【試合結果】12・18 全日本後楽園ホール大会 宮原健斗&ジェイク・リーvs大森隆男&征矢学 ゼウス&ボディガーvs真霜拳號&タンク永井

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『2016 世界最強タッグ決定リーグ戦【優勝決定戦】』
日程:2016年12月18日(日)
会場:後楽園ホール
開始:12:00
観衆:1244人

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●中島洋平/SUSHI
6分41秒 超高校級ラ・マヒストラル
[ダーク・ナイトメア]○ブラック・タイガーVII(フリー)/シン・ブラック・タイガー(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
野村直矢/○青柳優馬/土方隆司(フリー)
9分20秒 フィッシャーマンスープレックスホールド
土肥孝司(W-1)/熊ゴロー(W-1)/●阿部史典(スポルティーバ)

▼2016 世界最強タッグ決定リーグ戦 スペシャルリマッチ 30分1本勝負
○西村修(フリー)/吉江豊(フリー)
9分2秒 グラウンドコブラツイスト
崔 領ニ(ランズエンド)/●不動力也(ランズエンド)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○渕正信/ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
11分13秒 首固め
[ダーク・ナイトメア]長井満也(ドラディション)/●南野タケシ(舎人一家)

▼2016 世界最強タッグ決定リーグ戦 スペシャルタッグマッチ A VS B 30分1本勝負
[ザ・ビッグガンズ]○ゼウス/ボディガー(フリー)
11分5秒 ジャックハマー→片エビ固め
[凶月]真霜拳號(K-DOJO)/●タンク永井(K-DOJO)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
秋山準/ケンドー・カシン(フリー)/井上雅央(フリー)/●岩本煌史(スポルティーバ)
14分47秒 ラストライド→体固め
○諏訪魔/青木篤志/佐藤光留(パンクラスMISSION)/スーパー・タイガー

▼2016 世界最強タッグ決定リーグ戦 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
[NEXTREAM]●宮原健斗/ジェイク・リー
21分7秒 アックスボンバー→片エビ固め
[GET WILD]○大森隆男/征矢学(W-1)

GET WILDが天龍&ハンセン組とチーム3Dに次ぐ三組目の最強タッグ全勝優勝!カシンの暴走に秋山社長が「コスパが悪い」と苦言

第1試合

20161218ajpw_1st オープニングでは全日本プロレス応援大使のスルースキルズが登場。来年も継続して応援大使を行うことを発表し『限界の先へ!』を熱唱。

 先発はブラックVIIと中島。ブラックVIIがショルダータックルで中島を倒し、走り込んできた中島にドラゴンスクリューからドロップキック。両者タッチ。

 シン・ブラックがトーキックからエルボー。エルボー合戦からシン・ブラックがエルボー連打。走り込むもSUSHIがドロップキックで迎撃し、ハンマーからロープに振ろうとする。だがシン・ブラックがマスクを掴みSUSHIを倒すと、ストンピングからブラックVIIにタッチ。

 ブラックVIIは首投げからSUSHIの寿司に噛み付く。ブラックVIIは腕を捻ってからコーナーに叩きつけるとストンピング連打から寿司に噛み付き噛みちぎる。
 SUSHIは激怒するが、ブラックVIIはコーナーに叩きつけてシン・ブラックにタッチ。
 シン・ブラックは首投げから低空ドロップキックを叩き込んでフォールも2。シン・ブラックはブラックVIIにタッチ。

 ブラックVIIはDDTからフォールも2。ブラックVIIはロープに飛ぶが、SUSHIはニールキックで迎撃。走り込んできたシン・ブラックのラリアットも避けてバッククラッカー。タッチしようとするが、ブラックVIIが背後から急襲するもSUSHIはブレーンバスターで叩きつけて中島にタッチ。

