【試合結果】12・9 WRESTLE-1後楽園大会 【W-1王座】河野vsイケメン 【W-1タッグ】カズ&鼓太郎vs土肥&熊ゴロー 【UWA世界6人タッグ】稲葉&アンディ&吉岡vs近藤&葛西&論外 【クルーザー】児玉vsMAZADA
『WRESTLE-1 TOUR 2016 SHINING WINTER』
日程:2016年12月9日(金)
会場:東京・後楽園ホール
開始:19:00
観衆:1029人・満員
▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
[NEWERA]●藤村康平
5分9秒 ジャーマンスープレックスホールド
○伊藤貴則(ACE)
▼第2試合 芦野祥太郎復帰戦 タッグマッチ 30分1本勝負
[TriggeR]○芦野祥太郎/“brother”YASSHI(フリー)
1分53秒 アンクルロック
村瀬広樹/●三富政行(愛媛プロレス)
▼第3試合 UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/NEWERA】●稲葉大樹/アンディ・ウー/吉岡世起
8分41秒 キングコングラリアット→片エビ固め
【挑戦者組】○近藤修司/葛西純(FREEDOMS)/NOSAWA論外(東京愚連隊)
※第51代王者組が4度目の防衛に失敗。近藤&葛西&論外が第52代王者組へ
▼第4試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者/NEWERA】●児玉裕輔
16分57秒 正田落とし
【挑戦者/REAL DESPERADO】○MAZADA(東京愚連隊)
※第5代王者が4度目の防衛に失敗。MAZADAが第6代王者へ
▼第5試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
○武藤敬司/KAI/鷹木信悟(DRAGON GATE)
16分11秒 シャイニングウィザード→片エビ固め
征矢学/火野裕士(フリー)/●KAZMA SAKAMOTO(フリー)
▼第6試合 WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者組】○カズ・ハヤシ/鈴木鼓太郎(フリー)
15分1秒 パワープラント→片エビ固め
【挑戦者組/NEWERA】土肥孝司/●熊ゴロー
※第7代王者組が2度目の防衛に成功
▼メインイベント WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】○河野真幸
17分48秒 ジャイアントニードロップ→片エビ固め
【挑戦者/NEWERA】●黒潮“イケメン”二郎
※第10代王者は初防衛戦
武藤敬司&KAI&鷹木信悟がチーム『KAIの国』結成!イケメンが「俺はもうWRESTLE-1に必要ない」と退団を示唆
第1試合
ロックアップも伊藤がロープに押し込みブレイク直後に顔面を張る。お互い顔面を張り合い藤村がショルダータックルも、受けきった伊藤に藤村はショルダータックルを再度放ち、ロープに飛ぶと低空ドロップキック2連発からショルダータックルも伊藤が逆にふっとばす。伊藤はそのままサッカーボールキック連発。藤村はたまらず場外へ。
伊藤がすぐにリングに戻し首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
伊藤はボディスラムからランニングボディプレス。フォールも2。伊藤はブラジリアンキックからキャメルクラッチ。そのままサミング。
レフェリーに注意され離すと、藤村がエルボーから低空ドロップキック。藤村はロープに飛び走り込むも、伊藤はパワースラムで叩きつけフォールも2。
伊藤のハイキックを交わした藤村が低空ドロップキック連発からコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
藤村はエルボー連打からドロップキックで倒しフォールも2。藤村はエルボーからロープに飛ぶも、伊藤はニールキックで迎撃し、バックを取り投げようとするが藤村はカサドーラで丸め込むが2。藤村は改めて前方回転エビ固めも2。藤村は走り込むも、伊藤はニーリフトから水面蹴りで倒しPK。フォールも2。
伊藤はジャーマンスープレックスホールドで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
伊藤貴則
