【試合結果】4・27 リアルジャパン後楽園ホール大会 【レジェンド王座】大谷晋二郎vsスーパー・タイガー 船木誠勝&関本大介vs石川雄規&ケンドー・カシン
- 2017-4-28
- 試合
- リアルジャパンプロレス
『LEGEND OF THE GOLD VI』
日時:4月27日(木)
開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1564人・満員
▼シングルマッチ 30分1本勝負
○スーパー・ライダー
6分29秒 ジャックナイフ式エビ固め
●松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
山本SAN(COMBO)/●舞牙(COMBO)
8分44秒 スモールパッケージホールド
○間下隼人/LEONA(ドラディション)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/●小笠原和彦(PRO-KARATE 押忍闘夢)/柴田正人(フリー)
15分3秒 ブレーンバスター→片エビ固め
○折原昌夫(メビウス)/グレート・タイガー(フリー)/ブラック・タイガー(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
タカ・クノウ(チーム太田章)/●倉島信行(ドラディション)
10分58秒 ボディスラム→体固め
[魔世軍]魔世軍5号アレクサンダー大塚/○魔世軍8号佐野巧真 with青柳総裁
▼タッグマッチ 60分1本勝負
○船木誠勝(フリー)/関本大介(大日本)
13分53秒 ハイブリッドブラスター→体固め
●石川雄規(Battle Arts Academy)/ケンドー・カシン(フリー)
▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】○大谷晋二郎(ZERO1)
13分50秒 ラリアット→体固め
【挑戦者】●スーパー・タイガー
※第11代王者が三度目の防衛に成功
大谷晋二郎がスーパー・タイガー相手にレジェンド王座防衛に成功!青柳総統がカシンを魔世軍に勧誘!?
オープニング
平井代表がリングに上がり開会の挨拶。
平井代表「皆様、本日も初代タイガーマスク佐山サトル総監が主催します、リアルジャパンプロレス、ご来場いただきましてまことにありがとうございます。2005年3月に佐山総監のストロングスタイル復活、そして本当のプロレスの復活、それを目指したリアルジャパンプロレスが旗揚げして早くも12年になりました。この12年間、ここまでやってこれましたのは、ここにいる皆様の、皆様の!佐山総監に対する愛!そして!ストロングスタイルに対する思いが、12年間こうして来ているものだと思います。本当にありがとうございます。そして、12年を迎えて、佐山サトル総監は、更にストロングスタイルの復活への思いに、更に強い思いをもって、ここのリングを主催しております。そしてこのリングに、またすごい方が戻ってまいりました。昭和のプロレスを作った、アントニオ猪木会長と初代タイガーマスクを作り、長州力様、藤波様を育て、モハメド・アリvs猪木戦を作り、昭和の新日本プロレスの黄金時代を作った、過激な仕掛け人、新間寿会長がリアルジャパンにやってまいりました。佐山サトル総監、そして新間寿会長、そしてここにいらっしゃる皆様、その思いとともに、このストロングスタイル復活への道はさらに加速していくと思います。そしてこの、リングに立つ選手は、その佐山総監の思い、新間会長の思いとともにそのファイトスタイルを見ていただければわかると思います。そのストロングスタイルができるレスラーがまたここに集まってきたと思います。そのファイト!皆様!目に焼き付けてしかと応援して、叱咤激励していただけたらと思います!よろしくお願いします!」
続いてリアルジャパンコミッショナーである参議院議員のしんば賀津也氏が登場。
