【試合詳細】7・26 新日本プロレス後楽園ホール大会 EVIL&石森太二&ディック東郷vs内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHI オカダ・カズチカ&SHOvs高橋裕二郎&外道

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『SUMMER STRUGGLE 2020』
日程:2020年7月26日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:482人(札止め)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
真壁刀義/○小島聡/田口隆祐
9分14秒 ラリアット→片エビ固め
矢野通/石井智宏/●ゲイブリエル・キッド

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]後藤洋央紀/●YOSHI-HASHI
9分0秒 MADE IN JAPAN→片エビ固め
[L・I・J]○鷹木信悟/SANADA

▼タッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志/●上村優也
11分16秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
[鈴木軍]○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/DOUKI(フリー)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/飯伏幸太/●天山広吉/マスター・ワト
13分35秒 変型三角締め
[鈴木軍]タイチ/○ザック・セイバーJr./エル・デスペラード/金丸義信(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ/SHO
10分27秒 変型コブラクラッチ
[BULLET CLUB]高橋裕二郎/●外道

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[L・I・J]内藤哲也/高橋ヒロム/●BUSHI
13分1秒 ブラディークロス→片エビ固め
[BULLET CLUB]“キング・オブ・ダークネス”EVIL/○石森太二/ディック東郷(みちのく)

石森がヒロムにブラディークロスを突き刺しIWGPジュニアベルトへ挑戦表明!裕二郎はオカダを引きずり下ろせず「俺はアイツの上に立ったことが一度もない。悔しいんだよ!」

第1試合


 先発はキッドと真壁。キッドがヘッドロックからショルダータックルも、真壁が2発3発と受けきりラリアット。避けたキッドがショルダータックルで倒し投げようとするが、真壁が逆にボディスラムで叩きつけて小島にタッチ。

 小島と真壁がキッドをロープに振るが、キッドは交互にエルボーを打ち込み迎撃。真壁にエルボー連打も小島が背後からエルボー連打からストンピング。真壁と小島がロープに振ってダブルのショルダータックルで倒す。小島がストンピング連打から田口にタッチ。

 田口は石井を要求。キッドは石井にタッチ。
 田口はヒップアタックのフェイントからタイガーステップ。さらにスピンして挑発していくが石井は唖然とする。田口はエルボー連打も石井は強烈なエルボー。さらに尻へのエルボーを打ち込んでいくが、田口は動じずヒップバット連発。石井の尻へのエルボーと田口のヒップバットの打ち合い。田口がヒップバット連打からロープに飛んでヒップアタックも、石井はキャッチするが田口は丸め込んでスライディングヒップアタック。石井は避けてラリアットも、避けた田口はケツ・レベルサ。避けた石井へ改めてヒップアタックからキッドにもヒップアタック。矢野にもヒップアタックを発射するが、矢野はマンハッタンドロップで迎撃。ロープに振られた田口だったが改めて矢野にヒップアタックを叩き込む。
 石井をロープに振ってトレイン攻撃から田口が連続串刺し攻撃を指示していくが、キッドが真壁に殴りかかりカット。さらに小島をビンタで迎撃。真壁はキッドをエルボーで場外に叩き出し場外乱闘へ。
 田口は石井に串刺しヒップアタックから再度ヒップアタック。だが石井はこれをエルボーで迎撃し投げようとするが、田口は切り返してショートレンジヒップアタック。これをキャッチした石井が投げ捨てジャーマンも、田口はすぐに立ち上がりスライディングヒップアタック。両者タッチ。

 矢野が真壁に殴りかかるも、避けた真壁がナックルからロープに振る。矢野はロープを掴んでスカしてラリアットも避けるが、真壁はショルダータックルで倒し串刺しラリアアット。続けてコーナーでのナックルパートからノーザンライトを狙うが、耐えた矢野がサミングからロープに飛ぶ。真壁はラリアットで迎撃するとロープに振ろうとするが、矢野は髪を掴んで引き倒しキッドにタッチ。

 キッドはビンタ連打からエルボー連打。さらにビンタからロープに飛ぶが、真壁はショルダータックルで迎撃し、コーナーに振って串刺し攻撃もキッドは足を伸ばしてカットしエルボー連打から投げようとするが、耐えた真壁に走り込むも真壁はパワースラムで迎撃し小島にタッチ。