「レッスルワンの生え抜き。生え抜きの藤村さんやっつけてやった。これで二勝目。次からはもっと違う人とドンドン蹴っ飛ばして投げ飛ばしてぶっ倒してこのまま自分を保ったままでレッスルワンの生え抜きの人、他の人も全員、全員勝っていきたいと思います。まだまだ自分は新人なんで、もっともっと練習してみんなをもっとあっと驚かせるようにやっていきたいと思います」
第2試合
第2試合開始前、若手軍ことNEWERAが登場。
稲葉「本日は年祭最後の後楽園大会にご来場いただきありがとうございます。僕達今までですね、若手軍としてやってきたんですけど、今日からこのTシャツに書いてあるとおりNEWERA。意味は新世代という意味なんですけど、NEWERAとして僕達やっていきます。そして今日は、UWAのタイトルマッチ、タッグ、無差別と挑戦します」
イケメン「メインにとっときます。とにかく、俺たちが、やります!Tシャツも発売中!フィニッシュ!」
第2試合は、YASSHIが入場するとマイクを持ち「HEY YO!初めましてのカス野郎も、毎度毎度のゴキゲンちゃんっも、本日後楽園ではタイトルマッチが4試合も組まれとるわけやけど、今日はこの第2試合を楽しみに来ましたよってカス野郎どんだけいてんねん!フ●ック!今日のこの俺の、スペシャルパートナーは!5ヶ月ぶりの復帰をはなつ芦野!」と叫んだところで芦野がスピアーで村瀬をぶち抜き、YASSHIが三富にランニングエルボー。
ダブル攻撃を三富に狙うが、三富はYASSHIを芦野に突き飛ばし、延髄斬りから村瀬がスワンダイブミサイルキック。三富が芦野にエルボーからフォールも1。
芦野は次々ジャーマンで投げ捨て、村瀬を再度フロントスープレックスで投げ捨てる。場外に落ちた村瀬にYASSHIがトペ・スイシーダ。
芦野と三富はエルボー合戦。三富がチョップに芦野がエルボースマッシュで返し、芦野は投げ捨てジャーマンから俵投げで叩きつけ、横たわる三富にアンクルホールドでギブアップを奪った。
<試合後コメント>
“brother”YASSHI
「幸先のいい復帰の!オイ!見たやろ!五か月ぶりとは思えんぞカス野郎!オイ!有り余ってんねぇ!えぇ?!」
芦野祥太郎
「相手は糞ですね。会社はどう思ってこのカード組んだかは知らないですけど、もう僕はあそこ相手する気ないんで、もっと上に行きます。それだけです」
三富政行
「ただやられによ、来てるわけじゃないって証明したかったけど……村瀬ちゃんどこいったの!村瀬ちゃん!村瀬ちゃんちょっと!カット入れるでしょ!村瀬ちゃん、俺なりの戦いしすぎだよ村瀬ちゃん!」(一人控室へ消える)
村瀬広樹
「……なんだアレ。あいつずっと休んでたんだぞ、芦野。考え直すか。パートナー。もうなんも言うことねえよ」
第3試合
稲葉と近藤が激しいエルボー合戦。ロープに飛んだ近藤に稲葉が追走エルボーからジャンピングショルダータックルで倒し、両者タッチ。
論外と吉岡はロックアップから論外がショルダータックルで倒し、ラリアットを避けてドラゴンスクリュー。ロープに振ってラリアットも、吉岡は避けて片足ドロップキックからジャンピングバックキック。両者タッチ。
アンディが葛西にニーリフトからコーナーに降って走り込むが、葛西が足を伸ばしてカットするも、アンディーはコーナに駆け上りクロスボディアタック。さらにフランケンで倒しドロップキックでコーナーに吹っ飛ばすとトレイン攻撃から稲葉がエルボー、アンディがドロップキックから稲葉と吉岡がサンドイッチ攻撃。さらにアンディがスイングDDTからフォールも2。
アンディは膝蹴りからロープに飛ぶも、場外から論外が足を引っ張り倒し、葛西が低空ドロップキックから近藤にタッチ。近藤はストンピングからロープに振ると、マンハッタンドロップからDDT。フォールも2。近藤は論外にタッチ。
論外は変形腕ひしぎ。アンディはロープへ。論外は葛西にタッチ。葛西はストンピングからコーナーに振って串刺しスピアー。葛西はブレーンバスターからコーナーに上るも、アンディは正面に駆け上り雪崩式フランケンから稲葉にタッチ。
稲葉はダイビングネックブリーカーから走り込んできた近藤をバックドロップで叩きつけ葛西にブレーンバスター。論外が出てきてロープに振るも稲葉はジャンピングショルダータックルで迎撃し、葛西をコーナー下にセットするとダイビングヘッドバッド。フォールも2。
稲葉はバックを取るも、葛西はバックエルボーからスピンキック、延髄斬りで返し葛西は近藤にタッチ。
