“WCW戦士”ジミー・ヤンとカズ・ハヤシが久々のタッグ結成!ヤンの愛娘がシャノン・ムーアにシャイニングウィザード?!
28日、東京都・新宿FACEにて東京愚連隊『TOKYO DREAM 2018』が行われた。
この日のメインイベントでは、WWEや全日本プロレスで活躍したジミー・ヤンがWCWで“ヤング・ドラゴンズ”として共に戦ったカズ・ハヤシと久々にタッグを結成し、NOSAWA論外&シャノン・ムーアと対戦。2000年前後のWCW末期を支えた選手たちが参戦するこの試合には注目が集まっていた。
ヤンはセコンドに愛娘・ジャジー・ヤンを伴って登場。
試合は、ヤンとシャノンが互角に渡り合うが、カズがシャノンと論外の集中砲火を受けて捕まってしまう展開に。余裕綽々のシャノンは、カズを応援するジャジーの髪を掴んでリングに引きずり込むが、ジャジーはエルボー連打からのコルバタを放ち、プロレスLOVEポーズとともにシャイニングウィザードを狙う。
シャノンはこれを阻止したものの、愛娘に手を出されたヤンは激怒してシャノンと論外をまとめてヤンタイムでなぎ倒し、アシストを受けたカズがファイナルカットからのパワープラントで論外を沈めた。
試合後、選手4人とジャジーは笑顔で握手と抱擁を交わして健闘を称え合い、記念撮影を行った。
試合後、論外はシャノンと初めて会ったのは試合の二日前であったことを明かし、「外見が似てるからタッグ組んだら面白いかなって思ったんだけど、意外にコミュニケーション取れなくて。飲みに行ったんですよ、エビスコ酒場に!そしたらあの野郎、コカ・コーラゼロ頼みやがって(笑)」と話し笑いを誘った。
そして「WCW、マンデーナイトロでやってたヤングドラゴンズと3カウントのシャノン・ムーアとか、ホントに俺がデビュー前とかに12チャンネルとかでやってたようなプロレスだった。そういうのを大人になって触って遊んでるんだけど、中々やっぱ時代の流れというか、正直コレ5年、もっと7年前くらいにやってたらもっとスゴい反響だった。時代と共に、携帯と一緒でどんどん新しいものが出て、どんどんみんな機種変更するから、移り変わりが早いと言うか。やってるのが僕らってことで世間に響かないだけで、まだまだハウスショーでこうやってお客さん付けてやっていかなきゃいけないなって」と想いを語った。
さらに来年3月14日にはレイ・ワグナー(ドクトル・ワグナーJr.)とカベジェラ・コントラ・カベジェラ戦を行うことについて触れ、「僕自身、終活入ってるんで、プロレスをあとどれだけ楽しめるかっていうアレで、色々選んで試合していこうかなって」と今後のビジョンを語った。