酒・タバコ・男の三禁ルールがある女子プロレス団体で“婚活軍”が結成!?
29日、横浜ラジアントホールにて行われた東京女子プロレス『In a corner of a city called Yokohama』にて、前代未聞のチームが結成された。
オープニングで行われた選手入場式で、この日高校受験を理由に長期欠場に入る小橋マリカ(15)が満員のお客さんに挨拶をしようとマイクを持つが、そのマイクを滝川あずさ(29)が突然ひったくり「甲田さん(東京女子プロレス代表)、急ですけどお願いがあります。私の三禁の、特に男性の部分、解除してください!結婚したいです婚活させてください!」とゼクシィを手に持ちアピール。
かつて白百合女子大学のミスキャンパスにも選ばれた女性の発言とは思えない突然の自体に、甲田代表も対応できず唖然とする中「私気づいちゃったんですよ。強くなるために必要なものがあるってことを。それは、結婚。だから、婚活、いいですよハタチそこそこの皆は!三禁守ってそれで秩序が守られて、いいですよ。でも、三十路目の前にしたアラサーへの私に!三禁は!きついです!強くなりたいです!私はお酒は飲みませんしタバコも元から吸いませんからそれはいいんですよ。とりあえず、男性の部分。真剣な、結婚を前提としたおつきあいを許可してください。相手はまだ居ないけど」とまくし立て、会場の男性陣からは「目が怖い」・「本気すぎる」と怯えた声がボソボソとあがる。
あまりの剣幕に甲田代表は「・・・はい、じゃあなんか可哀想になってきたんで。でも、あずささん言ってみれば、今まで結婚相手がいないのを三禁のせいにしてきた」と口を滑らせると睨みつけられ言葉を濁し、とりあえず滝川あずさの婚活は認められた。
そして第1試合、“Kカップアイドル”のの子(年齢非公開)と闘った滝川あずさは「私気づいたんですが、最も婚活に一緒に参加しないといけないのはのの子さんだと思ってます。私知ってるんですよのの子さん。先日、清水愛さんが結婚発表した時、喜びと幸せと同時になんかこう胸が切なくなってどうしようもなく落ち込んでいたのは私だけじゃなく東京女子で一番落ち込んでいたのはあなたでしょう!もうアラサーでしょうしっかり現実みてください」と精神攻撃。動揺するのの子に「現実見なさい」とコードブレイカーを叩き込んだあずさだったが、試合はボインメーカーからパイフライフローでのの子が勝利。
しかしのの子は試合後「私は10代を少しだけすぎたまだキラキラしたお年頃だし、ましてや、みんなのアイドルですし、婚活なんて考えたこと無い、そんなお年頃でした。でも、滝川さんのその必死な思い、ものすごく婚活に対する情熱、私、すごく感動しました!だから、私も~一緒に?婚活します!婚活するからには玉の輿?大スキャンダル?週刊誌の一面?いや週刊誌の表紙狙いましょうね~!週刊文春の表紙になるぞー!」と滝川と手を合わせる。
滝川も「私は平凡な結婚でいいですけど、でものの子さんがそうやって言ってくれたってことは、これから私達婚活軍としてプロレスを通じて世の男性達にアピールをして、真実の愛、強さを手に入れましょうねのの子さん!婚活、結婚で、強さを、オー!」と婚活軍の結成を宣言した。
試合後、男性へのアピールポイントを聞かれた滝川は「私達台湾ニュースでも女子力が高い日本人ということでニュースのトップの写真にも載ったことがあるぐらい、世界、日本じゃ収まりきらないぐらい女子力は高いと思っておりますので、そこをより一層磨いていければと思っております」と具体的ではない意識が高いアピールを行う。対してのの子は「料理が好きで、ぬか床も、床上手ですわたくし」と具体的すぎるアピールを行った。