 小島はマシンガンチョップからコーナーに振って行っちゃうぞバカ野郎エルボーを狙うも、石井がエルボーで迎撃しエルボー合戦。小島が打ち勝つがキッドがデッドリードライブで投げ捨ててブレーンバスターを狙うが、小島が逆に投げようとするもキッドは着地しかち上げエルボー。キッドはブレーンバスターからフォールも2。
 キッドは逆エビ固めで捕らえるが矢野がカットしようとするも田口が矢野を迎撃。真壁がキッドにエルボーを連打しカットするも、キッドはエルボーからドロップキックで真壁を叩き出す。キッドは小島にエルボースマッシュからロープに飛ぶが、小島がラリアットで迎撃し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
真壁刀義&小島聡&田口隆祐
真壁「オイ、ゲイブリエルさぁ、今日も息一つ切れてねぇよ。何でか分かるか?テメェのそんな単発な技じゃよぉ、息も上がらねぇんだ、この野郎!オイ、ただ一つ、テメェのその技一つ、魂が入ってりゃ別問題だ。オイ、言っとくけどよぉ、火ィついたぜ、この野郎! オメェがどう思ってるか分かんねぇけど、叩き潰す試合?見せてみろだぁ?オイ、テメェの存在を木っ端みじんにしてやるよ。それが俺のやり方だ!」
田口「今日もね、たくさんのお客様に来ていただいて、ありがとうございます。日々、1試合1試合丁寧に戦って、今真壁さんが言ったようにね、魂をしっかり技に込めて、1試合1試合丁寧に戦っていきます。尻の魂と書いて、“尻魂(しりこん)”とでも言いましょうか。尻魂込めて、戦っていきたいと思います。ただ、最近フン詰まりで、さっき場外で石井さんにケツ蹴られたら、どうやらパッキンが緩んだようで、ケツの中にある……生コンとでも言いましょうかね、生コンが出そうになっちゃったんで。あとは、生コン大好きな小島さんにお任せします」
小島「天山がいないタッグマッチ。テンコジじゃないタッグマッチ。そして、小島聡だけのシングルマッチ。俺にはまだまだいろんな道がある。別に天山と仲違いしたわけじゃないし、普段から普通に仲良くやっている。だけど、こういうタッグチームはとても大事だなと思うよ。悪いけど、どんなチームだってこの右腕一本で乗り越えてきた。それは確かだ。今に見てろ、必ずや、まだまだ第三世代、そして小島聡が、まだまだ生きているということを、いろんな人に教えなきゃいけない。それはこの俺の29年というキャリアの使命でもある。自分と同い年、自分よりもっと年上の人、たくさんのいろんなキャリアを積んでいる人。年齢だけじゃない。同じ仕事をずっと続けている人。そういう人たちにも、必ず伝わるものがあると思ってます」

ゲイブリエル・キッド
ゲイブリエル「(床に倒れて)……なんだ? 今日は頭脳派気取りか、マカベさん?あれがベテランにしか出来ないやり方なのか?違うぞ。今日は間違いなく俺があと一歩のところまであなたを追い詰めた。あと一歩だった。一瞬躊躇してしまったのが間違いだった。あそこでコジマにトドメをさしていれば。迷ってしまったせいでまた負けてしまった。でも、俺はコジマもタグチにも興味がない。俺が見てるのはマカベだけだ。まだ暴走キングコングの姿を隠し続けてるのか?本当のあなたはどこだ?真の強さを見せてくれよ。俺は引き下がらない。これを言うのはもう3度目だが、暴走キングコングのあなたで俺にぶつかってきて欲しいんだ!何だ、恐がってるのか? 俺が倒したいのは暴走キングコングなんだ! 明日の後楽園ホールこそは本物のあなたの姿で現れてくれ!イジョー!」
※矢野と石井はノーコメント

第2試合

 先発は後藤と鷹木。後藤がヘッドロックからショルダータックル。受けきった鷹木とショルダータックルのぶつかり合いからエルボー合戦。鷹木がエルボー連打からロープに振って投げようとするか、後藤が逆にアームホイップからショルダータックルで倒す。後藤はストンピングからリストをひねってYOSHI-HASHIにタッチ。

 YOSHI-HASHIと後藤はダブルのショルダータックルから後藤がYOSHI-HASHIをアームホイップで鷹木に叩きつけてフォールさせるも2。
 YOSHI-HASHIはストンピングからエルボー合戦。チョップの打ち合いからYOSHI-HASHIがチョップ連発。鷹木はダブルチョップで吹っ飛ばすが、YOSHI-HASHIがコーナーに振って走り込むも鷹木が避けてSANADAが串刺し攻撃。鷹木がエルボードロップから首投げで倒し首筋へエルボー連打。鷹木はショルダーアームブリーカーからSANADAにタッチ。

