【試合詳細】5・29 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級】永田裕志vsT-Hawk 【世界タッグ】拳王&征矢学vs諏訪魔&斉藤レイ 【世界ジュニア】土井成樹vs青柳亮生

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『#ajpwスーパーパワーシリーズ2023』
日程:2023年5月29日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:834人

▼スペシャル6人タッグマッチ 15分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION)/田村男児/●井上凌
12分27秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
ボルチン・オレッグ(新日本)/大岩陵平(新日本)/○藤田晃生(新日本)

▼スペシャル8人タッグマッチ 20分1本勝負
○小島聡(新日本)/ヨシタツ/ライジングHAYATO/椎葉おうじ
8分15秒 ラリアット→片エビ固め
矢野通(新日本)/●ブラックめんそーれ/長井満也(ドラディション)/鈴木鼓太郎(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○石川修司/綾部蓮/オスカー・ロイベ(新日本)
8分55秒 ファイヤーサンダー→片エビ固め
[VOODOO-MURDERS]斉藤ジュン/KONO(フリー)/●歳三(フリー)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○安齊勇馬
7分33秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●本田竜輝

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○宮原健斗/青柳優馬 
11分35秒 スネークリミット
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/●大森北斗

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第64代王者】●土井成樹(フリー)
17分5秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者】○青柳亮生
※土井が3度目の防衛に失敗。亮生が新王者となる。

▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【第95代王者組/金剛】○拳王(NOAH)/征矢学(NOAH)
17分36秒 P.F.S→片エビ固め
【挑戦者組/VOODOO-MURDERS】●諏訪魔/斉藤レイ
※拳王&征矢が2度目の防衛に成功。

▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第69代王者】○永田裕志(新日本)
22分26秒 バックドロップホールド
【挑戦者】●T-Hawk(GLEAT)
※永田が2度目の防衛に成功・

永田がT-Hawkを撃破し三冠ヘビー級王座V2も安齊が全日本を背負って挑戦表明!亮生が土井から世界ジュニア奪還!諏訪魔が世界タッグ奪取に失敗しVM追放!

第1試合


 先発は井上と藤田。藤田のチョップに井上がショルダータックルで倒す。両者タッチ。

 光留と大岩となり、大岩のタックルを切っていった光留とグラウンドの攻防。光留が腕を取っていくが、大岩が切り返して腕ひしぎの体勢。すぐに抜けた光留が距離を取る。
 光留はローで牽制し、手4つからリストの取り合いへ。光留はエルボー連打も大岩もエルボー連打で返し、ガットショットから逆水平チョップ。光留もチョップで返し、チョップの打ち合いから光留がソバットを叩き込み、首投げからサッカーボールキック。光留は男児にタッチ。

 エルボーの打ち合いから大岩がエルボー連打。そのままコーナーに押し込みガットショット連打からオレッグにタッチ。

 オレッグは男児のタックルを切っていき、パワーで強引に潰していこうとするが男児も耐える。男児が片足タックルからテイクダウンを奪おうとするが、オレッグはすぐに回転して立ち上がる。
 ならばと男児はエルボー連打からロープに飛ぶが、オレッグとショルダータックルのぶつかりあいへ。これに打ち勝ったオレッグがストンピング連打からエルボー連打。さらにチョップでなぎ倒し、かんぬきスープレックスを狙うが光留がカット。
 光留と男児がロープに振るが、オレッグは二人まとめてショルダータックルで倒す。井上がエルボー連打も、オレッグは男児に向けて井上をボディスラムで叩きつけ藤田にタッチ。

 男児はエルボーを打ち込んでいくが、藤田は受け切ると逆水平チョップ一発でなぎ倒す。
 藤田はボディスラムからフォールも2。
 藤田はフロントネックで捕らえ大岩にタッチ。

 大岩はストンピングからエルボー。エルボーの打ち合いから大岩がボディスラムで叩きつけフォールも2。
 大岩はエルボー連打からコーナーに振り串刺しドロップキック。逆コーナーに振り串刺しドロップキックから、再度逆コーナーに振って走り込むも、男児が避けるとバックフリップ。男児は光留にタッチ。

 光留はミドルキック連打からコーナーに触ろうとするが、耐えた大岩に延髄斬りから水車落としを狙う。耐えた大岩の腕にオーバーヘッドキックから水車落とし。フォールも2。
 光留は腕ひしぎで捕らえるが、大岩はロープに足を伸ばしブレイク。

 大岩はエルボーを打ち込んでいくが、光留はミドルキック。大岩がロープに振ってドロップキックから藤田にタッチ。

 藤田はドロップキックからフォールも2。
 藤田はアームロックで捕らえるが、光留が腕ひしぎで取り返すも、藤田がすぐに腕ひしぎで取り返す。光留は回転するとアンクルホールドで捕らえ、そのまま井上にタッチ。

 井上はストンピングからミドルキック連打。コーナーに振っていくが、藤田がすぐにジョン・ウー。
 藤田は逆水平チョップ連発。井上はミドル連打も、キャッチした藤田がチョップからコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらに低空ドロップキックからアンクルロック式片逆エビ固め。井上はロープを掴みブレイク。
 藤田が投げようとするが井上が丸め込むが2。
 藤田がチョップからロープに飛ぶが、井上が延髄斬りからバックドロップ。フォールも大岩がカット。
 井上はバズソーキックからソバットを叩き込みフォールも2。

