【試合結果】11・3 豊田真奈美30周年記念興行横浜大さん橋ホール大会 豊田真奈美vs藤本つかさ 他50試合
『豊田真奈美30周年記念興行~飛翔天女~豊田真奈美引退』
日程:2017年11月3日
会場:横浜・大さん橋ホール
開始:15:00
観衆:未発表
▼第1ブロック 3分1本勝負
<一試合目>
●豊田真奈美
3分0秒 リングアウト
[正危軍]○尾崎魔弓(OZアカデミー)/桜花由美(WAVE)/雪妃魔矢(アイスリボン)/Alex Lee(フリー) with ポリス
▼第2ブロック 1分1本勝負
<ニ試合目>
○豊田真奈美
37秒 ムーンサルト→体固め
●テキーラ沙弥(アイスリボン)
<三試合目>
●豊田真奈美
55秒 もちハムバーガー→体固め
[らぶりーぶっちゃーず]○星ハム子(アイスリボン)/○宮城もち(アイスリボン)
<四試合目>
○豊田真奈美
55秒 ニコニコじるし→ギブアップ
●さくらえみ(我闘雲舞)
<五試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△山下りな(OSAKA女子)
<六試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 両者時間切れ引き分け
△里村明衣子(仙女)
<七試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△倉垣翼(フリー)
<八試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△AKINO(フリー)
<九試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△世羅りさ(アイスリボン)
<十試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△ドレイク森松(ガッツワールド)
<十一試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△チェリー(DDT)
<十二試合目>
○豊田真奈美
48秒 ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボム→片エビ固め
●希月あおい(フリー)
<十三試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△宮崎有妃(フリー)
<十四試合目>
●豊田真奈美
25秒 スクールボーイ
○ボリショイキッド(PURE-J)
<十五試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△豊田MAGAMI/△旧姓・豊田さく美
<十六試合目>
○豊田真奈美
32秒 ジャパニーズレッグロールクラッチを切り返して→エビ固め
●米山香織(YMZ)
<十七試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△加藤園子(OZアカデミー)
<十八試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△Leon(PURE-J)
<十九試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△山縣優(フリー)
<二十試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△朱崇花(WAVE)
<二十一試合目>
○豊田真奈美
59秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
●小林香萌(フリー)
<二十ニ試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△志田光(魔界)
<二十三試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△松本浩代(フリー)
<二十四試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△浜田文子(WAVE)
<二十五試合目>
●豊田真奈美
59秒 ローリングクレイドル→エビ固め
