【試合結果】7・14 新日本プロレス大田区体育館大会 ジェイ・ホワイトvsオカダ・カズチカ 鈴木みのるvs棚橋弘至 EVILvsマイケル・エルガン バッドラック・ファレvsハングマン・ペイジ 真壁刀義vsYOSHI-HASHI
『戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』
日程:2018年7月14日(土)
開始:18:30
会場:東京・大田区総合体育館
観衆:3,907人(札止め)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
トーア・ヘナーレ/●成田蓮
6分23秒 牛殺し→片エビ固め
[CHAOS]○後藤洋央紀/邪道
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]○石井智宏/SHO
7分15秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
[CHAOS]矢野通/●YOH
▼タッグマッチ 20分1本勝負
ジュース・ロビンソン/●デビッド・フィンレー
6分13秒 ガン・スタン→片エビ固め
[Guerrillas of Destiny]○タマ・トンガ/タンガ・ロア
▼タッグマッチ 20分1本勝負
飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)/●高橋裕二郎
5分29秒 ザックドライバー→片エビ固め
[鈴木軍]TAKAみちのく(K-DOJO)/○ザック・セイバーJr.(フリー)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[BULLET CLUB]ケニー・オメガ/●チェーズ・オーエンズ
6分45秒 Skull End
[L.I.J]内藤哲也/○SANADA
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○真壁刀義【1勝=2点】
11分5秒 キングコング・ニードロップ→片エビ固め
[CHAOS]●YOSHI-HASHI【1敗=0点】
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負
[BULLET CLUB]○ハングマン・ペイジ【1勝=2点】
8分4秒 反則勝ち
[BULLET CLUB]●バッドラック・ファレ【1敗=0点】
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○マイケル・エルガン【1勝=2点】
16分8秒 エルガンボム→エビ固め
[L.I.J]●“キング・オブ・ダークネス”EVIL【1敗=0点】
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●棚橋弘至【1勝=2点】
13分59秒 ハイフライフロー→片エビ固め
[鈴木軍]○鈴木みのる(パンクラスMISSION)【1敗=0点】
▼「G1 CLIMAX 28」Aブロック公式戦 30分1本勝負
[CHAOS]●オカダ・カズチカ【1敗=0点】
25分36秒 ブレードランナー→片エビ固め
[CHAOS]○ジェイ・ホワイト【1勝=2点】
G128開幕戦は凶器攻撃ありセコンド乱入ありの大波乱!鈴木と棚橋は初戦で足に大ダメージ!ザックがTAKA直伝の新技で勝利!
第1試合
先発は邪道とヘナーレ。ロックアップからヘナーレがロープに押し込むとクリーンブレイク。邪道が突き飛ばすとヘナーレはポーズを決めるが、邪道はガットショットからチョップを打ち込み「フォ~!」とアピールを連発。ヘナーレをコーナーに叩き込んでいくと、ヘナーレは自ら頭をコーナに叩きつけてアピールすると、邪道をコーナーに振ってヘッドバッド。ふらつく邪道に再度ヘッドバッド。ヘナーレは追撃のジャンピングヘッドバッドを叩き込むと、邪道はついに前のめりに倒れる。ヘナーレは邪道を引き起こし成田にタッチ。
成田はエルボー連発からロープに飛ぶが、邪道がショルダータックルで迎撃し、背中にエルボーを打ち込んでいく。邪道は後藤にタッチ。
後藤と邪道はロープに振ると、後藤がガットショットから邪道がパントキック。邪道が首投げから後藤がギロチンドロップを投下しざんまいポーズ。
成田は起き上がるとチョップ連発も、後藤はガットショットからコーナー振るが、成田もコーナに振り替えして走り込むが後藤は足を伸ばしてカットしロープに飛ぶ。成田はドロップキックで迎撃しヘナーレにタッチ。
ヘナーレはエプロンの邪道にエルボーから後藤にエルボー連打。後藤がロープに振るとラリアットも、避けたヘナーレがジャンピングショルダータックルで倒す。
ヘナーレはストンピングからボディスラム。さらにエルボードロップからフォールも2。ヘナーレは成田にタッチ。
