ジャイアント馬場vsスタン・ハンセンのPWFヘビー級王座戦が蘇り徳光和夫アナが生実況!ドリー・ファンクJr.、川田利明、太陽ケアらがメッセージ!
- 2021-2-5
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4日、東京都・後楽園ホールにて『ジャイアント馬場23回忌追善興行』が行われた。
この日の大会ではオープニングで天龍源一郎が登場してファンに挨拶し、ザ・グレート・カブキが追善の舞を披露し天に捧げる毒霧を噴射。さらに欠場となった井上雅央の代打として嵐(高木功)が緊急出場するなど豪華メンバーが勢揃い。
さらに会場スクリーンで1982年2月4日に東京体育館で行われたジャイアント馬場vsスタン・ハンセンのPWFヘビー級選手権試合の映像が放映され、徳光和夫アナウンサーが生実況を付ける催しが実施され、ハンセンがこの試合を振り返るビデオメッセージが流れるなど会場は大盛りあがり。
そして23回忌の追悼セレモニーでは佐々木健介、丸藤正道、太陽ケア、川田利明、ドリー・ファンクJr.からのビデオメッセージが放映され、馬場さんとの思い出を振り返った。
セレモニー後には今大会のプロデューサーを務めた和田京平名誉レフェリー、そして全日本の生き字引たる渕正信がバックステージで馬場さんとの思い出話に花を咲かせた。
渕は「馬場さんが亡くなって22年になるんだね。40年くらい前と勘違いしててさ(笑)だから驚いてますよ。若い人から見たら40年ってすごい年月だと思うんだろうけど、もうね、70近くなってくるとついこないだって感じ。姿形は変わってるかも知れないけど、気持ちの上では、まだなんか馬場さんが側にいるような気がする」としみじみ語る。
これを受けた和田レフェリーも「今日は同窓会みたいなもんで、みぃ~んななんか懐かしい人ばっかりで、なんか控室にいるのがちょっと入りづらいもんね、みんな先輩ばっかりで。でも今日出場するレスラーで馬場さんを知らない人がいるわけで、それで馬場さんのイベント出られたら『えっ』て思うんだろうけど、今日流したテープを見れば『あぁ、昔のプロレスってすごいな』って考えるんじゃないかなあ。馬場vsハンセンなんてスゴいもんねえ。今やってほしいくらいだよ。みんな声だして応援したいだろうね、マスク取ってね。そういうときが早く来てほしいなって思いますよ。拍手だけでなくてね。もうちょいの辛抱だね」と笑顔で語った。