○永島千佳世
▼第3ブロック 1分1本勝負
<二十六試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△日高郁人(ZERO1)
<二十七試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△パピヨン朱美(デラぺっぴん)
<二十八試合目>
●豊田真奈美
57秒 リングアウト
○がばいじいちゃん(九州プロレス)
<二十九試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△松山勘十郎(松山座)
<三十試合目>
○豊田真奈美
7秒 ビッグブーツ→体固め
●キッド(西口)
<三十一試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△アントニオ小猪木(西口)
<三十二試合目>
○豊田真奈美
39秒 モロ出し→反則
●男盛(フリー)
<三十三試合目>
○豊田真奈美
48秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
●木高イサミ(BASARA)
<三十四試合目>
●豊田真奈美
58秒 有刺鉄線ボードへのドラゴンスプラッシュ→体固め
○伊東竜二(大日本)
▼第4ブロック 1分1本勝負
<三十五試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△カルロス天野(OB)
<三十六試合目>
△豊田真奈美 with 山田敏代(OB)
1分0秒 両者時間切れ引き分け
[ラス・カチョーラス・オリエンタレス]△下田美馬(CMLL)with 三田英津子(OB)
<三十七試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△山崎五紀(OB)
<三十八試合目>
○豊田真奈美
33秒 スクールボーイ
●ブル中野(OB)
<三十九試合目>
○豊田真奈美
42秒 ボディスラム→体固め
●長与千種(Marvelous)
<四十試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△ジャガー横田(ディアナ)
<四十一試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△吉田万里子(フリー)
<四十ニ試合目>
●豊田真奈美
56秒 ジャパニーズオーシャン・クインビーボム
○高橋奈七永(SEAdLINNNG)with 南月たいよう(OB)
<四十三試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△KAORU(Marvelous)
<四十四試合目>
●豊田真奈美
41秒 ダイビングフットスタンプ→体固め
○伊藤薫(ディアナ)
<四十五試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△渡辺智子(Marvelous)
<四十六試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△井上貴子(LLPW-X)
<四十七試合目>
●豊田真奈美
56秒 浴びせ蹴り→体固め
○堀田祐美子(フリー)
<四十八試合目>
△豊田真奈美
1分0秒 時間切れ引き分け
△井上京子(ディアナ)
▼第5ブロック 豊田真奈美引退試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負
<四十九試合目>
○豊田真奈美
7分6秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
●藤本つかさ(アイスリボン)
<五十試合目>※豊田の希望で再試合
○豊田真奈美
3分34秒 ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボム→体固め
●藤本つかさ(アイスリボン)
<五十一試合目>※再々試合
●豊田真奈美
5分52秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
○藤本つかさ(アイスリボン)
