YMZ 12.2新木場大会 よねやましもvs.春☆倉、PSYCHOvs.イサミ、トウナイ&帯広vs.円華&日向

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YMZ vol.29 バリバリ☆パーティ
日時:2015年12月2日(水)
開始:19:30
会場:東京・新木場1stRING
観衆:251人(超満員札止め)

▼第1試合 更生ハンディキャップマッチ 15分1本勝負
○ヤス・ウラノ
10分25秒 ヘッドロック
雄馬/●反抗期びぃ

▼第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○YMZマスク2号
7分24秒 デスバレーボム→片エビ固め
●瑛翔

▼第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
ヒロ・トウナイ/○帯広さやか
13分59秒 バース
円華/●日向小陽

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●PSYCHO
17分07秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
○木高イサミ

▼第5試合 米山香織デビュー16周年記念試合 16分1本勝負
△米山香織/真霜拳號
16分時間切れ引き分け
△春山香代子/倉垣翼

<YMZ恒例3本勝負>
▼1本目/相撲柔道
●米山香織
7秒 上手投げ
○倉垣翼

▼2本目/まがつきジャンケン
●真霜拳號
2秒 パー
○倉垣翼

▼3本目/似顔絵対決「初日の出仮面」
●米山香織/●真霜拳號
観客判定
○春山香代子/○倉垣翼

▼ボーナスマッチ 6人タッグマッチ 15分1本勝負
○米山香織/春山香代子/倉垣翼
3分55秒 ダイビング千豚♪→片エビ固め
真霜拳號/●雄馬/円華

YMZ初の新木場大会は大盛況!よねやましもvs.春☆倉は時間切れ!恒例の3本勝負へ
ブルキャッツvs.凶月+円華まで実現!PSYCHOがKO-D無差別級王者イサミと大熱戦!

オープニング

2015-12-02YMZ新木場_オープニング蓋を開けたら新木場初進出にもかかわらず、自由席が足らなくなり増席するという盛況ぶり。まずは吉野リングアナの軽快な前説からスタート。声出しの練習から、いつものようにYMZタオルを押し売りをしていく。
西新井とは規模が違うこともあり、初日の出仮面とみならい・いー子の2人体制でタオルを売り歩いた結果、かなりの数のタオルを売ることに成功した。

第1試合

2015-12-02YMZ新木場_第1試合反抗期びぃを更正するために、デビュー戦の相手であるヤス・ウラノと対戦することになったのだが、びぃの保護者だという雄馬が割って入り、びぃと組んでのハンディキャップマッチに。
試合前、マイクを持ったヤスはびぃに向かって「何? キミ、反抗期? 反抗期も何もプロレス真面目に取り組んでないだろ? 今日のメインの春山さんはどうだ? 頑張ったんだよ! 頑張った人間こそがプロレスを引退出来るんだよ! お前はどうだ? 明日いなくなってもいいようなプロレスして! 頑張ってないからな! そこにいるモジャモジャな人(=米山)も頑張ってなかったから引退するって言ったのに、引退出来なかったんだよ!」と言うと、びぃに「一人で着てみろ。無理ならごめんなさいって謝れ」と詰め寄る。

すると背後から雄馬が襲いかかり、びぃとトレイン攻撃からダブルのエルボードロップ。ヘッドロックに捉えたびぃだが、ヤスは指に噛みついて脱出するとフロントネックロック。さらにハンマーを振り下ろし、顔面を踏みつける。
びぃも歯を食いしばってフォアアームを叩き込むが、ヤスは容赦なくサッカーボールキックから逆エビ固め。シャチホコ式で決めると、さすがに雄馬がカットに入るが、ヤスに睨まれるとコーナーに下がっていく。