成田はエルボー連打からコーナーに振ると串刺しバックエルボー。中央に振るとヘナーレがサモアンドロップから成田がフォールも邪道がカット。
成田はエルボーからロープに飛ぶが、後藤は担いで牛殺しを狙うが 成田が丸め込むが2。
成田はエルボー連打も後藤はビンタ。だが成田もビンタで返すが後藤がヘッドバッドから牛殺しで3カウント。
<試合後コメント>
邪道&後藤洋央紀
邪道「サンキュー!後藤!お前のおかげだよ!エンジョイして帰れる。これで悔いないから」
後藤「ありがとうございました!明日から始まる公式戦に武者震いがしますよ。今日は邪道さん、復帰!おめでとうございます!」
トーア・ヘナーレ
「これはG1の“Cブロック”だろ?違うか?G1 CLIMAX、自分はすべてをかけてここに来ているんだ。そのどっかでデビッド・フィンレーとシングルマッチをしたい。そのために俺はここにいるんだ。俺がフィンレーとシングルマッチをする……それが“Cブロック”のファイナルだ!」
第2試合
先発はSHOとYOH。SHOが腕ひしぎを狙うがYOHが潰してフォールも2。
握手からYOHがガットショットも、SHOはキャッチしバックを取るが、YOHがバックエルボーで逃れて走り込むと、SHOがリープフロッグからドロップキックを叩き込み、自軍コーナーに叩きつけて石井にタッチ。
石井とSHOがダブルのショルダータックルで倒し、石井がサッカーボールキックからSHOがPK。石井がヘッドバッドからエルボー。さらに逆水平チョップを連発し、背中にサッカーボールキック連発から頭を叩いていく。
YOHはチョップ連発も石井は逆水平チョップからストンピング連打。YOHはエルボー連発も石井はエルボー一発で倒す。YOHは低空ドロップキックも避けた石井がガットショット。キャッチしたYOHがドラゴンスクリューから矢野にタッチ。
矢野はコーナーを外そうとするがSHOが注意。石井がエルボー連発に矢野がエルボーで返しエルボー合戦へ。石井のエルボー連発に矢野がサミングを狙うが、これをせずにエルボーからコーナーを外す。
石井がエルボー、矢野がコーナーに振ろうとするが石井が金具がむき出しのコーナーへ矢野を叩きつけて走り込むが、矢野はマンハッタンドロップからシーソードロップで金具がむき出しのコーナーへ叩きつける。
矢野の急所攻撃をレフェリーが注意し、石井が走り込むと矢野が急所攻撃をフェイントにバックを取るも、石井が切り返すが矢野が俵返からブレーンバスターで叩きつける。矢野はYOHにタッチ。
YOHはエルボーからコーナーに振って串刺しエルボー。石井は逆に振って走り込むが、避けたYOHがエプロンから延髄斬り。さらにスワンダイブフットスタンプも、SHOがYOHを蹴りつけロープに振るが、YOHはエプロンに飛び降りSHOを飛び越えるとラリアットを交わしてランニングエルボーで倒す。
石井が担ぐもYOHは着地。YOHがエルボー連打も石井がエルボーを叩き込んでいくも、YOHが巻き込んでバックブリーカーからネックブリーカー。YOHはトラースキックも石井はキャッチしエルボー。YOHがロープに振ると矢野がエプロンから蹴りつけるが、SHOが矢野にドロップキック。YOHがSHOと石井にトラースキックからコルバタを狙うが、SHOが強引にパワーボムから石井が投げ捨てジャーマン。SHOが串刺しラリアットから石井がエルボーを叩き込みSHOがバッククラッカー。さらに石井が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し3カウント。
<試合後コメント>
矢野通
「真面目に。真面目にです!」
SHO
「G1の前哨戦……だけどね、ただの前哨戦じゃない。G1出てないけど。すっごい思い入れのある一戦だった。反対側コーナーに立ってるYOHを見るの、いつぶり?最後は2015年じゃないか。楽しかったですよ。G1 CLIMAXっていうシリーズだけど、なにかしらの一つ、NEXTに繋がるものを残してやる」
第3試合
フィンレーとロアで開始。ロックアップからロアがコーナーに押し込み背中にエルボー連打。
ロアはガットショット連打からコーナーに振ると串刺しラリアット。
ロアは担ぐもフィンレーは着地し、ラリアットを避けてジャンピングエルボー。さらにコーナーに振って串刺しバックエルボー連発。ロアは担いで迎撃しコーナーに叩きつけるとタマが串刺しボディスプラッシュ。
ロアはボディスラムからタマにタッチ。
ロアが羽交い締めにするとタマがボディブロー。タマはロープに振ってドロップキックで倒すとフォールも1。
タマはエルボー連発からストンピング連発。タマはボディスラムからロアにタッチ。
ロアはシルバーブレッドからフォールも2。ロアはタマにタッチ。
ロアがヘッドバッドからタマがエルボー。フィンレーがタマにエルボーもタマはヘッドバッドで返し担ぐが、着地したフィンレーがバックドロップで叩きつけてジュースにタッチ。タマもロアにタッチ。