豊田真奈美が30周年記念興行で51試合を行い引退!最後の相手でありサイクロン継承者の藤本に「豊田真奈美2世じゃなくて、藤本つかさの技にして」
第1ブロック
豊田真奈美からのVTRが流された後、本人がリングに登場。マスコミからの花束が渡された後、第一ブロックとしてOZアカデミー正危軍の5人が登場。
正危軍の3人が奇襲し凶器攻撃。ロープに振って雪妃と桜花がムチ攻撃からポリスがイスを叩き込む。
正面ロープに押し込んで各々顔面を踏みつけポーズ。コーナーに振るとトレイン攻撃を狙うが、豊田がこれを避けて誤爆させるもポリスがガットショットからロープに振ってラリアット。避けた豊田が急所蹴りで蹴散らすと、尾崎にローリングクレイドル。これは桜花と雪妃がカット。豊田を場外に蹴り出すと、客席になだれ込んでの場外乱闘。そのまま時間切れとなった。
第2ブロック
アイスリボンのテキーラ沙弥が突っ込むも豊田は脳天にチョップからミサイルキック。吹っ飛んだ沙弥に豊田はムーンサルトを投下し3カウント。
アイスリボンの星ハム子&宮城もちのタッグチーム“らぶりーぶっちゃーず”が入場。豊田にも帽子とサングラスをかぶせパリピ的な入場パフォーマンスで踊り狂う。
セクシーポーズで挑発するぶっちゃーず。豊田コールが起きると、豊田もリングに寝転がりセクシーポーズ。これが終わるとぶっちゃーずがストンピングから太鼓の乱れ打ち。さらにもちハムバーガーでサンドしフォール。二人分の体重がかかり豊田は返せず3カウント。
センダイガールズプロレスリングの里村明衣子が入場。リングを周り、お互いローで牽制から手4つになるかにみせて里村はその手をハイキックで蹴り飛ばす。手4つから里村がロー。さらにDDTから側転ニーを落とし、ここで時間切れ。里村とともに橋本千紘が花束を渡しリングを去った。
我闘雲舞のさくらえみが入場。号泣した泣きまねからコーナーに振ってマシンガンチョップ。さらにさくらえみ70kgから手を踏み潰そうとするが、避けた豊田がりほをリングに呼び出しさくらをキャメルクラッチで捕らえてニコニコじるし。これでさくらがギブアップ。
OSAKA女子プロレスの山下りなが入場。山下は「豊田さん!」と抱きつこうとするが豊田は前蹴りからフォールも2。そのまま全女式連続フォールも2。山下はガットショットからパワーボムの体勢も、豊田はリバースしラリアット。避けた山下がショルダータックルで倒しロープを揺らしてアピールしているうちに時間切れ。豊田は山下の頭をはたいてから抱きしめた。
倉垣翼が入場。倉垣がガットショットからコーナーに振って串刺しラリアット。さらに串刺しラリアットからアルゼンチンで担ぎ、これをおろすとムーンサルトプレスを投下。フォールも2。倉垣はベイダーハンマーもここで時間切れ。
AKINOが入場しマイクを持つ。
AKINO「豊田さん、豊田さんとのシングルマッチ終わってますよね?試合思い残すことはありませんので、このあと何試合もありますからここで休憩を。ただ、自分、豊田さんにいっぱい迷惑をかけていままで来たので、今日はこのリングを謝罪の時間にあてさせていただければと思います。よろしいでしょうか?まず、座って」
AKINOはコーナーに座った豊田に顔面ウォッシュ連発し時間切れ。
アイスリボンの世羅りさが入場。世羅は飛び込みガットショットからコーナーに振ってアイスリボン勢がリングに上がりトレイン攻撃。豊田は松本都だけ前蹴りで迎撃するが、最後に世羅が串刺しエルボーからダイビングダブルニードロップ2連発。フォールも時間切れ引き分け。
試合後アイスリボン勢と記念撮影を行った。
ガッツワールドのドレイク森松が入場。ドレイクが突っ込みバット攻撃からロープに振ってボディにフルスイング。さらにショートレンジラリアットでなぎ倒すフォールも2で髪を掴んで引き起こす。ドレイクはショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールもやはり2で引き起こす。ドレイクはドレイクドライバーからフォールも2。ドレイクはバットで殴打していき時間切れ引き分け。
DDTプロレスのチェリーが入場。「お願いします。正々堂々と」と握手したチェリーは手4つを要求するが、チェリーは手4つから足の甲を踏みつけると、レフェリーを巻き込んで豊田を倒し熟女でドーン。豊田はこれを受けきり熟女でドーン返し。チェリーは熟女にドーン。豊田は熟女が熟女にドーン。チェリーは往復式熟女でドーンも、すべて受けきった豊田は熟女でドーンでチェリーを倒しここで時間切れ。
