“初代タイガーマスクの弟子”間下隼人がVOODOO-MURDERSとの初防衛戦を前に記者会見であわや乱闘!「掣圏真陰流の本来の戦いを見せる」

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 18日、都内某所にてリアルジャパンプロレスが今月26日に行う無観客試合『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.6』にて間下隼人vs横山佳和のUWAアジアパシフィックヘビー級王座戦を実施することを発表した。

 間下隼人は“初代タイガーマスク”佐山サトルの直弟子であり、現在は唯一のリアルジャパンプロレスの生え抜き選手。タイガー仕込みの多彩な蹴り技や、直伝されたリアルデンジャラスバックドロップを武器にリアルジャパンプロレス一筋で戦ってきたが、中々王座戦などの大舞台に立つ機会に恵まれずにいた。
 しかし、今年3月の後楽園ホール大会で実施された3WAY王座戦で直接の決着ではなかったものの因縁ある将軍岡本からUWAアジアパシフィックヘビー級王座をリアルジャパンに取り戻し、デビュー14年目にして悲願の王座初戴冠を果たしていた。

 そしてこの日、間下の初防衛戦の相手としてやって来たのはZERO1の横山佳和。
 横山は将軍岡本の属するVOODOO-MURDERSのメンバーであり、将軍岡本の敵討ちのためにリアルジャパンへ『俺がそのベルトをVOODOO-MURDERSに取り返す!』と果たし状を送り、両者の王座戦が決定された形だ。

 間下と横山は互いに若手時代にZERO1の風林火山トーナメントでタッグを組むなどともに戦ったことのある間柄だが、この日、木刀を片手にヤンキースタイルで現れて机やベルトを木刀でゴンゴン叩きながら平井代表を威圧する横山を見た間下は、「数少ないプロレス界の中で思い入れのある選手だったんですけど、時間が経つとこういう風になってしまうんだなと。悪い部分を見てしまったので、当日はそういった感傷に浸ること無く、思い切り潰しに行けると思うので。やり抜きます」とコメント。

 そして横山は、記者の質問の内容から初めて間下が将軍から直接勝利して王座を奪ったわけではないことを知ったのか、「お前将軍から獲ったんじゃねーのかよ?!……ふん、そりゃ将軍の方がつえーわな。余裕だろこんなの。なら大したことねーよ」と悪態をつき、立ち上がって間下へ木刀を突きつける。
 すると間下は即座に立ち上がって応戦し、木刀を手で払って懐に飛び込むことで木刀攻撃を封じ、そのまま胸ぐらをつかんでバチバチの睨み合いを展開した。


 間下は「リアルジャパンに長くいて、『行儀よく』みたいな教えを受けていたんですが、相手は場外とか木刀とか使ってガチャガチャするんでしょう?そういう方が本来得意ですから、リアルジャパンというのは。掣圏道、掣圏真陰流というのは市街地実戦型です。このベルトを侮辱するのは佐山先生、新間先生を侮辱することになりますので、やってやりますよ。本来の掣圏真陰流の戦いを見せます」と静かに闘志を燃やした。

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