ジュースはランニングショルダーからラニングエルボー。さらにザ・テイストからナックルパート。ジュースはガットショットもロアがロープに振るが、ジュースはジャンピングラリアットでなぎ倒す。さらにタマのラリアットを避けるとザ・テイストも、タマは避けてロアがラリアットでなぎ倒す。ロアはタマにタッチ。
タマが串刺しボディスプラッシュも、避けたジュースがロアにスパインバスターからフィンレーにタッチ。
フィンレーとジュースがダブルのフラップジャックからフォールもロアがカット。
フィンレーはロアをラリアットで場外に叩き落とすと、タマに串刺し攻撃もタマは避ける。フィンレーがバックエルボーからコーナーに登りダイブするが、タマがカウンターのガンスタンで3カウント。
<試合後コメント>
タンガ・ロア&タマ・トンガ
タンガ「日々G1のために会場に来ている。それがタッグチームだろうがシングルだろうが、BULLET CLUBはリングの上で自分たちの云いたいことを言い続けるんだ。今日はジュースとフィンレー、残念だったな」
タマ「時は来た。BULLET CLUBが今までなんのためにやってきたのか、そしてこれから何を必要としているのかを示すときがやってきたんだ」
ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー
ジュース「今日の相手は、IWGPヘビー級タッグを370回防衛し続けている2人だった。チームとして自分たちはまだ若い。負けるときもある。今日は負けてしまったが、これはフィンレーのせいでもないし、ミスもあったけど、本番はBブロックの公式戦だからな。明日はタマ・トンガと俺。お前と俺で一対一の戦いだ。USチャンピオンvsタマ・トンガ。チャンピオンとして誇りを持って戦いたい。サンフランシスコからすべてが変わった。ジュース・ロビンソンは、全力をかけて戦い抜くし、その制限をしない強さを見せることで東京ドームにつながっていくと思っている」
フィンレー「G1 CLIMAXの開幕戦、自分たちの思う結果は得られなかったけど、8月11日武道館二日目、ここに向けて俺は今、照準を合わせている。それは、“Cブロック”のファイナルだ。俺とアイツはゼロからスタートをしたんだ。だからそれが今は一番大事に思える。いつもタッグでタナやジュースと組んできたけど、シングルで戦うことが自分の中で大切だと思っている。自分がヤングライオンを抜けたあとにもヤングライオンで頑張っていたヘナーレと“Cブロック”のファイナルで戦えることを楽しみにしている」
第4試合
TAKA「ウェルカムトゥーザック・セイバータイム!G1クライマックス2018、優勝するのは、誰ですかー!?誰ですかー!?春に行われたニュージャパンカップ優勝したザック・セイバー・ジュニア、あの時、ザックが優勝すると予想した人が何人居たことでしょう?ニュージャパンカップに続いてこの夏、G1で優勝するのは、いつ何時、どんな態勢でも関節技、サブミッションホールドが極められるこの男!無限のサブミッションホールドを持つこの男、ザックのサブミッションホールドが極まれば、誰が相手でもジャスト!タップ!アウト!ギブアップ、あるのみ。さらに!このG1用に新兵器を用意したこの男!ヒーイズサブミッションマスター!ヒーイズZSJ!ヒーイズ、ザック・セイバ~~~ジュニア!!それでは飯伏幸太、高橋裕二郎、カモン!オーバーヒア」
先発は飯伏とザック。手4つからザックが潰してグラウンドの攻防へ。ザックがフォールも1。ザックはフロントネックで捉えるが飯伏はロープを掴む。
ザックが飯伏の顔を張ると飯伏はハイキックもザックは避けて場外へ。
ザックがリングに戻ると腕固めから指を捻っていき顔面を踏みつける。そのまま手4つになるが、飯伏がパワーで押しつぶしていくがザックが変形ノーザンライトからフォールも1。飯伏はシーソーで投げ捨てるが、お互い手を離さずブリッジすると、ザックがその手を蹴って外すとチョップ。飯伏がコンビネーションキックからミドルキックで倒し、エルボー連打からロープに振ろうとするもザックは腕を捻って切り返しオーバヘッドキック。ザックはTAKAにタッチ。
飯伏はTAKAにエルボーから裕二郎にタッチ。
飯伏のアームホイップに裕二郎がスライディングキック。飯伏がその場飛びムーンサルトから裕二郎がギロチンドロップ。コーナーに振って走り込むがTAKAが足を伸ばしてカットするが、裕二郎はエルボーを打ち込んでいくもTAKAはサミング。TAKAが走り込むと裕二郎はガットショットもTAKAは延髄斬り。TAKAはザックにタッチ。
ザックはエルボースマッシュ連発も裕二郎は巻き込んで逆さ押さえ込みをフェイントにリバースDDT。フォールもTAKAがカット。飯伏がTAKAを蹴りつけ場外に叩き出すとプランチャから、裕二郎がピンプジュースを狙うがザックが切り返しコブラツイスト。ロープを掴もうとした裕二郎にザックが切り返しザックドライバーで突き刺し3カウント。
