【#プロレス今日は何の日】1985年5・17 新日本プロレス熊本県立総合体育館 藤波辰巳ドラゴン平田暴き!
- 2020-5-17
- プロレス今日は何の日
【#プロレス今日は何の日】
1985年5月17日 新日本プロレス 熊本県立総合体育館
藤波辰巳ドラゴン平田暴き!
この前月、ストロング・マシン1号が藤波と雌雄を決しようという試合中に将軍KYワカマツがパウダー攻撃で介入し、これがマシンに誤爆したことから仲違いし、マシンがマシン軍団から離脱。この日はスーパー・ストロング・マシンと名を改めての試合でした。
この日、マシンはボブ・バックランドとのシングルマッチが組まれましたが、なぜか今までと同じようにワカマツがセコンドに付いています。
マシンとバックランドの試合は好試合となるも、ワカマツが場外からバックランドの足を掬って転ばせたことからマシンの反則負け!
試合を邪魔され、コーナーにもたれかかりながら『はぁ~、もういい加減にしてくれ……』とでも言いたげにガックリし、控え室に戻るのも嫌になったのか、そのまま次の試合の藤波辰巳vsアイアン・マイク・シャープの試合をリングサイドで見守ります。
IWGPトーナメントの一回戦として行われたこの試合は、テクニシャン同士の好試合となり、シャープのラリアットをかわした藤波のクロスボディで決着。
しかしここでまたワカマツがリングに乱入し、藤波を襲撃!するとこれを見たマシンがすかさず救出に入りワカマツを蹴散らします!
ワカマツが若手たちに総出で排除され、リング上で睨み合う藤波とマシン!
藤波がマイクを取り、『ガツンとかまして遂に対戦か?!』と思ったら……
「平田だろお前っ!」
なんと秘密に包まれたマスクマンの正体をリング上で暴露!
これに面食らったマシンは腰に手を当ててキョロキョロと周りを見渡します。マスクの下の顔は結局見られませんでしたが、相当困った顔をしていたのだと思います(笑)
そんな平田へ藤波は「正々堂々マスク脱いでみろ!」と追い打ちをかけると、マシンは自らマスクを脱ぎ、イライラ爆発で藤波へマスク投げつけて帰っていきました!
正々堂々勝負しようという愛すべきドラゴンの真面目さが出た「ドラゴン平田暴き」ですが、後に藤波は「当時はあんまりマイクを持つことが無かったから『なにか言わなきゃ』と思って喋ったら言っちゃった(笑)」と当時の真相を語っています。
一方、マシンはその後もマスク被り続けて大人気レスラーになっていったという、これまた愛すべきマシンの真面目さを語るナイスエピソードに仕上がりました。
そしてその24年後の2009年、新日本プロレスの愛知県体育館大会で新日本とNOAHの対抗戦として、杉浦貴&青木篤志vsスーパー・ストロング・マシンvs岡田かずちか(当時)のタッグマッチが組まれます。
試合は、まだ当時は黒のショートタイツ姿のヤングライオンだった岡田が杉浦のオリンピック予選スラムで敗れますが、この試合後に杉浦は「おい、マシン!お前やっぱり平田だろ!」と挑発!
これに対し、マシンは「俺は平田じゃねぇよ」と否定しつつ、「皆さん、杉浦くんがしょっぱい試合してスイマセンでした」というセルフオマージュのマイクで観衆を沸かせておりました。
今日もプロレス最高っ!
著者:AJスレンダー
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