ!今は家に猫もいるんだよ!」とストンピング。
 「幸せな家庭だな!」「2匹もいるんだよ!」「2匹も居たのか!」と「わりーな那須、もうお前と一緒にアイドルは追っかけられないんだ!」と口論からタンクはコーナーに押し込み串刺しスピアー。
 へたり込む那須の頭を掴みボディスラムからランニングセントーン。フォールも2。

 那須は「お前が幸せな日々を送っている間、俺は、メイド喫茶通いなんだよ!500円でチェキ撮って楽しんでるんだよ!」とビンタし叫ぶが、タンクは「それはそれで後悔はねーだろ!」とエルボーで吹っ飛ばす。

 タンクは「那須ゴメンな」とバックブリーカーから「お前だけが不幸だと思ってるのか!」とキャメルクラッチ。那須はロープへ。
 タンクは「ひわりんの事忘れて、俺はもう吹っ切れたんだ!俺はもう振り返らない」とコーナーでエルボーを打ち込んでいく。タンクは逆コーナーに振ると「今までありがとう那須」と走りこむが、那須は足を伸ばしてカットすると「お前はまだ好きなはずだ!ひわりんの事忘れてはいないはずだ!」と叫ぶがタンクはエルボーから走りこむ。だが那須は延髄斬りで迎撃し、ミドルキック連発からロープに振るとレッグラリアートからコーナーに振り「昔のお前に戻してやると」串刺しバックエルボーからスライディングキックでフォールも2。

 エルボーの打ち合いから那須は「ひわりんのぷるっぷるの唇を思い出してきただろ!」と叫ぶと、若干迷いを見せたタンクが「ひわりんがどんなに優しい女性だって関係ないんだ」とエルボーを返す。那須は「ひわりんも悲しんでるよ。ファンが一人減ったんだからな!」と熱のこもったエルボー。
 迷ったタンクは「ひわりんにさける時間だって、お金だって、ないんだよ!」と魂の叫びを込めてエルボーを連打。
 那須は「俺だって金はない。メイドに会うために夜の仕事を頑張ってるんだよ!」と打ち込むとタンクは膝をつき「夜の仕事…?」と困惑。「お前にもあっただろそんな時期が。その頃を思い出して欲しいんだよ!」と声をかけると
「あったな。毎日土木で土いじってた日々があったな!」とエルボー。強烈なエルボーの打ち合いをタンクが制すとタオルを使ったチョーク攻撃。
 タンクは錯乱し「もうこいつを殺すしか無いんだ!」と必死に殺しにかかるが日韓レフェリーが「新婚だろ!」と落ち着かせる。
 那須はそのタオルを見るとなんとひわりんのタオル!「自分の懐から出したよな?まだ好きなんじゃないいか!忘れてないんじゃないか!正直になれよ。人いっぱい居て恥ずかしいかもしれないけど正直になれよ!俺とひわりんを応援しよう!」とタオルを広げるが、「那須もう遅いんだ!」とスピアーを叩き込む。タンクはチョークスラムからフォールも2。タンクはダイビングセントーンを投下し3カウントを奪った。

 那須は「タンク、タンク、一言、良い忘れてた。結婚おめでとう。この試合でお前の気持ちよくわかったよ。だけどな、一つ、伝えたいことがあるんだ(手紙を取り出し)今朝俺の家に届いてた、謎の手紙です。『前略、アイドルと結婚したいユニット様、お久しぶりです。ご無沙汰してます。あれから随分と時が経ちましたがお元気ですか?私は元気にしています。事務所が変わったりしたので連絡ができずごめんなさい。みんなのマネージャーができずごめんなさい。またみんなと笑い合える日が来るって信じてます。いつかまた一緒に戦ったり笑ったりしたいです。それまで待っていてね、君たちのアイドルより』差出人の名は不明だったが、どう考えてもこれはひわりんからの手紙だろう!タンク、戻ってこないか?もう一度一緒に、俺達と、アイドルを追っかけようじゃないか!」とアイドルの推しうちわを差し出すと。それを受け取ったタンクは那須を抱きしめ、伊藤とNORIとともに“アイドルと結婚したいユニット”に復帰した。