 中島はミドルキック連打も、キャッチしたブラックVIIが足にエルボーを落としてロープに飛ぶが中島はミドルキックで迎撃。コーナーに振り串刺しドロップキックからボディスラムで叩きつけてダイビングフットスタンプ。フォールもシン・ブラックがカット。
 中島は卍固め。シン・ブラックがカットするが、SUSHIがシン・ブラックを場外に投げ捨て、ブラックVIIにトレイン攻撃。中島がブラックVIIにボディスラムからSUSHIがダイビングヘッドバッド。さらに中島がダイビングフットスタンプを投下しフォールもシン・ブラックがカット。
 中島はトラースキックを叩き込んでフォールも2。中島はジャーマンを狙うが、ブラックVIIは急所攻撃から首固めも2。ブラックVIIはラ・マヒストラルで3カウント。

第2試合

20161218ajpw_2nd 全日本軍が急襲。全日本とWRESTLE-1の二人が場外乱闘を続ける中、リングには対抗戦に関係ない土方と阿部。
 エルボー合戦からミドルキックの打ち合い。土方がミドルキックをキャッチし顔面を張る。土方はボディスラムからスリーパー、ブレーンバスターと繋げフォールも2。土方はやっとエプロンに帰ってきた野村にタッチ。

 野村はランニングエルボーで倒しフォールも2。首投げからスリーパーで捉えるが阿部はロープへ。
 野村がエルボーからトーキック。ロープに飛んで走り込むが阿部はドロップキックで迎撃し熊ゴローにタッチ。

 熊ゴローと土肥はダブルのショルダータックルからセントーンとギロチンドロップの同時投下。フォールも2。
 熊ゴローは膝蹴りからコーナーに叩き込んでエルボー連打。熊ゴローは土肥にタッチ。
 土肥は青柳を場外に投げ捨て野村をコーナーに振ると串刺しラリアット。フォールも2。土肥はスパインバスターからフォールも2。土肥は阿部にタッチ。

 阿部は首投げからサッカーボールキック。フォールも青柳がカット。阿部は熊ゴローにタッチ。
 熊ゴローは背中にハンマーを落とし、土肥とともにエルボーからサンドイッチ攻撃を叩き込みダブルのバックドロップ。フォールも2。
 熊ゴローは担ぎ上げるが、着地した野村がスピアーを叩き込んで土方にタッチ。

 土方は首投げからサッカーボールキックを叩き込んでPK。コーナーに振り串刺しハイキックからフロントスープレックス。立ち上がった熊ゴローをミドルキックで倒し青柳にタッチ。
 青柳はエルボー連打からラリアットを避けてジャンピングエルボー。フィッシャーマンの体勢も耐えた熊ゴローにエルボースマッシュから走り込むが、熊ゴローは担ぎ上げてバックフリップ。熊ゴローは阿部にタッチ。

 阿部と土肥は青柳をコーナーに振りトレイン攻撃。土肥がセットし熊ゴローのダイビングセントーンと土肥のギロチンドロップの同時投下から阿部がサッカーボールキック。フォールも2。
 阿部はソバットから旋風脚。さらにサッカーボールキックを叩き込んでフォールも、返されると腕ひしぎ。これは土方がシャイニングウィザードでカット。
 土肥と熊ゴローを野村が二人まとめてスピアー。だが阿部が野村と青柳に交互に顔面を張ってロープに飛ぶが、青柳と野村はダブルドロップキックから、野村がボディスラムで叩きつけ青柳がエルボードロップ。フォールも2。
 青柳がフィッシャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
土肥孝司&熊ゴロー
熊ゴロー「なんか、突っかかって来ましたけど、タッグリーグ中にね、そういうのやって来いって話ですよね。そう思いません?」
土肥「タッグリーグの彼らは、まあ、今までで一番良かったんじゃない?」
熊ゴロー「そうっすかね? まだまだ元気ないっすよ」
土肥「今日も足んない。なんか、あいつらが俺らとやることによってあいつら良くなったよ。俺らに感謝しろ」
熊ゴロー「間違いない」
土肥「全日本プロレスファンは分かってんの?って。全日本プロレスファンは生え抜きに優しすぎんだよ。ホントに。頑張れ頑張れって。何年まで頑張るんだって。俺らバッチリやってんだよ。……ありがとうございました」
熊ゴロー「もっとね、鍛錬しないとダメですよ。鍛錬。僕ももっと鍛錬しますよ」

