レッスルマニアの舞台ができるまで――祭典をデザインするジェイソン・ロビンソンがその歴史と今大会の見どころを語る「スーパーボウルの会場で魅せるWWEならではのものを楽しみにして」

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 レッスルマニアの舞台セットのデザインは、1998年のレッスルマニア14からジェイソン・ロビンソンが担当する。
 ロビンソンが手がけるセットに転機が訪れたのは2001年のレッスルマニア17。久しぶりにスタジアムに戻ったことから上司であるエグゼクティブ・プロデューサー、ケビン・ダンに「何か違うことをやろう」と提案し、その年からレッスルマニアのセットは会場の大きさと共に成長していった。ロビンソンは90年大のメタリカのツアーそしてスターウォーズから形や色使いなどデザインの影響を受け、特に「スターウォーズ/帝国の逆襲」での深い青、紫、オレンジをバックにしたダースベイダーとルークのライトセーバーでの戦いに衝撃を受けた。
 ロビンソンのデザインは約半年前に会場を視察に訪れることから始まり、何が違うのか、そのスタジアムの特徴的な部分、そしてどんなショウにしたいかなどイメージを膨らませる。そして様々なアイディアを出し、議論を重ねると、「デザインの神が降りてくる」瞬間がある。その方向性にダンからOKが出れば、その実現に向けてさらにアイディアを出し合い、常に何か新しいことができないかを模索する。毎回レッスマニアの前夜は、セットに囲まれた静かなスタジアムで、それまでのプロセスを振り返り感慨に浸ると言う。

 自らが手がけたレッスルマニアデザインでのトップ4には次を挙げた。

1.レッスルマニア29:会場を下見した瞬間に「ここにブルックリンブリッジを作ろう」と話し実現した
2.レッスルマニア33:最初に「ここにテーマパークを作ろう」と言った時はみんなに2度見された
3.レッスルマニア24:スタジアムは広々と使えたのでマイアミのリゾートをイメージしてホテルを建てた
4.レッスルマニア34:ニューオリンズのお祭りマルディグラのマスクのイメージは「神が降りてきた」

 今年のセットについては「今年のスーパーボウルの会場でもあり、多くの人がスタジアムは見たことがあるでしょう。今度はWWEの番。WWEならではの違った見せ方を楽しみにしていて欲しい」と話した。
 PPV「レッスルマニア37」は日本時間4月11日(日)、4月12日(月)朝9時から2日間に渡りWWEネットワークで配信。さらにJSPORTSオンデマンド他ではPPV「レッスルマニア37」の日本語実況版(カイリ・セインのゲスト解説)を4月14日(水)、字幕版を4月18日(日)から配信開始することが決定している。

【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
WWE Live Japanオフィシャルサイト: http://www.wwe.co.jp/wwelive/index

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