BASARAブランドとなった酒場プロレス!ドロキ店長イサミと引き分けた彰人が副店長に

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3月8日、東京・新木場1stRINGで開催された『酒場プロレス〜Alcohol mania〜』。昨年まではDDTプロレスリングが経営するスポーツBAR「ドロップキック」のメンバーを中心に、DDTの1ブランドとして開催されてきた酒場プロレスだが、今年からはドロップキック店長である木高イサミの団体「プロレスリングBASARA」の1ブランドにリニューアル。
ただし出場選手はBASARAの選手だけではなく、ドロップキックやDDTが経営する居酒屋「エビスコ酒場」のメンバーなども出場。観客は全席自由・飲み放題、お酒を飲みながらプロレス観戦が出来るという部分はそのまま。

平日の新木場にもかかわらず、超満員となる330人もの観客が集まったこの日のメインイベントで、イサミはDDTの彰人とシングルマッチを行った。関節技を得意とする彰人に対し、イサミも現KO-D無差別級王者として敢えて、得意の蹴りなどは極力出さずにグラウンドでの関節技勝負を挑んでいく。
どちらかが関節技を極めても相手側が関節技で切り返したり、丸め込み技で脱出したりと、目まぐるしく攻守が入れ替わるスリリングな展開に。一瞬も目を離せない試合となったが、試合時間はあっという間に過ぎていく。
30分1本勝負で行われたこの試合も気付いてみれば、残り1分に。あくまでも“極める”ことにこだわり続ける両者だが、イサミは一発逆転の飛び付き腕十字へ。彰人は上体を起こして上から押さえ込むことで脱出したが、イサミは残り数秒のところで関節技から一転して垂直落下式ブレーンバスター。だが、ここで試合終了のゴング。

20160308_Sakaba②試合後「これでチャンピオンのイサミさんと引き分けになった、それが嬉しかった、じゃダメなんですよ。勝たなきゃ意味がない! でもねイサミさん、嬉しくはないけど楽しかったですよ」と言った彰人は、ドロップキックの副店長になったことを発表。
観客から「副店長」コールが起こる中、缶ビールを手に持ったイサミは「またやりたいっすね! 春に必ずやります。次もぜひ新木場で。それぞれの気持ちの中での花見というわけで。また来てください。今日はどうもありがとうございました! 3月8日に乾杯!」と乾杯をして、次回の酒場プロレスを春頃に開催すると予告した。

(文/佐瀬順一)

酒場プロレス~Alcohol mania~
日時:2016年3月8日(火)
会場:東京・新木場1stRING
観衆:330人(超満員)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○ジンベイザメ~ン/イリオモテワイルドキャット
9分49秒 ダイビング・ヘッドバット→片エビ固め
関根龍一/●伊橋剛太

▼第二試合 東京女子プロレス提供試合 30分一本勝負
山下実優/●のどかおねえさん
8分58秒 ジャックナイフ式エビ固め
○中島翔子/坂崎ユカ

▼第三試合 平安京デスマッチ 30分一本勝負
×中津良太
11分20秒 両者反則→無効試合
×男色ディーノ

▼セミファイナル 30分一本勝負
竹下幸之介/○遠藤哲哉
11分52秒 トーチャーラックボム→体固め
福田洋/●SAGAT

▼メインイベント 30分一本勝負
△木高イサミ
時間切れ引き分け
△彰人

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