第3試合

20161218ajpw_3td 先発は吉江と不動。ロックアップから手4つ。不動がヘッドロックで絞り上げると、ショルダータックルからチョップ。受けきった吉江とエルボー合戦から不動がチョップを叩き込んでショルダータックル。だが吉江がロープに飛んでショルダータックルで倒し両者タッチ。

 西村がロープに押し込むがクリーンブレイク。崔がヘッドロックからショルダータックルで倒し、ボディスラムからフォールも2。崔はスリーパーで絞め上げ不動にタッチ。
 不動は場外に投げ捨てると、リングに戻ってきた西村にチョップからコーナーに振り串刺しボディスプラッシュ。不動はボディスラムからエルボードロップを投下しフォールも2。不動はフェイスロックからストンピング。崔にタッチ。

 崔はボディに膝蹴り連発からロープに飛ぶが、西村がエルボーで迎撃しエルボースマッシュ連発。西村は吉江にタッチ。
 吉江はコーナーに振り串刺しボディスプラッシュ。不動も逆コーナーに叩きつけ往復串刺しヒップアタック。吉江は崔にボディプレスを投下氏フォールも2。
 吉江はコーナーに上るが、崔はジャンピングミドルから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。崔は不動にタッチ。

 不動は串刺しラリアットからフォールも2。不動がラリアットも、吉江もラリアットで受け止め打ち合いへ。不動が走り込んだ所を吉江がルーテーズプレスで迎撃し西村にタッチ。

 西村はエルボースマッシュ連発からロープに振ってスリーパー。不動はそのままコーナーに下がり潰すと、正面に叩きつけコーナーに振ると崔が串刺しエルボー、不動が串刺しボディスプラッシュからダブルのブレーンバスターで叩きつけ不動がラリアット。フォールも2。不動がレフェリーにカウントが遅いと抗議。そこを西村がスクールボーイで丸め込み、レフェリーが高速カウントを叩くが2。
 抗議した不動がラリアットも西村は卍固め。これは崔がカットしようとする。そこを吉江が振り向かせると、崔は吉江にハイキック。受けきった吉江が崔を突き飛ばすと、そのまま卍固めを決めたままの西村に当たりそのまま後転。これがフォールとなり3カウント。

<試合後コメント>
西村修&吉江豊
吉江「あれ?一社だけですか?二社ですか?(記者へ)」
西村「ま、一社だろうが二社だろうがね、俺らは変わりませんけどね」
吉江「変わりませんね!」

――今シーズン、いいチームワークだったと思いますが
西村「必ずや、アジアタッグなり世界タッグなりですね、獲れるよう、より磨きをかけていきたいと思います」
吉江「まあ、世界最強タッグは終わってしまいましたが、俺たちは夜の最強タッグですからね。これが終わってから……(西村へ目配せ)」
西村「(笑)」
吉江「まあ脱線しましたけど。吠えるだけ吠えればいいですよ。そしたら術中にはまるだけですから、こっちの。やっぱりこの、間もタイプも違う二人が組んだら面白いですね。一直線で来るのを私が受け止めて、さらに西村さんがね、くるりと、ふわっとかわして……素晴らしいですね。これもプロレスの良さです」
西村「そうですね。来年もまた組んでいきたいと思います」
吉江「ありがとうございました!」

第4試合

20161218ajpw_4th 先発は南野とウルティモ。バックの取り合いから南野が足を刈って倒すも、ウルティモはヘッドシザースホイップを狙うが南野は突き飛ばす。南野はブーイングを食らうと逆エビ固めを狙うが、ウルティモは再度ヘッドシザースホイップ。両者タッチ。

 長井がトーキック。これがみぞおちに入り渕はリングに転がる。そのまま場外に落ちると、長井は鉄柵に渕を叩き込んでチェーン攻撃。南野がリングに投げ入れると、長井は「クソジジイ立てコラ!」と挑発しハンマーブローを落とす。
 長井は首投げからショルダークロー。長井はコーナーに叩きつけ南野にタッチ。

