『リングドリーム 女子プロレス大戦』が7年の歴史に幕!
1993年に女子プロレスを題材にしTRPG『ガープス・リングドリーム』として誕生してから20年以上の歴史を誇るリングドリームが、株式会社サクセスの手により『リングドリーム 女子プロレス大戦』として2012年12月にサービスイン。
その後、リアルの女子プロレス団体『スターダム』とコラボすると紫雷イオ、風香、世IV虎がゲーム内に登場した。その人気を受けて『DDTプロレスリング』とのコラボも行い、男性レスラーを美少女化しゲームに登場させる『DDT美少女化計画』が2014年にスタート。高木三四郎や男色ディーノなどが美少女化され話題になると、第8弾までシリーズは続き総勢23人のレスラーが美少女化された。
新宿FACEやとしまえんでのリングドリーム主催興行も開催され、ユーザーとの交流を行う『公式公認非公式オフ会』などブラウザゲームとしては珍しくリアルイベントも数多く行っているコンテンツだった。
Yahoo!モバゲー、mixiゲーム、ニコニコアプリ、ハンゲームなど複数プラットフォームで展開するほど人気なプロレスゲームだったが、2020年にAdobeがFlashを終了することを発表。
ブラウザゲームはFlashを使用していることも多く今後を心配する声があがっていたが、様々な要因を鑑み2020年3月26日にてのサービス終了が発表された。
ユーザーも参加する勝敗の結果が翌日のストーリーに反映されるリアルタイムな展開が人気の一つだったが、20年以上シナリオを書き続けている原作者のでいしろう氏からは「僕的には感慨深いのと最終回って慣れてる部分があるんで、ただの次のスタートかなと。ただ7年間こんなに集中してやったのはホントに始めてだったんでお付き合いいただきありがとうございました。一部のすごく体を張ったプレイヤーの方々、次は身体に優しい作りにしたいと思いますのでよろしくお願いします。もう24時間走らせることはないから!2012年にスタートしました女子プロレス大戦リングドリームは本日終了いたしました。最初から来た人、途中から入った人、ほんとにお世話になりました。また会いましょう」と、サービス終了に関して最後に挨拶をおこなった。
今後はリングドリームに登場したレスラーを主役とした外伝的ストーリーが展開されるビジュアルノベル形式での『リングドリーム ストーリーズ』が発表されており、その後に『リンドリ2』も予定はされているとのことだ。