<試合後コメント>
TAKAみちのく&ザック・セイバーJr
TAKA「ザックはよぉ!ただのサブミッションマスターだと思うなよ!試合前にも言ったよな?予告してやったよな?コイツはよ、サブミッションだけじゃねーんだ。新兵器!見たか!名付けてザック・ドライバー!一撃必殺だ!」
ザック「ありがとう!ワールドカップでイングランドは準決勝で敗退してしまったが、G1ではそうはいかない。俺にはTAKAみちのくがついているんだ」
TAKA「飯伏、NJCUPでもやられてるよな?お前の苦手なタイプだよな?さらにコイツはザックドライバーって新兵器を手に入れた!明日、どんな手で来る?どんな手で来てもザックを倒せねーよ!ギブアップ、ピンフォール、どっちでもいいよ!とにかくザックの前に立つやつは……ジャスト!タップ!アウト!」
飯伏幸太
「少ししか触れることが出来なかったので、自分の手の内は隠しきれたかなと思いますね。出しきれなかった部分もあるけど、それによって隠された部分がいくつかある。向こうのは引き出せたからね、明日ですね。勝てます。初戦がいちばん大事なので、頑張ります」
第5試合
先発はケニーと内藤。中央で舌戦からロックアップを交わし合う。するとチェーズとSANADAが出てきて相手を蹴散らすと、SANADAは往復リープフロッグもケニーがSANADAのバックを取る。だがSANADAはケニーとチェーズをドロップキックで場外に叩き出し2人まとめてプランチャ。SANADAはケニーをリングに投げ入れ、内藤がストンピングからロープを使ったネックロック。これを離すとフロントネックから首筋にエルボーを落としロープに飛ぶが、チェーズが場外から足を掴んでコケさせケニーがバックドロップ。ケニーはチェーズにタッチ。
チェーズとケニーはダブルのバックエルボーからダブルのエルボードロップ。チェーズが背中にニードロップからケニーにタッチ。
ケニーはスワンダイブチョップを背中に叩き込み、さらに背中にエルボーを打ち込んでいき、コーナーに背中を叩きつけるとチェーズにタッチ。
チェーズはバックブリーカーからフォールも2。
チェーズはパラダイスロックを狙うが失敗。ミラノに教えを請うが、内藤がガットショットからアームドラッグで叩きつけ後頭部に低空ドロップキック。内藤はSANADAにタッチ。
SANADAはチューズにドロップキックからケニーにバックエルボー。さらにチェーズの足を刈って倒すとパラダイスロックで捕らえるがケニーがカット。
内藤がケニーをコーナーに振るが、飛び越えたケニーがリバースフランケンで投げ捨てるもSANADAがケニーにガットショットからスワンダイブミサイルキック。チェーズがSANADAにエルボースマッシュからロープに飛ぶが、SANADAがガットショットからケニーとダブルのスーパーキック。さらにケニーのコタロークラッシャーとチューズのコンプリートショットの合体技。だが内藤がケニーにスイングDDTからチェーズに延髄斬り。SANADAがラウンディング式SkullEndでギブアップを奪った。
<試合後コメント>
内藤哲也
「明日からリーグ戦が始まりますが、初戦がケニー・オメガで良かったかな。お互い言い訳できない状況の中で戦うわけでね、ケニー・オメガ、IWGPヘビー級チャンピオンでしょ?新日本プロレスの中心になりたいんでしょ?明日、重要な一戦じゃないの?ここでコロッと負けるようじゃ、IWGPヘビー級チャンピオンとしてどうなの?ってなっちゃうから。その点、言い訳できないのは俺も一緒。一昨年のG1、去年のG1、そして今年……シングルマッチは三回目だけど、過去二回彼と戦ってて非常に楽しかったからね。楽しい時間でしたから。まあ明日のリーグ戦も、俺はケニー・オメガとの対戦、楽しみにしてるよ。そして今日からいよいよG1 CLIMAX!全国の皆様に、過去最高のG1 CLIMAXをお届けしますよ。……駄目だ。熱くて口が回らないよ。それでは皆様、また明日、ここ大田区総合体育館でお会いしましょう。アディオス!いやぁ、カロール(暑い)だぜぇ、カブローン!」
ケニー・オメガ
「今日がIWGPヘビー級チャンピオンとしてのはじめてのG1 CLIMAXだった。そして、オカダ・カズチカが初めてただの男として迎えるG1 CLIMAXでもある。どんなものになるのかな?そして明日は俺にとってG1 CLIMAXでの大きな試練となるだろうね。去年は俺にとってもキャリアの中で最高の一つと言える試合を繰り広げた相手だ。2つのその試合の相手なわけだからな。今、内藤はケニーが必要なんじゃないのか?アイツのキャラクターは少し落ち着いてしまっているように見えるぞ。だから、彼は今俺のことを必要としているに違いない。だからこそ、しっかりと準備しておけ。約束しよう、俺としっかりいい試合をすればお前にもまたチャンスが巡ってくるし、お前のそのキャラクターが生かされる時が来るだろう。そして全てが終わったときに、G1を優勝するのは俺だけど、もしお前がしっかりと俺の対戦相手にふさわしい試合を繰り広げてくれたなら、東京ドームでチャンスをやっても良いんだぞ。それはダブルメインイベントなんかじゃない。お前と俺のシングルマッチだけがメインイベントだ。取り急ぎ、また明日」