 南野はヒールホールドからストンピングを落としショルダークロー。渕はロープへ足を伸ばす。南野は渕へタッチ。
 長井はハンマーブローも渕がサミングからドロップキック。だが長井はロープを掴みこれをかわすと、渕は立ち上がり再度サミングからヘッドロックでとらえナックル。渕はボディスラムを狙うが、耐えた長井がボディスラム。長井は南野にタッチ。

 南野はコーナーに振るが、渕は足を伸ばしてカットしバックドロップ。渕はウルティモにタッチ。
 ウルティモはローキック連打からドロップキック。ウルティモはコーナーに振ってショルダースルー。ウルティモはコンビネーションキックで倒すが、長井が背後から羽交い締めに。だがウルティモは二人まとめてホイップすると渕にタッチ。

 渕はサミングからボディスラム。渕はヘッドロックでとらえナックルからボディスラム。カットに来た長井にもサミングからボディスラムを狙うが、長井は耐えてボディに膝を叩き込む。渕は再度サミングからなんとかボディスラム。南野にもサミングからバックドロップを狙うが長井がカット。
 南野が走り込むも渕はビッグブーツから首固め。これも長井がカット。
 ウルティモが長井を場外に投げ捨てるが南野が首固め。それをウルティモがひっくり返して3カウント。

第5試合

20161218ajpw_5th 先発はゼウスとボディガー。手4つからタンクがショルダータックル。受けきったゼウスが逆にショルダータックルで倒す。タンクは真霜にタッチ。

 バックの取り合いからリストの取り合い。ゼウスがチョップからハンマーブローを落としロープに飛ぶが、タンクがエプロンから蹴りつけゼウスを腕を掴みロープでカッター。さらに真霜がその腕をリングに叩きつけてタンクにタッチ。
 タンクはストンピングからゼウスの腕を捻っていく。ゼウスのチョップをキャッチしたタンクはその腕を捻りながら真霜にタッチ。
 真霜はエプロンに出て腕を捻ってロープを使ったアームブリーカー。真霜はサッカーボールキックから腕にエルボーを落とし脇固め。さらにその手を踏みつけニードロップ。真霜はタンクにタッチ。

 タンクはコーナーに叩きつけてトーキックから串刺しスピアー。首投げで倒しフォールも2。
 真霜のミドルキックとゼウスのチョップの打ち合い。ゼウスのチョップを真霜が脇固めから腕ひしぎ。ゼウスはその真霜をそのまま持ち上げバスター。ゼウスはボディガーにタッチ。

 ボディガーはショルダータックルでコーナーにふっ飛ばし串刺しラリアット。さらにラリアット連発からバックドロップ。フォールも2。ボディガーはエルボードロップからフォールも2。
 真霜のエルボーとボディガーのチョップの打ち合い。ボディガーが打ち勝ち串刺しラリアットも、避けた真霜がタンクにッタッチし腕を掴みダブルのチョップで倒す。ボディガーをコーナーに振りトレイン攻撃から真霜がPK、タンクがセントーンを投下しフォールも2。
 真霜とタンクはダブル攻撃を狙うがボディガーがダブルラリアットでなぎ倒しゼウスにタッチ。

 ゼウスが串刺しジャンピングラリアットからベアハッグスープレックス。フォールも2。ゼウスはラリアットでなぎ倒しフォールも真霜がカット。
 ボディガーがベイダーハンマーで真霜をふっ飛ばし、タンクを肩車するとゼウスがコーナーに上る。その足を真霜がおさえて、タンクがボディガーにスパインバスターから真霜とタンクがゼウスをボディガーに向けてデッドリードライブ。
 タンクはチョークスラムからフォールも2。タンクはスピアーを叩き込んでフォールもボディガーがカット。
 タンクはコーナー下にセットしコーナーに上るとダイビングセントーン。これを避けたゼウスがチョークスラムからフォールも真霜がカット。
 ゼウスのラリアットを弾いたタンクがスピアーも、ゼウスはキャッチしジャックハマー。これで3カウント。

<試合後コメント>
THE BIG GUNS
ボディガー「タッグリーグ戦は結果出されへんかったけど、来年に繋げられるような試合が今日は出来たんで、まあ良しとしよう」