コーナーに振るとトレイン攻撃。論外と葛西がロープに振るとダブルのフラップジャックから論外がシャイニングウィザード、近藤がブレーンバスターで叩きつけフォールも2。近藤がラリアットも稲葉が避けて吉岡がエプロンから延髄斬り。稲葉がバックドロップでフォールも論外がカット。
論外と葛西に稲葉が交互にエルボーから、論外にエルボー連打も論外は急所攻撃から葛西がパールハーバースプラッシュ。そこへ近藤がランサルセも、稲葉がこらえて卍固めを狙う。これを近藤が切り返しラリアットも、稲葉は避けて卍固めからヨシタニック。これは論外がカット。
稲葉は改めてタイガースープレックスを狙うが、近藤が耐えてラリアットも避けた稲葉が丸め込むが2。近藤は稲葉にラリアットから改めてラリアットを叩き込み3カウントを奪った。
<試合後コメント>
近藤修司&葛西純&NOSAWA論外
近藤「見ての通りだよ!」
葛西「楽勝楽勝!」
論外「お前なんだ楽勝って」
近藤「結果取ったけどさぁ、なんか一人不真面目な人がいたよね。タイトルマッチに対して」
葛西「誰だぁ?!論外か?!」
論外「タイトルマッチになぁ、大体なんだその色塗って。真面目にやれ馬鹿野郎オイ」
葛西「バカヤロウ!プロレスってどういうものか知ってんのかい?!勝負論だけよぉ!求めるならお前、総合でもなんでもやったらいいんだよお前。お客さんを楽しませてナンボだろオイ!」
近藤「まぁまぁまぁ。あのさぁ、遊んでも、ベルトはここにあるんだよ。俺らは遊んで試合したって勝てるんだよ。あんな小僧どもに俺らは負けねぇぞ」
葛西「俺たちは優しくねぇってことだよ」
論外「それにしても、あれでよく会社引っ張って行けるって言えますね」
葛西「なんもねぇよ。見ての通りだよ。完勝だバカヤロウ!」
近藤「大人げねぇぞ俺らは」
論外「おい!不真面目になぁ!顔なんか塗って試合に出てくんじゃじゃねぇよ」
葛西「お前だって塗ってんだろこの野郎!待ってたんだろそれをお前!」
(言い争いながら控室へ)
稲葉大樹&アンディ・ウー&吉岡世起
アンディ「ごめん、最後ぎりぎりカット間に合わなかった。ごめん。でも、確かに今日負けたけど、人気も勢いもNEW ERAの方があるんちゃうか?なあ?」
稲葉「今日からNEW ERAでやっていく言うて、今日の後楽園でベルト全部取りますって言った僕が取られて初っ端でNEW ERAの勢い止めちゃいました。最後、最後全然覚えてない。すみません」
吉岡「一発目取られたけど、まだ取り返せばいいだけなんで。ちょっと稲葉に、リーダーだからって任せすぎたっすね。まだまだ全然逆襲していく。諦めてないんで」
第4試合
ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防から両者距離を取る。
エルボー合戦からMAZADAがガットショット。児玉がエルボーもMAZADAもエルボー。児玉はドロップキックで倒す。
児玉はボディスラムからローリングセントーン。MAZADAは場外へ。
リングに戻ると児玉はストンピングからエルボー。MAZADAがコーナーに振ると、児玉が飛び越えようとしたところをキャッチしツームストンパイルドライバー。フォールも2。
MAZADAはチンロックからサミング。注意されるとストンピングから場外に投げ捨て場外でエルボー合戦。リングに投げ入れスリーパーも児玉はロープへ。
MAZADAはヘッドロックから頭頂部にエルボー。MAZADAはロープに飛ぶと、スイング式ネックブリーカーからフォールも2。
MAZADAはジャベでとらえ、これを離すとストンピング。児玉がエルボー連打もMAZADAは「来いチャンピオン」と強烈なエルボーで倒し、ブレーンバスターを狙うが児玉は耐えて逆にブレーンバスター。
MAZADAを走らせドロップキックからRKOを叩き込みフォールも2。
MAZADAがコーナーに振るも、足を伸ばしてカットした児玉がドロップキックで場外に叩き出しトペ・コンヒーロ。
リングに戻ると児玉はバックドロップからフォールも2。児玉が走り込むもMAZADAは正田ひねり。MAZADAはラリアットからコンプリートショットを叩き込みフォールも2。
MAZADAがはレインメーカーポーズから投げようとするが、切り返そうとした児玉にネックブリーカードロップ。MAZADAはラリアットでなぎ倒しフォールも2。
MAZADAは変形キャメルクラッチ。これを離すとフィッシャーマンを狙うが、耐えた児玉にラリアットでコーナーにふっ飛ばし改めて串刺しラリアット。避けた児玉が延髄斬りからエプロンに出て振り子式DDTからフォールも2。