希月あおいが入場。あおいはドロップキックで急襲し、ロープに振ろうとするが逆に豊田が振るもあおいはジャンピングラリアットからノーザンライト。だが2。あおいはスノーブロウも豊田は剣山で迎撃し、空手チョップからジャパニーズ・オーシャン・クインビーボムで叩きつけ3カウント。
宮崎有妃が入場。宮崎は突っ込んでガットショットからストンピング。ロップに振るも豊田はビッグブーツで倒しコーナーに登るが、宮崎はビンタから正面に登りリップロック。宮崎は雪崩式ブレーンバスターから恥ずかし固め。これで時間切れ。
ボリショイ・キッドが入場。ボリショイは豊田コールを起こすと、豊田とともに客席に飴を投げていく。だがボリショイがその豊田に背後から忍び寄りスクールボーイで3カウント。
旧姓・豊田さく美&豊田MAGAMIが入場。握手に応じるが、リングの豊田3人は手を上げてアピールすると、さく美とMAGAMIの二人がガットショット、次々前蹴りから走り込むとダブルのビッグブーツで豊田を倒し、さく美がロープにくくって走り込むとカンチョー攻撃。さらにMAGAMIが場外からメガホン攻撃。ここで時間切れ。
米山香織が入場。米山は豊田にタオルを回すよう要求。コーナーに登らせタオル回す豊田。豊田がリングに降りたところを米山はスクールボーイも2。続いて首固めも2。米山はぐるんちょを狙うが豊田が切り返し3カウント。
OZアカデミーの加藤園子が入場。加藤はローキックも豊田は空手チョップ。再度ローキックに空手チョップ。加藤はロー連打からコーナーに振って串刺しエルボーから顔面にローキックを叩き込みキャノンボール。さらにダイビングギロチンドロップからフォールも時間切れ。
試合は終わったが、豊田は餞別のローリングクレイドル。
PURE-JのLeonが入場。Leonはコーナーに振って串刺し攻撃からコーナーに登って飛び込むが、避けた豊田にLeonはスピアー。Leonはコーナーに登りマッドスプラッシュを投下。フォールも2。
Leonは引き起こすが、豊田はガットショットからかかと落とし。さらに垂直落下式ブレーンバスターを叩き込んでフォールも2。ここで時間切れ。
PURE-Jの選手がリングに登り花束贈呈を行った、
山縣優が入場。山縣はガットショットからチョップ。チョップの打ち合いから山縣が足を踏みつけ延髄斬りからブレーンバスターを狙うが、豊田が逆にブレーンバスター。さらに豊田は高速ブレーンバスターで叩きつけて時間切れ
プロレスリングWAVEの朱崇花が入場。豊田はラリアットも避けた朱崇花はブーメランアタックからドロップキック。場外に転がり落ちた豊田に朱崇花はトペ・コンヒーロ。さらにコーナーに登り場外へのダイビングセントーンを投下。ここで時間切れ引き分け。
小林香萌が入場。小林は突撃しドロップキック。コーナーに登りミサイルキックからフォールしようとするが、立ち上がった豊田にエルボ―連打で倒しフォールも1。小林に豊田がガットショット連発で倒し、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド。これで3カウント。
魔界の志田光が入場。志田のヒップアタックを豊田がヒップアタックで迎撃していき相打ち連発も、志田はガットショットからヒップアタックで倒す。するとUFCファイターの朱里とPURE-Jの藤ヶ崎矢子がリングに上がり、矢子がアイアンフィンガーでのカンチョーからサンドイッチサッカーボールキック。フォールも2。志田がファルコンアローも時間切れ。
松本浩代が入場。松本はガットショットからゴジラのマスクを豊田に被せコーナーに降る。松本は「豊田真奈美ぶっこわすぞ~!」と串刺しボディスプラッシュからコーナーに上るとミサイルキック。フォールも2。松本は「豊田さんのミサイルキックが受けたいぞ―!」と叫び豊田をコーナーに登らせると、ここで時間切れになるが豊田はミサイルキックを発射。
浜田文子が入場。文子がジョン・ウーからロープに振られてニールキック。だが避けた豊田に延髄斬りからDDT。文子はコーナーに登るが、豊田は股に潜り込むも、着地した文子にラリアット。避けた文子がトラースキックからフォールも2。
文子はAPクロスからフォールも時間切れ。
試合後プロレスリングWAVEの選手たちから花束が送られ記念撮影が行われた。