――大阪でやると仰っていましたが、優勝チームとベルトをかけてやるということで宜しいですか?
ゼウス「喜んで。喜んで!どっち相手でも受けて立とう」
ボディガー「俺たちずっと進化し続けてるんで、まあ誰が来ようと、どっちのチームが来ようと絶対勝ってやるんで、どっちでもかかって来いって感じですね」
ゼウス「そのタイトルマッチで、この最強タッグリーグで受けた借りをね、返してやろうと。どっちが上がってこようとね。そういう気持ちで、第73代目の一回目の防衛戦、相手叩きのめすつもりで、やりに行きます!正月早々絶対負ける気ないんで。僕ら世界タッグのチャンピオンなんで、これが全日本プロレスやって見せるんで。これからもどうぞ応援よろしくお願いいたします」

第6試合

20161218ajpw_6th 先発は青木とカシン。グラウンドでの攻防からカシンがすぐに秋山に井上にタッチ。だが井上は拒否し秋山にタッチ。秋山も拒否し岩本が出ることに。青木も光留にタッチ。

 光留がローキックで牽制から片足タックル。バックの取り合いからリストの取り合いへ。グラウンドでの攻防から岩本が秋山にタッチ。光留もスーパーにタッチ。

 スーパーがミドルキックで牽制。秋山が足をキャッチしエクスプロイダーを狙うが、その腕をスーパーが捻り上げるが秋山が丸め込むもスーパーはロープへ。もつれ合いながら秋山は井上にタッチ。スーパーも諏訪魔にタッチ。

 ロックアップから井上がロープに押し込みクリーンブレイク。再度ロックアップから諏訪魔がロープに押し込むとエルボーからハンマーブロー。井上はサミングから頭頂部にエルボー。諏訪魔は前蹴りでふっ飛ばし、足を掴んで中央に引きずるとストンピングから光留にタッチ。

 光留と諏訪魔は交互にストンピングから諏訪魔が踏み潰す。光留はミドルキック連打からコーナーに振って串刺しランニングミドル。フォールも2。光留はスーパーにタッチ。
 スーパーはボディブローからナックル。さらにローキック連打でコーナーに座らせ、ブレイクするとトーキックから首投げで倒し頭頂部にエルボー。フォールも2。
 井上はロープに飛ぶがエプロンから光留が蹴りつけ、スーパーと光留でサンドイッチサッカーボールキック。フォールも2。スーパーは青木にタッチ。

 青木はトーキックも井上はサミング。青木は蹴りつけミサイルキックからフォールも2。
 井上はボディブローからサミング。青木もサミングで返しコーナーに振ると串刺し攻撃。だが足を伸ばしてカットした井上がダイビングショルダーアタックから秋山にタッチ。

 青木をコーナーに振ってトレイン攻撃から秋山がエクスプロイダー。フォールもなぜか見ていたカシンがカット。
 秋山の串刺し攻撃を避けた青木がジャンピングニー。青木はスーパーにタッチ。

 スーパーはミドルキックからかかと落とし。フォールも2。スーパーはDDTを狙うが、耐えた秋山にバックキックからブレーンバスター。
 スーパーはロープに飛ぶが、秋山はジャンピングニーで迎撃しカシンにタッチ。

 スーパーはニールキックをカシンに叩き込むと、カシンはすぐに引っ込み井上にタッチ。スーパーも諏訪魔にタッチ。
 井上がトーキックからエルボー。エルボーの打ち合いから井上がコーナーに振り串刺しラリアット。マシンガンラリアットから河津落とし。フォールも2。
 諏訪魔を担ごうとするが、着地した諏訪魔にサミングから走り込むが諏訪魔はラリアットで迎撃。フォールも秋山がカット。カシンが井上を引きずり岩本にタッチさせる。