しんば氏「本日はご来場、コミッショナーとして熱くお礼申し上げます。ただ平井社長の挨拶がだんだん過激になって心配でございます。一部報道で平井さんが都議会議員選挙に出ると報道がありましたが、ガセでございます。私はタカ・クノウ選手と同級生です。一昨日50歳になりました。平井社長からは、電話一本ございませんでした。しかし!私の心は!平井社長とともに、昭和のプロレスを取り戻す!そしてもう一度お孫さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、お茶の間でゴールデンタイムにプロレスを楽しみ、胸おどらせる。そんな日本を取り戻したいと思います。今日本中で小さい子供を痛めつけ、苦しんでる方々に冷たい言葉を浴びせる、いろんなことがあります。しかしリアルジャパンの佐山サトル先生に心を寄せる我々は、もう一度、義のこころ、日本人の心を取り戻して、ここから日本を再生していく、そのつもりで頑張って参りたいと思います。どうか皆様方、今日一日、昭和のプロレスを取り戻す、その思いで、ご声援賜りますように。コミッショナーからのお礼のご挨拶に代えさせていただきたいと思います。ありがとうございました」
第1試合
ライガーがリングを周り距離を見る。組み合うと松本が引き込み腕ひしぎ。ライダーはロープへ足を伸ばしブレイク。
バックの取り合いから松本が足を取りアキレス腱固め。ライダーはロープへ。
ライダーはローキックを打ち込んでいくが、ミドルキックを放つと松本はこれをキャッチし引き込んでアキレス腱固め。ライダーは足を抜こうとするが松本はアンクルホールド。ライダーはロープを掴む。
ライダーはボディに左右のジャブ。何度もボディに打ち込んでいき、松本がふらついたところでローキックからボディブローのコンビネーション。くの字になった所をミドルキック連発からソバットで倒し、フォールしようとするが松本は引き込んで腕ひしぎ。抜けようとしたライダーの足を取ってアキレス腱固めからサイドポジションに抜け、うつ伏せになろうとしたライダーをスリーパーからボディスザース。ライダーは足に肘を落としていくが、松本は腕を取っていくがライダーはロープへ。
ライダーはボディブローから左右のミドルキック。これをキャッチした松本が膝蹴りから卍固め。松本は倒して腕ひしぎで捕らえるが、これをライダーがジャックナイフで切り替えして3カウント。
第2試合
先発は間下と舞牙。間下が強烈なミドルキック。舞牙は手4つを要求も、間下はミドルキック。舞牙は左右の掌底を乱打するが、間下がエルボーで返しエルボーの打ち合い。間下がエルボー連打からミドルキック連発。間下が走り込むも、舞牙はソバットで迎撃しラリアット。間下はダウンもカウント8で立ち上がりLEONAにタッチ。舞牙も山本にタッチ。
バックの取り合いからリストの取り合い。山本が足を取って倒すと、山本がフォールしようとするがLEONAが抜けて睨み合う。
山本がヘッドロックからショルダータックル。更に走り込むがLEONAがアームホイップからヘッドロックも山本がこれを抜けて睨み合う。
山本は手4つを要求も、LEONAが応じず山本はヘッドロックで捕らえ舞牙にタッチ。LEONAがエルボーから自軍コーナーに叩ここんで間下にタッチ。
エルボー合戦も間下はミドルキックを叩き込んでエルボーを投下。間下はLEONAにタッチ。
LEONAはトーキック連発から首投げで倒しスリーパー。舞牙は自軍コーナーに押し込み山本にタッチ。
山本はボディスラムからスリーパー。山本はコーナーに叩き込みボディにショルダーを叩き込んでいく。LEONAはエルボーからロープに振るが、山本は追走ラリアットからブレーンバスター。山本はラリアットを狙うも、LEONAはカウンターのダブルアームスープレックス。LEONAは間下にタッチ。
間下はミドルキック連発からコーナーに振って串刺しラリアット。間下はサッカーボールキック2連発から正面からサッカーボールキック。山本さんがこれを避けてスクールボーイも、間下は回転して立ち上がりランニングニー。これをガードした山本がロープに振ってランニングニー。再度ランニングニーからエルボードロップを投下しフォールも2。山本は舞牙にタッチ。
山本が首投げからサッカーボールキック。舞牙がそこへスライディングラリアットを叩き込んでフォールもLEONAがカット。
LEONAは山本のミドルキックをキャッチしドラゴンスクリュー。間下は山本にエルボー連発も舞牙もエルボーで返す。間下はソバットから首固め。これで3カウント。
第3試合
