【試合詳細】6・14 プランギャズ新宿FACE大会 鈴木みのる&PG Melty&PG Hidyvs佐藤光留&柴田正人&優宇 野崎渚&雪妃真矢vsSAKI&高瀬みゆき ジェイク・リーvs阿部史典 彩羽匠vsYAKO ロッキー川村2&佐藤恵一vs那須晃太郎&島谷常寛
『Plein Gaz!』
日程:2022年6月14日(火)
会場:東京都・新宿FACE
開始:18:30
観衆:220人
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●ロッキー川村2(パンクラスイズム横浜)/佐藤恵一(フリー)
13分49秒 胴絞めスリーパーホールド
○那須晃太郎(神田)/島谷常寛(フリー)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○彩羽匠(Marvelous)
9分27秒 ランニングスリー→エビ固め
●YAKO(AlmaLibre)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
○ジェイク・リー(全日本)
12分40秒 D4C→体固め
●阿部史典(BASARA)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
△野崎渚(WAVE)/雪妃真矢(フリー)
20分0秒 時間切れ引き分け
SAKI(COLOR'S)/△高瀬みゆき(フリー)
▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
●佐藤光留(パンクラスMISSION)/柴田正人(フリー)/優宇(EVE)
18分28秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/PG Melty/PG Hidy
選手コスチュームを作り続けたプランギャズが20周年記念大会を開催し鈴木みのるら豪華選手陣が主宰の高橋真美さんを祝福!「ばあちゃんになってもずっと続けていきたい」
オープニング
まずはプランギャズの代表を務める高橋真美さんによる挨拶。
高橋「皆様本日はご来場頂きましてまことにありがとうございました。本日はプランギャズでオーダーいただいておりますプロレス選手の皆さんをお呼びして大会を開くことになりました。珍しいカード、レアなカードがたくさんありますので皆さんゆっくりお楽しみください。よろしくお願いします」
第1試合
先発はロッキーと那須。リングを周り、那須がローキックで牽制するとロッキーがレフェリーに「ボクシング!」と抗議。
ロッキーのジャブをかいくぐり那須がミドルキックを叩き込むと、ロッキーは再度レフェリーに「ボクシング!」と抗議し、認められないと不思議そうな顔で那須と向き合う。
ロッキーがワンツーで牽制していくが、那須はミドルキック連打。ロッキーはロープを掴んでブレイクを要求し、一度エプロンに降りるとレフェリーと話し合う。
リングに戻ったロッキーに那須はローキック連打も、ロッキーはコーナーでロープを掴んで足を浮かせて避けると、そのまま自軍コーナーに下がり佐藤にタッチ。那須も島谷にタッチ。
島谷が足を刈って倒してロープに飛ぶと、佐藤がロープフロッグからアームホイップを狙うが、島谷が逆に投げ捨てガットショット。だが佐藤がロープに振ってバックエルボーで倒し、フォールも1。
佐藤はコーナーに叩き込みロッキーにタッチ。
ロッキーはボディブローを連打しコーナーに押し込むと、左右のボディブローを連打し、リングに転がすと「エイドリアーン」と叫んでからフィストドロップ。フォールも2。
佐藤が島谷を羽交い締めにしてロッキーが右フック。だがこれを島谷が避けると佐藤に誤爆、島谷はロッキーにドロップキックから那須にタッチ。
那須はストンピング連打から首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも2。
那須はスリーパーで締め上げ、これを離すとコーナーに叩きつけ逆水平チョップ。さらにミドルキックを叩き込むが、ロッキーはボディブローを連打し反撃を試みる。だが那須はビンタ一発で倒し島谷にタッチ。