ヤスはびぃを場外に連れ出すと、痛めつけてからリングに戻し、さらにコーナーカバーを外して剥き出しになった金具にびぃの顔面を押し付けていく。非情な攻撃を繰り出すヤスだが、びぃも串刺し攻撃をかわしてコーナーに激突させるとボディスラムの体勢に。ヤスが切り返そうとしたが、その力を利用してボディスラムでヤスを叩き付けたびぃは雄馬にタッチ。
アッパーカットからマンハッタンドロップを決めた雄馬はDDTで叩き付けてからコーナーへ。だが、ヤスは吉野レフェリーをコーナーに叩き付けると、ダイブして着地した雄馬に急所蹴り。さらに釣り鐘ストンピングを落とし、自らのバンダナで殴打したヤスは、試合の権利がないびぃに馬乗りなって殴っていく。

雄馬が殴りにいってもヤスは高笑いしてからサミング。だが、コードブレイカーを決めた雄馬はびぃにタッチ。ファアームを連打したびぃだが、ヤスはその顔面に唾を吐く。それでもびぃはコーナーに飛び乗ると、蹴りで距離を作ってダイビング・クロスボディー。だが、ヤスはネックハンギングからレフェリーにびぃを叩き付ける。
雄馬の串刺し攻撃をかわして吉野レフェリーに誤爆させると、吉野レフェリーは失神。その間にヤスは米山に向かって「お前が来い!」と言うが、その間に雄馬がヤスに急所攻撃を見舞ってカバー。米山が飛び込んで高速カウントで3つ叩くが、ここで吉野レフェリーが目を覚まして試合続行を宣言。

ヤスはびぃが持ってきたバットで雄馬を殴打すると、びぃにバットを差し出すが、受け取るを拒否したびぃはフォアアームでヤスに向かっていく。しかしヤスは容赦なくファイアーサンダーでびぃを叩き付けるがカウント2で返したびぃ。ヤスは首をねじ切らんばかりにびぃにヘッドロック。これにはびぃもたまらずタップしたが、ヤスは健闘を称えることもなくそのまま退場。
雄馬がびぃの健闘を称えるが、びぃはそんな雄馬にスタナーを決めて引き上げていった。果たしてびぃは更正したのか?

第2試合

2015-12-02YMZ新木場_第2試合2015年にデビューしたYMZの生え抜き選手同士の対戦。ガッチリ握手を交わしてから試合が始まると、いきなりマイクを要求した2号は「今日は……」と挨拶しようとする。そこに「うるせー!」とドロップキックを放った瑛翔だが、2号はなおも「同期対決で、絶対勝ってやる!」と最後まで言い切る。
怒った瑛翔は2号を場外に連れ出すと、鉄柱に叩き付けるが、2号も瑛翔を客席に投げつける。さらに「新人らしくやれ!」と自分のことを棚に上げながら瑛翔を鉄柱に叩き付けてからリングに戻した2号は重たい逆水平チョップ。

エルボーで応戦する瑛翔だが、体格の差がモロに出てしまう。倒れた瑛翔の顔を踏みつけ、瑛翔をリフトアップスラムで叩き付けた2号は、観客の手を借りて鉄柱を使っての急所攻撃。まったく新人らしくない闘い方の2号だが、瑛翔もポップアップしようとした2号にドロップキックを叩き込むと、串刺しジャンピングニー。
さらにハーフダウンの2号に低空ドロップキックを叩き込むと、エルボーで向かっていく。重たい逆水平チョップを返した2号は、世界じゅ……ではなくカウンターで鮮やかな払い腰を決めた。さらにフロントスープレックスで投げてからジャンピング・ボディプレスを投下。

カウント2で返した瑛翔はラリアットを狙った2号に逆さ押さえ込み。さらに首固めで丸め込むが、キックアウトした2号はカウンターのラリアット。カウント2で返した瑛翔だったが、2号はダメ押しのデスバレーボムを決めて3カウント。まるでベテラン選手が新人選手を叩き潰すような試合展開だったが、最後は同期らしく握手をしてお互いに一礼した。

第3試合

2015-12-02YMZ新木場_第3試合UWA世界ミドル級王者となったトウナイが帯広とタッグ。YMZ初期メンバーである円華は日向とタッグ。帯広と日向のYMZアイドル決定戦でもある。両チーム握手を交わし、テンションの高い帯広に「落ち着いて」と下げさせたトウナイが先発で出ると、円華が出てきて腕の取り合いに。お互いじっくりとしたレスリングが出来るだけに五分の展開。
続いて帯広がタッチを受けると、日向とロックアップ。バックを取った帯広だが、股下をくぐって脱出した日向。しかし串刺し攻撃をかわした帯広は地獄突きを連打していく。