第5試合

2016-08-11five_第5試合 ついにfive正規軍とチーム758の最終決着。改めてHIDE×HIDEの生演奏が行われる。
 チーム758が急襲し場外乱闘。リングに戻るとクボタブラザーズが椿にダブルのバックエルボーからダブルのエルボードロップ。ヤスがストンピングからコーナーに叩きつけ豪にタッチ。

 豪は首投げからスリーパー。サッカーボールキックからヒデにタッチ。ヒデはツバを吹き付けコーナーに叩き込むとチーム758で椿の顔面を踏みつけていく。ヒデは名古屋マスクにタッチ。

 椿はエルボー連打も名古屋マスクはビンタからボディスラム。フォールも2。名古屋マスクはヤスにタッチ。

 ヤスは首投げからスリーパー。クボタブラザースで椿にストンピングからヤスは豪にタッチ。
 豪はストンピングから頭頂部にエルボー。椿にスパンキングからヒデにタッチ。ヒデは逆片エビ固めも椿はロープへ。ヒデは豪にタッチ。

 椿は豪に急所攻撃を狙うが、キャッチした豪がバックを取るも、椿はバックキックで急所攻撃から延髄斬り。椿は真霜にタッチ。

 真霜はランニングニーからセコンドを落としていくが、名古屋マスクが羽交い絞めに。豪がそこへ走り込むが真霜が避けて誤爆させると、真霜が豪を場外へ叩き出し、名古屋マスクに首投げからPK。真霜はクボタブラザーズに次々ガットショットも、クボタブラザーズはダブルのバックエルボーで真霜をなぎ倒す。だがベアーがダブルラリアットでクボタブラザーズをなぎ倒すと、名古屋マスクに串刺しラリアットからDDTで叩きつけてフォールも2。ベアーは名古屋マスクにブレーンバスターを狙うが、名古屋マスクはボディブロー。ベアーがエルボー連打からラリアットも、避けた名古屋マスクがジャーマン。だがベアーがすぐに立ち上がりラリアットを叩き込むと両者ダウン。

 真霜と豪が出てきて、真霜がトーキックも豪が串刺しラリアット2連発。豪は串刺しドロップキックを顔面に叩きこみ、真霜を投げようとするが、真霜はドラゴンスクリューで投げ捨て串刺し攻撃を狙う。足を伸ばしてカットした豪の足をキャッチし下から蹴りあげるとドラゴンスクリュー。そのままアキレス腱固めもヤスがカット。

 ヤスがファイブマスクとチョップの打ち合いからファイブマスクがドロップキックで倒し串刺しバックエルボーからスリングブレイド。ファイブマスクはコーナーに登るとダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 ファイブマスクはストンピング連打からロープに飛ぶが豪がエプロンから蹴り上げ、ヤスがマンハッタンドロップからトラースキック。
 チーム758でトレイン攻撃から豪がPK。ヒデがスワントンボムからフォールも2。

 ヒデがラリアットもファイブマスクが避けてベアーがラリアット。真霜が出てきてヒデを寝かせると椿がダイビングフットスタンプ。フォールも2。真霜と椿がサンドイッチサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。真霜が垂直落下式ブレーンバスターから椿をヤスの上に放り投げて3カウント!

真霜「終わったんだよおとなしくしろ!おとなしくしろって!これで、椿さん、終わりましたね。引退試合、これで、終わりですか?燃え尽きましたか?」
椿「燃え尽きました。燃え尽きましたよ。真っ白だよ」
真霜「ちょっとちょっと、引退試合っつうのはよ、もっとこう、なんていうの?和やかにというかさ」
椿「めっちゃなごやか!」
真霜「こんな殺伐とした試合じゃなくてさ、もっと良い送り出し方があると思うんだよね」
椿「そういういっつも君は無茶振りばっかり言うんだよね」
真霜「無茶振りだそうですが皆さんそう思いますか?もう1試合、最後の、本当に悔いなく終わられるようにもう一試合良いですよねお客さん!よしよしよし」
椿「うそーん」
真霜「お客さんがこう言ってるんだからさ椿さん!バックステージ選手いるだろ帰ってねーだろ!出てこいちょっと!」
(全選手がリングへ)
真霜「本当の引退試合バトルロイヤルやるぞ!」と時間無制限のバトルロイヤルが行われることが緊急決定した。