 井上はロープに飛ぶが、ホイップした藤田がジャーマンスープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

大岩陵平
「ヤングライオンが全日本プロレスに参戦するのは何回目か数えてないけど、来る度に『楽しい』ってそう思います。今日、田村男児選手、バチバチ来てくれてありがとうございます。だから俺も、しっかり返すし、全日本プロレスの若手も新日本プロレスのヤングライオンも、お互い切磋琢磨して、これから上に成り上がっていきましょう。でも!次にやるときも絶対にヤングライオンがアイツらから勝って、まずは全日本プロレスの若手に勝って、俺らが先に成り上がります。ありがとうございました!」

藤田晃生
「おい、井上。お前も俺と一緒で諦めが悪いみたいだな。もう何回目だ?何回取られてんだ?お?当たり前のように『もう1回、もう1回!』『もう1回やったら勝てる!』『次もう1回!』……もう同じ言葉は聞き飽きたぞ?次やるときは殺す気で来いオラ!」

ボルチン・オレッグ
「今日、初めて他の団体に出て、全日本のリングに上がって、楽しかったです。また時間があったらまたやりたいです。全日本、大きな選手がたくさんがいるから、もし時間があったら、またやりたいなです。お願いします」

――闘いたい選手はいるか
「闘いたい相手……誰でもいいです。強い人とは誰でも闘いたいです。強い選手と闘おうとしたら自分もアップ、レベルアップあるから。確実に。アマチュアのときもそうだったけど、強い選手と闘うとしたら、いつも私、緊張ってよりは、逆に喜んでました。相手が強い選手だったら、勝っても負けても自分のいいところわかるから、いつでも強い選手と闘いたいです。よろしくお願いします」

井上凌
「藤田晃生、次だ、次!絶対俺が勝つ!そして、勝ってお前を上から見下ろしてやるから!」

第2試合


 先発はHAYATOと鼓太郎。鼓太郎がヘッドロックからショルダータックルで倒し、ロープに飛ぶとジャンプしたHAYATOをキャッチして投げようとするがHAYATOが丸め込むも2。
 HAYATOがチョップからロープに振ろうとするが、耐えた鼓太郎にチョップからロープに飛んでコルバタで投げ捨てる。着地した鼓太郎がランニングエルボーも、避けたHAYATOがチョップからロープに振ってドロップキックで場外に落とす。HAYATOはトペをフェイントにライオンサルトでリング中央に戻りポーズを決めて挑発。鼓太郎は長井にタッチ。HAYATOも小島にタッチ。

 ロックアップから小島がバックを取るとリストの取り合いへ。長井が足を刈って倒すが小島が腕を取るが、長井が潰していくも小島が足をロープにかけてブレイク。
 ロックアップから小島がロープに押し込みチョップ。長井がエルボー連打からヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルで倒す。
 長井はサミングから後頭部にエルボー。コーナーに振っていくが、小島がショルダータックルで迎撃する。
 小島はロープに飛ぶが、矢野がエプロンからエルボーを打ち込み、長井とタッチ。

 長井と矢野がロープに振るが、小島はまとめてショルダータックルで倒しヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツからミドルキック連打。矢野がコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたヨシタツがスイングDDT。フォールも2。
 ヨシタツはコードブレイカーを狙うが、矢野がアトミックドロップで迎撃しめんそーれにタッチ。

 めんそーれは矢野にコーナーを外すように指示し、ヨシタツを振ろうとするが、逆にヨシタツが振ってめんそーれを金具がむき出しのコーナーに叩き込む。

 椎葉がソバットから延髄斬り。めんそーれがコーナーに振るが、避けた椎葉が後頭部に延髄斬りからネックブリーカードロップ。さらにフィッシャーマンバスターからフォールも2。
 椎葉はバズソーキックも、避けためんそーれがロープに振ってトラースキック。
 矢野と長井が椎葉をコーナーに振り、トレイン攻撃をするが鼓太郎だけ無視。長井が椎葉にボディスラムからめんそーれがダイビングフットスタンプ。フォールもHAYATOがカット。
 めんそーれと長井が蛇で通じ合い、椎葉をロープに振ってダブル攻撃を狙うが椎葉が長井を突き飛ばしてめんそーれに叩きつけると、長井に延髄斬りから小島にタッチ。

 小島はめんそーれに串刺しビッグブーツからマシンガンチョップ。小島がコーナーに振っていっちゃうぞバカヤローエルボーを狙うが、めんそーれは回転して逆コーナー下へ。
 小島が走り込むが、めんそーれがサミングから首固めも2。
 めんそーれはサミングからロープに飛ぶが、小島はガットショットで迎撃しコジコジカッター。フォールも長井がカット。

