TAKAみちのく25周年興行に新日本・NOAH・スターダム・みちのく・鈴木軍と団体の垣根を超えて選手が参戦!
- 2017-9-5
- ニュース
- KAIENTAI DOJO
4日、後楽園ホールにて『TAKAみちのく25周年記念大会 ~SIMPLE IS BEST~』が開催された。
1616人・超満員札止めとなったこの興行には、様々な団体からTAKAをお祝いするために選手が集結。
第1試合ではKAIENTAI DOJOの一期生である柏大五郎、MIYAWAKI、Hi69(NOAH)、ヤス・ウラノ(フリー)がTHIS IS KAIENTAIとも言える大技のないしっかりとしたプロレスを見せる。
第2試合の女子タッグマッチにはスターダムの紫雷イオ&HZKが参戦しバンビ&ERINAと対戦。第3試合にはザ・グレート・サスケ(みちのく)、スペル・デルフィン(海鮮)、ディック東郷(フリー)のみちのくレジェンドがタッグを結成した。
セミファイナルではTAKAが所属する鈴木軍のボス鈴木みのるが若手のGO浅川とシングルマッチ。そしてメインイベントには新日本プロレスのオカダ・カズチカと外道が参戦し、TAKAみちのくのパートナーとして飯伏幸太が参戦。
豆腐プロレスのハリウッドJURINAことSKE48の松井珠理奈がTAKAへの花束贈呈を行いメインの試合が開始されると、TAKAとオカダのマッチアップへ。得意のサミングで翻弄していくと、飯伏がミサイルキックで場外にふっ飛ばしたオカダと外道にバミューダトライアングルを発射し、さらにTAKAが宇宙人ケブラーダを発射。リングに戻りTAKAが外道にワキ固めからジャストフェイスロックを狙うも外道が外道クラッチで切り返す。これをキックアウトしたTAKAはみちのくドライバーIIからフォールもオカダがカット。
そのオカダに飯伏がハイキックからカミゴェを予告するが、オカダは避けてレインメーカーで倒し、さらにTAKAにもレインメーカーを発射。これを避けたTAKAを外道が外道クラッチで丸め込み3カウント。
勝利したオカダは「今日は、1つだけ言わせてください。TAKAさん!25周年、おめでとうございます。それ以外に言うことは、特にありません」とリングを去り、TAKAは「負けました!思い起こせば、10周年も15周年も20周年も負けた。25周年こそはと外道さんが入るから絶対勝てると思ったのに!まあ負けたものはしょうがないんで、とりあえず、今日沢山のご来場ありがとうございました!25年前の今日、この場所後楽園ホールでTAKAみちのくはデビューしました。誰にも期待されず罵倒されてそれはひどい状態でしぶとく25周年生きてこんなに満員のお客さんが集まってくれました!皆さんKAIENTAI DOJO、TAKAみちのくを祝福するためだけに来たわけじゃないと思います。たくさんの縁もゆかりもある人、たくさんの縁もゆかりもない人に来てもらいました」と、参戦した他団体の選手やスタッフ、関係者やお客さんにそれぞれお礼の言葉を語る。
そしてバックステージに戻ったTAKAは「25年と言っても私は生涯現役のつもりなんで。上を見れば小鹿さんとか藤波さんとか40年以上やってる方もいるんで25年なんて通過点にすぎない。でも今日やって思ったんですけど、私一人の力は小さいですけど、この25年培った色んなコネクション、他団体との色んなパイプで大きなことは出来るのかなって。俺を生かしてくれたプロレス界に恩返しがしたい。プロレスを使って社会貢献をしたい。プロレスってこんなにいいものなんだって。ホントに私の力は小さいかもしれないですけど、私のコネクションを使ってもっとデカい、世界中のレスラーを集めたオールスター戦とか手掛けてみたいと今日ホント思いました。団体のしがらみなく、そういうものをやって。団体間・選手間、そういうの色々あると思いますけど、お客さんには関係ないじゃないですか。そういうものを取り払って、お客さんが見たいと思う夢のカード・大会をやっていきたいなと思います。
ただレスラーとして言わせてもらえば、また負けました!こういうときに主役が負けるっていうね、あんま普段無いですよね。こんなに張り切って超満員にして、飯伏に最高の形で繋いでもらったのにやられた。外道さんに一本取られましたね。これは30周年で取り返さなきゃなって。今日、メインにプロレス界の宇宙人・飯伏幸太が居て、プロレス界の達人・外道さんが居て、プロレス界の超人・オカダ・カズチカがいて、じゃあ俺なんだろうなって思ったときに、俺だけただのプロレスラーなんですよ。その中でこれだけやれたっていうのは自信になったし、でも負けて悔しいって部分もあるんで。やっぱりレスラーなんで勝ちたい。その上でプロレス界に恩返ししてお客さんに喜んでもらいたい。KAIENTAI DOJOにしか出来ないって思ってます。なんかやれる気がしたんで。死ぬまで現役頑張ります」と新たな構想を語った。