児玉はスピンキックから投げようとするがMAZADAが逆に正田落としで叩きつけ、コーナーに上るも正面に登った児玉が雪崩式スパニッシュフライ。児玉は改めてEVOからフォールも2。
児玉はトラースキックからコーナーに上るが、バックから強引にMAZADAがジャーマン。だが児玉は着地しトラースキック。キャッチしたMAZADAに改めてトラースキック。MAZADAも延髄斬りを叩き込み両者ダウン
MAZADAはエルボーからツームストンパイルドライバーを狙うが、逆に児玉がツームストンを狙うも、MAZADAがそのまま正田デストロイ。フォールも2。
MAZADAは膝立ちの児玉にエルボー連発。更にラリアットでなぎ倒しフォールも1。児玉はエルボー連打もMAZADAがエルボーからジャーマンで投げ捨て、アルゼンチン式正田落とし。さらに正田落としをきめ3カウント。
<試合後コメント>
児玉裕輔
「NEW ERAがスタートして、大事な大事な一発目。で、2016年締めくくる大きな後楽園ホールって大会のタイトルマッチ、防衛できなかった。すっごい情けないです。……ホントに情けないです」
MAZADA
「なんですかねえ。若い人たちはベルトを利用すればいいのに、ベルトに振り回されてる感がすごいですね。何を自分で変な緊張感高めてやってるんでしょうか。これもキャリアの差なんですかね。ベテランとか言いたかないけど、長い人の方が安定してますよね。もうちょっと頑張らないと。普段自分はサボってるとかは無いんですよ。どうするんですかね。もう学院生とかもやる気があるならいいんじゃないですかね。道場マッチとかでも。俺はベルトを利用していきますよ。こんなものに利用されませんから。俺が取ったんですから。ね?(ベルトを見つめながら)」
――児玉選手に対して戦前、行儀が悪いと……
MAZADA「インテリヤ●ザとか言うから。そんなん言ったら駄目でしょう。行儀悪い。それが僕かもしれないけど。今どきのそういう人たち分からないですからね。今日を機に行儀よくなってもらえばいいんじゃないですか。いい意味で、行儀よくね。もう一回やればいいんじゃないですか、児玉君やりたいなら。別に後回しとかないんで。誰もリングに来ないし。俺もリングに上がらないし。生放送だから、色々あるから(笑)。連合軍強いですね!空元気に見えますね。若い人たちが」
第5試合
先発は鷹木と征矢。鷹木がコーナーに押し込み強烈なチョップ。さらにアームホイップからヘッドロック。ショルダータックルも征矢は受け止めタックル合戦。これは征矢が征して両者タッチ。
KAZMAが握手からガットショット。コーナーに振って走り込むがKAIは延髄斬りで迎撃し武藤にタッチ。
武藤は首投げからフラッシングエルボー。足首を捻ってからSTF。KAZMAはロープへ。武藤は鷹木にタッチ。
鷹木はナックルから首投げで倒し顔面を踏みつけるとニードロップ。フォールも2。
鷹木はフェイスロックもKAIが「先輩!(浜口道場の先輩後輩)」とタッチを要求しタッチ。
鷹木とKAIはダブルのショルダータックルからアニマル浜口ばりにポーズを決めると、交互にエルボードロップから鷹木がセントーン、KAIがボディプレスを決めフォールも2。
KAIが場外に投げ捨て武藤に飛ぶように指示。KAIがトペアトミコも、避けられ自爆しそのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、火野がKAIに強烈なチョップ。コーナーに押し込みチョップ連発から征矢にタッチ。
征矢もコーナーでチョップからロープに振ってダブルチョップで倒しポーズを決める。征矢は背中にエルボーからKAZMAにタッチ。
KAIがエルボー連打もKAZMAは「チョットマッテ!」と叫び延髄斬り。KAZMAは火野にタッチ。火野は俵投げで投げ捨て征矢にタッチ。
征矢は背中にエルボーからチョップを叩き込み火野にタッチ。火野と征矢がダブルのチョップで倒し、火野がセントーンを投下。フォールも2。
KAIがチョップも、火野が強烈なチョップで倒し、ロープに振ってチョップも避けたKAIが延髄斬りから鷹木にタッチ。
鷹木は串刺し攻撃を狙うが、火野の伸ばされた足をキャッチしラリアット。さらにロープに飛んでバックエルボーからブレーンバスターで強引に叩きつけてフォールも2。