折原軍が急襲し場外乱闘。リングに戻ると小笠原をグレートがボディスラムからストンピング。小笠原が立ち上がるとエルボー合戦からグレートがミドルキックを叩き込みエルボーから自軍コーナーに叩きつけブラックにタッチ。
ブラックはトーキックからエルボーも、小笠原は後ろ回し蹴り。ブラックはサミングで返し、ストンピングから折原の膝に顔面を叩きつけ折原にタッチ。
折原はエルボーからコーナーに振ってトレイン攻撃。折原はトーキックからみちのくドライバー。フォールも2。
折原はストンピングから振り子式エルボードロップ。折原は垂直落下式ブレーンバスター。フォールしようとするも、返した小笠原がコンビネーションキックを叩き込んでウルティモにタッチ。
ウルティモはコンビネーションキックからロープに振ってドロップキック。折原がロープに振るも、ウルティモは折原を飛び越えてドロップキック。避けた折原がケンカキックから自軍コーナーに叩き込んでブラックにタッチ。
ブラックはトーキック連発から顔面を踏み潰していく。ブラックはコーナーに振って串刺しラリアット。ストンピングからコーナーに座らせてマスク剥ぎを狙うが、耐えたウルティモを落としストンピング。ブラックは折原の膝に叩き込んで折原にタッチ。折原は場外に投げ捨て、グレートが客席に叩き込んでイス攻撃からリングに投げ入れる。折原はマウントでナックル連打からストンピング。折原はコーナーに叩き込んでグレートにタッチ。
グレートはロープを使った腕固め。グレートはブラックにタッチ。
ブラックはボディスラムからコーナーに登りダイブ。だがウルティモがドロップキックで迎撃し柴田にタッチしようとする。これをグレートがカットし折原が走り込むが、ウルティモは二人まとめてコルバタで投げ捨て、ブラックにもヘッドシザースホイップ。ウルティモは柴田にタッチ。
柴田はショルダータックルで倒すと、エルボー合戦からベイダーハンマー。柴田は串刺しラリアットから串刺しボディスプラッシュ。フォールも2。
柴田はSTFもグレートがカット。柴田はバックを取るが、ブラックは急所攻撃を叩き込んで逃れ折原にタッチ。
折原はビッグブーツからグレートがコーナーに振り串刺しバックエルボー。ブラックも串刺しラリアットから二人でコーナーに座らせ、折原がスパイダージャーマンを狙う。だがバックエルボーで叩き落とした柴田がリバーススプラッシュを投下。フォールもブラックとグレートが慌ててカット。
柴田はダブルラリアットでグレートとブラックをなぎ倒し小笠原にタッチ。
小笠原は折原に浴びせ蹴りからウルティモがコンビネーションキック、柴田がロープへの串刺しラリアットからフォールもグレートがカット。
小笠原はDDTで突き刺しフォールも2。小笠原は投げようとするが、ブラックがイス攻撃でカットし、折原がトーキックからみちのくドライバー。フォールも2。
折原はコーナーに叩き込んで串刺しラリアット。コーナーに座らせるとスパイダージャーマンで投げ捨て、ムーンサルトを投下。折原は踏みつけフォールも2。折原は垂直落下式ブレーンバスターを叩き込んで3カウント。
折原「オイ、オイ、オイリアルジャパン!聞いてるかリアルジャパン!おい、佐山サトル!俺の声が聞こえるか!おい、何が、何が青柳館長だ!いいか?リングで戦えなくなったらここのリングに上がってくる資格はねぇ。何が、何が魔世軍だ、ここには、俺たちは、折原昌夫と黒いトラの二人がいるんだ!このリングは、ここのルールは!俺たちで十分なんだわかったか!」
佐山サトル挨拶&桜井康雄氏追悼式
休憩終了時、ものまね芸人の鈴木寿永吉さん、“ものまね四天王”はたけんじさん、歌手の安倍里葎子さん 、プロゴルファー小山内護さん、元競輪選手の中野浩一さん、元メジャーリーガーの佐々木主浩さん、元ボディビル全日本王者の遠藤光男さん、”過激な仕掛け人”新間寿氏がゲストとして紹介される。
続いて初代タイガーマスクこと佐山サトル総監が登場。