 SANADAは腕へのエルボー2連発。YOSHI-HASHIは腕をおさえてショルダータックルも、SANADAは背中へエルボーから一本背負いで投げ捨てアームロック。YOSHI-HASHIはロープへ足を伸ばしてブレイク。SANADAは鷹木にタッチ。

 鷹木はブレーンバスターからフォールも後藤がカット。
 鷹木はロープに振って追走ニーから走り込むがYOSHI-HASHIは低空ドロップキックで迎撃。鷹木がSANADAにタッチ。

 SANADAは投げようとするがYOSHI-HASHIはバンカーバスターで迎撃し後藤にタッチ。

 後藤はSANADAにバックエルボーからラリアットも、避けたSANADAに追走ラリアットでなぎ倒す。
 後藤は村正からバックドロップで叩きつけてフォールも2。
 後藤は担ぐが着地したSANADAのバックを取り返し投げ捨てジャーマン。着地したSANADAが串刺し攻撃も避けて足をとるとパラダイスロックを狙うが、弾き飛ばした後藤がガットショットからロープに飛ぶが、SANADAは低空ドロップキックで迎撃し鷹木にタッチ。

 鷹木は後藤の足をキャッチし串刺しショートレンジラリアットからロープに飛ぶが、ラリアットの相打ちから後藤がロープに飛ぶも、鷹木はバックエルボーからナックル。さらに走りこむが後藤はカウンターの牛殺し。後藤はYOSHI-HASHIにタッチ。

 YOSHI-HASHIは串刺しラリアットからローリングチョップ。さらにソバットからランニング式シットダウンパワーボム。フォールもSANADAがカット。
 YOSHI-HASHIと後藤が鷹木をロープに振るが、鷹木はロープを掴んでタイミングをスカして同士討ちさせると、後藤をラリアットで叩き伏せる。だがYOSHI-HASHIが鷹木をラリアットでなぎ倒すも、そこへスワンダイブで飛び込んだSANADAがYOSHI-HASHIのラリアットを避けてSkullEndを狙うが、切り返したYOSHI-HASHIへ鷹木が左右のエルボー連打。さらにSANADAが蹴り上げてSANADAのドロップキックと鷹木のバックドロップの合体攻撃。
 鷹木がパンピングボンバーでなぎ倒しフォールも2。
 鷹木はMADE IN JAPANで叩きつけ3カウント。

<試合後コメント>
鷹木信悟
鷹木「(ベルトが)やっと戻ってきたぜっ! しっくりくるなぁオイ。流石に昨日の今日だ。そりゃあ、足も痛ぇ、肘も痛ぇ。だけどなぁ! チャンピオンは休むわけにいかねーんだよ!!」
※SANADAはノーコメント

後藤洋央紀&YOSHI-HASHI
後藤「あぁ、ムカつくぜ! あの勝ち誇った顔……」
YOSHI-HASHI「鷹木オイ、明日もオメーと当たるだろオイ。この借りはキッチリ明日返してやるからよ。こんなとこでよオイ、止まってらんねーからな」

第3試合

 永田が入場するなり鈴木と永田がエルボーの打ち合いで試合開始。ビンタの応酬から掴み合いになるが、DOUKIが鈴木の背中にタッチする。だが二人はもつれ合いながら赤コーナーにいき、上村も永田の背中にタッチ。

 場外では鈴木と永田が乱闘を続け、DOUKIは上村をロープに振ってエルボー。上村はエルボー連打でロープに押し込むが、DOUKIはサミングからロープに飛ぶも、上村はショルダータックルで迎撃しストンピング。
 上村はエルボーからガットショット。ロープに飛ぶが、DOUKIはトラ―スキックで迎撃し、再度走り込んできた上村をショルダースルーで場外に落とす。そのまま場外戦へ。DOUKIは鉄パイプで殴りかかり痛めつける。
 リングに戻り、DOUKIがストンピングも上村はエルボー。DOUKIはサミングで捕らえ鈴木がDOUKIの背中にタッチ。

 鈴木は挑発し、上村がチョップとエルボーを打ち込んでいく。受けきった鈴木が強烈なチョップ。倒れた上村を引きずりDOUKIにタッチ。

 DOUKIはボディスラムからフットスタンプ。フォールも2。
 DOUKIはストンピングから鈴木にタッチ。

 鈴木はアームロックで捕らえ、これを離すとDOUKIにタッチ。

 DOUKIはストンピングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、上村は足を伸ばしてカットするとロープに飛ぶが、DOUKIは膝蹴りでカットしサミングから投げようとするも、上村が逆にブレーンバスターで叩きつけて永田にタッチ。DOUKIも鈴木にタッチ。

