武藤敬司がノア所属初戦で貫禄勝利!「清宮が期待の星っていうのはわかるんだけどもっとスピーディーに成長して欲しい」

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 24日、後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『STEP FORWARD 2021』が開催。メインイベントでは武藤敬司がNOAH所属選手として初めてリングに登場し、3月14日に福岡国際センターで行われる清宮海斗とのGHCヘビー級前哨戦を行った。

 武藤は今月12日の日本武道館大会で潮崎豪を倒しGHCヘビー級王座を戴冠。IWGPヘビー級王座&三冠ヘビー級王座制覇者としてグランドスラムを達成した。
 そして15日の会見ではNOAH入団を発表し「業界ナンバーワンのレスラーを抱えた以上は組織でもナンバーワンになってもらわないと困ります」と思いを語っている。

 この日はM’s allianceの丸藤正道&田中将斗とともに武藤は登場。清宮は潮崎豪&稲葉大樹をパートナーに挑む形に。
 武藤と清宮のマッチアップで試合は開始。武藤がグラウンドテクニックで攻め立てていくが、清宮がドラゴンスクリューを封じて反撃に。ならばと田中が清宮と激しいエルボー合戦を繰り広げ、武藤がドラゴンスクリューから足4の字。そして丸藤が足攻めを繰り広げるが、なんとか清宮が逃れると潮崎が丸藤と激しいチョップ合戦を繰り広げていく。その潮崎を田中がラリアット合戦で封じると、清宮が武藤にドロップキックからジャーマンスープレックスホールド。だが武藤はシャイニング・ウィザードで迎撃していく。
 清宮が稲葉にタッチすると、稲葉はW-1時代の師匠である武藤へ延髄斬り連発からダイビングヘッドバッドを投下し卍固めを狙う。だがこれを丸藤がカットし虎王、さらに田中がスライディングDから武藤がシャイニング・ウィザードを2発叩き込み3カウントを奪った。

 所属初戦を白星で飾った武藤は「まだ安パイの域は脱してない。清宮が期待の星っていうのはわかるんだけど、もっとスピーディーに成長して欲しい。俺もノアの一員として親切丁寧に清宮を潰しに行きます」と苦言を呈する。

 清宮は「もしあなたが"神様"だとしても俺は負けることができない!俺はノアの"未来"だから!」とリング上で絶叫した。

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