佐山「ご来場いただきましてまことにありがとうございます。本日は、ご挨拶の前に、偉大なる昭和の頭脳、新間寿と並んで二大巨頭の一人、桜井康雄さんが他界されました。20カウントゴングをさせていただきますので皆さんよろしくお願いします。また一つのニュースとしまして、今早く試合をしてほしいという声がありましたが、今日曙選手が大事な病気で来れませんでしたので私が代わりにやろうと思ったのですが、でも皆さん、80年代のタイガーマスクみたいですか?初代タイガーマスク後援会が主催しまして、この度、80年代のタイガーマスクを復活させるために新人の募集をして、私が新しいタイガーマスクを責任を持って育てるというお約束を皆さんにいたします。ちゃんとした基本的な筋肉と素質があってバック宙ができて、リフトアップができて、そしてキックが出来て柔軟な体を持ってゴルフが出来て、いやゴルフは違うな。そういった選手を発掘しますので、皆様募集しますので皆さん協力していただいて、来年再来年素晴らしいタイガーマスクを生みましょう。今まで格闘技を作ってまいりました。須麻比も作ってまいりました。タイガーマスクを作ることは私はまだ行っておりません。スーパー・タイガーは格闘技を主体にした素晴らしい選手です。今度はプロレスを主体にした新しいタイガーマスクを作り上げてみせますので皆さん期待してください。またタイガーマスク基金ではいつもお世話になっております、施設の子供達に講演をさせていただきたいと思います。5月にパーティーを行いますのでよろしくお願いします。
また、日蓮宗の金沢の妙成寺では、皆さん教科書にも乗っているお釈迦様が悟りを開いた里ですけども、悟りを開いたブッタガヤという地があります。そこの樹木を、そのブッタガヤの寺院と、妙成寺を提携させて、私姉妹都市にさせますのでこれみ皆さん協力よろしくお願いします。
また、初代タイガーマスク講演会では、こないだSoftBankの地、福岡ドームで始球式を行いました。消える魔球を使って投げたのですけど、消えたと思ったのは僕だけでした。この世に様々なボランティアを行っております、まず最初にタイガーマスクが進めてまいりますので皆様ご協力おねがいします」
続いて元東京スポーツ編集局長、桜井康雄さんの追悼式へ。
新間寿「桜井康雄さん、この名前を思い出すたびに、私は昭和の新日本プロレスの、あの素晴らしき時代を共有できたという、そういう思い出を胸にいだきつつ、これからも昭和の新日本プロレスを語り続けていこうと思います。桜井康雄と私とは、モハメド・アリ戦、ウィリアム・ウェスカ戦、柔道対、ボクシング対、色々な事を仕掛けてまいりました。最大の私どもの共有した喜びは、タイガーマスクを世に送り出したことでございます。この喜びを私はともに共有できた、ほんの僅かな時期でありましたけれども、この思い出とともに私は生き抜いていきたいとかように考えております。櫻井さん、本当にあなたは私達に大きな夢と、そしてプロレスに対する思いをマイクを通じて、画面を通じて送ってくれました。ありがとうございました。本当にありがとう。皆さん桜井康雄とともに生きた昭和新日本プロレスを思い出すたびに自分の青春を思い出してください。ありがとうございました」
最後に、佐山サトルや新間寿ら今まで桜井康雄さんに関わった方々が代わる代わる20カウントゴングを慣らし追悼式を終えた。
関係者がリングを降り、最後に残った初代タイガーマスク佐山サトル総監に株式会社大志満の大嶋美貴子さんより激励の花束が送られた。
第4試合
青柳政司総裁と魔世軍が登場。
青柳総裁「おい、お前らセコンドも何もいないのか?随分ナメられたなオイ。平井社長さんよ、平井社長さんよ、約束通り、こいつらを血祭りにあげるから覚悟しとけよ」
4人いる魔世軍は覆面を外さないため誰が誰だかわからない。先発は5号とタカ。タカがグラウンドにひきこみ、助けようとした8号にアキレス腱固め。5号がストンピング連打でカットすると、ダブル攻撃を狙うがタカが避けて5号を8号に叩きつけると5号をバックドロップ。フォールも2。タカは倉島にタッチ。
倉島とタカは8号をブレーンバスターで叩きつけ、倉島がバックドロップからバタフライロック。これは5号がカット。
5号が場外に投げ捨て場外乱闘。青柳総裁が仕込み杖攻撃を行い、カイザーナックルを装着しナックル攻撃。
リングに戻り、5号が倉島の上に乗り踏み潰す。5号はナックルからボディスラム。フォールも2。5号はストンピングからフォールも2。5号は8号にタッチ。
8号はチョップからストンピング。スリーパーで捕らえるが倉島はロープへ。倉島は流血。
8号はエルボーからトーキック。ストンピングから5号にタッチ。