 ビッグブーツの打ち合いからエルボーの打ち合い。永田がコーナーに振って串刺しビッグブーツから投げようとするが、鈴木はエルボーからケンカキックを叩き込みビッグブーツ。首投げからサッカーボールキックも、キャッチした永田が足へのエルボーからエルボーの打ち合い。鈴木が一本足頭突きも、永田もヘッドバッド。鈴木のエルボー連打に永田が走り込むが、避けた鈴木がスリーパー。鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが永田はカウンターのエクスプロイダーで投げ捨てエルボー合戦へ。
 鈴木はフロントネックで捕らえるも、永田は自軍コーナに押し込み上村が永田の背中にタッチ。

 上村がエルボー連打も鈴木はエルボー一発で吹っ飛ばす。だが上村は負けじとエルボー連打。DOUKIが背後から殴りかかってカットすると、コーナーに振って串刺しラリアット。避けた上村が鈴木にドロップキックからDOUKIにもドロップキック。
 永田が鈴木に串刺しビッグブーツから上村が串刺しバックエルボーを叩き込みかんぬきスープレックス。フォールもDOUKIがカット。
 上村が走り込むとランニングエルボーで倒し、バックを取るが鈴木はアームロックで捕らえて脇固めも上村が首固めで切り返すが2。
 上村はエルボー連打からロープに飛ぶが、鈴木は前蹴りから強烈なエルボー。崩れ落ちた上村を引き起こしてゴッチ式パイルドライバーで突き刺し3カウント。

 試合後も永田と鈴木は殴り合いを続け、もつれあいながらバックステージへと消えていった。

<試合後コメント>
鈴木みのる&DOUKI
鈴木「オイ永田よ……いつまで待たせるんだよ。オイ! 俺の、いやいや。日本中の、世界中のプロレスファンがおまえが野垂れ死ぬとこ見たがってるぞ!永田よ!新日本プロレスよ。答えを出せ!場所を示せ!いつどこでだ!永田とシングルマッチ。ぶっ飛ばさせろ。ブチのめしてやる!」
DOUKI「かわいそうだな、ボコボコにされて。それしか言うことねぇよ」

永田裕志&上村優也
永田「何イライラしてんだ。何であいつイラついてんだよ。王様なんだろ、自称。王様なんだろ自称。デンと構えてりゃいいじゃねーかよ。たかだか俺に負けたぐらい、それがどうした。おまえの言うことなんか、会社動かねぇじゃないか。俺と戦いたいんだろう?もっと誠心誠意心を込めて会社に訴えてみろよ。んな偉そうにしてないで。かわいそうだから言ってやるよ。おまえが名前を言ったところで、会社は動かないから俺が動かしてやるよ。新日本プロレス、“永田裕志vs鈴木みのる”組めよ。シングル思う存分やってやるよ。良いの喰らったよ今日も。良いもの沢山もらった。勝ちも持ってかれたよ。俺は俺に何をしてもいい。ただやられたら……やり返す! 倍返し!そして、返り討ちだ!」
上村「今日、鈴木みのるとタッグマッチでやれたんで。凄い光栄な事だと、思いません。俺の目標の1つは鈴木みのるとシングルマッチをして勝つことなんで。それと1つ、言っておきたいことがあるんですけど。昨日、石森さんとシングルマッチで戦って。試合後、石森さんが“いつでも相談に乗ってやるよ”って言ってたの、僕見たんで。僕がそんな、伸び伸びやってないように見えますか?あなたこそどうなんですか?僕には悪ぶってるようにしか見えないですけどね。そんな生意気なこと言われて多分黙ってないでしょう。何回でも言ってやります。またシングルマッチまで這い上がってみせます、そして勝ちます!僕は別にBULLET CLUBとか鈴木軍とか、そんなんじゃないんで。本隊なんで。ただ本隊って言っても良い子ちゃん坊ちゃんしてるわけじゃないんで。ありがとうございました」

第4試合

 先発は棚橋が出てくるが、鈴木軍は全員リングサイドに降りてストレッチ。棚橋はエアギターも、鈴木軍は無視。タイチがゆっくりとリングに入り試合開始。

 タイチは棚橋に「下がれ」と要求し飯伏を指名。飯伏が出てくるとそのままリング上に全員上がり乱闘へ。
 棚橋がタイチにエルボーを打ち込み、タイチはローキックで返す。棚橋はエルボー連打からエルボースマッシュ。タイチがコーナーに振って串刺し攻撃も、棚橋はバックエルボーで迎撃しブーメランアタック。棚橋はザックにガットショットからボディスラムで叩きつけ、タイチをボディスラムでザックに叩きつけるとセカンドロープからのサンセットフリップを投下。
 棚橋はボディブロー連発からロープに振るが、タイチはスライディングで場外へ降りて回復する。タイチがリングに戻ると金丸にタッチ。棚橋はワトにタッチ。