 岩本は諏訪魔の前蹴りを避けてランニングエルボーからスライディングキック。さらにエルボードロップからフォールも2。
 岩本の串刺し攻撃を避けた諏訪魔がダブルチョップ連発から投げようとするが、岩本が逆にブレーンバスター。
 諏訪魔にトレイン攻撃から岩本が腰投げ。フォールも青木がカット。
 岩本がジャーマンを狙うが、耐えた諏訪魔に走り込むも諏訪魔はダブルチョップからラストライドの体勢。これは秋山と井上がカット。諏訪魔は交互にダブルチョップからラリアットでなぎ倒し、岩本にラストライドを狙うがカシンがカット。光留がカシンをカットし、諏訪魔が岩本にバックドロップ、光留がカシンに水車落とし。諏訪魔が岩本にラストライドを叩き込んで3カウント。

 リング上でカシンに秋山が詰め寄ると、カシンは握手を要求。強引にカシンが腕をつかむが、秋山はそれを振り払って先にリングを後にした。

<試合後コメント>
秋山準&井上雅央&ケンドーカシン
カシン「雅央さん、顔がひどいことになってますよ」
井上「いや、俺は大丈夫っす」
カシン「顔がひどいことになってますよ」
井上「いやいや」
カシン「顔がひどいことになってますよ」
井上「いや、そういうアレじゃ……」
カシン「次はWRESTLE-1で!(秋山へ握手を求める)」
秋山「違うっつってんのに(笑いながら差し出された手をはたく)」
カシン「WRESTLE-1で!」
秋山「WRESTLE-1でって、一回も言ってないだろそんなの。WRESTLE-1だってリーグ戦なんか無いし」
カシン「生活……生活のために……」
秋山「それは雅央さんだよ」
カシン「ありがとう。ありがとう。じゃっ!ありがとう(強引に秋山と握手をして立ち去る)」
秋山「……なんかある?この感じで(笑)」

――カシンさんとは今後、秋山さん的にはどうされていくんですか?コンビは…
秋山「どうされていくって……なんだろうなぁ。でもなんだかメチャクチャ腹立たないんだよな(笑)なんなんだろうなあの人。もうちょっとでもコストパフォーマンス悪すぎるよ。どれだけ出ねぇんだって。一分くらいしか出てないでしょアレ。どんだけ高いよ。社長だから金の計算しちゃうよ。コストパフォーマンス悪すぎるよ」

――アジアタッグに向けて今日井上選手と同じチームで、1月2日すぐ挑戦ありますけど
秋山「まあ雅央さんも、やる気になれば……元・アジアタッグチャンピオンだから、やる気になれば、やってくれると信じて……」

――今日一緒に組んでいて、雅央さんの気持ちは伝わってきましたか?
秋山「今日は伝わってこない。見てて伝わったと思う?(笑) ……まあ、もうおっさんになったらあんな感じなのかな。まあ、新年はねしっかり一発目は。それこそ、カシンも言ってたけど、生活かかってるってそういうのは何物にも代えがたいものだと思うから、そういうパワーを見せてもらいたいですね。しっかり力を出すってのじゃないけど、それ言うんだったらお前が雇ってやりゃいいだろってだけの話なんだけど。まあでも、やっぱり実力でね、自分の力でチャンピオン獲って堂々と闊歩して貰いたいね。力出して、頑張ります」

――大仁田&渕組に関してはどう思いますか?ある意味難しい試合になると思いますが
秋山「いや、もう。俺はもう変わらないです。何も変わらない。遠慮なく、ジジイだろうが引退間際だろうがお構いなしに新年一発目からやっていきます」

――カシンさんも雅央さんもまだまだやる気でしたし……
秋山「やる気はあるんだけどコストパフォーマンスが悪すぎなんだよ!いいカモにされてる気がしてしょうがないよ……全く……」

第7試合

20161218ajpw_7th 先発はジェイクと征矢。グラウンドの攻防から征矢がバックを取ってヘッドロックからホイップするがジェイクがヘッドシザースで抜けて両者距離を取りタッチ。

 ロックアップから宮原がロープに押し込みクリーンブレイク。宮原がヘッドロックからショルダータックル。受けきった大森のチョップと宮原のエルボーの打ち合い。大森がビッグブーツ連発も宮原が二段蹴り式ニーから場外に落下した大森と場外乱闘。リングに戻り宮原がフォールも2。宮原はジェイクにタッチ。