5号はナックルから道着の帯を使ったスリーパーから絞首刑。これを離すと、ナックルから走り込むが倉島はカウンターの腰投げで叩きつけタカにタッチしようとする。だが魔世軍のセコンドが乱入しストンピングでカット。魔世軍はコーナーに振りトレイン攻撃から青柳総裁が仕込み杖攻撃。5号がボディスラムから8号がダイビングフットスタンプ。5号は8号にタッチ。
8号は首投げからフォールも2。5号が羽交い締めにし8号がソバット。5号と8号がそれぞれの足にアキレス腱固め。助けに来たタカを青柳総裁が仕込み杖でカットし、5号と8号がダブルのブレーンバスター。フォールも2。
8号はボディスラムで叩きつけ3カウント。
青柳総裁「おい、糞ガキ!もっと煽れバカ野郎!おい新間会長さんよ、新間会長さんよ、新間会長さんよ、これが昭和のプロレスかオイ!」
<試合後コメント>
魔世軍
青柳「オイ!テメェら!集合集合!まあ、まずまずだな。こんなんじゃ物足りねぇな!オイ!なあ?新間会長が言っていた昭和のプロレスってこういうことだよ。いい?タイガーマスクが、新しいタイガーを作る?望むところじゃねぇかよ。俺様が総帥、ミスターXが刺客をどんどん送ってやるから覚悟しとけこの野郎!!……それだけだ。ただ一つ!俺はリアルプロレスもそうだけど、全団体に牙を剥くからな。これが昭和のプロレス、これが格闘技だよ!!」
第5試合
先発は関本と石川。ロックアップからグラウンドへ。石川はヘッドシザースも関本が抜けてヘッドロック。これを切り替えした石川が腕固め。関本が切り替えしてフォールも2。
石川がヒールホールドも関本が取り返し石川はロープへ。石川はカシンにタッチ。関本も船木にタッチ。
カシンはリングを周り場外へ降りると帰ろうとする。カシンコールでリングに戻ると、カシンがタックルも船木は避ける。カシンのタックルを切った船木が潰そうとするもカシンは抜ける。
カシンは握手を要求。船木はそれに応じ握手。カシンは普通に握手すると石川にタッチ。
石川と船木は握手。船木はローキック連打からミドルキック。石川はキャッチしアンクルホールド。そのままひっくり返し逆片エビ固め。石川は胴絞めスリーパーも切り替えした船木がサイドポジションから腕ひしぎへ。クラッチを切らない石川へ船木は三角絞めを狙うが、石川は抜けてアキレス腱固めも船木はロープへ。石川はカシンにタッチ。
カシンはカンパーナの体勢も持ち上がらずキャメルクラッチ。カシンはそのままサミング。レフェリーに注意されるとストンピングからハンマーブロー。船木の足をロープに引っ掛け石川にタッチ。
石川は船木の足を蹴り上げ、エルボーから首投げの体勢へ。耐えた船木がバックを取るが、石川はヒールホールド。船木も足を取ろうとするがカシンがストンピング。船木はロープを掴みブレイク。
石川はエルボードロップも船木は胴絞めスリーパー。石川はヒールホールドも船木は切り替えしてスリーパー。これはカシンがカット。石川はカシンにタッチ。
カシンはエルボースマッシュ連発も、船木はコーナーに振って走り込む。これを足を伸ばしてカットしたカシンに船木はハイキックを叩き込む。船木は関本にタッチ。
関本がカシンにブレーンバスターからフォールも2。コーナーに振って走り込むが、カシンは避けて石川にタッチ。
石川はフロントネックも関本はボディスラムで叩きつける。関本は走り込むが、カシンが正面に立ちはだかる。関本は一瞬躊躇してからラリアットも、カシンは避けて石川に炸裂。関本はフォールもカシンがカット。
関本はカシンをアルゼンチンバックブリーカーも石川がそこをスクールボーイ。返した関本に脇固め。返そうとした関本にアキレス腱固めも関本はロープへ。
関本は風車式バックブリーカーから船木にタッチ。船木はミドルキック連打から首投げで倒しPK。その足をキャッチし倒した石川がナックルも、避けた船木がヘッドロック。石川はそのままバックドロップで叩きつける。石川はエルボースマッシュ連発から延髄斬り。石川は卍固め。関本は石川をぶっこ抜いてジャーマン。船木はミドルキックから首投げで叩きつけPK。フォールも2。船木はハイブリッドブラスターで叩きつけて3カウント。
試合後魔世軍がリングへ。
