【#プロレス今日は何の日】1984年6・14 新日本プロレス蔵前国技館 ハルク・ホーガンvsアントニオ猪木
- 2020-6-14
- プロレス今日は何の日
【#プロレス今日は何の日】
1984年6月14日 新日本プロレス 蔵前国技館
ハルク・ホーガンvsアントニオ猪木
第二回IWGP優勝戦!
当時はIWGPが現在のような王座として制定されておらず、IWGPリーグ戦現在のG1 CLIMAXのような位置付けでした。
前年のIWGPリーグ戦決勝(分かりやすく決勝と言わせてください)でも猪木とホーガンが対戦しましたが、後に『猪木舌出し失神事件』と呼ばれるアクシデントからの不透明決着に終わっていました。
その事件から早1年、今度こそ猪木の完全勝利を見届けにきた観客たち!当時、画期的な試みとしてクローズドサーキットも開催し「内と外で同じ熱狂が渦巻いている訳であります!」ゴングが聞こえない大声援!立ち上がってあるいは座ってもメガホンで応援する観客たち!ああ、これぞ熱狂だ!
猪木の卍固めや延髄斬り、ホーガンのギロチンドロップ(ここではギロチンと呼ばせてください)やアックスボンバーが飛び交う熱戦から両者リングアウトとなり、一回目の延長!
さらにエプロンでの4の字固めの攻防からリングアウトとなり、小鉄コールを経て再延長!
激しい攻防を展開した両者はもつれ合いながらまたしても場外乱闘となり、『よっしゃそろそろ決めたらんかい、猪木!』とみんなが思い始めた頃、ホーガンが猪木を鉄柵に振ったかと思いきや、なぜか現れた長州力が猪木にリキラリアット!
『え?え!?長州?』と観衆が混乱した次の瞬間、ホーガンのアックスボンバーと長州のリキラリアットが正面衝突!
場外でダウンするホーガンをよそに、長州はそのまま去っていってしまいます!
『長州なにやってんだ!?』と戸惑う観衆、そして激怒した観衆から様々な物がリングに投げ込まれる中、猪木がリングイン。そのまま猪木のリングアウト勝ちに。
ヘトヘトの猪木!激怒するホーガン!納得できないお客さん!ブーイングと大「延長」コールが渦巻く蔵前国技館!
選手・セコンド・スタッフ陣がリングに上がり、番長ディック・マードックもやってきて物々しい雰囲気が高まっていきます!
そして猪木はマイクを取ると「WWFベビー級とIWGPの二冠戦をやろう!」とホーガンに再戦を要求!常識人の坂口征二が両者の手をつなぎ「やってやろうじゃないか!」と猪木を指差しながらも矛を収めるホーガン!
そしてこの流れから翌年のIWGPリーグ戦は「IWGP&WWFチャンピオンシリーズ」と銘打たれ、猪木とホーガンの最終決戦につながるのでした。
果たしてまたもむちゃくちゃな結末!「ええ加減にせえよ!」と言いながらも、また非日常のむちゃくちゃ感を味わいたくて我々は会場に足を運ぶんですね~(笑)
今日もプロレス最高っ!
著者:AJスレンダー
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