鷹木はラリアットも、受けきった火野に強烈なチョップ。火野もチョップで返しチョップ合戦へ。鷹木がダブルチョップからラリアットもキャッチした火野がエクスプロイダー。火野は征矢にタッチ。
征矢がジャンピングラリアットで倒しブレーンバスターを狙うが、鷹木がリバースしラリアット。ラリアットの相打ちからから征矢がロープに飛ぶも鷹木は追走ラリアットからショルダータックルで倒し武藤にタッチ。
武藤は低空ドロップキック連発からドラゴンスクリュー。さらに低空ドロップキックからドラゴンスクリュー。これを征矢が耐えてバタフライロック。これはKAIがカット。
征矢はラリアットでなぎ倒しフォールも2。征矢は足4の字を狙うが武藤が切り返し足4の字。これは火野がカット。
征矢が武藤にブレーンバスターからKAZMAにタッチ。KAZMAは鷹木風の串刺し攻撃からダイビング空手チョップを叩き込みフォールも2。
征矢が武藤にデスバレーボムから火野が筋肉スプラッシュ、KAZMAがトラースキックからフォールも2。
火野と鷹木がチョップ合戦も火野とKAZMAがロープに振る。鷹木はダブルラリアットも耐えた火野とKAZMAにダブルDDTで突き刺し火野を場外に叩き出す。
KAIが場外にトペ・スイシーダ、火野がKAZMAにパンピングボンバー、武藤がKAZMAにシャイニングウイザードを叩き込み3カウント。
<試合後コメント>
武藤敬司&KAI&鷹木信悟
武藤「鷹木ありがとう!」
鷹木「ありがとうございました!」
KAI「先輩ありがとう!」
鷹木「後輩ありがとう!」
武藤「彼ね、どうしても呼びたかったレスラーの一人なんだよ。何故かというと、山梨県出身!俺らやまなし大使だから」
KAI「甲斐……KAIの国……?」
鷹木「やまなし大使コンビだったんですよねここは」
KAI「KAIの国!KAIの国!」
鷹木「じゃ今日はチーム『KAIの国』ということで(笑)」
KAI「ありがとうございます!」
武藤「こっちのKAIは分かんないけど、山梨ってのはね、ジャンボ鶴田をはじめに、優秀なレスラーがいっぱいいるからね。同じやまなし大使として、山梨県を盛り上がるようにね、いきたいね」
KAI「頑張ります!これをね!点で終わらずまた繋がることを期待して!」
武藤「是非頼んだよ。俺解説行かなきゃいけなくて。じゃ、あと二人で漫才やっといて」
KAI「いやぁ先輩!やっと会えましたね!」
鷹木「なんかねぇ、試合中浜口道場で一緒に練習してた記憶がよみがえったよ。当時はあんなに応援してくれなかったからね、『先輩!』って(笑)」
KAI「いやいやいや(笑) みなさんご存知の通り、先輩もねぇ、大仁田厚好きでしょお?!」
鷹木「え? え?(笑) 当たり前じゃあん。俺らの世代はみんな好きだからね。みんなカッコつけて言わないけど。俺らのプロレスの教科書は、三銃士と四天王と、大仁田厚だろう?!この8人を避けては通れねぇよ。俺たちはねそれが教科書で、見てきてプロレスやってるからね。それは置いといてね、今日はね。浜口道場タッグ!これで終わらずさあ、組んだだけじゃなくて試合もしたいし、浜口さんにも見てもらいたいしね。俺ら個人的な感想で言えば、武藤敬司という大人物。山梨県出身だと、ジャンボ鶴田さんがいて、武藤敬司さんがいる。そのあとに続くレスラー、何人か先輩レスラーがいるけど、俺はそのあとを鷹木信悟で続きたいと思ってる。だから今日の大会、点で終わらせたくない。点ではなく!点と点で線に繋げたいと思ってる。KAIとも、武藤さんとも」
鷹木&KAI「気合いだーーー!オイ!オイ!オイ!ヨッシャァ――!」
第6試合
先発は熊ゴローとカズ。ロックアップから熊ゴローがロープに押し込みエルボー連打。カズもナックル連打からナックルとエルボーの打ち合い。カズがガットショットからナックル連打。ショルダータックルも熊ゴローは受け切り逆にショルダータックルで倒す。両者タッチ。
ロックアップから土肥がロープに押し込みチョップ。エルボー合戦から土肥が顔面を張りショルダータックルで倒す。
土肥はフロントキックを狙うも、避けた鼓太郎がドロップキックで倒しカズにタッチ。
カズと鼓太郎は連携攻撃からダブルドロップキック。カズは土肥にロープを使ったカッターからライオンサルト。ファイナルカットの体勢も強引に担ぎ上げた土肥が正面に叩きつける。
熊ゴローがショルダータックルからセントーンと土肥のギロチンドロップの同時投下。土肥は熊ゴローにタッチ。
カズのチョップと熊ゴローのエルボーの打ち合いから熊ゴローが足をすくって土肥にタッチ。