 金丸はワトの顔面をコーナーに叩きつけ、逆コーナーに振って串刺し攻撃も避けたワトがブラジリアンキックから変形DDTで叩きつけフォールも2。
 ワトはストンピング連打も金丸はサミングからロープに飛ぶが、ワトはエルボーで迎撃しロープに飛ぶも、デスペが場外から足を掴んで引き倒すと金丸がワトの顔面に低空ドロップキック。金丸はワトを場外に投げ捨て場外乱闘へ。
 リングに戻り、金丸はデスペにタッチ。

 デスペと金丸がロープに振ってダブルのショルダータックル。デスペはチンロックで捕らえ、タイチがワトの顔面を踏みつける。デスペはサーフボードストレッチに移行し顔面を踏みつける。これを離すとストンピングからコーナーに叩きつけてタイチにタッチ。

 タイチは飯伏を挑発するが、鈴木軍がそのすきにワトの顔面を踏みつけ痛めつける。タイチはチョーク攻撃でコーナーに押し込み、顔面を踏みつけるとデスペにタッチ。

 ワトはエルボーで鈴木軍を蹴散らそうとするが、デスペがサミングからチョップ。金丸がストンピングからデスペとロープに振るも、ワトはデスペのラリアットを避けて金丸にバックエルボーからソバット。デスペがガットショットからロープに飛ぶが、ワトはレッグラリアートで迎撃し飯伏にタッチ。

 金丸とデスペが飯伏をロープに振るが、飯伏はダブルのオーバーヘッドキックで迎撃。飯伏はデスペにエルボー連打。デスペがロープに振るとタイチがエプロンから蹴りつけ、デスペがスピアーからザックにタッチ。

 ザックはエルボースマッシュ連発からラリアットを避けて投げようとするが、飯伏がアームホイップもザックはランニングエルボースマッシュ。さらに串刺し攻撃を狙うが避けた飯伏がフランケンで投げ捨てコンビネーションキック。サッカーボールキックも避けたザックにその場飛びムーンサルト。だがザックは剣山で迎撃し弓矢固めを狙うが飯伏はロープを掴みブレイク。
 ザックは膝へのストンピングから胸を蹴り上げていくも、飯伏はゆっくりと立ち上がり顎へのエルボーでザックを倒す。
 飯伏は引き起こすと投げようとするが、ザックは腕へのオーバーヘッドキックから腕へのビッグブーツ。しかし飯伏は構わずハイキックを蹴りぬき倒すと天山にタッチ。

 天山はザックをショルダータックルで倒し、モンゴリアンチョップ連発からヘッドバッドでコーナーに押し込む。天山はチョップからコーナーに振って串刺しラリアットからブレーンバスター。フォールも2。
 ザックをコーナーに振ってトレイン攻撃から天山がマウンテンボムで叩きつけ、ワトがスワンダイブエルボースマッシュ。フォールも金丸がカット。
 天山はアナコンダバイスを狙うが、ザックが切り返してスリーパー。逃れた天山がロープに飛ぶが、タイチがアックスボンバーで迎撃。飯伏もハイキックで迎撃するが、棚橋がタイチにナックル。だがデスペが棚橋に低空ドロップキックから、金丸がワトを迎撃。天山が金丸にモンゴリアンチョップ連発。カットに来たザックにもモンゴリアンチョップで迎撃するが、デスペはナックルで迎撃しコーナーに振ると金丸が串刺しエルボー。デスペがマンハッタンドロップからタイチがバズソーキックを叩き込み、金丸がウイスキー瓶で殴りつけ、ザックが胴締めスリーパーで絞め上げるとそのままグラウンド腕極め三角絞めでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
金丸義信
金丸「オイオイオイ、小僧!調子乗ってんじゃねぇぞコラ、おぉ?オイ、まだまだいたぶるからよ。こんなもんじゃ終わらせねぇからな!」
※デスペラードはノーコメント