島谷はストンピング連打から髪を掴んで頭頂部にエルボー。さらにかつらを外そうとするが、レフェリーに注意されると那須にタッチ。
那須はロッキーの腕をロープにかけて踏み潰し、レフェリーが注意するとこれを離してフロントネックから首投げ。再度スリーパーで絞り上げるとかつらがズレていき、これを離すと那須がエルボードロップからかつらを脱がして投げ捨てる。
ロッキーは立ち上がるとシステマのポーズを取り、那須がローキック連打もロッキーは一切動じず。ロッキーは型を披露していくが、演舞を終えると足を押さえて崩れ落ちる。那須は混乱して島谷にタッチ。
島谷はシステマのポーズを取るロッキーの腕を落ろそうとするが、動かないロッキーにエルボー連打。島谷は「来いって!」と挑発するが、動かないロッキーに再度エルボー連打。佐藤がそっとかつらをかぶせるとロッキーは「エイドリアーン」と叫んで走り込みフライングクロスナックル。ロッキーは佐藤にタッチ。
佐藤は串刺しエルボー連発から、ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
佐藤はブレーンバスターを狙うが那須がカットし、島谷とともにロープに振るも佐藤は島谷にドロップキックから那須にラリアットを狙う。だが避けた那須に佐藤はマンハッタンドロップからトラースキックを叩き込んで場外に叩き出し、島谷のバックを取るが島谷はバックエルボーで逃れてロープに飛ぶ。佐藤が追走エルボーからロープに飛ぶが、島谷も追走エルボーからロープに飛ぶ。だが佐藤はゼロ戦キックで迎撃しロッキーにタッチ。
ロッキーは左右のボディブロー連発から右フックも、受けきった島谷がガットショットからブレーンバスター。島谷は那須にタッチ。
那須は膝立ちのロッキーの胸にローキック連打。さらに引き起こすとロープに振ってレッグラリアート。フォールも2。
那須はコーナーに振り、串刺しバックエルボー。島谷も串刺しラリアットから、那須がサッカーボールキックを叩き込みフォールも佐藤がカット。
那須は佐藤にガットショットも、佐藤がカニバサミで倒しスクールボーイから低空ドロップキック。
ロッキーは左右のボディブロー連打から足を刈って倒し、バルボアブローからフォールも2。
ロッキーは串刺し右フックも、避けた那須がブルドッキングヘッドロックで叩きつけながらかつらを外し、システマのポーズを取って立ち上がったロッキーがまたも型を披露し、これを終えたのを見て那須が背中に飛び乗り胴締めスリーパー。そのままロッキーが崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。
<試合後コメント>
那須晃太郎&島谷常寛
島谷「どういうことやねん……」
那須「まさか記念すべき初タッグで、いい試合したいと思ったんですけど……」
島谷「どういうことやねん……。そんなことより!我々がいつもお世話になっているプランギャズさんの20周年ということで!」
那須「おめでとうございます!何年使ってんの?デビューから?」
島谷「デビューしてちょっと経ってからなんで、4年くらいですかね」
那須「僕は12年使ってるから。デビュー戦から使わせてもらってるから」
島谷「第1試合からビシっと決めていただいてね」
那須「キツかったけどね(笑)」
島谷「これからも真美さんのコスチュームでどんどんリング上を駆け巡って上を目指していきます!」
那須「僕も新しいのを作る予定なんで、また真美さん、お願いします!」
第2試合
手4つからバックの取り合いになりリストの取り合い。彩羽がヘッドロックからグラウンドに持ち込むが、YAKOがヘッドシザースで捕らえて逃れると距離を取る。
YAKOが走り込むが彩羽がソバットで迎撃し、首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
彩羽はコーナーに叩き込み、顔面を踏みつけて潰しローキック。さらに顔面に膝を押し付けていき、これを離すと首投げからフェイスロックで絞り上げるがYAKOはロープに足を伸ばしブレイク。
