「ここに残らなかったメンバーをギャフンと言わせます!」アクトレスガールズ離脱組の新団体旗揚げを堀田祐美子が祝福!
12日、東京都・新木場1stRINGにてCOLOR‘S旗揚げ戦『YES,MY WAY』が開催された。
『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされたActwres girl‘Zは2019年より『アクトレスガールズBeginning』『アクトレスガールズColor‘s』の2ブランドを展開していたが、2021年末を以てプロレス団体としての活動を終了。
Color’sを任されていたSAKIは、アクトレスガールズ活動終了後もColor’sのブランドを受け継いでユニットとして活動を継続していくことを宣言。この日は新たなスタートを切ったCOLOR’Sの旗揚げ戦として全5試合が行われた。
メインイベントには、かつてアクトレスガールズのプレイングマネージャーとして参画していた堀田祐美子が、“T-HEARTS”として活動をともにする弟子であり元アクトレスガールズの川畑梨瑚を伴って参戦。COLOR’Sの主軸となるSAKI&清水ひかりとタッグマッチで対戦した。
元Color’sに所属していた川畑は久々の里帰りを果たしたが、現WAVE認定タッグ王者組であるSAKI&清水が巧みなタッグワークで集中攻撃を仕掛け、事あるごとに堀田を挑発。
堀田は川畑が袋叩きにされるも「作戦だ!」と言い切って過剰なカットをせず見守っていたが、川畑が自力で生還するとうっぷんを晴らすかのごとく大暴れ。ファンタスティックフリップなどの合体攻撃や、堀田の投げっぱなしパワーボムから川畑がムーンサルト・プレスを投下するといった師弟連携技も見せて一気に勝機を掴む。
SAKIが堀田師弟に追い込まれる展開になるものの、清水がムーンサルトを決めた川畑の上からダイビングダブルフットスタンプで圧殺し、堀田をミドルキックの連打で場外へ撃退する好アシスト。最後はSAKIがかワイルドバスターからカワイルドニードロップを決めて川畑から3カウントを奪った。
試合後、SAKIは川畑にCOLOR’Sパーカーを差し出して勧誘を行うも、川畑は堀田と行動をともにするとして拒否し、逆にSAKIの持つCOLOR’Sベルトへの挑戦を表明。さらに関口翔も挑戦に名乗りを上げたことから2人で挑戦者決定戦が行われることに。
この様子を見守っていた堀田は自らも将来的にベルトへ挑戦することを仄めかしつつ、SAKIに花束とプレゼントを手渡しCOLOR’S旗揚げを祝福。さらにアクトレスガールズ時代に“色々あった”ことを垣間見せつつも、COLOR’S所属選手たちとのシングルマッチを要求するなど継続参戦して後輩たちの門出を支えていく姿勢を見せた。
旗揚げ戦を終えたSAKIは、独立してすべて自分の力で大会を開催することの苦悩と周囲からの手助けへの感謝の気持ちを語り、「下っ端やってきた5年間が無駄じゃなかったって思いました(笑)」と笑顔を見せる。
そして、新生COLOR’Sの方向性を聞かれると、「今までのColor‘sの思いも継いでいきたいです。『Color’s無くすわ。何年やっても変わらんやろ』って言われたんですよ。私は3年経ったからこそ、みんな成長してきているし、今からだと思うので。今までのColor’sを見せながらも成長を絶対絶対見せられると思うんです。私はここに残らなかったメンバーをギャフンと言わせます!……いや、いつでもウェルカムなんですけど(笑)」と団体を背負う抱負を述べた。
COLOR’Sの第2回大会は、4月22日に新木場1stRINGで行われる予定だ。