ゲーオ・ウィラサクレックがK-1WGP2016優勝

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 6月24日(金)、東京・代々木第2体育館で「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント」がおこなわれ、決勝で現同級世界王者のゲーオ・ウィラサクレック(タイ)がイリアス・ブライド(モロッコ)を2回2分25秒、KOで下して優勝した。

 今年3月の日本代表決定トーナメントを制した山崎秀晃は、準決勝で大健闘したが、ブライドに延長判定で敗れた。

 57キロ契約のノンタイトル戦・スーパーファイトに登場した55キロ級世界王者の武尊は、小沢海斗に3-0で判定勝ち。小沢は戦前の記者会見等で武尊を挑発、2人が乱闘寸前になるなど、注目を集めたが、試合における小沢の健闘は目をみはるものがあり、敗戦後に花道を去るときには、小沢の後ろ姿に向かって客席から拍手が沸き起こるほどだった。

 また城戸康裕は、渡部太基に3-0判定で勝利。試合前のあおりVTRでは前都知事の物まねを、試合後のパフォーマンスでは卜部功也の物まねをし、館内を爆笑の渦に巻き込んでいた。
(写真・文/安西伸一=フリ―ライター)

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