棚橋弘至&飯伏幸太&天山広吉&マスター・ワト
天山「あー、クソッ!マジで、何もできなかった、クソッタレ!アイツら、ふざけんなよコラ!」
棚橋「あー、何か今頃になって、時間差で腹立ってきたなぁ。大阪城ホール思い出して。2対1だっただろ?完全に最後。レフェリーも、止めはしなかったけど見てたじゃない」
飯伏「棚橋さん、すみません」
棚橋「いやいや。飯伏、俺さぁ、大阪城ホール思い出してさぁ、急に腹立ってきてさぁ。2対1だったしさ」
飯伏「僕もそれは感じてました」
棚橋「何かそれなのに、リマッチは受け付けません?何か、ファンもリマッチお断りみたいな……」
(タイチとザックがやってきて、棚橋&飯伏の足下にベルトを置く。4人が向かい合い、一触即発のムードに)
タイチ「ひざまずけ!ひざまずいてオラ、お願いしろよ!オマエら終わったんだよ。ひざまずいてお願いしろ!だったら考えてやる。ひざまずけ、2人で。お願いしますって言ってみろ」
棚橋「何でだ!」
タイチ「オマエらお願いする立場だろ。それがその態度か?俺に負けた2人が、タッグでも勝てず、何なんだオイ。何の権利があるんだ?」
棚橋「タイチ!胸に手を当てて……」
タイチ「何言ってんだ?」
ザック「黙れよ!何度も俺からタップアウトさせられたことを忘れたのか」
棚橋「胸に手を当てて……」
タイチ「欲しけりゃくれてやるよオラ!拾えよ!持ってけよ!」
ザック「またギブアップさせてやるぞ。お前ら2人ともだ」
タイチ「情けねぇな!もらえてよかったな!」
ザック「お前たちがこのベルトを拝めるのもこれが最後だ。お別れのキスでもしろ」
(タイチとザックはベルトを置いたまま立ち去る)
棚橋「(ベルトを拾い上げ)大丈夫。ちゃんとした形で取り戻すから。俺と飯伏からちゃんと、会社に対して出すから」
飯伏「必ず取り返す。絶対」
ワト「オイ!オイ!オマエら、そんなことしかできねぇんか!ホンマにオマエら、そんなことしか、悪いことしかできねぇんか!オマエら、許さねぇからな!ボコボコに、叩き潰してやる!」

第5試合

 先発はオカダと裕二郎。ロックアップからオカダがロープに押し込みクリーンブレイク。裕二郎が走り込むがオカダがガットショットからヘッドロックも、裕二郎は指に噛み付いて逃れるとエルボーでコーナーに押し込みチョップ。裕二郎はコーナーに振って串刺しビッグブーツからロープに飛ぶが、オカダはビッグブーツで迎撃し、首投げから側頭部にスライディングキック。オカダはSHOにタッチ。

 SHOは腕を掴んで前後からサッカーボールキック。さらにソバットからフォールも2。
 SHOは投げようとするが、耐えた裕二郎が投げるも着地したSHOとバックの取り合い。裕二郎がフロントネックで捕らえようとするがSHOは切り返してブレーンバスター。SHOはロープに飛ぶが、エプロンから外道が蹴りつけるもSHOがエルボーで場外に落とす。裕二郎に走り込むが、裕二郎はカウンターのDDTで叩きつけ、オカダをビッグブーツで場外に落とすと場外戦へ。
 リングに戻り、裕二郎はSHOをボディスラムで叩きつけてマウントナックル。さらに顔面を蹴りつけ首投げからスライディングギロチンドロップ。フォールも2。
 裕二郎は外道にタッチ。

 外道は髪を掴んで金具がむき出しのコーナーに顔面を叩きつける。外道は顔面を蹴りつけていくが、SHOはエルボー。膝をついた外道がそのまま金具がむき出しのコーナーに押し込んで叩きつけると裕二郎にタッチ。

 裕二郎はチョップからロープに貼り付けてビッグブーツ。フォールも2。
 裕二郎は金具がむき出しのコーナーに叩きつけて外道にタッチ。

 外道は首投げから顔面を踏みつけてスピン。ストンピングからフィストドロップを投下しフォールも2。
 外道はコーナーに叩きつけて裕二郎にタッチ。

 コーナーに振って外道が走り込むが、SHOはキャッチするも裕二郎がカット。ダブルでSHOをロープに振るが、SHOは二人まとめてスピアーで倒しオカダにタッチ。

 オカダは裕二郎にエルボー連打。裕二郎がロープに振るが、オカダはスライディングバックエルボーで迎撃し、コーナーに振ってジャンピング串刺しバックエルボー。さらにガットショットからDDTで突き刺しフォールも2。
 オカダはツームストンを狙うが、裕二郎は着地。オカダはバックエルボーから走り込むが、裕二郎はフラップジャックでトップロープに叩きつけてラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 裕二郎はストンピングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うも、足を伸ばしてカットしたオカダが走り込んできた裕二郎を担ぐも、着地した裕二郎がビッグブーツ。オカダはキャッチするが、裕二郎は逃れてオカダの足を刈ると顔面に低空ドロップキック。裕二郎は外道にタッチ。