続いて円華がスピーディーなロープワークからトウナイをアームドラッグで投げると、さらにコルバタで投げる。だが、トウナイも円華の蹴り脚をキャッチすると、そのままエプロンに出てロープに円華の右足と右手を絡みつけ、動けないようにしてから低空ドロップキック。
ハイテンションでタッチした帯広とダブルのカウンターエルボーから、ダブルでヘッドバットを落とすが、日向がヘッドシザースで2人まとめて投げ飛ばす。さらに帯広をヘアーホイップで投げると、円華がバックブリーカーから腰にエルボードロップ。続いて日向が逆エビ固めで帯広の腰を攻めていくと、円華が日向をお姫様抱っこして帯広の上に落としていく。

ニョキニョキポーズを2人で決めたが、帯広も円華をコルバタで投げるとドロップキックを返してトウナイにタッチ。ランニングエルボーから日向を抱きかかえてそのまま円華に叩き付けると、円華にスタンディングのシャイニング・ウィザードから腕十字。どうにかロープに逃れた円華だが、トウナイはスライディングして円華の足を払うと、側頭部に低空ドロップキック。
さらに円華の左腕を蹴り上げるが、円華もエプロンに出て走り込んできたトウナイをエルボーで止めるとミサイルキックを発射。タッチを受けた日向がエルボーで向かっていくが、効いていないトウナイ。ならばとコルバタで投げてから低空ドロップキックを叩き込んだ日向。

ボディスラムを狙うが、トウナイはなかなか上がらない。逆にボディスラムを狙ったトウナイだが、日向は高角度前方回転エビ固めで切り返す。さらに張り手を叩き込んでロープに飛ぶが、トウナイはカウンターのシャイニング・ウィザード。残り3分となり、トウナイと帯広はトレイン攻撃からダブルの低空ドロップキック。
円華がカットに入ると、トウナイが円華を場外に連れ出す。その間に日向が帯広に逆さ押さえ込みを決めるがカウントは2。ならばと帯広も帯広マジック(=相手に組み付いてから、パニくったようにバタバタしている中で決めるエビ固め)。

カウント2で返すと、円華が戻ってきてブレーンバスター。さらに日向がダイビング・クロスボディーからフロントネックロック。そのまま後方回転して丸め込むが、カウント2で返した帯広はバース(=相手の股の下をくぐり、両足を抱え込むように倒れて抑え込む)で強引に押さえ込んで3カウント。負けた日向は円華に八つ当たりしながら引き上げていった。

吉野の部屋

2015-12-02YMZ新木場_吉野の部屋休憩時間恒例の「吉野の部屋」では初日の出仮面がジャンケン大会を行い、優勝者に吉野レフェリーのTシャツが贈呈された。何でもこのTシャツは吉野レフェリーが博多に忘れたもので、それを米山が回収し、洗濯した上で賞品として出したという。
さすが唖然とする吉野レフェリーだが、初日の出仮面は追い撃ちをかけるように、その場で元旦の初日の出プロレスへの出場を公開オファー。魔界の年越しイベントがあるという吉野レフェリーだが、朝7時開始だということで、渋々初日の出プロレスへの参加も決定した。

第4試合

2015-12-02YMZ新木場_YMZにKO-D無差別級王者降臨今年のDDT総選挙1位にして現KO-D無差別級王者のイサミが参戦。当初はイサミが保持していたインディペンデントワールドジュニア王座への挑戦を目論んでいたPSYCHOだが、ノンタイトル戦とはいえ、KO-D王者にしてアジアタッグ王者のイサミとのシングルマッチは実にオイシイ状況だ。
KO-Dのベルトを腰に巻いて入場したイサミ。ガッチリ握手を交わしてから試合が始まると、いきなりPSYCHOが下から足を伸ばして変形のオモプラッタを狙う。イサミもヘッドロックで切り返すと、腕の取り合いに。そこからヘッドロックに応酬となるが、PSYCHOはグラウンド状態から倒立して首を抜いてみせた。

