舞台『終末のワルキューレ』で俳優初挑戦の関本大介が豪快な投げっぱなしジャーマンを披露!
26日、東京都・こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて舞台『「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~』の公開ゲネプロが行われた。
『終末のワルキューレ』とは、月刊コミックゼノンにて連載中の累計発行部数900万部を突破した人気漫画であり、今年6月よりNetflixにて全世界放送が開始。世界各地の視聴ランキングで上位を取り、10月1日より地上波でも放送が決定。アニメ二期の制作が発表されるとともに、実写舞台化が元モーニング娘の飯窪春菜さんや大日本プロレスの関本大介が出演する形で11月27日より行われる事が決定した。
作品は世界各地の神々と有名な人類代表が人類の存亡を賭けてガチンコバトルを繰り広げるバトルストーリーであり、刃牙やケンガンアシュラが好きな人ならハマるであろう内容となっている。
去る9月26日には、DDTプロレスリングにて『終末のワルキューレコラボマッチ~神vs人類~』が開催され、【神軍】関本“ゼウス”大介&樋口“ベルゼブブ”和貞&納谷“スサノヲノミコト ”幸男&“アポロン”彰人vs【人類軍】勝俣瞬馬&上野勇希&MAO&中村圭吾という試合が実施。人類軍のセコンドには飯窪春菜さんもブリュンヒルデとして登場して人類に助太刀し、この試合の特別解説に登場した長州力さんは「神様が人類を滅ぼすって言うなら僕が戦ってやります!この作品の舞台は、見たら、飛ぶぞ!」と大絶賛の言葉を残していた。
本番前の記者会見に登場した関本はカチカチに緊張しており、「舞台出演についてプロレス関係者からの反応はどうだったか」と問われると「『頑張れよ』って言われたんですけど……あ、すみません、嘘です。プロレスの人たちと会ってなくて、劇団ワルキューレの人たちとしか会ってなくて」と珍回答で笑いを誘い、「コラボマッチの際に長州さんからなにか言葉をかけられたか」と問われると「なんて言ってましたっけ?」と記憶が飛んでしまった様子。
しかし、そんな関本を見た他キャストの緊張は一気にほぐれ、会見は和やかな雰囲気で進行。共演者たちからは「いつもいつも関本さんが登場するたびに場が温かくなる素晴らしい稽古場だった」と関本の人柄が絶賛された。
舞台本編では原作・アニメでも見られた名シーンが2.5次元で再現され、物語冒頭の飯窪さん演じるブリュンヒルデの見せ場ではその気迫に場内から思わず「おぉ」と感嘆の声が漏れる。
そして関本演じるゼウスが登場すると、プロレスラーの入場アピールを思わせる華美な動きから豪快な投げっぱなしジャーマン・スープレックスを決める圧巻のパワーを披露。そのダイナミックさはプロレスを見たことがない舞台ファンをも魅了したが、プロレスラーとしての関本大介を知る人にはニヤリと出来る動きも多々あった。
原作・アニメともに“神試合”として名高いゼウスvsアダムの死闘は壮絶を極め、プロレスラーである関本にしか演じられないゼウス像が発現。アダムもそのファイトスタイルを“神虚視”で我が物としたため、舞台ならではの0.00001秒たりとも見逃せない闘いが展開された。
役者初挑戦の関本がどのような演技を見せるのか。プロレスファンも是非その目で確かめてみて欲しい。
『「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~』
日程:2021年11月27日~12月5日
会場:東京都・こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ
出演:ブリュンヒルデ(飯窪春菜)/ゲル(田上真里奈)/呂布奉先(郷本直也)/アダム(大平峻也)/佐々木小次郎(中河内雅貴)/トール(山口智也)/ゼウス(加藤啓)/ゼウス(関本大介)/ゼウス(鯨井謙太郒)/ポセイドン(相馬圭祐)/ヘルメス(佐藤永典)/ヘイルダム(永島敬三)/アレス(片山浩憲)/陳宮公台(大見拓土)/イヴ(新谷姫加)/宮本武蔵(田中しげ美)/ハラマサ/岡村樹/熊倉功/工藤翔馬/吉浜あずさ/中村哲人
公式HP:https://officeendless.com/sp/ragnarok_stage/
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(C)「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会