 外道と裕二郎はダブルでロープに振ると、裕二郎がソバットから外道がチンクラッシャー。裕二郎がフィッシャーマンバスターから外道がトラースキック。フォールも2。
 外道はメリケンサックを装着するが、SHOがバッククラッカーで迎撃。さらに裕二郎もジャンピングニーで迎撃し、オカダが外道をロープに振ってドロップキック。オカダは外道を変形コブラクラッチで絞め上げギブアップを奪った。

試合後、リングからオカダが裕二郎を見下ろし、裕二郎はエプロンに登り睨み合った。

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ&SHO
SHO「対戦カード、今日みたいに当日にならないとわけんねぇような、そういう時もある。だからこそ、いつ何時どんな状況であれ誰であろうと俺は戦う準備をしてるぞ!」
オカダ「裕二郎さん、気合入って良いんじゃないですか?別に昨日で終わりな気はサラサラないしね。まあそして、昨日言ってた面白いこと。Twitterで、みんないろいろと予想をしてくれてるけど、誰一人正解がいないんだよね。別に誰かを呼ぼうとか、何か他の団体の人間とやろうとか、全然そういう訳じゃないんで。俺らが今、しっかりやらないといけないのは新日本プロレスを盛り上げないといけないこと。ま、そのためには俺の今回の発想っていうのは良い意味では刺激になるんじゃないかな、と。いまのIWGP戦線がいかにも新日本プロレスという名の戦いを表してくれていると思うんで、ボクたちはちょっと違う闘いを皆さんにお届けしたいなと思います。もう俺、行動早いんで、さっそく話しましたよ、会長に。そしたら会長に(※OKのハンドサインをし)貰ったんでね。ま、近いうち会見させてもらいます」

高橋裕二郎
裕二郎「まだまだ諦められねぇよ!アイツはよ、昔からよ、何でもできて、俺はアイツの上に立ったことが一度もない。悔しいんだよ! なあ、悔しい本当に。アイツはよ、アイツはトップにいるんだろ?トップに。アイツを引きずり落としてよ、なぁ?そしたらよ、俺がよ、自動的に上に行けるんだよ。なあ?プロレスの世界はよ、そういうシステムだよ。アイツはよ。もう1回だ。昨日、やったよな、シングルマッチ。まだまだだよ。なあ。オカダ、おまえもよ、なあ、もう1回、1対1でやりたいんだろ?この俺とよ!わかるぞおまえの気持ちもよ。もう1回だ。次はよ、必ずおまえをよ、引きずり下ろす。これマジ!!」
※外道はノーコメント

第6試合

 先発は石森と内藤。内藤は石森をかわしてEVILに殴りかかりそのまま場外乱闘へ。
 リングではヒロムが石森をストンピング。内藤が髪を掴んで引きずりBUSHIにタッチ。
 BUSHIはガットショットからTシャツでスリーパー。BUSHIはこれを離すとチンロックからサミング。BUSHIはヒロムにタッチ。

 ヒロムはチョップからストンピング。再度チョップからエルボーを叩き込み、セカンドロープに顔面を乗せてロープを蹴り上げるとドロップキック。避けた石森がテーピングで固められたヒロムの肩へショルダークロー。
 石森はストンピングから肩へのエルボー。ヒロムはチョップも、石森はチョップで倒しEVILにタッチ。

 EVILはコーナーでのチョップ。さらにリストを捻ってエルボー。さらに金具がむき出しのコーナーへ肩を叩きつけて、苦しむヒロムの肩へストンピング。EVILは東郷にタッチ。

 東郷はストンピングから腕を捻って肩を金具がむき出しのコーナーへ叩きつける。東郷はグラウンドに引き倒しフィストドロップを投下。フォールも2。再度フォールも2。
 東郷はスリーパーで絞め上げるが、ヒロムはなんとか逃れてロープに飛ぶと、フランケンで投げ捨て内藤にタッチしようとするが東郷がエルボードロップでカット。
 東郷はブレーンバスターを狙うが、着地したヒロムがトラースキックで倒し内藤にタッチ。
 内藤は東郷を突き飛ばしてEVILを要求。EVILは東郷とタッチ。