 ジェイクは大森の腕を蹴り上げスリーパー。大森はバックエルボーで逃れ走り込むがジェイクは再度スリーパー。大森はロープへ。
 ジェイクはストンピングからエプロンに降りた大森にバックドロップを狙う。エルボーで逃れた大森がビッグブーツからパイルドライバー。エプロンに叩きつけられたジェイクはそのまま場外に落下。
 大森は場外でパイルドライバーの体勢をとると、征矢がエプロンから飛び降り合体パイルドライバー。
 リングに戻り、大森がジェイクの肩にニードロップ2連発。背中に乗りキャメルクラッチで捉えるとジェイクはなんとかロープへ。大森は征矢にタッチ。

 征矢は頭頂部にエルボーからネックブリーカードロップ。征矢はスリーパーからニードロップ。征矢と大森はダブルのショルダータックルから大森がパイルドライバー。フォールも2。
 大森はチョップから河津落とし。ジェイクは宮原にタッチ。

 宮原は顔面にドロップキックから串刺しジャンピングエルボー。ノーザンライトスープレックスからフォールも2。
 宮原はジャーマンを狙うが、大森はスリーパー。これはジェイクがカット。宮原はジェイクにタッチ。

 ジェイクは串刺しバックエルボーからビッグブーツ。フォールも2。ジェイクは膝蹴りから走り込むが大森はビッグブーツ。大森は征矢にタッチ。
 征矢はジャンピングラリアットから串刺しバックエルボー。ブルドッキングヘッドロックからカッターをきめて担ぐ。着地したジェイクにエルボーも、ジェイクはニーリフトからレッグラリアート。フォールも2。
 ジェイクは征矢をロープに振るも、征矢はスピアーを叩き込んで倒す。大森も出てきてワイルドトレインからサンドイッチラリアット。征矢はデスバレーボムからフォールも宮原がカット。
 征矢は後頭部にラリアットから正面からラリアットを狙うが、ビッグブーツで迎撃したジェイクとエルボー合戦。征矢はダブルチョップ2連発からヘッドバッド。ロープに飛ぶがジェイクが追走ニー。征矢も追走バックエルボーからスピアーを発射も、ジェイクはキャッチするが征矢はブレーンバスター。だがすぐに立ち上がったジェイクがランニングニー。両者タッチ。

 大森のチョップと宮原のエルボーの打ち合い。大森がニールキックで倒すとワンハンドバスターからアックスギロチンを狙う。着地した宮原がスネークリミット。大森はロープへ。
 宮原は串刺しジャンピングニーからブレーンバスター。フォールも2。宮原は大森をコーナーに乗せると投げようとするが、征矢が大森の足を掴んで阻止。だがジェイクが場外から征矢を引き剥がし、宮原は雪崩式ブレーンバスター。だが大森はすぐにビッグブーツ。宮原もビッグブーツを叩き込んで両者ダウン。征矢がリングに上がるがジェイクがレッグラリアートで場外に叩き出す。

 大森が宮原の背中に串刺しラリアットからコーナーに座らせ、宮原の頭を鉄柱に叩きつけると雪崩式バックドロップ。フォールも2。
 大森はアックスギロチンも2。大森はスライディングラリアットも、避けた宮原が後頭部にブラックアウト。両者ダウン。

 ジェイクがリングに登り、宮原と同時ブラックアウト。フォールも征矢がカット。宮原がブラックアウトを叩き込んでフォールも2。宮原は超滞空ジャーマンスープレックスホールドも2。宮原はシャットダウンを狙うが、征矢が後頭部にラリアットからワイルドボンバー。ジェイクにもワイルドボンバーを叩き込むがジェイクが征矢にバックドロップ。
 大森が走り込むが宮原がジャンピングニー。更にブラックアウトも大森はキャッチしアックスギロチン。さらにアックスボンバーも避けた宮原がジャンピングニー。これを避けた大森がアックスボンバーを叩き込んで3カウントを奪った。