彩羽はボディスラムからフォールも2。
YAKOはロープに飛ぶが、彩羽はミドルキックで倒しロープに飛ぶ。だがYAKOはヒップアタックで迎撃し、コーナに叩きつけると逆コーナーに振ろうとする。逆に彩羽が降り走り込むが、YAKOはダイビングヒップアタックで迎撃し、ランニングヒップバットからフォールも2。
YAKOはバックを取るが、彩羽はエルボーで逃れるもYAKOはボディに膝蹴り連発。ロープに振るが、彩羽はニールキックを叩き込む。
彩羽は髪を掴んで引き起こすと、ラリアットを狙ったYAKOの腕を掴んで左右のミドルキック連発。さらにPKからロープに飛んで低空ドロップキック。
彩羽はブレーンバスターからフォールも2。
彩羽はスリーパーで絞り上げるが、YAKOはロープを掴みブレイク。
彩羽はYAKOをコーナー上に乗せるとランニングスリーを狙うが、着地したYAKOがガットショットからエルボーを叩き込んでロープに飛ぶ。だが彩羽はトラースキックで迎撃しロープに飛ぶが、YAKOはカウンターのブロックバスターホールドも2。
エルボーの打ち合いからYAKOがエルボー連打。彩羽はハイキックの二段蹴り。さらに後ろ回し蹴りも、全て避けたYAKOがバックドロップ。立ち上がった彩羽が走り込むが、YAKOは避けるとジャーマンスープレックスホールドも2。
YAKOはコーナーに登るとスノーブロウを投下しフォールも2。
YAKOはタイガースープレックスを狙うが、切り返した彩羽がハイキックからトラースキックを叩き込みフォールも2。
彩羽はコーナーに登るとスワントーンボムを投下しフォールも2。
彩羽は担ごうとするが、切り返したYAKOがジャパニーズレッグクラッチホールドも2。
YAKOが走り込むが、彩羽はコンビネーションのハイキックからランニングスリーで叩きつけ3カウントを奪った。
<試合後コメント>
彩羽匠
「プランギャズさん、20周年おめでとうございます!プランギャズさんにコスチュームを作っていただいてから、ずっと1本で来ました。コスチュームは自分の命と同じくらい大事なので、それも全部プランギャズさんに預けているようなものです。今後、“プランギャズのコスチュームを着ている彩羽匠”って言われるような、もっとスゴい選手に慣れるように頑張りますので、真美さん!今後ともよろしくお願いします!」
第3試合
リストの取り合いからジェイクがロープに押し込みクリーンブレイク。
ジェイクが腕を上げ、阿部が手を伸ばすとこれは届かない。ならばと阿部はビンタからバックを取るが、リストの取り合いから阿部が小手投げで倒しアームロック。ジェイクが巻き投げて返しアームロックも、阿部はヘッドシザースで切り返し絞り上げる。ジェイクは頭を抜くとヘッドロックで捕らえようとするが、すぐさま阿部がヘッドシザースで取り返し絞り上げ、ジェイクはなんとか頭を抜くとインディアンデスロックからアンクルホールド。阿部は下から蹴り上げて逃れようとするが、ジェイクは膝へのエルボードロップからヒールホールド。阿部はサミングで逃れフロントネックで捕らえると、ジェイクはボディに掌底を叩き込んで逃れてフロントネック。阿部は回転して逃れようとするが、ジェイクは離さずに絞り上げるとヘッドロックへ移行。阿部はボディブローで逃れてヘッドロックで捕らえショルダータックル。受けきったジェイクに阿部は二度三度とショルダータックルを打ち込むが、ジェイクは微動だにせずショルダータックルで倒す。
ジェイクは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした阿部がコーナー上に座るも、ジェイクは再度走り込みビッグブーツで場外に叩き出す。
場外でジェイクがシーソーホイップも、阿部はそのままエプロンに飛び乗り、エプロンを走り込んでのサッカーボールキック。
リングに戻り、阿部がフォールも1。
阿部はロープに振ろうとするが、逆にジェイクが振るも阿部は低空ドロップキック。