 小島はラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

長井満也&ブラックめんそーれ
長井「おいめんそーれ!鼓太郎と仲良くやれよお前!」
ブラめん「アイツが全部悪いでしょぉ!?」
長井「俺もアイツのことが好きじゃないけどなあ!お前!試合のときは上手くやれよお前!」
(※怒って立ち去ろうとする長井をブラめんが呼び止める)
ブラめん「長井シャーン!長井シャン!チーム北海道としてこっちは一枚岩でいきましょうよ!」
長井「そうだな。お前が函館、俺が砂川。北海道同士だもんな。オイ!北海道の観光客が来なくて困っている市町村!北海道出身の長井さんが観光大使やってやるよ!今ここに出てんだろ、ここに!(※よく画面下に出るテロップを指差す仕草)ここにビシビシ応募してこい!俺等が観光大使で盛り上げてやるオラッ!」
ブラめん「北の大地の力、ナメんなよ!シャーッ!」

小島聡
「昨日新日本プロレスに上がり、今日全日本プロレスに上がり、本当にプロレスラー生活が充実しまくっていて、楽しくてしょうがないです!勝ったから嬉しいとかじゃなく、プロレスをやれていることが嬉しくて、相手が誰だからつらいとかじゃなくて、どんな相手でも楽しくてやりがいがあって、そんなプロレスラー人生を今遅らせてもらっています。2023年、まだ始まったばかり。まだこれから長い時間があるでしょう。その長い時間を私は色んな経験を積んで楽しみたいと思います!いっちゃうぞバカヤロー!」

ライジングHAYATO
「最終戦終わったけど、まだ俺が出られるのかすら分かってないんだけど、俺は今いる場所に納得できない。でも次のALL TOGETHER出れたら、大爆発させるよ。いんな、強くなった俺に会いに来て」

第3試合


 VMが奇襲し場外乱闘で試合開始。リングに歳三とオスカーが戻り、歳三がストンピングからエルボー。オスカーもエルボー連打からヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。オスカーはストンピングからエルボーを打ち込みロープに飛ぶが、KONOがエプロンから蹴りつけ、歳三はベルト攻撃。
 歳三はサミングからジュンにタッチ。

 オスカーはエルボー連打もジュンはビッグブーツからスリーパー。オスカーはバックエルボーで逃れようとするが、ジュンが自軍コーナーに投げ込みKONOにタッチ。

 歳三がサミングからKONOとジュンがロープに振ってダブルのバックエルボー。フォールも2。
 KONOは変形片逆エビ固めもオスカーはロープに足を伸ばしブレイク。
 オスカーはチョップからエルボー連打。さらにチョップ連打からエルボーも、受けきったKONOがボディに膝からロープに飛ぶ。だがオスカーはカウンターのボディスラムから綾部にタッチ。

 綾部はエルボー連打からコーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらに投げようとするが、耐えたKONOがボディに掌底からサミング。ロープに飛ぶが、綾部はビッグブーツからネックブリーカードロップ。フォールも2。
 綾部はバックを取るが、歳三が背中にベルト攻撃でカット。KONOはジュンにタッチ。

 ジュンは串刺しボディスプラッシュからラリアットでなぎ倒し、ブレーンバスターからフォールも2。
 ジュンはチョークスラムを狙うが、耐えた綾部がエルボー。ジュンがチョップからロープに飛ぶが、綾部はドロップキックで迎撃し石川にタッチ。

 石川は串刺しラリアット。ジュンがコーナーに振るが、石川は走り込みラリアットで迎撃。
 石川はボディに膝からロープに飛ぶが、ジュンが避けてスピアー。キャッチした石川とビンタの打ち合いへ。石川がヘッドバットからロープに飛ぶが、ジュンがラリアットで迎撃。
 ジュンは歳三にタッチ。

 歳三とKONOがコーナーに振り、ジュンが串刺しラリアットからKONOが串刺しニー。歳三がフォールも2。
 歳三はティースリースープレックスで叩きつけフォールもオスカーがカット。
 オスカーがロープに振ってクロスボディで歳三を倒すが、KONOとジュンがストンピング連打。綾部がKONOとジュンをまとめてランニングネックブリーカードロップで迎撃し、石川が歳三をファイヤーサンダーで突き刺し3カウント。

第4試合


 ロックアップから本田がロープに押し込むが、斎藤が切り返してクリーンブレイク。本田がガットショットからヘッドロックで捕らえショルダータックルも、受けきった安斎とエルボー合戦。安斎がエルボー連打からロープに飛んでショルダータックルでふっ飛ばし、さらにドロップキックで場外に落とす。
 場外乱闘では本田が鉄柵を使ったラフプレイからリングに投げ入れフォールもレフェリーがカウントを叩かない。
 本田がレフェリーを突き飛ばすとレフェリーも突き飛ばし返し口論へ。

 安斎が立ち上がるとエルボー連打も、本田がガットショットからロープに振ってバックエルボーで倒す。フォールも2。

 本田はキャメルクラッチで捕らえるが安斎はロープを掴みブレイク。

 本田がロープに振ろうとするが、安斎はエクスプロイダーで投げ捨てる。
 安斎は串刺しジャンピングエルボーからダブルアームスープレックスで投げ捨てフォールも2。

 安斎はバックを取るが、本田が切り返すとエルボーの打ち合い。本田がロープに振ってスパインバスターで叩きつけるが両者ダウン。

 本田が串刺しラリアットからブレーンバスター。フォールも2。

 本田はバックを取るが、安斎がバックエルボーで逃れるとエルボー合戦へ。安斎が串刺し攻撃も、避けた本田が後頭部にラリアットから投げ捨てジャーマン。さらにスピアーからフォールも2。