青柳総裁「おい船木さんよ、俺たち、船木さんよ、今日から(と船木にマスクを渡す。船木は関本にマスクを渡すが、関本は動揺しながら受け取るがカシンに渡す)おい、魔世軍に入ってくれよ(カシンはマスクを被り)おい船木じゃねーのかよ!おいカシン!お前が入るか!?9号が開いてるぞ!(カシンはお金次第と指の形を作りリングを後にする)オイカシンよ!いつでも追いかけるからなどこでも!」
<試合後コメント>
船木誠勝&関本大介
船木「今日はありがとうございました」
関本「ありがとうございました!!」
船木「中々上手かったですね。今日は関本選手のパワーで助けてもらいましたからね」
関本「いえいえ……」
船木「結構上手くコンビネーションも出来たんでね。多分、武器が違うんでね、意外と合うんですよね。面白いです」
関本「ありがとうございます!僕が盾にならなければいけなかったのに……」
船木「大丈夫大丈夫。次、もし組んだときには盾になってもらうから。交代交代で。どっかのタッグリーグでね、面白いことになるんじゃないかな。準決勝までは上がりますよ、必ず。やればね。……マスク、マスクはやるの?(笑)」
関本「マスクは……やらないですね……(笑)
船木「自分らはマスクいらないですからね。ここまで素顔でやったんだから最後まで素顔でやりますよ。カシン選手強いですね、やっぱり。全然違います」
――最後魔世軍からのスカウトがありましたが、あれについてはどうお考えですか
船木「あれは、あれはね(笑) まあ、青柳館長には恨み無いですけど、自分はなんとか軍とか、そういうのはやらないので。今まで何個かありましたけど、全部途中でなくなってますから。もう時間も限られてますし、もうやる人はやる人でまとまってもらえば。自由にね。そうですね、今日は関本選手と組んだこと、カシン選手と初めて手を合わせたこと、石川雄規と結構しっかりレスリングやりましたんで、それだけで満足ですね。すごく久しぶりにマットの上で、やられた感じがします。20年位タイムスリップしたような。ここから機会があれば続いていけばいいなと。魔世軍と自分ら、今日のタッグチーム全部組んで魔世軍とやった方が面白いかもしれませんね。どうでしょう?なんか、カシンが魔世軍入りそうでしたけど(笑) どうなんでしょう。でも、中身はすごい実力者ですからね、もう握りからして違いますよ。握りからして。久々になんか、来ましたね」
――関本選手はカシン選手と初対決でしょうか
関本「そうですね。初対決です。もっと、もっと、機会があればまた次はどんどん肌を合わせたいです」
第6試合
大谷が組もうとするが、スーパーはかわしていく。スーパーがローキックを叩き込んでいき、ミドルキックからソバット。倒れた大谷にアンクルホールドも大谷はロープへ。
大谷はタックルから腕固めを狙うが、スーパーは切り替えしてアンクルホールド。大谷は切り替えしてヘッドロック。スーパーはヒールホールドで切り返そうとするが大谷が潰して腕ひしぎ。スーパーはロープへ。
大谷はコーナーに押し込み、ロープを使った腕固め。これを離すと強烈なチョップを連発し倒す。
大谷はストンピング連打からショルダーアームブリーカー。スーパーはミドルキックで返していくが、立ち上がった大谷にソバットからかかと落とし。スーパーは変形腕ひしぎも大谷はロープへ。
スーパーはミドルキック連発。だが大谷は自ら前に出て受けに行く。大谷はしばらく受け切り、やっとキャッチすると水面蹴りで倒す。
大谷はコーナーに叩き込んで顔面ウォッシュ3連発。大谷はコーナーに立たせチョップ連発から逆コーナーに振って串刺しビッグブーツから投げ捨てジャーマン。だがスーパーは浴びせ蹴りを叩き込んで両者ダウン。
スーパーのミドルキックと大谷のチョップの打ち合い。大谷が走り込むもスーパーはニールキックを叩き込んで倒しブレーンバスターからニードロップ。フォールも2。
スーパーは腕極めスリーパー。そのまま胴絞めに移行も大谷はロープへ。
タイガーはチョップからミドルキック連打。大谷はキャッチし足を刈って倒すと、コーナーに叩きつけて再度顔面ウォッシュ。立たせると顔面を踏みつけていきチョップ。スーパーもチョップからソバットで返しロープに振るが、大谷はラリアットで倒しチョップ連発。スーパーもチョップから膝蹴り、エルボーからソバットと叩き込んでロープに飛ぶが、大谷はラリアットで迎撃。フォールも2。
大谷はドラゴンスープレックスからフォールも1。大谷はラリアットからフォールし3カウント。
