岡山県出身のプロレスラーが地元のイベントで子どもプロレス教室を開催!プロレスに初めて触れる機会に子どもたちも満喫
10月15日(土)、岡山県赤磐市・山陽公園にて開催された『こども夢フェス』内で『子どもプロレス教室』が開催された。
『こども夢フェス』はコロナ禍以降久しぶりに山陽公園で開催された大規模な屋外イベントとなり、自衛隊からグルメ屋台、キッチンカーが出店し、サッカー教室やダンスパフォーマンス、バンド演奏も披露され終日家族連れでにぎわった。
公演内の体育館では14時から岡山県出身のプロレスラー佐藤光留(42歳/パンクラスMISSION)と、同じく岡山県出身の井上凌(20歳/全日本プロレス)、ロッキー川村2(41歳/パンクラスイズム横浜)による子どもプロレス教室が開催され、たくさんの子どもたちが参加。
まずは練習開始前に声を出して挨拶の指導後に、丁寧な準備体操のあとでプロレスラーと子どもたちが一緒になってリングの中をランニング。佐藤の指導が子どもたちにも熱伝導する中、途中小休止をはさみ子どもたちに水分補給をさせる。
続いて受け身の解説では、フォームのお手本を井上が実際にやってみせる。佐藤&井上と一緒にリングインした川村は、参加者の子どものなかに片腕を怪我して吊っている少年を見つけると「無理しないように」と言葉を掛け目を配る。
二組に分かれたスクワット合戦のあと、最後はロープワークにチャレンジ。短時間の指導にも関わらず元気よく走ってロープを振ってリング狭しと全力疾走する子どもたちは、つかの間のプロレスラーなりきり体験を満喫していた。
地上波でのプロレス中継がなくなってから子どもたちがプロレスを身近に感じる機会が失われて久しいが、ことに巡業も飛ばされがちな地方で地元のイベントとタイアップする形でプロレスラーと子どもたちが触れ合う機会は稀。それゆえ参加した子どもたちにとってかけがえのない貴重なひとときだった。