第6試合
エルボーの打ち合いから試合開始。YOSHI-HASHIがエルボー連打からロープに飛びラリアットも、避けた真壁がショルダータックルで倒す。真壁はコーナーに振って串刺しラリアットからナックルを狙うが、YOSHI-HASHIは抜けて足を引きずり落とすと串刺しラリアット。YOSHI-HASHIはコーナーに蹴落とし場外乱闘へ。
リングに戻るとストンピング。真壁が起き上がりエルボーを打ち込むと、YOSHI-HASHIはチョップで返しコーナーに振ると串刺しチョップ。YOSHI-HASHIはブレーンバスターからフォールも2。
YOSHI-HASHIは顔面を蹴りつけエルボー。真壁は膝立ちで挑発すると、YOSHI-HASHIはエルボーを打ち込んでいくが真壁はガードしナックル。さらにロープに飛ぶがYOSHI-HASHIはチョップで迎撃。真壁はロープに振ってパワースラム。
起き上がるとYOSHI-HASHIがチョップから串刺しエルボーも、避けた真壁が串刺しラリアットからナックル連打。さらにノーザンライトスープレックスホールドも2。
真壁がバックをとるが、エルボーで抜けたYOSHI-HASHIに袈裟斬りチョップ。ロープに飛んだ真壁がラリアットも、YOSHI-HASHIは腕へのハンマーで迎撃しチョップ。エルボー合戦から真壁がエルボー連打。崩れ落ちたYOSHI-HASHIが、なんとか立ち上がると張り手で真壁に膝をつかせる。YOSHI-HASHIはロープに飛ぶが真壁がラリアット。避けたYOSHI-HASHIを逆の腕でのショートレンジラリアットでなぎ倒すが両者ダウン。
真壁は串刺しラリアットからコーナーに座らせスパイダーを狙うが、YOSHI-HASHIはバックエルボーで逃れて担ぐとシットダウンパワーボム。フォールも2。
YOSHI-HASHIはバックをとるが、エルボーで逃れた真壁がロープに飛ぶがYOSHI-HASHIはラリアットで迎撃し蒼魔刀。フォールも2。
YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕らえるが、真壁はそのまま担ぐも着地したYOSHI-HASHIがバッククラッカー。再度バタフライロックで捕らえるが真壁はロープへ足を伸ばす。
YOSHI-HASHIはコーナーに上るとダイビングヘッドハンター。フォールも2。
YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、耐えた真壁がエルボーからコーナーに走り潰す。真壁は串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたYOSHI-HASHIがラリアットも、避けた真壁が投げ捨てジャーマン。だがすぐに立ち上がったYOSHI-HASHIとラリアットの相打ち。
ロープを掴んで立ち上がったYOSHI-HASHIの後頭部に真壁が串刺しラリアットから、コーナーに座らせ、YOSHI-HASHIの顔面を鉄柱に叩きつけてからスパイダージャーマン。さらにキングコングニードロップを投下し3カウント。
YOSHI-HASHI
「もちろん今日は勝つつもりでいたけど、一敗しちゃったけど、いずれにしても俺は今日アイツと真っ向勝負で行くって決めてたから。まだ今日で始まったばっか。終わったわけじゃないから。必ず仮を真壁に返すから。次、EVIL、二年前にアイツとやったとき買ってるかもしれないけど、それから二年経ってわかんない。でも必ず勝つから」
真壁刀義
「あんなのは通用しねぇよ。でも強くなったなぁ、小僧。強くなった。あのクソ野郎、入ってきた時は俺の草履持ちやってたんだ。大したもんだ。あそこまでよく上がった。何度も言ってる。アイツが自分をレスラーとして立ててぇからCHAOS行ったって。そこでよ、中邑があの野郎をカバーしたじゃねぇか。テメェの小僧にしときゃ他のやつに文句は言われねぇ。なんでかわかる?新日本プロレスは友達ごっこじゃねぇんだよ。味方だろうが噛みつかねぇと終わりだ。強くなった。でも俺に『強くなった』って言わせるってことはよ、まだまだ俺も余裕だってことだよ。わかってんだろ?これをYOSHI-HASHIが聞いたらまた高みを望むだろう。それで良いんだ。敵が強大な程おもしれぇ。だから俺も戦ってんだ。いいぜぇ。いつでも来いよこの野郎。俺も何年もやってんだ。プライベートでも試合でも気に入らねぇやつがきたらとことんやってんだ。新日本プロレスってそんな甘い世界じゃねぇんだよ。いいじゃねぇの。あのへんの小僧が力上げてきたってことだ。俺もさ、『いいんじゃねーの』なんて言ってたけど、意地でも最後の最後までぶら下がって、しがみついてよ、奴らの壁になってやる。そして叩き潰してやる。そしてひ弱なチャンピオンをつえーもんにしてやる。それで文句ねーだろ?まずはこのG1 CLIMAXで能書き垂れてるやつがいっぱいいるから、面白くなるなあ。面白くなってくるよなあ?いいぜぇ。俺もキャリア何年だ?22年だぞ。今年46の年寄りだぞお前。この俺にこんだけ出させてんだ。覚悟しとけ。2009年、G1 CLIMAX優勝?そんなもんもう誰も知らねーよ。新たに歴史作ればいいだろ。それだけだよ」