 リング中央で睨み合うとエルボー合戦。内藤がエルボー連打もEVILが膝蹴り。ロープに飛ぶが内藤がバックエルボーで迎撃するが、EVILがロープに振るも内藤はラリアットを避けて後頭部に膝を叩きつけ、さらに後頭部に低空ドロップキック。続けてネックブリーカードロップからジャベで絞り上げる。これは東郷がカット。
 内藤は東郷にエルボーからガットショット。さらに背中にラリアットを打ち込み場外に投げ捨てる。
 内藤はEVILを投げようとするが、EVILは耐えてガットショットもキャッチするとボディへのソバット。さらに髪を掴んで引き倒し、顔面をコツコツ蹴りつけると担ぐが、着地した内藤がロープに飛ぶも東郷が場外から足を掴んで引き倒し、EVILがサソリ固めで捕らえる。石森がカットしようとしたヒロムをパワーボムで叩きつけてYes Lock。BUSHIがなんとかカット。
 EVILは石森にタッチ。

 石森はストンピングからスーパースターエルボーを狙うが、キャッチした内藤が投げ捨てジャーマンから低空ドロップキック。 内藤はBUSHIにタッチ。

 BUSHIはミサイルキックもEVILがエルボー。EVILと東郷がダブル攻撃を狙うが、BUSHIは避けて同士討ちさせると二人まとめてフランケン。石森がBUSHIに膝蹴りからロープに振るが、BUSHIは石森を避けて場外の東郷にトペスイシーダ。
 内藤が石森に殴りかかり、BUSHIと連携攻撃からBUSHIがライトニングスパイラル。フォールも2。
 BUSHIはエムエックスを狙うが、EVILがリングに突き飛ばすと石森がサイファーウタキ。フォールも内藤がカット。
 EVILは内藤に急所攻撃からダークネスフォールズで叩きつけ、石森がエプロンのヒロムにビッグブーツからBUSHIにブラディークロス。これで3カウント。

 さらにリングに投げ入れられたヒロムにもブラディークロスを叩き込んだ。

石森「ヒロム、だいぶ弱ってるけど、燃え尽きた?ボロボロだな!さて、俺が、何が言いたいんでしょーか?答えは?テメーのベルトに挑戦させろこの野郎!」

<試合後コメント>
EVIL&石森太二&ディック東郷
石森「オイ、見た?見た?アイツ、ボッロボロだなぁ!フフフ。まぁいいや。明日もある。ヒロム、オマエが好きなように、もっと!もっと!もっと!徹底的にやってやるからな!」
東郷「オイ見たろ!シングルだろうがよぉ、タッグだろうが6人だろうが、見たら分かるだろう!今から、サルでも分かるホントの理由を教えてやるよ!強えぇモンが勝つんだよ!なぁEVIL!」
EVIL「内藤!何が、レンタル期間だコラ!笑わせるなよオイ!オマエなんて、返り討ちにしてやる!」

内藤哲也&高橋ヒロム
ヒロム「石森、情けねぇ男になったなぁ。BULLET CLUBで唯一、オマエが一番マトモだと思ってた。情けない男だ。こんなやり方でしか俺に挑戦表明できなかったのか。そこまで下がっちまったとはな。あの時の、『BEST OF THE SUPER Jr』の決勝戦が懐かしい。俺の好きじゃない挑戦表明の仕方だったけど、面白れぇ、やってやるよ。組め。石森と、すぐに、組め!」
内藤「俺もさぁ、勝った方が全て正しいと思うよ。たとえどんな手を使ってでも、反則を取られてないから、勝った者が正しいと、俺も思うよ。でもまさか、EVILの口から“正義”なんて言葉が出てくるとはね。キング・オブ・ダークネスも実は、正義に憧れを抱いてるってこと?だったらさぁ、BULLET CLUBじゃなくて、永田裕志選手率いる青義軍に入った方がよかったんじゃないの?青義軍でバックステージで、永田選手に頬を張られてた方がよかったんじゃないの?そんな姿を見てみたいね。EVILと俺のタイトルマッチ、もう決まったんだろ?EVILもやる気があるんだろ?だったら決定だ。さぁ、どこでやる?噂通り、神宮球場でいいのかな?そのへんはさぁ、チャンピオンが、EVILが決めるべきだと思うからさぁ、どこでやりたいか、場所の指定があるんだったら、さっさとやってくれよ。いや……さっさと言えよ、カブロン!」
※BUSHIはノーコメント

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