二人で股裂きから土肥がコーナーに叩きつけてナックル連打。土肥はボディスラムからフォールも2。土肥は熊ゴローにタッチ。
熊ゴローはブレーンバスターからフォールも2。熊ゴローは土肥にタッチ。
土肥は首投げからスリーパー。カズがエルボーで逃れるが土肥はラリアットで倒し、熊ゴローが出てきてぎこちない連携攻撃からダブルのバックドロップ。フォールも2。
土肥は串刺し攻撃を狙うが、延髄斬りでカットしたカズがコンプリートショットから鼓太郎にタッチ。
鼓太郎はドロップキックから串刺しニー。さらに地獄の断頭台からフォールも2。
鼓太郎はバックドロップを着地し走り込むが土肥はカウンターの両手刈りで熊ゴローにタッチ。
熊ゴローは串刺しラリアット2連発からセントーン3連発。熊ゴローはパワーボムを狙うが鼓太郎は丸め込むが2。鼓太郎は掌底からバックスピンキックを叩き込んでカズにタッチ。
カズはナックルからコーナーに振ろうとするが、耐えた熊ゴローにナックル。ナックルとエルボーの打ち合いから熊ゴローがナックル連打。走り込むもカズはビッグブーツで迎撃し、串刺し延髄斬りからアイルビーバック。カズが走りきこむも熊ゴローはベアハッグ。カットに来た鼓太郎もベアアッグ。カズに再度ベアハッグから鼓太郎に走り込むが、鼓太郎はカニばさみからビット。熊ゴローはこれをキャッチし、土肥もカズを抱えると同時にバックフリップで叩きつける。
土肥と熊ゴローは往復串刺しラリアットから熊ゴローがダイビングセントーン。土肥もギロチンドロップを同時に投下しフォールも2。土肥がラリアットから熊ゴローがパワーボム。フォールも2。
熊ゴローがコーナーに上るもエプロンから鼓太郎が突き飛ばしコーナーに上る。熊ゴローが正面に登るが、カズが熊ゴローを肩車し鼓太郎がダイビング掌底。
鼓太郎は場外の土肥にトペ・スイシーダからカズが熊ゴローにパントキックからパワープラントを狙う。耐えた熊ゴローにカズはエルボー連打からパワープラントを狙うが、熊ゴローがリバースしレイザーズエッジ。フォールも2。熊ゴローはランニングクロスボディからフォールも2。
熊ゴローはカズをラリアットで倒すも鼓太郎がファンネル。カズがカニバサミから鼓太郎がビット。カズがハンドスプリングオーバーヘッドキックから鼓太郎がダイビングフォアアーム。カズがファイナルカットからフォールも土肥がカット。
カズは後頭部にファイナルカットからフォールも1。鼓太郎がランニングエルボーからローリングエルボー、カズがパントキックからパワープラントを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
カズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎
カズ「最高に最強のタッグパートナーですよ」
鈴木「これがおじさんたちの実力だよ。若さなんて何の武器にもならないよ。俺は今月でプロレス15歳ですよ。カズちゃんはもっと上かな? でも俺はまだまだヤングボーイなんで」
カズ「何をもってヤングか。戦いに対する姿勢だよ。俺らは常にどんなことがあっても上を目指してるから。プロレスってキャリアを持てば持つほど、自分の技・間。そういうものにとらわれて、甘えて……うちらにそういうのないから。そういう気持ちはだれにも負けない。年齢が若い?そんなの関係ないから。うちらそういうの超越した自分を持ってるからさ。絶対負けない。俺らが一番若いよ。これから、上野のこたちゃんのバー行って、祝杯ですわ」
鈴木「パーッといきましょ、パーッと」
カズ「すみません、いつもいつもごちになって(笑)」
鈴木「若さはね、武器でもない。一番怖いのはね、キャリアがあって動ける人たちでしょ。ちょうど、俺とカズさんのように。力があって、自分の思い通りに動けて、間もわかって、相手も見えて、お客さんも見えて、そういうやつが一番力あるんだよ。前にも言ったはずだ。このチーム、そこら辺のチームより三倍強いよ」
第7試合
組み合うと火野が力任せに振り回し、馬乗りになってジャケットで顔面をくるんでいく。
火野はヘッドロックからショルダータックル。イケメンはすぐに立ち上がり、再度ショルダータックルを食らうも立ち上がる。3発目も立ち上がると、河野は膝蹴り連発から場外に向かって喉輪落としを狙うが、イケメンはぶらさがり腕ひしぎ。河野は腕を引き抜くと、ビッグブーツで場外に叩き落とし場外乱闘。セコンドも巻き込み大乱闘となる中、
リングに戻ると河野が足4の字。イケメンがロープを掴むと、足にストンピング。
