大仁田厚が新デスマッチアイテム『邪道ロケット』を開発!
これまで、電流爆破デスマッチ、電流爆破バットデスマッチを編み出してきた大仁田厚も仰天の新デスマッチ形式が誕生した。その名は、「邪道ロケット」だ。
従来、デスマッチはバイオレンスなイメージが強かったが、この度、大仁田はちびっ子から、お年寄りまで楽しめる“爆破エンターテインメント”として、5つのアイテムをプランした。
その第1弾は、雷神矢口らが考案した「鬼棒」だったが、第2弾が「邪道ロケット」。これは、リングの上にワイヤーを引っ張り、リングにある起動スイッチを押すと、サイレンとともに、5秒からカウントダウンを開始。カウント0になると、そのワイヤーに沿って、ロケットが発射され、約3秒でリングに激突し、他の火薬を誘爆し大爆発するという画期的なもの。ロケットは連射も可能だという。
その公開実験が6月17日、東京・江東区の夢の島マリーナで行われたが、さすがの大仁田もこの日は緊張気味。まずはロケットの試射が行われ、その後爆破実験へと移った。発射されたロケットは、ワイヤーを伝って鉄柱に激突すると、けたたましい爆音とともに大爆発。約5メートルの火花と煙が飛び散った。電流爆破のオーソリティである大仁田でさえ、その破壊力に耳をふさぐほどの強力な破棄力だった。大仁田は「すごいと言うしかない。なんてモノを作ってしまったんだ・・・」と絶句するも、実験の成功には満足げ。「邪道ロケット」が、お披露目されるのは、大仁田興行7・17岡山県卸センター・オレンジホール大会か、7・18広島産業会館西展示館大会のいずれかになる。大仁田が対戦相手に指名したのは、高山善廣率いるUWF連合軍。「『邪道ロケット』は高山さんへのプレゼント。岡山と広島はUWFとの対抗戦、第4弾、第5弾になる。あっちのメンバーは高山さんが好きなヤツを連れてこい!」と大仁田。
さらに、大仁田はその他に新デスマッチのアイテムを3つ考えていることを明らかにした。大仁田は「残された時間はあと、1年4カ月。全部で5つのデスマッチアイテムを使って、全国を回りたい。行ったことないところにも行って、電流爆破を楽しんでもらいたい」とコメントした。
<大仁田厚興行日程>
7月17日(日) 岡山県卸センター・オレンジホール(13時)
7月18日(月・祝) 広島県立広島産業会館西展示館(18時)