 本田が引き起こすとファイナルベントを狙うが、耐えた安斎がエルボー。本田が走り込むが、安斎はジャンピングニーで迎撃し、ロープに振ってジャンピングニー。本田がロープを掴んでタイミングをずらすとラリアットでなぎ倒し、ロープに飛んでラリアットからフォールも2。

 本田はファイナルベントを狙うが、着地した安斎が投げ捨てジャーマン。お互い走り込んでエルボーの相打ちから、安斎が投げ捨てジャーマンで叩きつけロープに振りジャンピングニー。フォールも2。

 安斎がジャーマンスープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

本田竜輝
「クソッ!安齊……あぁ、クソッ!アアアッ!クソッ!」

安齊勇馬
「どうだ!見たか!俺が3つ獲ったぞ!同じ、同年代。キャリアがどうとか関係ないんだよ。俺はこれから全員乗り越えてみせるから」

第5試合


 先発は鈴木と宮原。鈴木がローで牽制していき、宮原は手4つを要求。鈴木は握らず距離を取る。
 宮原がつっこむが鈴木がロープに押し込み掌底。避けた宮原がロープに押し込み強烈なチョップ。宮原は青柳にタッチ。鈴木も北斗にタッチすると、宮原に走り込みビッグブーツから場外戦へ。

 リングでは手4つからバックの取り合いからリストの取り合い。青柳がヘッドロックからロープに飛ぶが、北斗がアームドラッグもすぐに立ち上がった青柳にガットショット。だが青柳がコーナーに振って走り込むが、北斗が足を伸ばしてカットするとヘッドシザースホップ。すぐに立った青柳がロープに振っていくが、北斗がロープを掴んで動きを止めるとロープに飛ぶ。だが鈴木がエプロンから蹴りつけるとそのまま場外戦へ。
 鈴木が青柳を痛めつけてリングに投げ入れると北斗がフォールも2。
 北斗はフェイスロックも宮原がランニングニーでカットし場外に投げ捨て場外戦へ。
 リングでは鈴木が青柳をキャメルクラッチで捕らえ、リングに北斗が戻ると鈴木にタッチ。

 鈴木は首投げからサッカーボールキック。フォールもゆっくり京平レフェリーが叩いて1。
 鈴木は再度首投げからサッカーボールキックも、京平がゆっくりしているため鈴木が「おせーよ!」とクレーム。
 再度鈴木は首投げからサッカーボールキックを叩き込みフォールも、京平が動く前に「おせーよ!」とクレーム。鈴木は北斗とタッチ。

 エルボーの打ち合いから北斗が打ち勝ち、エプロンの宮原に走り込んでエルボーから場外乱闘へ。
 リングに戻り北斗は鈴木にタッチ。

 エルボーの打ち合いから鈴木がボディブロー。さらにボディに膝も、青柳がロープに振るが鈴木がロープを掴んでスカすとサッカーボールキック。キャッチした青柳がドラゴンスクリュー。青柳は宮原にタッチ。

 宮原はビッグブーツからロープに飛び、低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部に低空ドロップキック。
 ポーズを決める宮原に鈴木は胴締めスリーパー。さらにゴッチ式パイルドライバーを狙うが、切り返した宮原のバックを取ってスリーパーからエルボーで倒す。鈴木は北斗にタッチ。

 北斗は左右のエルボー連打も、宮原がロープに振るが北斗はランニングエルボー。
 北斗と鈴木はコーナーに振って北斗が串刺しエルボー。さらに鈴木が串刺しビッグブーツ。宮原が鈴木にエルボーから北斗にビッグブーツを叩き込み、青柳が北斗をコーナーに振って串刺しエルボー。宮原も串刺しジャンピングニーから青柳が担ぐも、北斗が着地して羽交い締めにすると鈴木がビッグブーツ。
 鈴木が宮原をコーナーに振って北斗が串刺しエルボーから鈴木が串刺しビッグブーツ。北斗と鈴木が交互にエルボーを打ち込んでいき、鈴木がスリーパーから北斗がRKO。フォールも青柳がカット。
 青柳と鈴木がエルボー合戦。北斗が宮原のバックを取るが、宮原が切り返すとロープに飛ぶが、北斗がローリングエルボーで迎撃しロープに飛ぶも、宮原はブラックアウトで迎撃。北斗も浴びせ蹴りからドラゴンスープレックスホルドも2。
 北斗は投げようとするが、宮原が飛びついてスネークリミット。これで北斗がギブアップ。

<試合後コメント>

鈴木みのる
「前回、『俺と北斗が闘いたいのはお前らなんかじゃない。上の奴をもっと出せ』と言った通りに出してきた。オイ!これで終わりだと思うな、全日本プロレス!これが本当の始まりだ!」

