WWE VIPパーティに参加したセスが「棚橋の大ファン」とラブコール!中邑はヨシタツにダメ出し!LiLiCoがEXTREME王座でWWEを視野へ
7月1日、WWE両国国技館大会開始前にWWE Live VIPパーティーが開催された。参加した選手、著名人の中から、K-1を代表して武尊と卜部兄弟が、著名人を代表してハチミツ二郎&LiLiCo&古田新太が、選手を代表して中邑真輔&アスカ(華名)&セス・ロリンズが取材に応じた。
古田新太&ハチミツ二郎&LiLiCo
――古田さんはWWEファンとして有名ですが今年注目の選手は
古田「チャンピオンのレインズが見たかったんですけども、怪我しちゃったみたいなんですが、今年は中邑選手とアスカ選手の二人も日本人選手が出てますからそれが楽しみです。あとはAJスタイルズがどういう動きをしてくれるかという感じですね」
――ハチミツ二郎さんとLiLiCoさんは実際リングで闘っていますが
LiLiCo「ないの?」
古田「ないよ!」
LiLiCo「あるのかなと思って」
古田「役はやったことある」
――それを経験した後に見るWWEはまた違ったものを感じますでしょうか?
LiLiCo「去年の時は私デビュー前だったんですよ。しかも試合見れなかったという、パーティーだけ来たので。今日は見れますので。どうやって自分があそこに行けるかというのを考えたいと思います」
――実際試合はWWEネットワークなどでご覧になられたりは
LiLiCo「もちろんです。昔の男が大好きだったんで、もうずっと昔から見てます」
ハチミツ「四六時中見てます」
――WWEネットワークも
ハチミツ「もちろん入ってます。あの、もう今年からレッスルマニアとかもリアルタイムで見れるようになったんで。数年前までは現地まで行ってましたから」
――これからは日本で
ハチミツ「そうですね。現地にも行きますけど」
――WWEネットワークの過去の試合では何が一番印象に残ってますか?
ハチミツ「あの、WWEの試合ではないんですけど、全部あるじゃないですか?天龍源一郎とロード・ウォリアーズのタッグ組んでるやつあるんですけど、それがすごい印象に」
――中邑真輔選手がWWEに行って興味を持ったファンもたくさんいると思うんですが、そのファンが見るにあたってのお薦めの見どころや選手は
ハチミツ「中邑選手に関して言えば逆に何も変わらずにそのまま行った選手なんで名前から何から皆変えて、キャラから変えていくんですけど、シンスケ・ナカムラって名前が交互になっただけで、あとはもう何もテーマ曲以外は何も変わってないので、逆にそれを日本のファンの人は誇りに思って、始めてメジャーにそのままの素材で日本人が挑戦する状態なので、これが上手く行けば他の選手もそのまま日本でやってるキャラで行けるかもしれないので、そこはすごくKENTAさんには申し訳ないですけど」
LiLiCo「アスカ選手もね」
ハチミツ「アスカ選手も名前変わってしまいましたけど」
LiLiCo「見て欲しいですよね女性にもね」
――LiLiCoさんは今回来日される選手で一番見た目が好みな選手は
LiLiCo「私はね、もう渡瀬瑞樹がいるので、私のシャーロットに会いたいです」
――先日までチャンピオンでしたアイアンマンのベルトが今世界を周ってWWEにも出場経験がある選手がチャンピオンになっていますが、また取り返してWWEの選手たちと闘いたいという思いはありますか?
「もうアイアンマンの事は考えてないですね、EXTREME王者なので。今別のベルトのチャンピオンなので。過去は振り返りません」
――EXTREMEは自分でルールも決められて対戦相手も決められるわけですが
LiLiCo「はいもう明後日試合ですので」
――その先にはWWEの選手も
LiLiCo「もちろん!それを視野にいれて今日はシミュレーションしながら観たいと思っています」
アスカ(華名)
――久々の来日になりますが、日本で恋しいと思ったものはありますか?
「恋しいのはお寿司です。お寿司でしょうもちろん。恋しくなんのは。向こうでも美味しく頂いてますけど(笑)やっぱり日本の食事が恋しかったですね」
――アメリカでの活躍ではWWEネットワークで見ることができて、HHHも『彼女はディーバ・ディビジョンを大きく変えてくれる』と最高の評価をしているが
「いや、私はそのためにWWEに行ったと思ってますので、最初の記者会見の時に私がWWEに入ることによって面白くなるだろうって事は常々言ってきましたから、現に今も面白くなってると思いますんで」
――7月のスマックダウンでアスカ選手も昇格するんではないかという噂があるんですが
「ねー、そればっかりは判らないですからね。そういう話が出てる事自体が嬉しいですけどね」
――世界を経験してみて、日本の女子プロレス界は改めてどう映りますか?
