ニ冠統一否定派のオカダがNJC一回戦敗退!「IWGP世界ヘビー級よりもダサいのがオカダ・カズチカだということがわかったんじゃないですかね」
3月6日、大田区総合体育館にて新日本プロレス『NEW JAPAN CUP 2021』が開催。メインイベントでは『NEW JAPAN CUP 2021 1回戦』オカダ・カズチカvs鷹木信悟が行われた。
2月27日の大阪城ホール大会でオカダは「そろそろIWGPの戦いに行っていいよね!『NEW JAPAN CUP』を優勝してIWGPヘビーのベルトを獲って、また新日本プロレスを盛り上げていきたいと思います!」と宣言。しかし飯伏幸太がIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王座を二冠統一しIWGP世界ヘビー級の初代王者となると「プロレスが好きな33歳のオッサンから言わせてもらうと、『神だ、神だ』と思っていた人間がとんだ“邪神”でしたね。IWGP世界ヘビー級、クソダセえよ、この野郎!」と怒りを顕にしていた。
そのオカダにNJC一回戦で立ちはだかったのは鷹木信悟。鷹木はオカダの腰を重点的に攻めていき、レインメーカー式パンピングボンバーを狙うがこれはオカダが切り返すとツームストンパイルドライバーからのマネークリップで動きを止めていく。
だが鷹木は持ち前のパワーで試合の流れを掴み、レインメーカー式パンピングボンバーを叩き込む。ならばとオカダもレインメーカーを狙うが、鷹木はこれを巻き込みラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけ3カウントを奪った。
勝利した鷹木は「今日は3月6日、49回目の旗揚げ記念日のメインで勝って、マイク持ってんのはオカダじゃなく俺だっていうのは最高じゃねーかオイ。それから、ニュージャパンカップ優勝候補筆頭から勝ったんだ。これがお前らどういう意味かわかるか?俺には聞こえるぞ!鷹木信悟、待望論がなオイ!俺は、飯伏に対してもふざけんなって気持ちがあるんだよ。あの野郎好き放題やりやがって。きっちりケジメつけてやるからな。何が負けない?逃げ出さない?大事MANブラザーズみたいなこと言っといてよ。俺からは逃げてんじゃねぇのか飯伏?お前から寝ても起きても来ねぇんだったら、俺からお前の前に行ってやろうじゃねぇか」と飯伏への不満を吐露。
オカダは「IWGP世界ヘビー級よりもダサいのがオカダ・カズチカだということがわかったんじゃないですかねぇ。本当にオカダならこの状況を打破してくれるだろうと思ってた皆さんには申し訳ないし、IWGPにも申し訳ないと思いますし、クソダセぇな、本当」とがっくりとうなだれた。
鷹木信悟のNJC二回戦は、3・13愛知県体育館にて後藤洋央紀を相手に行われる。