大森北斗
「全然……全然勝てねえじゃねえかよ!オォ?!闘い方だって、勝ち方だって、ここ(ハート)の話と、色々してもらってて。でも、俺はまだまだ殴り足りねえんだ。オイ!宮原、青柳、お前らのなあ、首はなあ、近い内俺が獲ってやるよ。その前に太陽ケアだ、太陽ケア」

宮原健斗
「面白えなあ、大森北斗か。オイ!テメーに一言言っといてやる。オメーくすぶってんだろ?!なにか現実突破したいんだろ?!俺のこと!絶好の相手がいたじゃねえか、目の前に。アレでいいじゃないかよ!上の奴らを倒す!単純だ!何も考えるな!目の前の強い敵を倒せばいいだろ!アイツのくすぶっている姿、ファンは待ってねえだろ。もう切り開けよ自分で。さあ!俺も大森北斗大森北斗言ってられないからね。6月、どうしようかなあ?次は6月3日、町田!その前に俺は6月の課題を見つけないとね。3日までに探すよ。6月の俺のテーマを!」

青柳優馬
「よし、とりあえずは勝った。5月の大会はとりあえず無事今日で全試合日程終了。そして6月は6月3日の町田大会から始まり、全日本プロレス、全日本プロレスだけの大会でどんだけ俺は試合あるんだって。6月3日の町田で始まり、6月9日ALL TOGETHERもあり、その次の日天龍プロジェクトもあり、その次に全日本プロレスの6月11日郡山大会で、さらにさらに、6月14日Fortune Dream、小橋建太の大会にも出て、その次の日の全日本プロレス後楽園ホール大会。とまあ、色々と青柳優馬の大会を掘り返していくと、なんだかんだ、今日発表になった永田裕志の大会もあって。全部で11試合?急に増えたなオイ!走りきってやるよ!元気よく走りきってやるぜぇ!」

第6試合


 ロックアップから亮生がバックを取りリストの取り合いへ。土井が足を刈って倒すが、亮生が下から蹴り上げて距離を取る。
 ロックアップから土井がヘッドロックで捕らえショルダータックルからDOI555。着地した亮生が旋風脚も、避けた土井とグラウンドの攻防から亮生がドロップキックで場外に叩き落とす。
 亮生はトペをフェイントにリング中央に戻り客席に土井をマネてアピール。

 リングに戻った土井が走り込んできた亮生を担いで場外へのDOI555。
 なかなか入らない亮生を土井がリングに投げ入れストンピング。さらにネックブリーカードロップからフォールも2。

 土井はロープに振ってスパインバスターからコーナーへのシーソーホイップ。北斗のエルボーに土井がチョップからコーナーで顔面を踏み潰し、これを離すと変形グラウンド卍。亮生はロープに足を伸ばしブレイク。

 土井がエルボーからコーナーに振ろうとするが、切り返した亮生がコーナーに上るも土井が突き飛ばして場外に落とす。
 エプロンに登った亮生を投げようとするが、耐えた亮生にエルボーからロープに飛ぶ。そこへ亮生がスワンダイブミサイルキックを突き刺し場外に落とすと、三角跳びケブラーダを投下。
 リングに戻り亮生がロコモーション・フィッシャーマンスープレックスホールドも2。

 亮生が投げようとするが、耐えた土井にトラースキック。キャッチした土井が足へのエルボーからバックの取り合いになり、土井が追走エルボーからロープに飛ぶが亮生がトラースキックで迎撃。
 亮生はムーンサルトを投下するが、土井が避けると着地した亮生に低空ドロップキックから下から蹴り上げDDT。さらに垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。

 土井はエルボー連打。エルボーの打ち合いから亮生がロープに飛ぶが、土井が担ぐとDOI555からバカタレスライディングキック。避けた亮生が旋風脚も、避けた土井がロープに振るが、亮生がタイミングをずらすも土井がキャッチし投げ捨てジャーマン。着地した亮生が旋風脚を叩き込みロープに飛んでハンドスプリングも、土井が追走低空ドロップキック。両者ダウン。

 土井が串刺しバックエルボーから串刺し攻撃を狙うが、亮生が追走串刺しバックエルボーから再度バックエルボー。さらに延髄斬りからハンドスプリングレッグラリアート。そのままハウザーインパクトで叩きつけフォールも2。


 亮生はファイヤーバードスプラッシュも、土井が剣山で迎撃しDOI555。さらにバカタレスライディングキックを叩き込みフォールも2。

 土井は投げようとするが亮生が丸め込むも2。

 土井はDOI555を3連発からバカタレスライディングキックを後頭部に叩き込み、担ぐと丸め込もうとした亮生にスクールボーイからバカタレスライディングキック。避けた亮生が掟破りのバカタレスライディングキック。