「いやそれはちょっと色々考えてたんですけど、あの、WWEのスタイルっていうのは今までやってたスタイルと違いますので、違うんですけども今まで日本で女子以外で男子の団体も色々出させてもらったりとか、トップの選手と組んだりとか闘ったりとかしてきて、いろんな経験をしてきたので、WWEのスタイルにはすんなり入っていけたかなと思いますけど、その、女子プロ、いわゆる女子プロのスタイルは今まで日本では削ってきましたので、それも良かったのかなと思ってます。ただその、まあ私がWWEに入った事によって、日本の女子の選手もトライするキッカケにもなるかなと思ってますけど、やっぱりその女子プロのスタイルが濃ければ濃いほど、何かしらの工夫をする必要があるんじゃないかなと思いますね。入って実際に体験して、そう感じました」
――自信はあったと思うんですが、これだけアメリカのファンに受け入れられた事に驚きを感じているんじゃないかと思いますが
「んー、そうですね、やっぱりその驚きっていうのはそんなになかったというか、こう今まで日本でやってきましたけども、海外に向けても発信してきましたので、その反応っていうのも感じてましたから、WWEで活動していっても受け入れられるだろうなという自信はありましたね。ただ大阪出身っていうのもあるのかもしれませんけど、ノリがすごく合いましたね」
――日本とアメリカですごい事をやっているアスカ選手があまり日本で伝わっていない事にもどかしさは感じているんじゃないかと
「もうそれはほんとにメディアさんの、日本のメディアさんのここ(腕)の力で大げさに書いてもいいですから(笑)ちょっとやってもらいたいですよね」
――今日ヒデオ・イタミも復帰しました
「ね!」
――SNSとかでも仲良くしていますが感慨深いものは
「いやほんとに私も復帰されると聞いて、その情報がまだ入ってなかったんです飛行機乗ってたので。いやほんとに嬉しいです」
――さっき聞いたんですか?
「そうですそうです。で、あのお世話になったりしてますのでほんとに嬉しいです」
――契約期間などあると思いますが、その期間中を駆け抜けようという思いなのか、それともできるだけ長く向こうでやろうという思いなのでしょうか?
「ん~?それはちょっと私次第でもないので、気持ちとしてはできるだけやりたいなとは思ってますけど、そればっかりは…できるだけ上に行って、世界の色んな方に知ってもらいたいです」
セス・ロリンズ
――セス選手はローカル団体からNXTに入りWWEのチャンピオンになったという事で、全世界で活躍してる若い選手に大きな希望を与えたと思うが
「とにかく自分の信じた道を突き進むこと、誰がなんと言おうと出来ないと言われても、自分のやりたいことをやり通す事、そうすればいずれ道は見えてくると思うよ」
――怪我からの復帰もそういう気持ちだったのでしょうか?
「自分を信じて100%できるって気持ちになるまで数ヶ月かかったけど、さらなる高いところでパフォーマンスをしようという気持ちで乗り切ったよ」
――日本とアメリカのファンの違いやレスリングの見方の違いを感じますか?
「アメリカのファンの方が騒いだりヤンチャをしたり叫ぶけど、日本のファンはいつも応援してくる声援が多い。どちらのファンもスーパースターを応援してくれてるのでありがたい」
――中邑選手への評価と日本人でWWEに来たら成功するなという選手は
「中邑の存在は驚くべきことでNXTの試合も見応えがあり期待をしている一人でもある。日本人では…僕は棚橋のファンなんだ(笑)」
中邑真輔
――久しぶりの日本来日ですが恋しいと思ったものはありました?
「海が恋しいですね(笑)ハワイに行ってきたばかりなのにもう海が恋しいです」
――向こうではサーフィンもできたんじゃないですか?
「何人か、セスもやったんじゃないですか?サーフスクールもあったから。僕も板借りて適当に行ってましたね」
――ハチミツ二郎さんが中邑真輔はシンスケ・ナカムラと名前が前後した事と入場曲以外は何も変わってないと言っていました
「まあそれを、その変わってないように見せる事がどんだけ難しい事かっていうところですね。中邑変わんないじゃないかっていう所を逆にスゲーと思ってくれたらいいなと(笑)」
――アメリカに行ってシンスケ・ナカムラがこれだけ広まってる事に驚きを感じたんじゃないかなと思うのですが
「そうですね。それと同時にNXTやWWEのリングに立つことでそれがより一層広く伝わっていくってことに驚きを感じる事が多いですね。これまで中邑真輔を知っていたっていうある種マニアックな人達以上になんだあいつはって驚いてくれる人たちが多いことにものすごく感動しますね」
――スマックダウンのドラフトで昇格するんではという噂があるが
「今のところは、ん~どっちでもいいって言ったら勿体無いな。まあでも、そのチャンスが有れば、僕もベテランと言われるぐらいの年齢にカテゴライズされてるから、10年20年とのんびりやってる時間はないので、できるだけ早くトップに食い込みたいなと思ってますね」
――WWEに移籍する前AJスタイルズが新日本のロッカールームをジェラシーとかつまらないもののない世界一のロッカールームだとおっしゃっていましたが、WWEのロッカールームをどう感じてます?