緊急決定試合

2016-08-11five_第6試合 那須がSOFFYに「一緒にアイドル追っかけよう」と要求するが、なぜか真霜が整列させて、SOFFYをコーナーに振り伊藤が走りこむが、SOFFYが避けて伊藤がコーナーに寄りかかると、みんなで伊藤にトレイン攻撃。そのまま伊藤がフォールされて伊藤退場。

 SOFFYが順次選手にチョップ。全く効かない選手たちがSOFFYを脱がすと、ベアーが強烈なチョップを叩き込み、耐えたSOFFYへ名古屋マスクが強烈なチョップ。流石に倒れたSOFFYをフォールし退場。

 ファイブマスクを仲川がスクールボーイで退場させると、それをクボタブラザーズがひっくり返し仲川も退場。那須がヒデもスクールボーイで退場させる。
 NORIがベアーにチョップもベアーはエルボー連打からボディプレスでフォールしNORIを退場させる。
 ベアーが真霜にランニングニーから那須が延髄斬りで758マスクとともにフォールし真霜が退場。

 758マスクが那須とタンクを交互にエルボーで倒すと、那須がチョップ連打からロープに飛ぶが758マスクは追走ボディスプラッシュ。タンクにも走りこむがタンクがロープをたゆませOTRさせる。

 ベアーが那須をエプロンに叩きだすと、タンクはベアーもエプロンに叩きだし那須とベアーはエプロンでエルボー合戦。那須はタンクに「俺ごと落とせ」と要求。タンクはスピアーを叩き込み那須とベアーはOTR。

 豪はタンクにストンピング。ヤスが豪と椿をロープに振りダブルバックエルボーで倒す。豪が椿をコーナーに叩きつけ、ヤスが串刺しエルボーから豪が串刺し攻撃を狙うが、椿がショルダースルーでエプロンに出しタンクがエルボー。落ちない豪に進がエルボーも、進とタンクはヤスを叩きつける。だが耐えた豪に進と椿がドロップキックを叩き込んで豪をOTR。
 喜ぶ椿を進が潰しフォールするとなんと椿が退場。
 タンクが「空気読めよ!」と進にガットショット。だがヤスが進と手を組みタンクをロープに振るとダブルのショルダータックルで倒す。タンクは進とヤスをロープに振りダブルのショルダータックル。ヤスはタンクを羽交い絞めにし進がコーナーに登るが、ヤスは「ひっかかったな」と突き飛ばすが進はエプロンに着地。だがヤスとタンクはエルボーで落とし進はOTR。

 タンクはエルボーから走りこむがヤスはドロップキックで迎撃しラリアット。これをキャッチしたタンクがチョークスラムからスピアーを叩き込んで3カウント。これでタンクが残り優勝。

タンク「よしよしよし、椿さんはあんな形で退場になりましたが、この賞金でアイドル探す旅に出るよ」
那須「一緒にユニット戻ったし二人でこのお金でアイドル探しに」
タンク「いやいや一人でアイドル探しに行ってくる!」
那須「ダメだろ!二人で行くんだから!」
タンク「NORIさんと伊藤さん興味なさそうだし」
椿「あのさ、賞金ないよ。タンクはいい奥さんもらってアイドルアイドル言ってちゃダメよ、大人になりなさい。これから大事な時間なの退場してもらいます。皆様お疲れ様でした」
と無情に去らせる。

椿志保引退セレモニー

2016-08-11five_エンディング デビューから27年、プロレスと過ごしてきた椿志保が現役を引退する。
 選手を代表して真霜拳號が花束贈呈。ベアー福田チョイスの服も同時に渡される。
椿「今日までですね、プロレスを16歳で始めてから、早いものでもう27年ですね。途中、引退というかプロレスから離れた時期もありまして、15年してもう一度プロレスをやろう、もう一度リングに上がろうと思って、それから10年ぐらいですね、自分でプロレスをしながらリングに上がる生活をしてきました。ほんとに私はいつも夢があって、夢を現実にして生きてきたんですね。だから、何一つ悔いがありません。どんな小さなことでも、どんな無理そうなことでも、一つ夢を持って生きていると、人はこんなにも強くなるし、本気で夢を追いかけてると色んな人が応援してくれます。ほんとに色んな人の協力の元このリングに立っていると思います。今日このリングでプロレスラーとしては降りますけども、本当に本当に悔いのない良いプロレスラー人生でした。本当にありがとうございました」
 と挨拶し、10カウントグングが鳴らされ椿志保はプロレスラーを引退した。