大谷「どうもありがとうございました。ちょっと、試合の後半覚えてないんですが、チャンピオンらしい!闘い方でしたか!?ありがとうございます。僕は、ZERO1という団体で、こちらの団体の所属でもなんでもありませんが、僕が今チャンピオンで!メインイベントで防衛戦であるならば!最後まで!お客様が席を立たないよう!これからも一生懸命チャンピオンしていきたいと思います!満員のお客様!僕は胸を張っていいます!プロレスは裏切りません!最後まで!見てくださったら!僕が絶対に!幸せにします!!またこれからも!プロレスを!そしてリアルジャパンそして!頭の片隅でいいですからZERO1も!よろしくお願いします!これからもプロレスを見に来てよかった、後楽園に来てよかった、皆様がそう思っていただけるよう、チャンピオンとして務めていきたいと思います。本当に今日はご来場、心の底からありがとうございました!」
<試合後コメント>
大谷晋二郎
「情けないけど、ちょっと試合の後半がいまいち思い出せない。スーパー・タイガーの、なんか変則的な蹴りを食らってから覚えてない。しかしだ!(ベルトが)あるでしょ?ここに。試合前にも会見で言ったじゃん。非常に、しっくり来てないですか?このベルト。僕の方にしっくり収まってないですか?このベルトが僕から離れたくない!離れたくない!って、そういう声が聞えるんだ。試合の後半の記憶がなくても、俺の肩に今あるんだ。しっかしこのベルト、毎回毎回やってくれるねこのベルト。毎回毎回タダで返してくれねぇなオイ。ベルト獲ったときも防衛したときも、毎回アクシデント起こしやがってこの野郎。だからこそ、だからこそ!毎回試練を与えながらも、俺から離れたくなくて仕方ない、このベルトが愛おしくてたまらないよ。しかし、強がってもしょうがねぇな。スーパー・タイガーっていったっけ?タイガーの名をかたるにふさわしいものを持っていると俺は感じた。生半可な気持ちで、タイガーという名前を背負っているわけじゃない。それを今日、試合で感じました。なんか、変則的な蹴りを食らってから全く記憶が無いんだ。最後は、ドラゴン?ドラゴンか?ドラゴンで勝ったのか?袈裟斬りか?なんの技で勝ったのかさえ覚えてない。それだけのものをスーパー・タイガーにダメージとして与えられましたね。しかし言っておくぞ。ベルトはここにあるんだ。中々のベルトだね。毎回毎回俺に試練を与えやがって。だからこそ実感できるんだ。毎回毎回試練を与えられて、そしてこのベルトを守るたびに、俺は成長できている気がするよ。さぁ!次は誰だ!俺はもう今からその気持ちだよ!」
――実際、スーパー・タイガー選手の蹴りの威力はどう感じましたか?
「あのね、強がってもしょうがないよ。俺も、どんだけ来ても向かっていきたいタイプだから。でも、最後記憶を飛ばされるとは思ってなかったな。その蹴りの威力、プロレスラーとしての実力。僕の想像以上だったことは事実ですね。また彼が大谷晋二郎が持っているこのベルトを獲りたいと言ってくるのであれば、僕は拒む理由は何もありません」
――一番効いたのはあの変則的な回転蹴りですか?
「いや、それも分からない!覚えてるのはそこまでだから。そこで多分記憶が飛んだんだと思うし」
――最初にベルトを獲った船木選手の蹴りと比較して、スーパー・タイガー選手の蹴りはどうでしたか?
「いやいや、どちらがスゴイってレベルじゃないよ。どっちもスゴイ!でも言っとくぞ。どっちもスゴイ二人から勝ってんだ!だから、チャンピオンなんだ!このベルトが離れたくないとい言う限り、僕はレジェンドのベルトを巻いて、この団体にどれだけレジェンドが上がろうと、僕がトップとして君臨していきたいと思います」
――ZERO1から毎回レジェンドに上がるというプレッシャーはありますか?
「あのね、不思議な事に、プレッシャー無いんだよな。なんなんだろ。でも、ワクワクした気持ちとも違う。なんなんだろ。このベルトを持っている限り、このベルトが離れたくないと言っている限り僕も離しちゃいけない気がして。プレッシャーも何もないし、正直いい意味でも悪い意味でもワクワク感はないんだよな。ここへ来て!一人で来て!与えられた敵を打ちのめす!これが俺の仕事だと思ってるんで。プレッシャーなんて僕には微塵もありません!」