永島千佳世が入場。永島はガウンで豊田を殴打していきローリングクレイドル30回転。これで3カウント。
歌のコーナー
加藤「再び!OZアカデミー女子プロレスの加藤園子です!今豊田さんにご指名をされまして歌を歌わせていただきます。私が歌いたいというわけじゃありません。豊田さんが是非歌ってくださいと言ってくれたんです。なのでみんな聞いてね。4月に、デビュー記念日にリリースさせていただきました。ポカスカジャンに作詞作曲していただきまして、それを今から歌わせていただきます」と、自身のレスラー人生を歌にした『コノヤロー』を熱唱。
続いて歌手のあびこめぐみさんが『石花草~sekkasou~』を歌い盛り上げた。
第3ブロック
木村響子と木村花、植松寿絵、輝優優、シュガー佐藤、ダイナマイト関西から花束贈呈。
ZERO1の日高郁人が入場。豊田がジョン・ウーからビッグブーツ。日高はアイルビーバックからシュリケン。日高は「豊田さん30年お疲れ様でした」とショーンキャプチャーを狙うも、豊田はこれをキャッチし強引に投げ捨てジャーマン。豊田はガットショットからかかと落とし。フォールも2。
豊田はビッグブーツ連発。ここで時間切れ。
デラべっぴんプロレスのパピヨン朱美が入場。パピヨンはガットショットから首投げ。パピヨンは直伝されたことになっているローリングクレイドルを狙うが、豊田は「誰がやったんだ勝手に使うな馬鹿野郎!」と頭をたたきローリングクレイドル。そのまま時間切れ。
九州プロレスのがばいじいちゃんが入場。がばいじいちゃんはゆっくり歩いてくるが、時間がないため入場しきるまえにゴングが鳴らされ、そのまま場外カウント。18でじいちゃんがリングに上がり、豊田がエプロンに上がったところをじいちゃんが杖で豊田を突き飛ばし豊田は場外に落下。場外カウント20が無慈悲に豊田に通告されじいちゃんの勝利。
大衆プロレス松山座の松山勘十郎が登場。松山はハリセン攻撃を狙うが、豊田がハリセンを奪いハリセン攻撃。松山は白刃取りに失敗し、ハリセンを投げ捨てると、お互いビンタの打ち合い。ビンタをガードしあうが、豊田がダブルのビンタからコーナーに振る。松山がコーナーに登ると豊田が近づくが、松山はその手を取り眩暈坂を狙う。その途中で時間切れ。
西口プロレスのキッドが入場も豊田はビッグブーツからフォールし3カウント。
西口プロレスのアントニオ小猪木が入場。小猪木はナックル連発からロープに振って卍固め。これを離すとコーナーに登りダイビングニードロップ。さらに正座式ニードロップ2連発からフォールも2。小猪木は延髄斬りから卍固めを狙うが時間切れ。豊田は脳天にチョップを叩き込んだ。
男盛が入場。豊田はチョップを打ち込んでいき、ガットショットから走り込むが、男盛りはショルダースルー。豊田はふんどしを掴んでしまい、レフェリーがモロ出しによる反則で試合を止めた。
プロレスリングBASARAの木高イサミが入場。イサミが入場するなり蹴りつけ場外に落とすとトペ・スイシーダ。リングに投げ入れうと顔面を蹴りつけ、髪を掴んで引き起こすと、豊田は急所蹴りからジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド。これで3カウント。
大日本プロレスの伊東竜二が有刺鉄線ボードを持ち込み入場。豊田は伊東をコーナーの有刺鉄線ボードに振るが、耐えた伊東が豊田をブレーンバスターで投げ込もうとするが、豊田が逆に投げ捨てると、ボードをリングに投げそこへブレーンバスターを狙う。伊東はこれをボディスラムで切り返し有刺鉄線ボードに豊田を叩きこむ。伊東はコーナーに上り、有刺鉄線ボードに横たわる豊田にドラゴンスプラッシュを投下。これで3カウント。
第4ブロック
脇澤美穂、タニー・マウス、元気美佐恵、チャパリータ浅見、玉田凛映、府川唯未、前川久美子、ぬまっち、李由紀、白鳥智香子より花束贈呈。
2015年に引退したカルロス天野が入場。椅子とマイクが用意され座る。
カルロス「豊田さん」
豊田「試合はダメだよ」
カルロス「はい試合はしませんリング上でのカルロス反省会二年半ぶり。大したこと話しませんけど」
豊田「難しいよね。何か聞いて」
カルロス「今回なんでなんでで終えたかったんですけど無理だと思って手紙をしたためてきました。時間足りないんでおうちでゆっくり」
豊田「リング上で読まないの!?」