第7試合
ペイジが入場するなりファレが急襲し場外乱闘で試合開始。ファレがリングに投げ入れるも、ペイジがすぐさまトペ・スイシーダから場外乱闘。
ファレが帰ろうとするも、花道でエルボーの打ち合いから客席で場外乱闘。
リングに戻りファレが踏み潰しストンピング。ペイジが起き上がるとエルボー連打。ファレもエルボーからロープに振ってラリアット。避けたペイジがラリアットも、ファレがふらついたところへ再度ラリアット。膝をついたファレをペイジが丸め込もうとするが、耐えたファレがエルボードロップも、避けたペイジがその場飛びシューティングスタープレスを投下しフォールも2。
ペイジがロープに振ろうとするが、ファレは担ぐも着地したペイジがロープに突き飛ばしバックを取る。だがエルボーで逃れたファレがラリアットも、避けたペイジがバックを取り直すもファレは下がってコーナーで潰す。
ファレは串刺しボディスプラッシュからその場飛びボディプレス。フォールも2。
ファレはグラネードを狙うがペイジはカサドーラも2。ファレの串刺し攻撃を交わしたペイジがラリアットで場外に叩き出し、ペイジがトペを狙うもロアが場外から足を引っ張り落とすがペイジがスーパーキックでロアを蹴散らしリングへ。ペイジはファレにスライディングキックからコーナーに登ると三角飛びケブラーダでロアとファレをまとめて蹴散らす。
リングに戻り、ペイジはジ・アダムス・アップルを叩き込んでフォールも2。
ペイジはライト・オブ・パッセージを狙うがタマが背後から膝裏へタックルを叩き込みカット。タマとロアがファレと共にストンピング連打。タマがマウントエルボーを打ち込むが、これはレフェリーが試合を止めファレの反則負けとなった。
ファレはペイジのロープを持ち込むとペイジの首にかけるが、ケニー&飯伏&チューズがリングへ助けに入った。
<試合後コメント>
バッドラック・ファレ
「なんだなんだ?反則?俺が反則をしたか?なぜ反則負けなんだ?俺は何もしなかったはずだ。俺の仲間がああやって来たのは彼らが俺の友人だからだ。なのになんで俺が反則なんだ?アイツらくたばれ!」
ハングマン・ペイジ
「ファレのFXXK野郎め!まあ、あんなことになるだろうとは思ったよ。ファレだってBULLET CLUBのメンバーなんだから何が反則になるかくらいわかってるはずだろ。なのにそれをやったんだ。俺は真剣に戦おうとしてたのによ。2015年にAJスタイルズがいた頃からアイツらは成長を止めちゃったんだ。ファレ、くたばれ!」
第8試合
EVILがガットショットからヘッドロック。さらにショルダータックルもエルガンは動じない。EVILのチョップを避けて逆水平チョップからヘッドロックで捕らえショルダータックル。EVILも負けじとショルダータックルからチョップも、エルガンはチョップを貫きショルダータックル。EVILはたまらず場外へ。
エルガンのエルボーを鉄柱に自爆させたEVILが鉄柵を使った腕攻めから、腕に椅子を巻き付けて鉄柱に叩きつける。
リングに戻り、EVILはエルガンの腕をリングに叩きつける。エルガンは構わずその腕でチョップを打ち込むが、EVILは腕を捻ってコーナーに叩きつける。
エルガンはボディにチョップも、EVILはサミングから腕を捻って倒しセントーン。フォールも2。
EVILはサーフボードストレッチ。エルガンは力づくで切り替えそうとするがEVILはいなして離さない。エルガンは振りほどくとEVILのガットショットをキャッチしバックドロップ。
EVILは立ち上がるも、エルガンはバックエルボー2連発からロープに振ってラリアット。EVILはロープを掴んでタイミングをずらし場外に逃げるが、エルガンはすぐさまトペスイシーダ。
リングに戻り、エルガンは振り子式フットスタンプからぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも2。
エルガンは担ぐも着地したEVILに串刺し攻撃。EVILは蹴りつけるが、エルガンは構わず串刺しラリアットからショートレンジラリアット連発。膝をついたEVILにサポーターを外した串刺しラリアット。
エルガンはリフトアップするが着地したEVILがガットショットをキャッチしレフェリーに持たせるとトラースキック。
