W-1クルーザー級の闘い始めとなるカズvs.稔!田中との一騎打ちが決まった近藤、パンテーラに裏切られたアンディがコメント

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2月16日、都内GSE事務所にてWRESTLE-1の2.22大阪大会にてシングルマッチを行うカズ・ハヤシ、田中稔が記者会見を行った。
タッグ選手権で敗れた稔のシングルマッチの要求を受け発表されたこの対戦カード。カズの語るクルーザー級の世界の実現、実力者同士の大阪でのシングルマッチ。両選手がその胸中を語る。

カズ・ハヤシ「鉄は熱いうちに打て、のように田中稔さんと早急にシングルマッチを組んでくれたことに僕は感謝しています。自分の中で思ったことを勝手に言ってしまって。僕の考えるクルーザーの世界というものが日本の中にあってほしい、どのベルトよりも価値的に上でもなく下でもなくクルーザーという世界が日本にあったらと思って試合後自分の気持ちのまま話してしまったんですけど、その中で稔さんとやるシングルっていうのは凄くデカいと思います。これをまた自分の勝手な思いですけど、大阪からWRESTLE-1のクルーザーディビジョンというものが始まると思っています」

田中稔「今回のシングルマッチ、これは俺の方から希望した対戦カードを会社に組んでくれたという事なんですけど、先日の後楽園のタッグ選手権で、絶対に負けられない試合だと言っておきながら、俺は本気だと言っておきながら、完膚なきまでに負けてるんで。試合後にカズさんに世起、世起言ってる間にこんなに差が付いたと言われたんですけど、正直何も言い返せなかったし、クルーザー級が出来る、その輪に入ってこれるのかと言われても正直情けないけど何も言い返せなかった。でもやっぱそれは俺も意地でも認めたくないし。最初武藤さんがクルーザーのベルトとか言った時はこりゃ欲しいなって思いましたけど、今それは今それはまだまだ口に出せなんじゃないかって気持ちがあって。本当に俺とカズさんはそんなに差がつけられたのか、本当に俺はクルーザー級の輪に入ってもいいのか、その確信が欲しくて。そのためにシングルをお願いしました」

ーーカズ選手にに若手のサポートをしていると言われていたことに関して、田中選手の中ではどう感じていましたか?
「去年20周年だったんですけど、その区切りを迎えて正直落ち着いていたのかな、と。プロレスで欲ってものがあったかと言われれば、正直なかったと思うし。世起クンとタッグリーグに出場となった時二人でベルト獲ろう、とは思いました。でもその時から自分がいまいち欲を持ってなかった、プラス世起クンとベルト巻こうイコール世起クン、若い選手のサポートをしていこうと知らず知らずなっていたと思うんですね。それを1月の後楽園でカズさんに言われたときに本当にイタイとこ突かれたなって。全部見透かされていたんだなっていう。だから火を着けてもらって本気で挑んだタイトルマッチに挑んだ結果がこの前のタイトルマッチの結果だったので」

ーーカズ選手としては今回のシングル、田中稔選手のイチプレーヤーとして心意気を感じて、受けるといった形でしょうか?
カズ「WRESTLE-1ができた時、自分と近ちゃんと稔さんで引っ張っていこうと。上に挑んでいこうというような感じでやってきて。僕と近ちゃんでタッグのベルトを獲り、稔さんは世起に対して一生懸命面倒見てるのはわかるんですけど、あれ? 俺のライバルじゃなかったの?みたいな。別に一緒に組みたいとかはないですけど、そこ観て試合するの?みたいなところがありました。だから今度シングルマッチをやるという事は、今まで僕と稔さんとが築きあげてきたライバル関係の双六の続きをまた歩みたいな、と言う感じです。別に俺と試合することで元気出してくれ、とかそうゆう気持ちは全くなく。あの後途絶えていた二人の闘いの続きをしたいな、と。それでシングルマッチを望みました」

ーークルーザーという形になると若い選手も出て来ると思いますが、そのあたりについてはどうお考えですか?
カズ「俺の中では誰が出てこようが出てこまいが全く何も思っていません。もし大阪にクルーザーのベルトがあるなら、稔選手を二人でタイトルマッチをしてそのベルトを賭けたい、そうゆう気持ちです」
「僕は最初に言ったように、クルーザーというものが始まる、その輪に入っていけるかどうか確信が欲しいという一戦であるので。シングルマッチ自分で希望して、発表されたのを見たとき、全日本時代に一番最初に目指したのはカズ・ハヤシの持っている世界ジュニアだったので。やっぱりそれを思い出しますし、WRESTLE-1入ってからカズさんとのシングルマッチは初になるので俄然燃えてます」

ーークルーザー級のベルトのお話しというのは会社にはお話しされているんですか?
カズ「全くしていないです。取り敢えず僕がそうゆう世界を作りたいな、と」

ーー逆にこの試合で会社にベルト作ろうと思わせたい、といったところでしょうか?
カズ「気持ちいいね。試合でそんなことが出来たら理想です」

ーー武藤選手のベルトへ挑戦といったことはお考えではないですか?
カズ「もちろんそれはそれでないことはないんですが、クルーザーの世界というのを作りたいというものがまずあります。でもクルーザーの頂点を獲ったからといって挑戦させろっていう感じでもないので」

ーークルーザー級のイメージというのは過去にWCWなどで闘い、非常に視聴率が良かったという事からイメージできているのでしょうか?
カズ「ありますね。その視聴率の中ですごく評価されていたわけですよ。無差別級だから上とか下というわけではないですけど、クルーザー級でその評価を獲ったわけですよ。だからそんな地位というか、空間をつくりたいんです」

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