カルロス「このあと大変な試合が続くと思うので頑張ってください。(豊田が手紙を開け)え?今読むんですか?」
ここで試合終了。
リングアナが氏家清春にチェンジ。WWWA世界タッグ王者チームの豊田真奈美と山田敏代が入場。ラス・カチョーラス・オリエンタレスの下田美馬と三田英津子も入場。
先発は豊田と下田。下田が走り込んでネックブリーカードロップからロープに振ろうとするが豊田が逆に振ってラリアットも、下田が避けて三田がブレイジングチョップ。ロープ際でラスカチョが踏み潰し、別方向でも踏み潰してアピール。下田がロープに飛ぶも、場外から山田が足を引っ張り倒すと、豊田がキャメルクラッチで捕らえ山田がサッカーボールキック。ここで時間切れ引き分け。
1991年に引退した山崎五紀が入場。リングを周り、手4つから山崎が小手返しで投げる。さらにアームホイップから腕固め。豊田は暴れると、山崎はコーナーに振って串刺しエルボーから場外に引きずり落とし記念撮影。ここで時間切れ引き分け。
1997年に引退したブル中野が登場。ブルは手を挙げるが、豊田がその手を掴むとヌンチャク攻撃。そのままパフォーマンスを行うが、これが終わると再度ヌンチャク攻撃も豊田がスクールボーイ。これで3カウント。
Marvelousの長与千種が入場。ゆっくりと近づき、ロックアップから豊田がロープに押し込む。これを話した豊田がボディスラムからフォールし、長与はそのまま抱きしめ3カウント。
ワールド女子プロレス・ディアナのジャガー横田が入場。ゆっくりとリングを回りロックアップ。一度離れてからロックアップ。豊田はコーナーに振って走り込むが、ジャガーはかかと落とし。さらに浴びせ蹴りを叩き込んで時間切れ。
豊田と同じく今月の19日に引退する吉田万里子が入場。手4つも吉田がガットショット。コーナーに振って串刺しビッグブーツから再度串刺しビッグブーツも、避けた豊田がバックを取るが、これを切った吉田がガットショットから蜘蛛絡み。これで時間切れ引き分け。
SEAdLINNNGの高橋奈七永が入場。奈七永が突撃しラリアットで倒すと、南月たいようがリングに入り串刺しドロップキック。奈七永も串刺しエルボーから直伝ジャパニーズオーシャンクインビボムを狙うが、逆に豊田がクインビーボムを叩き込む。奈七永は立ち上がると再度クインビーボムの体勢。これを見事叩き込んで3カウント。
MarvelousのKAORUが入場。KAORUは机の破片で殴りかかり、背中を連続で殴りつけていく。KAORUは破片を投げ捨てそこへのブレーンバスターを叩き込んでフォールも、レフェリーはノーカウント。豊田をコーナー下に引きずり、KAORUはコーナー上から机の破片を角を下にして投下。ギリギリで豊田は避けて、ここで時間切れ。
ワールド女子プロレス・ディアナの伊藤薫が入場。伊藤がボディスラムで叩きつけ、吉田万里子と長谷川咲恵がリングに入り合体フェイスクラッシャーから伊藤がダイビングフットスタンプ。フォールし3カウント。
Marvelousの渡辺智子が入場。渡辺がリング上で携帯を取り出し記念撮影。終わると走り込んでラリアットで倒すと、再度ラリアットでなぎ倒す。なんとか立ち上がった豊田に再度ラリアットを叩き込むと、4度目を叩き込んでフォールするが時間切れ。
LLPW-Xの井上貴子が入場。貴子はスタンガンスティックで殴り掛かるが、避けられるとスタンガンを投げ捨てガットショットからDDT。顔面を蹴りつけてからコーナーに登るも、豊田はビンタから正面に登る。これを雪崩式ディスティニーハンマーで切り返しフォールも2。
貴子はDDTからディスティニーハンマーを投下。豊田はスカしてここで時間切れ。
堀田祐美子が登場。堀田はローキック連打で倒しサッカーボールキック。豊田はロープに押し込んで走り込むが、堀田はニールキックで迎撃しフォールも2。堀田はピラミッドドライバーを狙うも、豊田は逆さ押さえ込みで切り返すが1。豊田は走り込むも堀田は浴びせ蹴りで迎撃し3カウント。
ワールド女子プロレス・ディアナの井上京子が入場。コール合戦からロックアップ。京子がロープに押し込んでクリーンブレイク。手4つから京子がホイップしシットダウンパワーボム。
第5ブロック
藤本がドロップキックで急襲し、直伝ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、耐えた豊田にエルボー連打。更にドロップキックでふっ飛ばし、串刺し攻撃を狙うが豊田が足を伸ばすと、藤本は直前でとまる。