<試合後コメント>
椿志保
――今の率直な気持ちを
「なんだろう?なんでしょうね、楽しかったですかねみんな?私は楽しかったですけど、もうなんだろう?自分でプロデュース決めた時からみんなが楽しい興行にしたかったので、なんか、自分のためというよりはほんとに来てくれたみんなにありがとうという気持ちとこれからもよろしくねという気持ちで試合しました。それが伝わってくれたら良いなと思います」

――ほぼ全試合出ずっぱりでしたが
「お客さんが多分私を見に来てるお客さんが多かったので、なのでまあ、いろいろ考えた結果、どんな形であろうと、自分がやられっぱなしであろうと、少ししか出ないであろうと、常にお客さんの目の前に晒されているほうが多分いいんだろうなという判断をしたんですね。最後の最後だけじゃなくて、常に私が出ている状態がこの会場ではいいんじゃないかと思ってそうしてみました。ちょっとしつこかったね(笑)」

――最後バトルロイヤルではまさかの途中退場でした
「まさかの!私は、最後まで残るもんだと思ってたんですよ(笑)そういう空気判るよね?みたいな。なので、最後に残って、みんなでわーおめでとうねって空気で終わるのかと思ったんですけど、なんか、すごい空気読まない人が居たので(笑)あれはあれでリアルっぽくていいかなと思いました」

――あれは直前まで聞かされてなかった
「そうですね。なので、ラストの試合で真霜選手が私を相手選手の上に載せてくれて3カウントとって、あぁ良い終わり方だなと。これでプロレス人生悔いはないなと思ったんですけど、最後にまああれはオプションみたいなものですけど、私らしい終わり方じゃないですか?」

――直前で腰を傷められたとか
「そう、ぎっくり腰で2週間前にしてしまったのでちょっと心配はあったんですけど、最後まで戦い抜けたから良かったかな」

――コンディション的には
「悪かったです。昨日もあんまり寝てないし、準備も多かったので、でも、二時間ぐらいでしょ?24時間に比べたらね(苦笑)24時間プロレスに比べれば、経った二時間、二時間半の問題だからのり切ろうと思って頑張りました」

――10カウントゴングを聞いている時はどのような気持ちでした?
「ん~、何も考えてなかったです。もっと色々走馬灯のように巡るのかなと思ってたんですけど、あそこに誰がいるなとか(笑)あの人顔大きいなとか思って聞いてました」

――これまでfiveに出たメンバーが集まってきましたが長井さんなどは
「スケジュールがあわずに。他の選手もそう。松井さんとかもそうで、スケジュールです」

――メンバーに対しては
「感謝しか無いです。最後の最後まで私のワガママに付き合ってくれて、本当にありがとうという気持ちしかないですね。仕事が減るって言われましたけど(苦笑)」

――プロレス人生で一番思い出に残っていることはなんでしょう?
「思い出に残ってることですか?思い出か~なんだろうな~前も言ったけど過去に興味が無いからな~なんだろう、でも一番最初の六本木ヴェルファーレ(RING立ち上げ)の時に、お客さんが入るのを見ながら怖くて怖くて泣き出しそうになった自分を覚えてます。こんなにニコニコしてリングに立てる日が来るとは思ってなくて、ただ毎日怖いなとか、大丈夫なのかなという不安しかなかったんですけど、10年経ってこんなにみんなに囲まれてリングを降りれたことをすごく嬉しく思います」

――これからもプロレス業界に関わっていくとは思いますが、椿志保、中見川志保としてプロレスとはなんだったでしょうか?
「プロレスとはプロレスじゃないですかね。プロレス意外の何ものでもないと思います。なんか、私にとってと言われたら、なんだろうなー、一番面白いおもちゃのようなもので、プロレスを使って色々遊ばせてもらったんですよ。言い方悪いですけど、本当にプロレスがあったから私の人生楽しかった。ほんとに感謝してます」

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