エルボーの打ち合いから河野が走り込むも、イケメンはロープを引っ張りエプロンに落とすと延髄斬りで場外へ落とす。イケメンはケブラーダ。
リングに戻り、イケメンスパイラルからフォールも2。イケメンは串刺し延髄斬りから投げようとするも、河野がファルコンアロー。河野はジャンピングニーからフォールも2。河野が走り込むも延髄斬りで迎撃したイケメンがハイキックからジャンピングニー。フォールも2。イケメンはコーナーに上るも、背後から近づいた河野が担ぎ上げて雪崩式バックフリップ。フォールも2。
河野はチョークスラムを狙うがイケメンは丸め込んで腕ひしぎ。河野はロープへ。
イケメンはコーナー上で倒立開脚し挑発すると、走り込んできた河野を飛び越えアームホイップ。更にキーロックで捉えると、暴れる河野の動きを防ぐように腕ひしぎに移行。河野は必死にロープへ。
イケメンはトラースキック3連発からフォールも2。イケメンはハイブリッドブラスターからフォールも2。イケメンサルト2連発からフォールも、返した河野がランニングニーからフォールも2。河野はネックハンギングボムからフォールも1。河野はランニングニーからフォールも2。
河野はコーナーに上るも、イケメンは転がってコーナー下に逃げる。イケメンはエプロンから河野に飛びつき雪崩式フランケンを狙うが、力づくで止めた河野が雪崩式パワーボム。フォールも2。
河野はランニングニーからフォールもイケメンが切り返しフォールも2。イケメンはジャンピングニーも河野がランニングニーで返しフォールも2。河野はダイビングニードロップからフォールし3カウント。
エンディング
試合後NEWERAがリングになだれ込み大乱闘。
河野「おい、イケメン!今日は、俺の勝ちだ!おい、おい、NEWERA、なんだおい、新しいチーム名作って、Tシャツ販売したのにベルトなしか?馬鹿野郎。お前リング所見ろ、タッグチャンピオン、UWA6人タッグチャンピオン、クルーザーチャンピオン、そしてWRESTLE-1チャンピオンシップのベルト全部リング上だろうが!考え方がね、甘いんですよ!俺たちがちょっと本気出したらこれですよ!これが、現実なんです。では負けた敗者はさっさと帰っていただきましょう!あちらです出口は!帰って帰って!お疲れ様でした!帰れよ、負けたんだろ帰れよ!言い訳できねーだろ負けたんだから帰れオラ!(NEWERAはしぶしぶ退場)安心してください、2017年はリング上にいる我々、若手と呼ばれない人たちがWRESTLE-1をしっかり引っ張っていきますので、2017年もよろしくお願いしますありがとうございました!」
(連合軍がリングから降りる)
征矢「ちょっと、待て待て待て、河野さん、だいたいあの、ベルト防衛したら、次の挑戦者来るじゃないですか。誰もいないんですか?こんな終わり方で2016年いいんですか!河野さん」
(河野がリングに戻ってくる)
河野「何?試合で疲れてんのになんだよ」
征矢「じゃあ手短にお話させていただきます。河野さん、次期挑戦者が居ないんであれば、そのベルト、俺に挑戦させてください」
河野「別に挑戦するのはいいんだけどお前、自分でベルトに挑戦する実績がない実績がないって言って、実績増えた?」
征矢「実績がないので実績をください!」
河野「別に俺がやるもんじゃねーから自分で作れよ」
征矢「仮に、仮に、ノータイトルマッチで河野さんとシングルマッチで、勝った場合!そのベルトに挑戦させていただけないでしょうか?(観客から「2回やるの?」)あぁ2回やるかもしれないね(「えー!?」)やってもいいでしょ!俺の実績ないんだよ!」
河野「征矢、お客さんが、俺と征矢のノンタイトルのシングルマッチ見たいって言ってないけど大丈夫?見たいですかー?(拍手がそこそこあがる)」
征矢「お客さんは見たいらしいですよ」
河野「じゃあ、わかりました。ノンタイトルでシングルマッチやりましょう」
征矢「よろしくお願いします!」
河野「征矢、でもお前、俺がせっかくしめたのに変な空気にしたからお前責任持ってしめろよ(河野はリングを後にする)」
征矢「ちょっと、純ちゃん、葛西純!(葛西がしぶしぶリングへ)」
葛西「どうした?」
征矢「ということで皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございました!2016年、WRESTLE-1の後楽園ホールは今日が最後の大会となります。今年一年皆様ありがとうございました。ちょっと早いですが、我々WRESTLE-1からクリスマスプレゼントです。Cheer1カモン!」