阿部は回転浄土宗からバックをとるが、逃れたジェイクがラリアット。避けた阿部が足を取って倒しアキレス腱固めで捕らえ、ジェイクが逆の足で蹴りつけるも阿部はその足もとって変形足4の字。ジェイクはロープを掴みブレイク。
阿部はローキックからロープに飛んでPKも、キャッチしたジェイクが足へのエルボーからカニバサミで倒し胴締めスリーパー。阿部はロープに足を伸ばしブレイク。
ジェイクは顔面を蹴りつけ、立ち上がった阿部はビンタ連発。ジェイクは受け切るとエルボーからロープに飛ぶが、阿部はドロップキックで迎撃するも、すぐに立ち上がったジェイクがジャイアントキリング。阿部もすぐに立ち上がり伊良部パンチを叩き込むと両者ダウン。
阿部のビンタとジェイクのエルボーの打ち合い。ジェイクが強烈なチョップを打ち込むと、阿部がエルボー連打から左右のビンタ。さらにエルボーも、ジェイクがエルボー連打からロープに飛ぶが、阿部は追走ドロップキックから、ロープに飛んで追走してきたジェイクをアイルビーバックで避けると伊良部パンチ。ふらついたジェイクをお卍固めで捕らえるが、ジェイクはそのまま立ち上がると力任せに正面に投げ捨てる。
阿部の伊良部パンチをガードしたジェイクがボディブローからロープに飛ぶが、阿部はフランケンで丸め込むが2。
阿部の伊良部パンチを受けきったジェイクがハイキックからロープに飛んで後頭部へのジャイアントキリング。フォールも2。
ジェイクはD4Cで突き刺し3カウント。
<試合後コメント>
ジェイク・リー
「20年って簡単に出来るものじゃなくて、培ってきたものがあるわけだ。その中で、楽なこと、楽しいこと、幸せなことだけじゃない。どっちかって言うと、苦しかったり、キツかったり、そういう気持ちのほうが強いと思う。けど、多くの選手がこういうふうにお世話になっているってことは、培ってきた20年っていうのは、多分俺が想像する以上にものすごい濃密な20年だと思う。だから、改めて“おめでとうございます”という言葉を述べさせていただきたい」
――初対決の阿部選手は闘ってみていかがでしたか
「チーム(陣-JIN-)を組んでたこともあったし、タッグを組んだこともある。ただ、こいういうシングルは初めてで。実際に阿部史典って選手を体感したけど、久々の感覚があったよ。『あっ、これもそうだった。プロレスであって、阿部史典であった』って。唯一無二のやつだったって思うよ。だから、面白くて面白くて、試合には勝ったけど、なんか色々持っていかれたって感じだ。だから、縁があればまたやりたいし。それがどういう形で、どういうふうなリングの上で戦うかはわからないけど、俺はそう願ってるよ」
阿部史典
「まずはですね、私のコスチュームは全身プランギャズです!レガースも、ニーパッドも、これ(タイツ)も。私は黒にこだわりがあるので、今回はちょっと派手なんですけど、いろんなことを凝っていただいて、レガースの形まで凝っていただいて。プランギャズ無しでは考えられないので、本当に20周年おめでとうございます!そしてこれからも、よろしくお願いします!」
――初対決のジェイク選手と闘ってみていかがでしたか
「組んだり、タッグとかで戦うことはありましたけど、シングルで肌を合わせるっていうのは初めてだったので。昔からずっとそうだったんですけど、すごくリーダーシップがあって、周りを見ていて、僕らなんかよりもよっぽど深い考えのある人で。闘ってみて、本当に包み込まれるような、楽しいような感じだったんですけど、まあ負けたんで、それまでかなと。ジェイク・リーっていうのは、本当に、三冠戦線にいる素晴らしい選手なんだなと思いました。そういう選手に引けをとらないような選手に僕はこれからもなっていきたいと思います。これでね、陣-JIN-というユニットの物語は、私の中ではしっかりと成仏しました!それだけはしっかりとお伝えしたいと思います!ありがとうございました!」
第4試合
休憩明け、ビデオメッセージとして、今大会に参加はできなかった各選手たち、キッズダンサーチームのマミ体操クラブACTASのメンバーから感謝とお祝いの言葉が贈られた。