 亮生はコーナーに上るが、土井が正面に登ると雪崩式DOI555を狙う。暴れて着地した亮生が延髄斬りから正面に上り、雪崩式スパニッシュフライ。フォールも2。

 亮生はムーンサルト2連発からフォールも2。

 亮生はファイヤーバードスプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

亮生「第65代、世界ジュニアヘビー級チャンピオンの、青柳亮生です。なんとか、取り返したぞ!取り返したのは、120点ですが、青柳亮生は、さらに向こうへ行きたいです。この、ベルトを、獲った時には、絶対あいつを指名するって決めてました。対抗戦で、シングルマッチで負け、ジュニアタッグリーグを持っていった、あの石田凱士選手です。優勝したんだから、なにかよこせって言ってましたよね?シングルのベルトなんですが、この、世界ジュニアのベルト賭けて、是非、石田凱士選手、よろしくお願いします。ということで、次も2試合ひかえていますので、プルスウルトラ中締めで一旦しめさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか?私が全日本プロレス、さらに向こうへと叫びましたら、ピースサインを掲げましてプルスウルトラ!って叫んでください。よろしくお願いします!全日本プロレス!さらに向こうへ!プルスウルトラ!」

<試合後コメント>

青柳亮生
「おぉしゃー!やったぞ!土井成樹、とんでもねえチャンピオンでしたけど、ここは全日本プロレスジュニア。青柳亮生の全日本プロレスジュニアなんだ。譲れないんだ。そして、リング上でも言ったよ。石田凱士、『ベルトよこせ』って言ってたよな、確か。シングルだけど、これかけてもう1回、よろしくお願いいたします」

第7試合


 先発は征矢とレイ。ロックアップからレイがロープに押し込みチョップも、征矢が避ける。
 再度ロックアップから征矢がヘッドロックで捕らえグラウンドへ。レイがバックを取ってヘッドロックで絞り上げ、ショルダータックルで倒すとフォールも2。
 レイはロープに飛んでエルボードロップ。避けた征矢がショルダータックルも、受けきったレイにガットショットからボディスラムを狙うが、耐えたレイがボディスラム。さらにエルボードロップからフォールも2。
 レイはストンピングから諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔はコーナーに叩きつけ拳王を要求。征矢は拳王にタッチ。

 諏訪魔が背中にエルボー連打で潰し、場外に投げ捨てるがすぐに拳王がリングへ戻る。
 諏訪魔がリングに戻ると拳王がロー。諏訪魔がガットショットから背中にエルボー連打。場外に投げ捨てると、場外乱闘でコーナーに振るが、拳王は鉄柱を起点にリングに戻る。だがレイが背中を殴りつけ場外に投げ捨てると、諏訪魔が客席に引きずり場外乱闘へ。諏訪魔は金剛グッズに身を包んだ女性ファンを見つけると、わざわざ目の前で拳王を痛めつけ、金剛ファンからタオルを奪って拳王の首を絞める大盤振る舞い。
 リングに戻り、諏訪魔は髪を掴んでチンロック。これを離すとストンピングからレイにタッチ。

 拳王がエルボーを打ち込んでいくが、レイはチョップでなぎ倒す。だが拳王はエプロンの諏訪魔に殴りかかり、レイがスリーパーで捕らえると諏訪魔がストンピング連打。レイがフォールも京平レフェリーはカウントを叩かない。
 レイはロープに振ってショルダータックルで倒し、ボディプレスからフォールも2。
 レイはチョークスラムを狙うが、着地した拳王がビッグブーツ。レイはバックを取るが、拳王が逃れると輪廻を叩き込む。拳王は征矢にタッチ。

 征矢はショルダータックルも、レイがロープに振るが征矢はジャンピングラリアットで迎撃。
 征矢は串刺しバックエルボーからブルドッキングヘッドロックを狙うが、耐えたレイがガットショットからロープに飛ぶ。だが征矢が追走エルボーからブルドッキングヘッドロックで叩きつけフォールも2。
 征矢はニードロップからフォールも2。
 征矢はロープに飛ぶが、レイはカウンターのボディスラムから諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔は串刺しラリアットからエクスプロイダー。フォールも2。
 諏訪魔はナックル連打からロープに飛ぶとビッグブーツ。避けた征矢がスピアーを突き刺し拳王にタッチ。

 拳王はミドルキック連打からコーナーに振って串刺しジャンピングダブルニー。さらにコーナー下にセットするとセカンドロープからのダイビングダブルニードロップ。フォールも2。
 拳王はロープに飛ぶもキャッチした諏訪魔がダブルチョップ連発。さらにラリアットも、避けた拳王が足を刈って倒しアンクルホールド。そのまま起こしてボディへローキック。
 拳王はロープに飛ぶが、場外から歳三が足を掴んで動きを止め、諏訪魔が投げ捨てジャーマン。
 KONOがイスをリングに投げ入れ諏訪魔が手に取るが、京平レフェリーが立ちはだかりこれを奪う。
 だが死角から再度イスが投げ入れられ、諏訪魔が受け取ると拳王にイス攻撃。
 諏訪魔とレイがコーナーに振ってレイが串刺しラリアット。さらにチョップ連打から諏訪魔がバックドロップ。フォールも征矢がカット。
 諏訪魔が拳王を、レイが征矢をリング中央に振ろうとするが、拳王と征矢が逆に振って同士討ちさせるとサンドイッチ攻撃。
 征矢が諏訪魔を担いでデスバレーボムから拳王がローキックから蹴暴。フォールも2。
 コーナーに振って征矢が走り込むが、諏訪魔は避けると拳王にガットショットから交互にダブルチョップを叩き込み、次々ショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 諏訪魔はラストライドを狙うが、征矢がカットしようとするとレイが走り込む。だが征矢が避けるとレイは諏訪魔に誤爆。
 レイが拳王を羽交い締めにすると諏訪魔がパウダー攻撃も拳王が避けてレイに誤爆。


