RAWvsSMACKDOWNの対抗戦はRAWの全勝!レスナーがWWE王者・ブライアンに勝利!中邑はロリンズに敗北!
現地時間11月18日にカリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターにてPPV「サバイバー・シリーズ」が開催された。
▼アスカ、大ブーイングのナイアに敗れてチームロウ勝利
“ロウ”“スマックダウン”2大ブランド対抗の女子5対5エリミネーション戦がPPV「サバイバー・シリーズ」で行われた。チームロウからはナイア・ジャックス、ミッキー・ジェームス、タミーナ、サーシャ・バンクス、ベイリー、チームスマックダウンからはアスカ、ナオミ、カーメラ、ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズが出場した。タミーナ対ナオミでスタートするとタミーナがコーナーのスマックダウンメンバーにも攻撃して乱闘に発展すると、そのタミーナを脱落させたカーメラが “ダンスブレイク”で踊り出して会場を盛り上げた。さらにベイリーとソーニャが2人同時に場外カウントアウトで脱落すると、ロウにはサーシャとナイア、スマックダウンにはアスカ1人だけが残った。数的不利なアスカだったが、サーシャの顔面にニーを叩き込むと、2人にヒップアタックを叩き込んで劣勢を打開。さらにここでナイアが突然チームメイトを裏切り、コーナートップのサーシャを故意に押してリングに落とすと、アスカはすかさずアスカロックで捕まえてサーシャを沈めた。しかし、アスカはナイアにレッグドロップ3発から豪快なサモアンドロップを食らうと、さすがのアスカも起き上がれず3カウント。大ブーイングを受けるナイアだったが、女子5対5エリミネーション戦で最後まで残ってチームロウの勝利となった。
▼中邑、ロリンズとの王者同士の初対決に惜敗
“ナカメリカ”ことUS王者中邑真輔がPPV「サバイバー・シリーズ」でIC王者セス・ロリンズとの初対決に挑んだ。実力者同士の対決は中邑がカモーンと挑発すると、ロリンズも中邑の真似で挑発して心理戦でスタート。ロリンズが場外の中邑にトペ・スイシーダ3連打を決めれば、中邑も飛び付き腕十字から三角締めを決めてロリンズを追い詰めた。白熱の攻防を展開する両者だったが、フロッグスプラッシュを避けた中邑が必殺のキンシャサをクリーンヒットさせるもカウント2。さらに追撃のキンシャサを狙った中邑だったが、ロリンズのスーパーキックからのカーブ・ストンプを食らって勝負あり。中邑はあと一歩のところまで追いつめるも、ロリンズとの王者同士の初対決に惜敗した。試合後にはロリンズと因縁のディーン・アンブローズのIC王座戦がPPV「TLC」で行われることが発表された。PPV「TLC」は日本時間12月17日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
▼“巨獣”ストローマンがチームスマックダウンを粉砕
“ロウ”“スマックダウン”2大ブランド対抗の男子5対5エリミネーション戦がPPV「サバイバー・シリーズ」で行われた。チームロウからはブラウン・ストローマン、フィン・ベイラー、ボビー・ラシュリー、ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイア、チームスマックダウンからはザ・ミズ、シェイン・マクマホン、レイ・ミステリオ、ジェフ・ハーディ、サモア・ジョーが出場した。試合前からチーム内不和が露呈するチームロウだったが、マッキンタイアがジョーをクレイモアで沈めて1人目の脱落に成功。しかし、ストローマンとマッキンタイアが揉めて乱闘に発展すると、チームスマックダウンはチームワークを発揮してストローマンを解説席に寝かせるとシェインがトップロープから豪快なダイビングエルボーを炸裂。さらにシェインはコーナーで沈んだジグラーにコースト・トゥ・コーストを決めて脱落させてチームに貢献。しかし、ストローマンがダメージから復活すると状況が一変。パワースラムでジェフ、ミステリオ、ミズと立て続けに脱落させると、3対1の圧倒的に有利な状況から最後に残ったシェインもランニングパワースラムで沈めてチームロウが圧勝した。
◆ロンダ勝利も、シャーロットから狂気の反則攻撃
“地球上で最も危険な女”の異名を持つロウ女子王者ロンダ・ラウジーがPPV「サバイバー・シリーズ」で“クイーン”シャーロット・フレアーと激突した。先週のロウではスマックダウン女子王者ベッキー・リンチ率いる女子スマックダウン軍がロウを占拠。しかし、これが原因で負傷欠場となったベッキーは代理にシャーロットを指名してこのカードが実現した。倒しにかかる両者はロンダが腕十字固め、シャーロットもフィギュア・エイトを狙って、序盤から大技を繰り出すと、さらにムーンサルトを足で迎撃したロンダがスタンディング・リバース肩車を決めれば、すぐさまシャーロットがスピアーを炸裂させてお互いのプライド掛けた白熱の攻防を展開。しかし、ロンダが2発目のスタンディング・リバース肩車を決めて追い詰めると、場外でシャーロットは突然竹刀を持ち出してロンダを攻撃。試合は反則判定となってしまう。試合が終わっても止まらず、狂気の表情をしたシャーロットは竹刀2本が折れるまでロンダを叩き、さらに持ち出したパイプ椅子上にナチュラルセレクションを炸裂させてロンダを痛めつけた。試合には勝利するもボロボロになったロンダはシャーロットの常軌を逸した反則攻撃にこれまで経験したことがない苦境に陥った。
▼レスナー、ブライアンをF5で沈めて頂上決戦に勝利
“ビースト”ことユニバーサル王者ブロック・レスナーがPPV「サバイバー・シリーズ」で新WWE王者となったダニエル・ブライアンと激突した。体格とパワーに勝るレスナーに対して、リング周辺を回りながらチャンスを狙うブライアンだったが、レスナーの大振りの一撃を貰うと、そのままスープレック5連発を食らってしまう。圧倒的な破壊力のレスナーは不敵な笑みを浮かべながら必殺のF5を炸裂させたが、カウント2で意図的にブライアンを持ち上げてさらなる追撃を狙った。しかし、2発目のF5がレフリーに誤爆して失敗すると、その隙にブライアンは急所攻撃を決めてニープラスを炸裂。形勢の逆転に成功したブライアンはさらにイエスキックの連打から顔面ストンピングでレスナーを畳み掛けた。勢いに乗るブライアンはミサイルドロップキック、ニープラス2発、イエスロックとレスナーをあと一歩のところまで追い詰めるも、最後は強引にブライアンを持ち上げたレスナーがそのままF5で投げ飛ばして勝負あり。レスナーがブライアンからピンフォールを奪って頂上決戦に勝利した。この結果、“ロウ”“スマックダウン”2大ブランド対抗戦はロウ6勝、スマックダウン0勝でチームロウの全勝となった。
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
WWE Live Japanオフィシャルサイト: http://www.wwe.co.jp/wwelive/index
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