ロックアップから豊田がロープに押し込むと、ロープに藤本をくくり背中にドロップキック。その勢いで藤本は場外へ落下。豊田はコーナーに登るが、藤本がこれを落とすとコーナーに登り場外へのプランチャ。
再度コーナーに登ると、リングに上ってきた豊田にミサイルキック。すぐに豊田は立ち上がると、藤本のラリアットを避けてローリングクレイドル。だが2。
豊田はコーナーに登るとミサイルキック。豊田は逆コーナーに登り再度ミサイルキック。起き上がった藤本が走り込んで低空ドロップキックを顔面に叩き込むと、コーナーで座らせ串刺し低空ドロップキックを叩き込む。
藤本は直伝ジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、着地した豊田がガットショットからかかと落とし。フォールも2。豊田はムーンサルトプレスを投下しフォールも2。
豊田はジャパニーズオーシャンサイクロンを狙うが、藤本はフランケンで切り替えしてフォールも2。
藤本はサッカーボールキック連発からPKを叩き込んでフォールも1。
藤本はコーナーに登るも、豊田はビンタから正面に登るが、藤本は雪崩式前方回転エビ固めも2。
藤本はビーナスシュートを狙うが、走り込んで肩車した豊田がジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド。これで3カウント。
豊田「もう一試合!まだやれるか!」
<再試合>
藤本が膝立ちエルボー連打。藤本はコーナーに登るも、豊田はビンタから正面に登るが、藤本はエルボーで逆さ吊りにし断崖式フットスタンプ。フォールも2。
藤本はビーナスシュートを狙うが、豊田は肩車するも、藤本はそのままツカドーラ。返されるとフットスタンプからフォールも2。再度フットスタンプからフォールも2。
藤本は顔面を蹴りつけ、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドも2。
豊田はクインビーボムを叩き込むが、立ち上がった藤本に豊田はビンタからブレーンバスター。フォールも2。
豊田はクインビーボムからフォールし3カウント。
<再々試合>
再々試合が始まり、藤本がサッカーボールキック連発。藤本がコーナー登るも豊田が串刺しビッグブーツで場外に叩き出し、コーナーに登ると場外へプランチャ。
リングに戻った藤本の背中に豊田はミサイルキックを叩き込んでフォールも2。豊田はジャパニーズオーシャンサイクロンでフォールも2。
豊田はムーンサルトを投下するが、足を伸ばして藤本が迎撃。しかし両者ダウン。
藤本が立ち上がり直伝たいようちゃん☆ボムからフォールも2。
藤本は首投げからサッカーボールキックを叩き込み、再度サッカーボールキック。フラフラと立ち上がった豊田に4方からのドロップキックから4方からのミサイルキック。藤本はビーナスシュートを叩き込んでからジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド。これで3カウント。
エンディング
膝立ちで抱き合う二人。
豊田「(泣きながら)藤本…今日は、ほんとにあたしが藤本に、思いっきり、ぶつかりたかった。でも動けなくてごめん。こんなダメな私でも慕ってくれて、本当に、本当にありがとう申し訳ない。サイクロン、これから私のイメージじゃなくて、藤本の、藤本の技として本当に、藤本だったら絶対やってくれるって私は期待があるからこそ今日だってメインに選んだ。技もやってもらって、豊田真奈美2世、じゃなくて、藤本つかさ、藤本つかさってものをどんどん価値上げていってほしい。2世は絶対に上にはいけない。だから絶対に藤本つかさっていう名前をどんどん上げていってほしい。今日はありがとう。本当にありがとう」
藤本「不甲斐ないって豊田さんは言うけど、50試合以上もやったあとに、自分から二回もフォールを奪って、どこが、どこが弱いレスラーですか。豊田さんは強い。最後まで強い。一生、一生尊敬します。豊田さんこそ、女子プロの未来です。ありがとうございました」
(お互いリング上で礼をし、藤本が花束を渡す)
豊田真奈美引退セレモニー
豊田真奈美がヘアドネーションの活動として髪を寄付するための断髪式へ。