(Cheer1と武藤敬司がリングに上がりサインボール投げ)
征矢「2016年WRESTLE-1を応援いただきありがとうございました、また2017年はまた心機一転して我々WRESTLE-1が頑張っていきたいと思っているので応援よろしくお願いします!最後に2016年といったらカッコいいあの台詞でお別れしたいと思っています。私が説明するんで聞いてください、私がワイルドにと言ったら、行こうぜー!と右拳を天高く上げてください(ブーイングと武藤コール)空気を読め!なんだこれは!しょうがないよお客さんが求めてるんだから。それでは武藤敬司によるワイルドに行こうぜお願いします」
武藤「(マイクを持ちしぶしぶ)ワイルドに、行こうぜ!」
<試合後コメント>
NEW ERA
稲葉「今まで若手軍って言ってたのを、今回からNEW ERAていう名前を付けてこっからまた、後楽園からベルトを全部NEW ERAで取って、これからの大会また来年に続けて行きたかったんですけど。言い出しっぺの僕がまず初っ端取られちゃって。あとにいい流れを作れなかったことが一番ちょっと自分の中で。初っ端ってこんなかっこ悪い形で終わるっていう……。これから、どうしよっか。作ったものの」
黒潮「……俺、辞めます。ちょっと、無理だ。多分もう今の俺にレッスルワンで出来ること、無いな。ちょっと、すんません。声援に応えられなくてすみませんでした。今日をもって、僕は、WRESTLE-1を一度離れます」
吉岡「負けっぱなしでいいの?」
黒潮「……ごめんなさい。もう、一年、たった一年かもしれないけど、一年間で、何が変わった?結局、上の奴らのオナニーでしかない。それを止められない俺は、もうWRESTLE-1に必要ない。……すみません。すみませんでした」
アンディ「暗すぎる!今日から始動したんや。明後日も試合やぞ」
吉岡「そんなさぁ、一朝一夕で行くほど甘くないのわかってたじゃん。いいじゃん。ゼロからのスタート慣れてるでしょ?今から取り戻せばいいじゃん全部。違う?今みんなフラット。誰がベルト取り戻すか。競い合うべきでしょ。ここで。仲良く足並みそろえる必要ないし。誰が先にベルト取り返して、勝負して。最終的に俺らが全部ベルトまけばいいじゃん」
稲葉「また明後日試合あるし、また俺らで一からやってくしかないだろ。何もなくなったんだから。俺らまた一からやってくしかねぇよ。俺らでWRESTLE-1変えてこうって決めたんだからさ。俺らでやっていきましょう。2017年も俺らでベルト取り返して引っ張っていきましょう」
黒潮「すみません……ごめーーーーん!!!ファアアアアアアアック!!もう一回だけやる!!明日は休む!!明後日からやる!!明後日から絶対やってやる!!!まだまだ今日から始まった俺たちだけど、2017年、いや2016年の12月11日の川口大会から変えていくのは俺たちだ!!」
河野真幸
「前回のシングルマッチを受けてあいつも勝つために研究してやってきたと思うんで、俺もそれはチャレンジャーとして評価というか、うん。今日は俺のほうが頑張ったって。途中から来たあいつより、最初からいた俺が頑張っていたってことです。若手と言われない人たちが、シングル・クルーザー・タッグ・UWAのベルトも取ったからね。まあ、見てもわかるようにリングの上にいた人たちが2017年のWRESTLE-1を引っ張っていきますよってことで。本気出したら、こうですよ。あいつらは自分でこのベルトに挑戦するためには実績が必要だっつって、実績を積むためにいろいろやって、結局何も積まずに俺のところ来たでしょ。だからいいよ、ノンタイトルでチャンピオンに勝てば実績でしょって言うなら、僕は全然やります。で、そこで俺が勝った場合はタイトルマッチもしなくていいというわけで、実績なしということで、却下。別に彼のことは好きでもないけど、嫌いでもないんで、シングルマッチでも。去年の年末、シングルで負けてるからね。リベンジも含めてやりますよ。俺が認めるような実績は年内に無理っていうか、WRESTLE-1を見ている人を納得させないと駄目だよ。単純に、俺が認めたからってどうこうじゃなく。お客さんがタイトルマッチしてもいいんじゃないかって。いつするかって話ですけどね。もしかしたら明後日の川口、急きょタイトルマッチかもしれないし。川口なら無理でしょ。中一日で実績というわけにもいかないし。そこはチャンピオンとして、却下します」