 征矢がラリアットから拳王が羅喉。フォールも2。
 拳王はPFSを投下しフォール。これで3カウント。

 拳王と征矢がリングを後にするとジュンとレイが諏訪魔をボコボコに。TARUが止めに入るが、レイは「こいつのせいだ!」と収まりがつかない。

TARU「諏訪魔、俺だけやない。ここにおるブードゥーマーダーズのメンバーは、お前がどんだけ頑張ってきたかようわかっとる。専務という、役柄とか、な?会社の重要なポストに立って色々悩んで、ブードゥーマーダーズを選んで俺を呼んできてよ、なぁ、お前が一番苦労してるの俺には判ってるからよ、諏訪魔、お疲れ様」


 レイが諏訪魔にビッグブーツからストンピング。ジュンがマイクで殴りつけ、マーダーバッグに諏訪魔を入れて踏みつける。
 そこへ石川と小島が現れ救出すると、石川が握手を要求。諏訪魔は突き飛ばし、小島も突き飛ばすとリングを後にした。

<試合後コメント>

拳王&征矢学
拳王「おいおい、見ただろオイ?諏訪魔ァ!オイ!お前が言う“厳格なレフェリング”で俺たちが防衛したぞ?おい、諏訪魔、わざわざ全日本プロレスのリングでこの防衛戦やってやったんだオイ。とりあえず『拳王さん、征矢さん、ありがとうございます!』の一言ぐらい言えよ。オイ。いいか、今後はあ、オイ!もうこのベルト、NOAHのリングで防衛戦するからなぁっ!」
征矢「全日本プロレスに世界タッグのベルトはもうやらねえよ」
拳王「オイ!全日本プロレスのレスラー!いいか!よく聞け!世界タッグのベルトを獲り返しかったらなあ、NOAHのリングに来い。そして全日本プロレス以上の厳格なレフェリングで俺たちと闘え。いいか。わかったか?おい、それから最後に、これからずっと世界タッグを防衛する拳王、征矢、俺たちに着いてこいっ!」

第8試合


 永田がローで牽制。手4つからバックの取り合いになり永田がリストをとるが、T-Hawkが足を刈って倒しグラウンドの攻防へ。T-Hawkがヘッドロックで捕らえ立ち上がるとロープに押し込みチョップを打ち込む。
 永田はガットショットからチョップ。ロープに振るが、すぐにT-Hawkが低空ドロップキックからショルダータックルで倒し、担ぎ上げるが着地した永田に逆水平チョップ。
 ふらふらと立ち上がった永田へT-Hawkがガットショットからチョップで倒す。

 T-Hawkはナックルを打ち込んでいき、チョップを打ち込むと永田がエルボー連打からアームロック。T-Hawkはロープに足を伸ばしブレイク。そのまま場外戦へ。
 場外で永田は腕攻めを行い、リングに投げ入れるとストンピングからサッカーボールキック。立ち上がったT-Hawkがエルボー連打も、永田はショルダーアームブリーカー。さらに腕へのミドルキックから腕へのエルボー。再度ショルダーアームブリーカーを狙うが、T-Hawkは抜けるとエルボー連打。永田もエルボーを打ち込むが、T-Hawkはエルボー連打も永田はショルダーアームブリーカーから腕へのミドルキックで倒す。
 永田は腕ひしぎで捕らえるがT-Hawkはロープに足を伸ばしブレイク。

 永田は座り込むT-Hawkの背中にローキック連打。T-Hawkは立ち上がるとエルボー連打も、永田がエルボーを打ち込むとT-Hawkが必死にエルボー連打。永田は再度ショルダーアームブリーカーを狙うが、耐えたT-Hawkにガットショットからミドルキック連打。T-Hawkがキャッチするも永田はエルボー。T-Hawkはチョップで返しロープに飛ぶ、ハイキックを避けて走り込むが永田はミドルキックで迎撃し投げようとする。だがT-Hawkが逆にブレーンバスターで叩きつける。両者ダウン。

 T-Hawkは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばした永田の足をキャッチして強烈なチョップ。
 T-Hawkはコーナーに振ろうとするが、永田が逆に振って串刺しビッグブーツからエクスプロイダーの体勢も、耐えたT-Hawkとエルボーの打ち合い。永田がエルボー連打からロープに飛ぶが、T-Hawkがホイップして膝。さらにチョップ連発からローリングチョップも、永田は投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がったT-Hawkもウラジゴク。両者ダウン。

 永田がミドルキックから走り込むが、T-Hawkがガットショットからビンタ。コーナー上に座らせるとランニングチョップで場外に落とし、エプロンにT-Hawkが引きずりあげるとチョップを叩き込む。
 T-Hawkはぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。