エンディング

20161218ajpw_ed征矢「2016年、最強タッグ、GET WILDで優勝したぞ!(ゼウスが乱入)」
ゼウス「おいこら、お前いい加減にしとけよ。お前ここどこのリングや!全日本のリングや!お前一回全日本出てったんちゃうんか!おいやるか!お前正月ボコボコにしてやるから待っとれ!(マイクを投げ捨て入場階段を蹴飛ばしリングを後にする)」
征矢「おいおい、マイクと階段は粗末にすんじゃねーよ。確かに、俺がここに上がってるのは確かに、良いと思ってる人もいないと思います。ああそうでしょうねわかってます。だけど、こうして全日本プロレスさんがもう一度この俺を上げてくれたこと、この中にGET WILDの応援をしてくれる方が居るのであれば本当にありがとうございました!それと、それと、こんな俺ともう一度タッグを組んでくれてありがとう大森さん、いや、ありがとうございました!」
大森「全日本プロレスを、ずーっと応援してきてる人たちは、僕達の経緯はよくわかってると思います。僕も彼と再びタッグを組む時は、ハッキリ言って悩みました。だけど、ここにトロフィーがある。これは俺たちがタッグを組んだことが間違いじゃなかった証明なんだ!俺たちGET WILDはまだまだ突き進むぞ!みなさん今日はありがとうございました!!」

<試合後コメント>
ゲット・ワイルド
征矢「いよっしゃあ!やったぁ!」
大森「やったぜ」
征矢「まあでも、こうしてGET WILD、三年半ぶりにタッグを組んで、こうして結果が出たこと、本当にもう一度再結成してよかったと心から思います」
大森「結果がついてきたんじゃねぇよ。結果は俺たちで作りだしたんだ。正しかろうが、間違っていようが、自分たちで決めたことに対して自分たちで結果を出す。これが俺たちのやり方だ。グダグダ言う奴はいつまで経ってもグダグダ言うんだよ。関係ねぇんだよそんなのよ」
征矢「過去のこと色々あるけども、まあでもこうして、もう一度全日本プロレスさんにリングに上げさしてもらって、こういうチャンスをもらった。それで無事に世界最強タッグ優勝した。次は何を狙っていくんだ?」
大森「すべてのベルトを、狙っていこうぜ」
征矢「部外者の俺が言うのもアレだけど……」
大森「関係ねぇよ」
征矢「これを獲ったってことは、言う権利はあるだろ」
大森「片っ端から狙っていくぞ。世界タッグ、三冠……。そして、俺たちで結果を出して、俺たちの選択が間違いじゃなかったってことを、こうやって証拠を出して見せてやるんだ。それが俺たちワイルドのやり方だよ」

――今回四年ぶり二度目の優勝ということで、しかも天龍&ハンセン組とチーム3Dに次ぐ三組目の全勝優勝を達成したことについては如何ですか?
征矢「正直我々は過去には囚われてないんだ。その先を見てるんだ。確かに歴代の素晴らしいチャンピオンたちがそういう結果を残してきたと思うかもしれんが、そもそも私には、時間がない!!大変申し訳ないが、このあともう一試合しなくてはいけないんだ」
大森「もう一試合あるのか」
征矢「もう一試合やるんだ」
大森「本当にワイルドな奴だなお前は」
征矢「時間と場所と……そういうものは一切選ばないんだ」
大森「すげぇなぁ」
征矢「そういやサムライTVなんで出なかったんだ。場所と時間を選ばないんじゃないのか」
大森「それは……そのぉ……」
征矢「電話でどうのこうのって言ってたよなぁ。電話にさえ出なかったじゃないか」
大森「ほら、急げよ。ほら。千葉のお客さんが、ワイルドを待っているぜ」
征矢「言われなくても行きますよ。じゃあ最後、大森さんがワイルドに締めてください(征矢は控室へ)」

――さっき全部獲りに行くという発言がありましたが、そういう意味では三冠チャンプの宮原選手から獲ったというのは大きいですか?
大森「結果として、そういうことだ。自分の限界は自分が決めるのよ。俺の限界は俺が決める。獲りに行ける可能性があるやつは片っ端から獲りに行くぜ。それは世界タッグだろうが三冠だろうが最強タッグだろうがチャンピオンカーニバルだろうが……くたばるまで獲りに行く。片っ端からだぞ!それも!片っ端からだ……種類問わねぇぜ……」

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