佐藤嘉洋が「一旦ここで一区切り」と7.4K-1代々木大会を欠場!-70kg初代王者決定トーナメントには佐藤に勝ったジョーダン・ピケオーが出場

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7月4日(土)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催する『K−1 WORLD GP 2015 〜−70kg初代王座決定トーナメント〜』に出場予定だった佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)だが、さる5月4日、後楽園ホールで行われた「Krush.54」で、ジョーダン・ピケオー(オランダ)と対戦し、2ラウンドKO負けを喫した。その後、5月6日に佐藤サイドより試合出場を辞退する申し入れがあり、K−1実行委員会はこれを受け入れ、佐藤の欠場を決定。佐藤からのコメントは下記の通り。

そして、新たなトーナメント出場選手として、佐藤を破ったジョーダン・ピケオーが決定したことを発表した。
ピケオーはトーナメント一回戦・第4試合で、当初佐藤が対戦予定だったアルメン・ペトロシアン(イタリア)と対戦する。

佐藤嘉洋
みなさんこんにちは、愛を知る県愛知県の佐藤嘉洋です。

先日のKrush.54ではたくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました。

今回のジョーダン・ピケオー戦は、ベストなコンディションでリングに上がり、ベストを尽くしました。

しかし結果は伴わず、2ラウンドKO負けでした。

本来ならばここで快勝し、7月4日のK-1のトーナメントに弾みをつけたいところでした。

K-1側は、佐藤くんが出ると言うなら、自分たちは全力でサポートする、と励ましてくれました。

大変あたたかいお言葉をいただき、ありがとうございます。
今回の試合に向けて、自分でもまだまだ強くなっている、という実感がありましたが、それ以上に、弱くなっている部分が試合で露呈してしまいました。

自分でも驚きました。

試合後、トーナメントに出場したいのかどうかを迷っている自分がいました。

どっちつかずで、ファンのみなさんや関係者にかける迷惑も最小限に抑えたかったこともあり、小森会長とマネージャーには試合翌日にすぐ連絡しました。

よって、今回のK-1のトーナメントは辞退させていただきます。

本当に出たかったのなら、自分の性格上、何を言われようと迷わず手を挙げたことでしょう。

迷った時点で出る資格はありません。

また、今後の試合のスケジュールに関しても、すべて白紙に戻させていただきます。

17歳のプロデビューから今まで、一度も歩みを止めて来ませんでしたが、一旦ここで一区切りとさせていただきます。

よくここまで一度も休まずにやってきたと思います。

80戦もの間、半年以上試合間隔を空けたことがなく、そのほとんどが強敵ばかりと戦ってきたことは、自分の中で大きな誇りとなっています。

一線からは一旦退きますが、私は今後もK-1の発展のために、いろいろと協力していきたいと思っています。

もちろん、7月4日のトーナメントも観に行きます。

ツイッターで実況中継するつもりです。

ファンのみなさん、また会場で会いましょう。

新世代の選手たちで、きっと素晴らしい大会になることでしょう。

私はK-1で人生を変えました。

私のように、K-1で人生が好転していく新世代の選手たちを、目を背けずに応援していきたいです。

そこに自分が入れないのは、少し寂しいです。しかし、これもまた勝負の世界の醍醐味です。

踏ん張れなかった老いたライオンは去るべきです。

ここまではひとまず、ありがとうございました。

私を支えてくれている全ての方々に、深い深い感謝を伝えたいです。

そしてこれからも、よろしくお願いします。

佐藤嘉洋

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