 T-Hawkは走り込むが永田がカウンターのスピンキック。さらにナガタロックIIで捕らえ、ロープを掴もうとしたT-Hawkを見てナガタロック3へ移行。永田はさらに移行しようとするが、T-Hawkは回転して潰しフォールも2。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから永田がロープに振るが、T-Hawkは低空ドロップキックからケルベロス。両者ダウン。

 T-Hawkが後頭部への串刺しニー。さらにコーナーに乗せるとBTボム。フォールも2。

 T-Hawkはバルコニーの芦野を指さして叫び、髪を掴んで永田を引き起こすと強烈な逆水平チョップ。
 T-Hawkは担ぐが、着地した永田にナックル。T-Hawkは引き起こすが、永田はバックドロップ。両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いからT-Hawkがチョップ連発。さらにケルベロスもキャッチした永田にビンタ。T-Hawkが走り込むも永田はエクスプロイダーで投げ捨てバックドロップ。フォールも2。

 永田はバックドロップを狙うが、耐えたT-Hawkが顔面に膝。走り込むが永田が顔面に膝からハイキックを叩き込みバックドロップホールドで3カウント。

 永田はT-Hawkにグータッチを要求するが、T-Hawkはそれに応じずに手を降ろさせると、G-REXのベルトを掲げてリングを後にした。

永田「言葉が出てこねー。T-Hawkの逆水平、強烈だった。強い。まあ、それはさておき、三冠ベルト、V2成功(リングに安斎が登場)安斎、なんか言いたいことあんのか?」
安斎「次の挑戦者!俺じゃだめですか?全日本のシンボルである三冠ヘビー、全日本の俺が、取り返して、時代を変えます。永田さん!俺の挑戦受けてください」
永田「お前の挑戦受けてやるよ。ただし、しっかり覚悟してこないと、やられちゃうぞお前。お客さん、いいんだねやっちゃって?覚悟してこい!混沌としてる全日本プロレスいいじゃないですか。若い選手出てきたということで安斎の挑戦受けてやりますよ。(観客「どこで~?」)それは全日本プロレスサイドに聞いてください。あー上手く締めたかったとこだけど、T-Hawkのチョップでなかなか言葉が出てこねーや。まあいいよ、まだまだこのベルト、俺がずーっと防衛して、やっていきたいと思います。よし皆さん、また来てね。よーしいくぞー1,2,3,ゼアッ!」

<試合後コメント>

永田裕志
「このベルトが戻ってきましたよ。ALL TOGETHERはこのベルトを持って上がります。全日代表になっちゃうのかなあ?いやあ……T-Hawkのチョップ、胸が……なんだろなあ、胸骨をブチ抜くようなチョップがスゴかった。いやあもう、ホントに、全日代表とか、何ていうのかな、ベルトを獲りたいとか、そういうの関係なしにあれだけブチ込まれてきたら、気合いというかね、こっちもカーッと燃え上がって、いやもう、俺も俺で再び強烈な今、心の炎というか、そういうものを復活させてくれたというか。久しぶりにバチーン!と食らって、カーッと腹の底から湧き立つ怒りというかね。そういうものを感じたね。T-Hawkに感謝しかないです。まあ、全日本プロレスファンからすれば、この三冠ベルトを憎き永田から取り返すというテーマがなかったかもしれないけど、ただ今日来てくれた、超満員にならなかったのは悔しいですけどね、今日来てくれたお客さんはみんな満足したと思いますよ。永田を応援してくれた人は猛烈に喜んでくれるだろうし、T-Hawkを応援してくれた人たちも思いっきり悔しがったのが会場中見渡してよくわかりましたよ。……蘇ってきました、いろんなものが。まだまだ出来ますよ!」

――安齊選手が次の挑戦者に名乗りを上げた。デビュー戦の相手を務めて以来のシングルマッチになる
「まあ、全日本プロレスを色々見てると混沌としてますよね。諏訪魔がVOODOOと揉め事というか、仲間割れみたいにして追い出されちゃったみたいだし、そこに石川、なぜか小島聡が助けに入って。1回もう、チーム編成じゃないけど、分裂してまた1つにしっかり固まったほうが今後の全日本プロレスにためにもいいんじゃないですか?でもその中でも安齊という若いのが出てきたってことは、彼は今後の全日本プロレスの救世主になり得るものは持っている。ただ、それは永田裕志を倒してからです。多くのチャンスを彼自身の力で取りましたけど、さあ、これを活かすも殺すも安齊勇馬次第。俺は簡単に負けない。次、防衛戦いつだっけ?まだ決まってない?もう一度、日本マット界に永田裕志というものをしっかり植え付けるためにもこのベルトがいる。今日で防衛戦が2度目で、安齊という最高の素材を俺がおいしく調理して、しっかりガブリ!と食ってやりますよ。それが全日本プロレスのためでもあると思います」


安齊勇馬
「リング上で言った通り。俺が全日本プロレスに三冠ベルトを取り戻します。きっと俺みたいな、『まだデビューして日が浅い奴がなに言ってるんだ』とか言う人もいるかもしれませんが、俺が全部それもひっくり返して、必ず三冠ベルトを取り返します。俺のことを見ていてください」

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