豊田のデビューからのVTRが流され、
豊田「皆さん、今日は豊田真奈美引退興行にご来場いただきまことにありがとうございました。皆さん楽しんでいただけたでしょうか?ほんとに、どこも痛くない自分の体にほんとに戻りたいです。十分な試合も、今日お客様に見せることができず、本当に申し訳なくて悔しい気持ちでいっぱいです。でも、こうやって、こんなあたしでも皆さんこうやって応援してくださって、本当に私は30年間プロレスやってきて、本当に本当に幸せでした。こんな自分でも応援してくださるなんて…今日、興行やるにあたって、すごくあの、色々用意とかも大変で、OZのスタッフさん、今回のカードを決めるのにも私全然ダメだったのにみんな快く私の50試合やりたいっていう気持ちを、叶えてくれて、ほんとに私は色んな人に助けられて、30年間いたんだなと思って、ほんとうに皆さんありがとうございます。こんな自分を30年間も応援してくださって皆さん本当にありがとうございます。引退後は、今本当に体がすごくつらい状態です。もう一度、きちんと痛みのない生活をして、まだまだ、もう46歳ですがまだまだ、これから第二の青春を楽しもうと思いますので、なのでまずは、治療を一生懸命頑張ります。30年間終わりました。本当に、皆さん今まで応援ありがとうございました」
10カウントゴングが鳴らされ、豊田真奈美が30年のプロレスラー生活に幕を下ろした。
<試合後コメント>
藤本つかさ
――豊田真奈美選手の最後の相手を務めていかがでした?
「どうして自分の引退興行なのに私を後入場にしたり、もう藤本の課題をクリアするための試合じゃないですか言ってみれば。そういうのをしてくださったんだろうって思って、もう、そりゃみんな豊田さん好きになるよって思いました(笑)どうしてそんなに自分の事よりも、後輩たちのために、女子プロレスの未来のためっていうふうに考えてくださるんだろう、最後ぐらいって思ったんですけど、そこが豊田さんの、豊田真奈美らしい所なのかなと思いました」
――40数試合やった後の選手だと感じましたか?
「いえ。豊田真奈美は強いです。今日一番最初に、強い豊田真奈美を最後まで見せたいって言ってたじゃないですか?それはもう、見せることが、自分を通して、自分が証明してしまった形になっちゃったのかなと思って悔しい気持ちはあります」
――ジャパニーズオーシャンサイクロンで一回目上げた時、イケるって思いはありました?
「豊田さんと試合をしてて、ほんとに会話をしているような気分でして、一回目上げた時はロープを使ったんですよ。ロープで上げるんじゃない、その場で上げるって約束したでしょ?って言われてるような感じで、それで豊田さんは意地でキックアウトしたのかなと思いました」
――最後には『豊田真奈美2世ではなく藤本つかさとして名を上げろ』という言葉もありました
「はい。そうですよね。2世って言われてた事がすごく自分の中では嬉しかったんですけど、これからは豊田さんの言葉を胸に、藤本つかさとして、藤本つかさのジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドをこれからプロレス界で広めていきたいと思います」
――藤本さんからは『豊田真奈美は女子プロ界の未来』という言葉がありましたが、それはなぜ?
「豊田さんがいることによって、これからまた豊田さんみたくなりたいっていうプロレスラーが絶対現れると思うんです。豊田さんがいたから自分もこれから頑張ろうと思うし、後輩たちも今日の豊田さんの引退興行を経験して、自分も豊田真奈美みたく惜しまれて引退したいって思うと思うんで、それが未来に繋がってると思ったからです」
――試合中出していたフォールしてからのフットスタンプはメッセージの意味もあったのでしょうか?
「どうでしょう(笑)とっさに出ました」
――二本取られた時は焦りました?
「はい。豊田さんは私に一生の課題を残しましたよね」
――改めて豊田さんの言葉を受けて今後は
「豊田さんは、豊田さんができないことを藤本にやってほしいと言っていたんですよ。豊田さんが身体も悪くて肩が上がらなくて、豊田さん自身がその場で持ち上げることができない状況の肩だったんですね。だから私にその場で持ち上げろって言ったと思うし、豊田さんができなくなった事を、今度は私が後輩たちに伝えて、それが女子プロを紡いでいく物語なのかなと思いました」