EVILは串刺しラリアットからブルドッキング・ヘッドロック。フォールも2。
EVILはすぐさま脇固めから指を捻ろうとするが、エルガンは切り替えして担ぐとコーナーに叩きつけて、走り込んで来たEVILに二段蹴り。さらにロープに飛ぶが、EVILは避けて背中を突き飛ばすとエルガンはエプロンに降りる。EVILはエルガンの腕をロープを使ったアームブリーカーからエプロンから場外に飛び込んでの鉄柵を使ったアームブリーカー。カウント18で戻るがEVILは串刺しブロンコバスターからフォールも2。
EVILは腕を極めようとするが切り替えしたエルガンとラリアットの相打ち。再度相打ちからエルガンが串刺し攻撃を狙うが、避けたEVILがエルガンのガットショットをキャッチし串刺し攻撃を狙うが、バックを取ったエルガンが投げ捨てジャーマン。さらにラリアットを狙うが、撃ち落としたEVILがダークネスフォールズも2。
EVILはEVILを狙うが丸め込んでエルガンがファルコンアロー。両者ダウン。
エルボーの打ち合いからエルガンがロープに飛ぶも、EVILが避けてラリアットでなぎ倒すとEVILを狙うがエルガンはエルボーで抜けてトラースキック。さらにラリアットも、避けたEVILが投げ捨てジャーマンからロープに飛ぶがエルガンがカウンターのラリアットからコーナーに座らせ雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
エルガンはコーナーへの投げ捨てパワーボムからアルゼンチンで担ぐも、着地したEVILが逆さ押さえ込みを狙うが、エルガンがラリアットで切り替えした所をEVILがEVILを狙うが、巻き込んで担いだエルガンがスプラッシュマウンテンからのエルガンボムで3カウント。
<試合後コメント>
マイケル・エルガン
「G1の初戦、開幕戦。残念ながら勝った気がしない。今自分の頭の中で引っかかっているのは、NEVER無差別級のベルトをたったの一週間で奪われてしまったこと。あんなひどいことはない。自分自身を疑ったし、家族にも迷惑をかけた。G1では勝っても負けてもドローでも、自分のパフォーマンスを出して戦っていく。新日本プロレスは、世界最高峰のプロレス団体であり、最高峰の中の最高峰だ。その中で自分自身がプロレスラーであることを証明するために戦っている。2018年のG1 CLIMAXの一つ一つを絶対に覚えていてほしい」
第9試合
鈴木がローキックを打ち込み左右の掌底からラッシュを仕掛ける。棚橋はロープ際で体勢を変えてチョップも、鈴木がロープに振ってビッグブーツ。キャッチした棚橋がロープに飛んで低空ドロップキックも、避けた鈴木がPKも避けた棚橋にスリーパー。なんとか首投げで振りほどいた棚橋がビンタからロープに飛ぶが、鈴木が低空ドロップキックを叩き込んでアンクルホールドからヒールホールド。改めてアンクルホールドからガッツリ締め上げ、再度中央に引きずると膝十字。ロープへ這う棚橋にアンクルホールドで極めながら中央に戻り、再度膝十字から腕もまとめて極めていく。鈴木はSTFで締め上げ、片逆エビ固め式のアンクルホールドからアキレス腱固め。棚橋はなんとかロープを掴むが立ち上がれない。
鈴木はエルボーを打ち込んでいき、顔面を張っていくと髪を掴むが、棚橋はエルボーを打ち込んでいくも鈴木はエルボーから容赦ないローキック連打。さらにミドルキックも棚橋はキャッチしドラゴンスクリュー。
棚橋は串刺しドロップキックも、鈴木がロープに振るが棚橋はジャンピングエルボーで倒す。棚橋はボディスラムからセカンドロープに飛び乗りサンセットフリップも、避けた鈴木がPKからフォールも2。
鈴木はアキレス腱固め。4の字固めに移行するが、棚橋は裏返すも鈴木はすぐに回転するが棚橋はロープへ。
鈴木は顔面を蹴りつけていき、引き起こすとエルボーの打ち合いへ。鈴木が左右の貼り手連打から掌底連打。棚橋は手を出すがまったく当たらず、鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、耐えた棚橋に膝蹴りから膝十字を狙うが棚橋は丸め込むが2。
棚橋はビッグブーツを巻き込んでグラウンドコブラでフォールも2。
棚橋は張り手からロープに飛ぶが、鈴木が追走してバックを取るとスリーパー。棚橋は足をキャッチしリバース・ドラゴンスクリュー。
棚橋はスリングブレイドからフォールも2。棚橋はダイビングクロスボディアタックからハイフライフローを投下し3カウント。
<試合後コメント>
鈴木みのる
「(カメラを)向けてんじゃねーぞこの野郎!向こういけこの野郎!あっちいけこの野郎!」(報道陣にペットボトルの水を撒き散らしながら荒々しく退席)
棚橋弘至
