KAIがW-1の3.8後楽園vs.武藤に向けて高尾山でトレーニング!タッグ王座挑戦に向けたイケメンの日記を一部公開
WRESTLE-1の3月8日、東京・後楽園ホール大会にてWRESTLE-1チャンピオンシップに挑戦するKAIが、東京都八王子市の高尾山にてトレーニングを行った。
108段ある階段を何度も駆け上がるその姿は、愚直にベルトを奪取のためだけに集中している気迫に溢れていた。決意、覚悟、信念を持った挑戦者はWRESTLE-1の至宝を手に入れることができるのか、直接今の心境を聞いた。
ーー昨年の両国大会で武藤敬司選手がベルトを巻いた姿を見てどう感じましたか?
KAI「超えなきゃいけない壁だなと感じましたし、俺自身の何かを作らなければいけない、と思いましたね」
ーーベルトを巻いた姿を見てうらやましい、などの感情は湧きましたか?
KAI「うらやましいというより、初代王者は俺じゃなきゃいけなかったという思いはあるので。あの時戦っていたのが俺じゃなくて悔しかったですね。自分自身、初代王者として武藤敬司と戦っていたかもしれないシチュエーションだったので。そこに立つことができなかった悔しさはありますね」
ーーその悔しさを踏まえて武藤敬司選手と戦うわけですが、この一戦には自分の中でどのような立ち位置で臨むおつもりでしょうか?
KAI「長いこと付き人をやっていましたし、俺も武藤さんもお互いのことをよく知っていると思うので。だからこそこれは自分自身との戦いだと思いますね。武藤さんはよくプロレスはゴールのないマラソンだと言いますけど、たとえ方は違いますけど俺もプロレスは自分自身のペースで戦って勝つというのがプロレスだと思っているので。相手のペースに呑まれたら相手のいいようにやられてしまうので」
ーー今回の戦いは何の為に戦うのか、どのような目的をもって戦うのか、などこの戦いはどのような意味を持った戦いになるとお考えですか?
KAI「やっぱり俺たちの時代を作る為の一歩を踏み出すための闘いだと思います。いつまでも、WRESTLE-1と言えば武藤敬司。それだと未来はないと思うので。WRESTLE-1が次の一歩を踏み出すための一歩だと思います。俺自身も踏み出すためだし、ファンのためにでもあるし。ファンがあってこその俺であって、WRESTLE-1であって、プロレスですから」
ーー武藤敬司選手を超えることが未来につながるということになるのでしょうか?
KAI「武藤敬司を超えるというより、自分自身を超える。もしかしたらそれが武藤敬司を超えることになるのかもしれない。でも武藤敬司は武藤敬司なので。前に、お前みたいなやつは親を超えられないと言っていましたけど、親は親なので。子供は子供の時代を作る。そのために勝たなきゃいけない」
ーーこれまでなかなかファンの期待に応えられない部分もあったと思いますが、その点はいかがでしょうか?
KAI「そうですね。皆さんの期待を裏切らない様に今回こそは必ず結果を残したいと思います」