18歳になり夜の試合が解禁された鈴季すずがICE×∞王座初防衛!「NG無しのチャンピオンとして色んなベルトを巻きたい」

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 20日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『リボンの騎士たち2020』が開催され、鈴季すずがつくしを下してICE×∞王座の初防衛に成功した。

 すずは、中学卒業後にアイスリボンに入団し2018年の大晦日にデビュー。その負けん気の強さと運動神経ですぐに頭角を現し、デビュー11ヶ月で雪妃真矢が保持していたアイスリボンの至宝・ICE×∞王座に挑戦。「アイスリボンを引っ張る選手になりたい」という覚悟を叫び、次世代エース候補として期待を集めてきたが、8月の横浜文化体育館大会でついに雪妃を破って同王座を戴冠し、デビュー1年7ヶ月、そして17歳(当時)にしてアイスリボンのトップに上り詰めた。

 つくしは、まだ小学生だった2010年にキッズレスラーとしてデビューし、以降も継続的にプロレスを続けてすくすくと成長。10度のリボンタッグ王座戴冠などの実績や、自身が“プロレスでの母”と慕う豊田真奈美からコスチュームやジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドを継承するなどその存在感を発揮してきた。しかし至宝たるシングル王座には過去5度挑戦も戴冠は出来ておらず、今回は“6度目の正直”を宣言していた。

 今月16日に18歳の誕生日を迎えたすずは、エルボーの威力に定評のあるつくしを相手に真っ向からエルボー合戦を挑み、一度は圧倒してみせるものの、キレたつくしが倍返しのエルボー連打から側頭部へグーパンチを叩き込むとバタリと倒れ込んでしまう。
 つくしはダイビングフットスタンプやタイガースープレックスホールドと畳み掛け、ジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドを狙うも、すずが投げっぱなしのターンバックル・ジャーマンで切り返し、最後はロコモーション式ジャーマンスープレックスホールド3連発で死闘に終止符を打った。

 試合後、すずは「ココ(側頭部)に大きなたんこぶができました。プロレス人生で初めてグーパンチというものを食らいました。あの人頭おかしいですね。マジで頭おかしいですね」と笑いつつ、デビュー前から目をかけてもらっていたつくしへの深いリスペクトの意を示す。
 そして、自身が18歳になったことに触れ、「18歳になったんで、深夜なんとか労働なんとかかんとか基準法?みたいなのがOKになったんですよ。だから働けるんです。朝から晩まで働けるんですよ!だから、NG無しのチャンピオン、これからどんどんレベルアップして、パワーアップして、色んなベルトを巻きたいですね!」と明るく叫び、最後は上機嫌でたんこぶをカメラマンに撮影させ、意気揚々と引き上げていった。

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