KAIが桑原コーチとW-1初代王者獲りに向けた最終調整!征矢「AKIRA戦はスパイ・コントラ・責任マッチだ!」
10月2日、WRESTLE-1のKAIが都内・WRESTLE-1ウエイトトレーニング場にてWRESTLE-1コンディショニングコーチ・桑原弘樹氏立ち会いの元、初代王者決定トーナメント準決勝&決勝が行われる10月8日後楽園ホール大会に向け練習を公開。
KAIと桑原氏の関係は一選手とコンディショニングコーチと言う関係だけではなく、以前にKAIがジュニアヘビー級からヘビー級への肉体改造を行った際に半年間に渡り二人三脚で行った深い関係がある間柄だ。
「僕の肉体は桑原さんのトレーニング方法で出来ている」とKAIが語れば、「KAI選手とは肉体改造で時間と苦労を共にした」と桑原氏も当時を振り返る。
そして、大一番の試合を控えるKAIが肉体作りの師匠である桑原氏に再び協力を仰ぎ最終調整を行った。
「KAI選手の全筋肉をマックスまで引き上げると言う作業」と桑原氏が語る様に、240kgのバーベルを持ち上げるトレーニングをはじめ桑原式トレーニングでみっちりと肉体を作りあげた。
そして最後に滝のように流れる汗を気にもせず「KAIに関わる全ての人の気持ちを背負って10月8日は戦います。誰がなんと言おうとWRESTLE-1初代王者になるのは俺だ!」と悲願の初代王者に向け“エース”が吠えた。
KAI
「久しぶりに桑原さんと一緒にガッチリ練習出来ました。以前、肉体改造をした際の毎日一緒にトレーニングさせて頂いた事を思い出しました。僕の肉体は桑原さんが開発したグリコパワープロダクションと桑原さんのトレーニング方法で出来ているので。今日、一緒にトレーニングさせて頂いて気持ちが引き締まりましたので、8日後楽園大会に向け調整はバッチリです。」
桑原弘樹コンディショニングコーチ
「僕はプロレスのスキル・技術面に関してはノータッチなので、ベーシックな肉体作り担当ですけど、今日は胸とか肩とかのある一部位だけじゃなく今のKAI選手の全筋肉をマックスまで引き上げると言う作業をさせて頂きました。車で言うと、どんなに高性能なエンジンがあってもフルスロットルで回すと言う作業が必要で、それって一人だと甘えや気持ちの限界で出来ないので僕みたいな人間が、本人が無理だと思った所からさらに引き上げる事をすると限界まで持っていけるので。これは決して疲労蓄積にはあたらないので、これでKAI選手の持っている最大の筋肉を生かせると思います。あとは技術と気持ちが乗っかれば必ずベルトを獲れると思います。」
ーー準決勝が近藤修司選手ですが、近藤選手と言えばパワーファイターのイメージですが?
KAI「僕もパワーは桑原さん指導でつけて頂いていますので。攻撃するパワー、受けるパワー、何をされても壊れない肉体を作って頂いたので心配ないです。」
ーー桑原さんはKAI選手に思い入れもあると思いますが?
桑原「僕は普段、WRESTLE-1と言う団体の一員として全選手平等に見て応援しているので対戦が決まると毎回複雑な気持ちが沸き起こります。今回に関して言えばえこひいきではないですけど、KAI選手とは肉体改造で時間と苦労を共にしたので応援してしまいますね。あとは僕の立場からは見守るだけと言う感じです。僕の中では、KAI選手がベルトを巻いた姿を毎日イメージトレーニングしていますので。」
ーー最後に10月8日後楽園大会に向けてお願いします。
KAI「いつもKAIを応援してくれているファンの皆さん、桑原さんの様に影でKAIを支えてくれる皆さん、KAIに関わる全ての人の気持ちを背負って10月8日は闘います。最後に、誰がなんと言おうとWRESTLE-1初代王者になるのは俺だ!」