試合は雪妃とSAKIでスタート。ロックアップからSAKIがロープに押し込みエルボーも、受けきった雪妃がロープに振り走り込む。SAKIがビッグブーツで迎撃しヘッドロックも、雪妃はエルボーで逃れてソバットからロープに飛び低空ドロップキック。避けたSAKIがロープに飛んでケンカキックから高瀬にタッチ。
高瀬は首投げからボディシザース。SAKIも野崎をリングに連れ出し、ボディシザースから同時ダイヤル固めも2。
高瀬はボディスラムからギロチンドロップ。フォールも2。
高瀬は投げようとするが、雪妃が切り返してバックブリーカーから背中へニードロップ連発。正面ロープに高瀬をくくり、ロープを使ったネックブリーカー。これを離すと後頭部へのジャンピングニーからフォールも2。
雪妃は野崎にタッチ。
野崎はケンカキックからボディへの串刺しニー。さらにダブルチョップ連発から顔面を踏みつけ、レフェリーが注意するとブレーンバスター。フォールも2。
野崎はリバースインディアンデスロックから背中を踏みつけてフォールも2。
野崎はキャメルクラッチで捕らえ、これを離して走り込むが高瀬はDDTで迎撃し低空ドロップキック。背中にダブルチョップからSAKIにタッチ。
SAKIはビッグブーツから足を刈って倒し、カンパーナで捕らえる。これを離すとロープにもたれかかる野崎の後頭部にケンカキック連発から、髪をつかんで引き起こし投げようとする。耐えた野崎がビッグブーツも、避けたSAKIがボディブロー。
野崎は髪を掴んでからダブルチョップを叩き込み、SAKIのラリアットを避けてコブラツイスト。これを離すとストマックブリーカーからロープに振って追走ニーリフト。さらに連続ニーからランニングニーをボディに叩き込み、ぐったりとロープに持たれかかったSAKIの後頭部にブラジリアンキック。野崎は髪を掴んでひきおこすと、ロープに振ろうとしたSAKIの胸にダブルチョップ。フォールも2。
野崎は雪妃にタッチ。
雪妃はトラースキック。SAKIはエルボーからロープに飛ぶが、足を刈って倒した雪妃が顔面に低空ドロップキック。
雪妃はコーナーに振って串刺しジャンピングニーも、避けたSAKIが膝蹴りからコーナートップに寝かせて串刺しランニングニー。さらにリバーススプラッシュを投下するが、避けた雪妃が走り込んで来たSAKIを足を伸ばしてカットし、再度走り込んできたSAKIをミドルキックで迎撃。
雪妃はロープに振ろうとするが、SAKIがマンハッタンドロップからロープに飛んでビッグブーツ。避けた雪妃がハイキックも、ガードしたSAKIがブレーンバスター。SAKIは高瀬にタッチ。
高瀬はドロップキック連発。雪妃はコーナーに振るが、高瀬はブーメランドロップキックから串刺しラリアットを叩き込み、ダイビングフォアアームからフォールも2。
高瀬はロープに飛んでRKOからフォールも2。
高瀬は担ごうとするが、雪妃は耐えるとラリアットをガードしてヘッドシザースで絞り上げる。高瀬はロープに足を伸ばしブレイク。
雪妃はロープに飛んでランニングニーも、避けた高瀬がミサイルキック。
高瀬はロープに振っていくが、雪妃はエプロンに降りると走り込んできた高瀬のエルボーをガードしてロープを使ったネックブリーカー。野崎がビッグブーツから雪妃がランニングニーを叩き込み、さらに野崎がミサイルキック。雪妃もミサイルキックからフォールもSAKIがカット。
雪妃はリバースタイガードライバーを狙うが、切り返した高瀬にハイキック。ロープに飛ぶが、高瀬はパワースラムで迎撃。雪妃は野崎にタッチ。
野崎はどどんから蒼魔刀。フォールも2。野崎はノアールランサーからフォールも2。
野崎はコーナーに登るが、SAKIが顔面を蹴りつけてから正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。そこへ高瀬がダイビングギロチンドロップを投下し、SAKIもリバーススプラッシュを投下。
高瀬は担ごうとするが、耐えた野崎がビッグブーツ、高瀬はチョップとエルボーを交互に打ち込みロープに押し込むと、エルボ-連打からロープに飛んでラリアット。再度ロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
