「僕が前進している姿を皆様に見ていただきたい」頚髄損傷でリハビリ中の大谷晋二郎が3･26靖国神社奉納プロレスに来場発表！

　5日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングZERO1『創立22周年記念大会』が開催され、大谷晋二郎が3月26日の靖国神社奉納プロレスに来場することが発表された。

　大会オープニングでは、会場スクリーンに病床の大谷の姿が映し出され、「プロレスリングZERO1、22周年おめでとうございます！そして、ありがとうございます！この大切な後楽園大会に、またもや僕が来場することが出来ず、本当に申し訳ありません。そして、今日ご来場くださった、いつも、どんなときでもプロレスを応援し支え続けてくださっている熱い熱いプロレスファンの皆様、本当に心の底からありがとうございます！今日僕は来場することが出来ませんでしたが、プロレス界の熱い熱い仲間たちが今日も熱い試合を見せて皆様を元気にしてくれるに違いありません。僕も一歩一歩、少しずつですが、前進しています。その僕が前進している姿をいつもプロレスを支えてくださっている皆様に見ていただきたい。だからこそ、今月3月26日、靖国神社奉納プロレスに来場させていただきます！」と報告し、大会オープニングコールを務めた。

　その後、工藤めぐみGMから「気持ちは前向きなんですが、日によっては体調のアップダウンがございます。当日、万が一ドクターストップがかかった場合には来場を断念することがあるということだけ皆様にご理解いただきたいと思います」と補足が入るが、観衆は大喝采でこれを後押しした。

　また、この日のメインイベントでは、田中将斗が北村彰基の挑戦を退けて世界ヘビー級王座の防衛に成功。
　試合後のマイクでは、「大谷晋二郎は、闘ってます。俺らと一緒に闘ってます。その大谷晋二郎が3月26日の靖国に来場します。そのときは、大・大谷コールで皆さん大谷晋二郎を迎えてあげてほしいと思います」と呼びかけ、大喝采を受ける中で大谷コールを煽り、「3！2！1！ZERO1！」の掛け声で大会を締めた。

　3月26日に靖国神社・相撲場で行われる押忍プレミアム主催の靖国神社奉納プロレス『大和神州ちから祭り』は入場料は無料。現状では声を出しての応援もOKとされており、怪我と闘う大谷に直接声援を贈ることも可能だ。

靖国神社奉納プロレス『大和神州ちから祭り』
開始：13：00
会場：東京都・靖国神社　相撲場