WWEネットワークの散歩道 2回目

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 この連載もしばらくは4月3日(日本時間では4日の朝10時から)のレッスルマニア32のカードに沿った試合を紹介していきます。まずは先日のRAWで発表された、誰も予想していなかった『シェーン・マクマホン対アンダーテイカー』のヘル・イン・ア・セル戦関連で。それはそうとスティング対アンダーテイカーはこのまま夢のカードで終わるのでしょうか・・・。
 まずはプロレスラーとしてのシェーン・マクマホンについて。もちろんシェーンはプロレスラーではなく、他のスポーツでの実績があるわけではないのですが、不思議に素晴らしい試合を残しています。その中でもベストと言えるのがカート・アングル対シェーン・マクマホン。シェーンがなぜプロレスラーとしての魅せ方に優れているのかは、痛みを恐れない受けっぷりの良さに表れているように、プロレスそのものへの敬意ではないかと思います。他には父であるビンス・マクマホンとのレッスルマニアでの対戦が有名ですが、こちらも親子そろってもの凄い受けっぷりを見せてくれます。

【キング・オブ・ザ・リング2001:2001年6月24日】
http://network.wwe.com/video/v31339179
<おすすめの試合>
アンダーテイカー対ダイアモンド・ダラス・ペイジ(1時間23分くらい)
カート・アングル対シェーン・マクマホン(1時間35分くらい)
スティーブ・オースティン対クリス・ベノア対クリス・ジェリコ(2時間09分くらい)

もうひとつシェーン・マクマホンの試合を。こちらはシェーンが主役というわけではありませんが、DX対ロック、シェーン、テスト、ケインのイリミネーションマッチ。試合前にアーノルド・シュワルツェネガーにWWE王座のレプリカベルトがビンスから渡され。表彰され、しっかり試合にも介入します。

【スマックダウン!12 :1999年11月11日】
http://network.wwe.com/video/v31314735
レプリカベルトの贈呈式(57分くらい)
DX対ロック、シェーン、ケイン、テスト(1時間08分くらい)

アンダーテイカーのヘル・イン・ア・セル戦と言えばズバ抜けてマンカインドとの試合が有名ですが、まずはヘル・イン・ア・セルの最初の試合であるショーン・マイケルズとの一戦を。もともとアメリカでの金網デスマッチはリングで完全決着させるのではなく、先に金網の外に出た方が勝ちというルールが主流なのです。その認識の違いから昭和の時代では金網デスマッチとした試合を先に外国人選手がエスケープし、そのまま帰ってしまったところから暴動になったという事件もあったそうです。
このヘル・イン・ア・セル戦は天井にもフタをして、完全決着で行われるというルールがアメリカでは意外にも新機軸だったということですね。レッスルマニアでの開催は初めてかと思いますが、スタジアムではどのような演出で設置されるのかも見どころですね。

イン・ユア・ハウス "バッド・ブラッド":1997年11月5日
http://network.wwe.com/video/v31316311
ブレット・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグ対ベイダー、パトリオット(1時間32分くらい)
ショーン・マイケルズ対アンダーテイカー(2時間04分くらい)

今回紹介する日本人選手の試合はレッスルマニアでタイトルを獲得した初めての日本人選手であるTAKAみちのく選手の試合を。今回はその試合ではなく、全米生中継であるRAWでのWWF王座に挑戦した試合です。TAKA選手は帰国後にはWWE時代の思い出として「トリプルHがこれでもかと技を受けまくってくれて感激した」と言っていました。この試合ではトリプルHがらく~に防衛しようとTAKAを指名したら・・・という流れでしたが、中邑選手がWWEに挑戦する時はどのような展開でそうなるのでしょうか。またラティーノ・ヒートとしてチャイナとのラブストーリーを展開していたエディー・ゲレロとクリス・ジェリコのシングルも、この回のRAWではおすすめです。

【RAW359:2000年4月10日】
http://network.wwe.com/video/v31316311
トリプルH対TAKAみちのく(44分くらい)
エディー・ゲレロ対クリス・ジェリコ(1時間09分くらい)

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