ベストボディ・ジャパンコンテスト優勝を果たした愛媛プロレスのライジングHAYATOがアジアタッグ王座奪取を宣言!「ローカルレスラーの星になる!」
今月24日に全日本プロレスのアジアタッグ王座へ挑戦する愛媛プロレスのライジングHAYATOがベストボディ・ジャパンコンテストで優勝を果たした。
ライジングHAYATOは2016年に”愛媛発のご当地団体”として旗揚げされたご当地プロレス団体『愛媛プロレス』にて弱冠21歳にして看板選手となって活躍していたが、その可能性を見出されて今年1月~3月まで武者修行という形で全日本プロレスに定期参戦。
4月以降もレギュラー参戦は続き、宮原健斗率いるユニット“健斗とイケメンとアキラとHAYATOの大冒険”に加入してフランシスコ・アキラとの若手タッグで活躍し、今月5日の後楽園ホール大会ではHAYATOが現アジアタッグ王者であるイザナギ(丸山敦)から3カウントを奪い、見事同王座への挑戦権を勝ち取った。
その後、正式に24日の後楽園ホール大会でゼウス&イザナギvsライジングHAYATO&フランシスコ・アキラのアジアタッグ王座戦が決定。
アジアタッグ戦に向け、HAYATOは愛媛県松山市に本部を置く空手道場『芦原会館』の館長へ弟子入りして特訓を積んでいる他、かねてより肉体改造に力を入れており、今月18日には、47都道府県全てで開催する日本最大のコンテストであり世界初の男女の年齢別ミスター&ミスコンテストである『ベストボディ・ジャパンコンテスト』のジャンル別&職業別 プロスポーツ部門に出場し、見事優勝を果たした。
アジアタッグ戦を直前に控えながら日本最大級のコンテスト優勝という実績を残したHAYATOに話を聞いた。
――なぜベストボディ・ジャパンコンテストに出場しようと思ったのでしょうか
「僕の憧れるプロレスラー像って、ボディビルダーのような完璧な見た目で、マラソン選手のような無尽蔵のスタミナで、短距離走の選手のような瞬発力、体操選手のような身体のバネ……と全ての分野のアスリートの能力を兼ね備えた“超人”なんです。だから、まずは立っている姿を見せるだけで人を引き付けられるボディビルダーのような身体を作ろうと思って、BBJプロレスさんでも縁があったベストボディ・ジャパンコンテストに参加させていただきました。僕は身体も小さいですし、まずは見た目をしっかり作ってファンの皆さんにアピール出来たらなと」
――コンテスト出場に向けて苦労されたことはありますか
「コンテスト出場を決めてから半年くらいかけて身体を作っていったんですけど、やっぱりつらかったのは身体を絞っていく中での食事の面ですね。若手の仲間と一緒にご飯食べに行ってもみんな好きなものを食べてるのに僕はブロッコリーばかり食べてたり(笑)でも、嬉しいこともあったんです!先輩とご飯に行かせていただいても、若手は量をたくさん食べるのが伝統なんですけど、コンテスト出場のことを知った先輩方が『無理に食わなくていいよ』と協力してくださったり、全日本の先輩方の協力があったから心も折れず頑張れて優勝を掴めたんだと思います!」
――最後に、24日に迫ったアジアタッグ王座戦への意気込みをお願いします
「僕もアキラもまだ1人の力はまだまだゼウスさん、イザナギさんに及ばないと思います。でも2人で組むことで2倍、10倍……いや、100倍のパワーが出せるのがタッグマッチだと思っています。僕たち2人なら出来ます!絶対勝って、アジアのベルトを愛媛のファンの皆さんにもお見せします!是非僕たちの挑戦を応援してください!」
現アジアタッグ王者のゼウス&イザナギ(丸山敦)は、ともに大阪のローカルインディー団体である大阪プロレスの出身。
『全日本で結果を残してローカルレスラーの星になる』と意気込むHAYATOに対し、ゼウスは「自分自身、元々大阪プロレス出身から三冠王者になり、チャンピオンカーニバル覇者になった。彼にもこの全日本プロレスで活躍してほしい」とかつての自分を重ねており、だからこそ簡単に乗り越えられる壁であってはならないと防衛を誓っている。
アキラも単身イタリアのICW所属ながら日本に生活拠点を置いて武者修行中の身であり、このアジアタッグ戦は全日本プロレスで夢を叶えた選手たちと、これから夢を叶えようとしている選手たちの闘いとも言える。
両者がアジアタッグ王座という栄冠をかけて激突する24日の後楽園ホール大会に注目したい。
『2020 旗揚げ記念シリーズ ~ReOStaff株式会社 presents~』
日程:2020年10月24日(土)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼アジアタッグ選手権試合
【王者組/PURPLE HAZE】ゼウス/イザナギ
vs
【挑戦者組/健斗とイケメンとアキラとHAYATOの大冒険】ライジングHAYATO(愛媛)/フランシスコ・アキラ(ICW)