高瀬は起き上がりこぼし式のラリアットからロープに飛んでスピアー。フォールも2。
高瀬はラリアットを狙うが、ガードした野崎が雁之助クラッチからドルミルもSAKIがカット。
野崎はスタンディングのドルミルIIIで捕らえるが、高瀬が耐えようとするも雪妃がトラースキックで倒し野崎はそのまま絞り上げる。これはSAKIがカット。
野崎はSAKIにエルボーからバックを取りハイキックも、避けたSAKIがドクターボムで叩きつけ、雪妃がSAKIにPKからキャプチュード。雪妃は高瀬にハイキックも、高瀬はヘッドバッドからラリアットで雪妃を迎撃し、野崎にもラリアットを狙うが野崎はビッグブーツからロープに飛ぶも、高瀬はラリアットで迎撃。両者ダウン。
両者走り込むと、野崎がビッグブーツからカミゴェ式のケンカキック。ロープに飛ぶが、高瀬はカウンターのえびす落としで叩きつけフォールも2。
高瀬は投げようとするが、耐えた野崎がバックを取りドルミルから後頭部へのケンカキック。フォールも2。
野崎はロープに飛ぶが、高瀬が追走ラリアットからロープに飛んでラリアット。フォールも2。
高瀬はラリアットからフォールも2。
高瀬はツイスターからフォールも雪妃がカット。
高瀬はロープに飛ぶが、野崎はノアールランサー・ハイで迎撃しフォールも2。
野崎はレインメーカー式のビッグブーツからロープに飛んでノアールランサー・ハイ。フォールもここで時間切れとなった。
<試合後コメント>
SAKI&高瀬みゆき&野崎渚&雪妃真矢
SAKI「プランギャズさん20周年記念、おめでとうございます!プランギャズさんがいるから安心して試合に臨めると私は思っています。いつも『SAKIちゃんらしいコスチュームを』って考えてくださってて、全部色とか、見た目も、“らしさ”を出していただいています。私よりもプランギャズさん、真美さんの方が私のことを知ってくれてるのかなといつも思ってます。安心して試合に臨めています。いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いしま~す♪」
高瀬「プランギャズさん、20周年記念おめでとうございます!いつも私が考えて持っていったコスチュームを、100倍くらいカッコよくして作ってくださるので、試合のテンションが爆上がりしております!おかげで、『高瀬は元気すぎる』とよく言われるようになりました!ありがとうございます!これからもたくさんたくさんカワイイかっこいいコスチュームをお願いしようと思いますので、末永くよろしくお願いします!ありがとうございます!」
野崎「プランギャズさん20周年記念おめでとうございます!多分私は他の誰より付き合いが浅いかもしれないんですけど、約2年位ですかね。自分が理想としていたコスチュームを完璧に作り上げて、毎回最高傑作を生み出してくれる真美さんにとても感謝しています!これからも一緒に最高傑作を更新していきましょう!ありがとうございます!」
雪妃「プランギャズさん、20周年誠に誠におめでとうございます~!真美さないつも私のワガママをたくさんたくさん聞いてくださって、作るたびに違うテイスト、違うイメージをお伝えするのに、きちんとステキに仕上げてください。そのセンスにいつも脱帽でございます。本当にありがとうございます!特に、ビッグマッチ映えするコスチューム……『とにかくキラキラしてくれ』『とにかく映えるようにしてくれ』っていうのを聞いてくださってるのが本当にありがたいです。今後ともご活躍を祈念致しますとともに、今後ともよろしくお願いします!雪妃真矢でした~!」
第5試合
先発は光留と鈴木。鈴木はリングを一周してすぐにHidyにタッチ。
リストの取り合いから光留がロープに押し込みガットショット。エルボーの打ち合いから光留がソバット。ロープに振って串刺し攻撃を狙うが、避けたHidyがミサイルキック。
