石井慧が大晦日RIZINへ2年8ヶ月ぶりの参戦!榊原信行CEOは前回の試合を「ブーイングが飛ばないくらい客がドン引きしちゃった退屈な試合」と総括
4日、都内・目黒雅叙園にて12月29日、31日にさいたまスーパーアリーナにて開催される『BELLATOR JAPAN / RIZIN.20』の記者会見が行われ、石井慧が2年8ヶ月ぶりにRIZINへ参戦することが発表された。
石井慧は北京オリンピック柔道100kg級金メダリストであり、RIZINでは2017年4月にヒース・ヒーリングと対戦。その試合内容には大きな反響を呼んだが、その後石井はクロアチア国籍を取得するなど海外を主戦場とし、PLFやKSWなどで活躍。
今回は105.5kg契約でジェイク・ヒューンと対戦することが発表され、会見を欠席した石井からは「また日本の年末に戦えることを心の底から感謝している。日本のファンはまぶしすぎてみえない」と書面でコメントを発表した。
RIZINの榊原信行CEOは前回の石井戦について「ホントにどんな試合だったか思い出せないくらいすごく退屈な試合だったんですけど、勝ちまして。でも一番ダメなのは、ブーイングが飛ばないくらい客がドン引きしちゃったっていう。ハッキリそういう試合だったんで。でもそういう試合の後、海外でクロアチア国籍に彼は変わったりとか、色んな所でPLFでもKSWでもやってるし。これだけ世界でヘビー級で戦えてる選手って実はいないんですよ。キャリアで言ったら石井慧はすごいですよ。彼はゴールドメダリストだけじゃなくて、総合格闘家としてこの2年半で精進したものをもう一度日本のファンの前で証明してほしいな、見せてほしいなって強く思うので、そういう意味ではジェイク・ヒューンってキャラクターもありますし、これまでのファイトスタイルも含めてRIZINの中でもすでにおなじみの選手、彼とどこまで105kgっていう契約体重の中で慧が見せてくれるのか。ホントに魅せる試合、色気のある試合を期待したいですね」と石井ヘ熱い期待を寄せた。
▼RIZIN MMAルール:5分3R(105.0kg)※肘あり
ジェイク・ヒューン
vs
石井慧