【#プロレス今日は何の日】1991年12・18 巌流島 タイガー・ジェット・シンvs馳浩
- 2020-12-18
- プロレス今日は何の日
【#プロレス今日は何の日】
1991年12月18日 巌流島
タイガー・ジェット・シンvs馳浩!
ノーピープル、ノールール、ノーレフェリー、互いのプライドだけがルールだ!昭和の遺産とも言うべき巌流島決戦が、1.4猪木への挑戦権をかけ再び実現!
プロレスにおける“巌流島”と言うと、アントニオ猪木vsマサ斉藤が1987年10月4日に行った決戦も広く知られています。
当時ピンチを迎えていた新日本プロレス、猪木個人が巻き返しを図るべく仕掛けたものであり、試合時間は2時間5分14秒、マサの戦意喪失による猪木のTKO勝利という結末に終わっていました。
そして、今回の巌流島決戦の立会人はマサ斎藤!そりゃこの人以外には考えられない!
「俺らの頃より綺麗になったねぇ」
そのセリフが許されるのは世界に二人だけ!
セコンドとして帯同する姿が映像の隅に見える山本青年、「天山」になるのはおよそ3年ひと月後!
船上の馳、やっぱりナーバス。
上陸すると記念碑に手を合わせます。
船上のシン、早くも吼える!
さて、闘魂Vスペシャル vol.6に収録のこの試合、実況は田中ケロちゃん(現地には行ってない)、解説は当然マサさん!
ケロ「巌流島、やっぱり変わってましたか?」
マサ「あの頃と比べてもの凄く綺麗になって、なんとなく観光地、観光アイランドみたいですね」
苦笑しつつもちゃんと進行するケロちゃん!
馳は最上段のロープを外し、控え室テント側でうろつくシンを挑発!しかしシンは焦らす作戦!
マサ「シンはねぇ、彼インド人でしょ?これ14時ですか?12月とはいえこの日暖かかったんですよ。こん時に行くべきでしたねぇ。(陽が落ちて)寒くなってからスタートしたでしょ?それがまずミステイク」
14時43分、シンのテントに火が!
燃え盛るテントから現れたインドの狂虎!
マサ「でもなぁんのためにもなん無い」
バッサリ!
ケロ「馳はロープ外しましたねぇ、1番上を」
マサ「でもなぁんのために外したのかなぁ?」
アッサリ!
リングを降り焦げたテントに馳をぶつけるシン!
マサ「でもねぇ、僕らの時と違ってファイヤーがないでしょ?」
ケロ「かがり火ですね」
マサさんアチチ!
首絞めにでも使うつもりだったのか焼け落ちたテントの端切れを持つシン。
ケロ「シンもなんか戸惑って試合してますね~、まだ何していいか分からないって感じはしますね~」
ケロちゃんまで!
序盤はオーソドックスなレスリング。
途中、シンのコンバースがスポンと脱げちゃうパプニング!
屋外マッチとはいえスニーカー履いてきたらそらそうなりますね。
ケロちゃんマサさんに「シンは足が細くなった」と言われるも、細さのおかげかコブラシザースがぎゅうっと首に入り込む!
落としたぞと思ったシンが原っぱを進むも、馳が息を吹き返しフラフラと追いかける。
さあここから原っぱ血戦だ!
シンがサーベルの柄でガツンとくれば、馳はリング設営器具でシンをガツン!
血だらけの男同士が首を締め合うその姿に、マサさん「うわ~、血がスゴイな」と感想漏らす!
首絞められながらもバックドロップ二連発!この消耗の中、こりゃ効くわ!
テントを燃やしてまで現れた狂える虎を相手に大流血の71分!
マサさんジャッジにより馳が裏投げKOで翌年1.4猪木への対戦権奪取!
戦い終えて記念碑に頭を下げて帰る馳!血だらけでヘトヘトの中でもちゃんと締める馳、いやはやカッコイイ!
元々、その1992年1.4は猪木vsシンに決まっていた所、1991年12月上旬カナダのシン宅まで交代直訴に赴くも、親子でボカスカやられてしまい、あげくお池にドボンとやられちゃう!
あの…、真冬のカナダの池ですよ。毎朝水で顔洗うのも冷たいぐらいなのに…
これらを乗り越えての猪木挑戦権奪取、すごいよ馳先生!
今日もプロレス最高っ!
著者:AJスレンダー
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