Hidyはロープに飛んでコルバタで投げ捨てると、Meltyを呼び出しロープに振ってダブルのガットショット。両脇から押さえつけ、鈴木も出てきて光留の後頭部を蹴りつけていく。さらにカカト落としを叩き込み、Hidyがストンピングからエルボー。ロープに飛ぶが、場外から柴田が足を掴んで引きずり落とし、そのまま優宇がリングを転がって場外のHidyへ突撃する。そのまま場外乱闘へ。
リングにぐったりとした光留とHidyが戻り、光留がフォールも2。
光留は柴田にタッチ。
柴田はストンピング連打から顔面を踏みつけ、これを離すと光留にタッチ。
光留はロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールも2。
Hidyはエルボー連打も、光留は膝蹴りから首投げで倒しサッカーボールキック。
Hidyは立ち上がりエルボー連打も、光留はガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。踏みつけフォールも2。
光留はガットショットでコーナーに押し込み優宇にタッチ。
優宇は強烈な逆水平チョップ。ロープに振ってブラックホールスラムからセントーンを投下。フォールも鈴木がカット。
優宇は起き上がりこぼし式の逆水平チョップ。さらにダブルチョップからロープに飛ぶが、Hidyはドロップキックで迎撃しMeltyにタッチ。
Meltyはダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
Meltyはカサドーラ・フットスタンプ。さらにストンピングからフォールも柴田がカット。
柴田と光留がロープに振るが、Meltyは2人を避けると柴田を光留に突き飛ばし、まとめてクロスボディで倒そうとする。だが柴田と光留はこれをキャッチするが、HidyがMeltyごとミサイルキックで倒し、Meltyは優宇に雷電ドロップからフォールも2。Meltyは鈴木にタッチ。
鈴木はガットショットからチョップ。ロープに飛ぶが、優宇は払い腰で迎撃し柴田にタッチ。
柴田はラリアットを狙うが、避けた鈴木がスリーパー。柴田はそのままコーナーに下がって潰して逃れると、走り込むが鈴木は足を伸ばしてカット。だがすぐに柴田が串刺しラリアットから、バックフリップで叩きつけフォールも2。
エルボーの打ち合いから柴田がエルボー連打。鈴木が強烈な貼り手からロープに飛ぶが、柴田はショルダータックルでなぎ倒しエルボードロップ。柴田は光留にタッチ。
光留はミドルキック連打でコーナーに押し込み、ガットショット連発からコーナーに振って串刺しミドル。光留は投げようとするが、鈴木がゴッチ式パイルドラバーで切り返そうとするも、耐えた光留にガットショットからコーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらにPKから投げようとするが、光留が水車落としで迎撃しフォールも2。
光留は腕ひしぎで捕らえると、Hidyが出てきてその場飛びムーンサルトでカット。
鈴木はチョップからロープに飛ぶが、光留は延髄斬りで迎撃。
光留はストンピングから「今日出場した選手全員に俺からメッセージがあるぞ。(手に商品券を持ち)この試合に勝ったやつに与えられるプランギャズの10万円の商品券だ。お前ら、金のないインディレスラー、この一番布面積の少ないタイツをつけた鈴木みのるが勝ちそうなんだ。そんなことが許されていいわけないだろこの大会で。一番鈴木みのるにダメージを与えたものにこの商品券を進呈する」と宣言すると、出場したほぼ全選手がリング上がり鈴木にストンピング連打。
光留が「手本見せてやる」と鈴木をコーナーに振り、「10万円はわたくしって事で」と串刺し攻撃を狙うが鈴木がビッグブーツで迎撃しエルボーで吹っ飛ばす。
鈴木が「てめーら一日でも長くプロレス界に居たかったらどっち側に付けばいいかわかるな?そんなこともわかんねーのかおい」と怒声を上げると、全選手が光留にトレイン攻撃。
だが柴田と優宇が光留の前に立ちはだかるが、柴田が裏切り光留に串刺しボディスプラッシュ。優宇も「まだまだプロレスしたーい」とキャノンボールを発射し、Meltyがダイビング雷電ドロップ。そこへHidyがスワントーンボムを投下し、鈴木がビンタからゴッチ式パイルドライバーで突き刺し3カウント。