「そうですね、まあとりあえず人が多いので、スタッフ、選手含めて。一部僕も聞いていたような、AJが心配したような窮屈な感じではないかなと思ってますね。WWEにも色んな変化があったんだろうなと思ってますけど、NXTに関しては、これからっていう選手が多いので、かなりチームとして非常にレベルの高いものを提供しようと、かつ例えば僕みたいなある種おっさんが、若い奴らの中に混じってると僕も若さをもらえるし(笑)彼らは彼らで何かを盗んでやろうというか、いい意味で、そういう作用はあるかなと思ってますけどね」
――新日本とWWEで一番感じた違いというのはなんでしょう?
「一番、新日本との違い、まあシステムだったり仕事の速さだったり(苦笑)まあ選手というかレスリングというものに関して言えば、やっぱり新日本プロレスは世界でトップといえるだけのものを持ってると感じますし、そこで育ってきたのが経験が、今の中邑真輔のなんだろう、活躍にも繋がってると思いますし、違いといえばそのハードの部分だと思いますね。どっちが良いか悪いかは別として、WWEはとにかく仕事がはえーなと」
――ヨシタツ選手の定義ですが『WWEスーパースターはレスリングが出来て当たり前。他に色々求められてるものがあるからスーパースターなんだ』と言ってましたが
「まあそれはヨシタツ自分に言えって感じですね。その当たり前の部分をちょっとちゃんとしてくれと」
――7月にデビューされてから30戦以上闘われて無敗で日本に帰ってきましたがこの状況をご自身ではどう感じてらっしゃいますか?
「そうですね、あの、誰が自分に土を付けるのかというところからの、あの、ストーリーが始まるのかなと思いますね。まあこの前親友であるフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)ともやりましたし、次残るとしたらNXTにおいてはサモア・ジョーかなと思ってますけども、それ以上にまだ闘いたいというか闘うべき相手というのがWWEという世界、NXTだけじゃなくて、その中にはゴロゴロいるっていう意味では楽しみはまだまだ付きないなと思いますね」
武尊&卜部弘嵩&卜部功也
――WWE Live VIPパーティに参加されていかがですか?
武尊「いやすごく豪華ですね。レッドカーペット始めて歩きました(笑)」
功也「WWEの大きさを感じますね」
弘嵩「はいあの、そうですね、すごい盛り上がってる空気を感じるのですごい楽しみです」
――WWEをご覧になられたことは
武尊「一回見に行きました」
功也「ミステリオのマスクを被って(笑)」
武尊「三人で、はい(笑)すごい楽しみながら観戦した思い出がありますね」
――今回注目している選手は
功也「やっぱりあの中邑真輔選手ですかね。WWEに行ってさらに進化したところが見れるんじゃないかというところが凄い楽しみです」
武尊「僕も新日本プロレスすごい大好きで中邑真輔選手の試合がすごい楽しみです」
弘嵩「僕もほんとずっと好きで見てたので、すごいアメリカで活躍されてるんですごい楽しみです」
――今回出る選手以外で好きなスーパースターなどは
武尊「ジョン・シナ選手。筋肉の付き方が日本人ではない付き方してるんで、体つきカッコいいですね。格闘家とまた違う付き方というか、攻撃を受けなければいけないのでプロレスは。体つきがカッコいい」
功也「ミステリオ(笑)マスク皆で買ったので」
――K-1ファイターとしてアメリカでやってみたいという気持ちは
弘嵩「あります」
功也「もちろんその気持ちはありますね。お客さんの盛り上がりもすごいですし演出も派手なので、やっぱあの、K-1ももっともっと盛り上げたいなという気持ちはありますね」
武尊「ラスベガスで試合やってみたい。昔のK-1はラスベガス大会とかあったのでそこまで盛り上げて、WWEに負けないぐらいにしていきたいなと思います」
弘嵩「そうですね僕も、映像では結構アメリカ大会何度もみさせてもらってるんですけど演出も華やかですし、ああいう空気、雰囲気の中で試合をしてみたいという気持ちはあります」