「(仰向けに倒れ込んで)痛い……痛い……痛くない!痛くないから……痛くないでしょう!(立ち上がって)ほら!立てるじゃん!対戦相手は鈴木みのる。ワンチャン狙ってましたから。集中力、ワンチャンス、プロレスの醍醐味!G1 CLIMAXの、激しすぎる公式戦なので、俺の試合は清涼剤。かといって俺が熱くないわけじゃないから。17回出てるから。『ただ回数多く出てるだけでしょ?』って言われないように。始まったね。始まった。……(膝を気にかけながら)大丈夫。ほらもう大丈夫。よし!さぁ、棚橋と一緒に駆け抜けるやつは付いてこいよ。ちょっくら優勝してきます!」
第10試合
ジェイが握手を求めるが、オカダが掴んだ瞬間ブレードランナーを狙うがオカダはレインメーカーで切り返そうとするが両者距離を取る。
ロックアップからジェイがロープに押し込むがオカダが体勢を変えてチョップをフェイントに頭をなでてクリーンブレイク。すぐにジェイがチョップ連発からヘッドロック。ショルダータックルを避けたオカダがフロントネックで捕らえグラウンドへ。そのままヘッドロックで絞め上げるが、ジェイはコーナーに突き飛ばし走り込むがオカダはショルダースルー。ジェイはエプロンからエルボーを打ち込みコーナーに登るが、オカダはヘッドロックで捕らえ、そのまま離すとジェイはリングに落下。
オカダはスライディングキックで場外に叩き出し場外乱闘。
リングに戻ると、オカダのエルボー連打にジェイがチョップを打ち込み串刺しエルボースマッシュからコーナーへのブレーンバスター。フォールも2。
ジェイは顔面を踏みつけると、場外に降りてエプロンへのフェイスバスター。さらに仰向けになったオカダの胸にエルボーから、スポンサーマットを外してのチョーク攻撃。
ジェイはチョップからリングに戻りフォールも2。
ジュースはドラゴンスリーパーで捉えるが、オカダはエルボーで逃れてロープに振ろうとするがジェイはトラースキックから髪を掴んで引き倒しバックブリーカー。
ジェイは鎌固めもオカダはロープへ。
ジェイは首投げからサッカーボールキック。オカダはチョークからエルボー連打。コーナーに振って串刺し攻撃も、避けたジェイがバックを取るが、着地したオカダがガットショットからDDT。
オカダはエルボーも、ジェイがロープに振ってラリアットも避けたオカダがバックエルボー。オカダはコーナーに振って走り込むが、ジェイがエルボーで逃れて走り込むがオカダはフラップジャック。フォールも2。
オカダはダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
オカダは担ぐがジェイがバックを取り強引にバックドロップ。
ジェイがダブルアームスープレックスからネックチャンスリー。オカダは3発目を切り返すがジェイは旋回式ブレーンバスター。フォールも2。
ジェイはブレードランナーを狙うが、切り替えしたオカダがコブラクラッチも、ジェイは一瞬のすきを付き抜けるとコブラクラッチ。オカダはロープへ足を伸ばしブレイク。
ジェイはバックを取るが、オカダはエルボーで逃れるとリバースネックブリーカードロップ。両者ダウン。
オカダはジョン・ウーからボディスラムで叩きつけてコーナーに上るとダイビングエルボードロップ。
オカダはレインメーカーポーズからバックを取るが、ジェイはカウンターのコンプリートショットからジャーマンスープレックスホールドも2。
ジェイはチョップを打ち込んでいくが、オカダは額を突き合わせるとエルボースマッシュ連発。ジェイは髪を掴んでショートレンジラリアットでなぎ倒すとフォールも2。
膝立ちでオカダがエルボー。ジェイはボディブローからエルボーを打ち込み、場外への投げ捨てバックドロップ。オカダは場外で倒れ込む。ジェイは強引に起こして鉄柵へのブレーンバスター。
リングにオカダを投げ入れると、ジェイはイスを持ち出しレフェリーを突き飛ばすとオカダに振りかぶるが、オカダはこれを避けて椅子ごとドロップキック。
オカダはロープに振ってドロップキック。さらにツームストンパイルドライバーからレインメーカー。だがジェイの腕がレフェリーにあたっており、レフェリーはダウンしてカウントを叩けない。
オカダは改めてツームストンを狙うが、ジェイは着地し急所攻撃からイスを顔面に投げつけ、倒れたオカダにブレードランナー。これで3カウント。
ジェイ「これまでずっと独走状態で強かったオカダ・カズチカの時代も終わりだな。(観客からの歓声を受けて)おいおい、お前ら泣かせるなあ。でもお前らなんてどうでもいいんだ。お前らなんて全員くたばっちまえばいい。俺は言ったよな?2018年は俺の年にすると。そしてCHAOSは俺のもの、G1も俺のもの。そしてお前らみんな嫌が王もなく俺と、そしてスイッチブレードとともにあるんだ」
<試合後コメント>
ジェイ・ホワイト
「1月以降、オカダは下降を続けている。今はもう“元・新日本プロレスの顔”という存在になってしまったなあ。俺こそがこの新日本のニューフェイスであり、CHAOSは俺のもの、そしてこの団体も俺のものになるんだ」