鈴木「(光留に)おい、邪魔だからもちょっと転がってろ。いいよな?いいよな?しょうがないよな。こいつも言ってるしょうがないって。はいみなさん。プランギャズ20周年大会、お越しいただきありがとうございました。あの、ここでね、プランギャズを主催する、真美ちゃんはどこにいるかな?高橋さん?高橋真美ちゃん?ちょっと呼んでくれるかな。あの、ちょっと現在年齢は色々と社会的なものがあり伏せますが、実は彼女が19歳の時からの付き合いで、付き合いって言っても付き合ってるわけじゃないからな?まだミシンも踏ませてもらえない時期からの、あの時からの付き合いだね。長くなったね。それから数えたら20何年だ?よくもまあ、この金のないレスラーたちから金ふんだくってよく生き残ってるなお前な!この金をふんだくった、この金の亡者となった高橋真美からの気持ち良さを伝えてもらおう」
高橋「皆さん今日はブランギャズ20周年記念大会お越しいただいてまことにありがとうございました。独立して、全然仕事がない時にパンクラスさんの関内の道場にご挨拶に行きました。その時に鈴木みのるさんが、この子独立して全然仕事ないみたいだからみんなつくってあげてよって、快よく紹介してくださいました。それから、まだ何もものづくりしかできない小娘だった私なんですけど、皆様のご縁を繋いでいただいて、20年続けることができました。本当に嬉しく思います。これからも、この素晴らしい選手の皆さんたち、素晴らしい舞台のお役に立てていきたいと思いますので、今後ともどうか皆さまよろしくお願いします。本日はまことにありがとうございました」
<大会後コメント>
高橋真美さん
――プロレス興行を主催するという1つの夢が叶いました。1日ご覧になっていかがでしたか
「なんか……夢のようでした。こんなに長く続けられると思っていませんでしたし、皆さんにお願いできるような立場とも思っていなかったので、最高のギフトを頂いた気分です」
――コスチュームクリエイターの方が主催する大会も珍しいと思います。選手の方の反応はいかがでしたか
「相談したとき、皆さん二つ返事で出ていただいて、逆に出ていただくことがおこがましいくらいに感じていたんですけど、すごくお祭りみたいな感じで皆さん喜んで参加してくださって、私が至らない点っていうのを皆さんで補ってくださって、たくさん協力していただいて、無事に終わることができました」
――マッチメイクを見ると、非常に珍しく新鮮な組み合わせが多かったように思います
「私が全部決めるのはおこがましいので、選手の皆さんに相談して、どうしたらいいかな、こうしたらいいかなって相談してまとめていったんですけど、結果的に他では見られない珍しいカードを組むことができました」
――メインに登場したPG Melty選手、PG Hidy選手について
「PG Meltyっていうのが女の子のモンスターなんですけど、プランギャズはいつもバタバタ忙しい感じで仕事をしているので、一週間とか一ヶ月とかあっという間に過ぎてしまうんですけど、その中でアシスタントの小澤と一緒に、『時間が過ぎるの早すぎるよね』『時間を溶かす妖怪がいるね』って感じで話したりとか、それと同じような感じで、絶対なくなるはずのないものが消えたりとかして、『これはモノ隠しのモンスターがいるね』って言いつつ、おとぎ話みたいな感じで毎日毎日作っていって、その中で、アトリエから新しいマスクマンということで今回デビューさせました」
――今後も2人はリングに登場する?
「そうですね。せっかく作ったので、1回で終わったらもったいないので(笑)なんかどこかの団体さんにチラっとお邪魔させていただけたらいいなって思いますね」
――では、真美さんがマネージャーで
「あはは(笑)スタイリストで!(笑)」
――次は、25周年を目指すと
「そうですね。5年後、10年後。またぜんぜん違うことをするかもしれないですけど、格闘技・プロレスの衣装っていうのは本当に天職だと思っているので、年取ってばあちゃんになってもず~~っと続けていきたいと思ってます!」