一転してロープワークからイサミの腕を取ったPSYCHOはアームドラッグで投げていく。そこから再び首を捻りあげていったPSYCHO。ガッチリとスリーパーに捕らえていくが、イサミもどうにかロープに逃れる。PSYCHOはボディブローから串刺し式の背面アタック。さらにエプロンからネックブリーカーでイサミの首をロープに叩き付けると、場外に連れ出す。
2015-12-02YMZ新木場_第4試合①客席の最後方まで連れ出したPSYCHOはブレーンバスターを狙ったが、堪えたイサミはバズソーキックでPSYCHOを階段落ちさせると、何と一番下(フロア)まで転落したPSYCHOに客席の最後方から飛んで、ダイビング・ダブルニードロップを投下。

見事命中したため、大きなダメージを負ったPSYCHO。場外カウント18で辛くもリングに戻ったPSYCHOにサッカーボールキックを叩き込んだイサミは、ニーオンザベリー式フェースロック。かなり長時間決まったが、PSYCHOはどうにかロープに脱出。イサミはなおもPSYCHOの腰にヒザを落としていくと、ボディシザースに捉えていく。
10分が経過し、PSYCHOは悶絶しながらロープに脱出。ポーカーフェイスのPSYCHOもさすがに苦痛で顔が歪む。串刺し攻撃を狙ったイサミだが、PSYCHOはトップロープに飛び乗るとバック転でかわし逆に突進。イサミもトップロープを掴んで側転し、PSYCHOの串刺し攻撃をかわしたが、そのままコーナーに飛び乗ったPSYCHOはミサイルキック。

場外に吹っ飛んだイサミにプランチャを投下したPSYCHOは、イサミをリングに戻すとスウェ〜ニョ。だが、エビ固めで切り返したイサミはボディがお留守だぜを叩き込む。PSYCHOはもう一度スウェ〜ニョを決めるが、ロープに逃れたイサミはカウンターのドロップキック。さらに串刺しフロントキックからハーフダウンのPSYCHOに低空ドロップキック。
ダイビング・ダブルニードロップをかわしたPSYCHOだが、イサミは河津落としからグラウンド卍。そこから六八九(=変型腕固め)に移行したイサミだが、どうにかロープに逃れたPSYCHOはジャンピング・カカト落とし。15分が経過し、スワンダイブを狙ったPSYCHOをエルボーで場外に叩き落としたイサミはトペを狙う。これをエプロンに飛び乗っての蹴りで迎撃したPSYCHOはハイフライバム。

2015-12-02YMZ新木場_第4試合②かわしたイサミは着地したPSYCHOに勇脚(=トラースキック)。倒れたPSYCHOは下からスウェ〜ニョで捕獲していったが、イサミはぶっこ抜いて垂直落下式ブレーンバスター。スライディング・ラリアットからジャーマンで投げたイサミはロープへ。PSYCHOはカウンターのウラカン・ラナからコリエシュート(=スクリューハイキック)。
だが、イサミも突進してきたPSYCHOを勇脚で迎撃すると、八咫烏(=ガードされても間髪入れずもう一度放つバズソーキック)。そしてダイビング・ダブルニードロップ2連発を投下して3カウントを奪った。イサミは試合後、しばらく立ち上がれないほどのダメージ。曲者PSYCHOがKO-D無差別級王者をあと一歩まで追い詰めた熱戦だった。

第5試合

2015-12-02YMZ新木場_第5試合①年内で引退する春山。米山にとっては大切なJWP時代の先輩なだけに、春山&倉垣の春☆倉をYMZ初の新木場大会のメインに迎え、今年のYMZの中心だった米山&真霜の「よねやましも」で迎え撃つことになった。
米山にとってはデビュー16周年記念試合でもあるだけに、オレンジの忍者風コスチュームを新調。リングアナや観客に「ましもん」と呼ばれることをとにかく嫌い真霜。米山から「私の大事な先輩だからちゃんと握手して」と言われても春☆倉との握手は拒否。

まずは米山と倉垣の先発で試合開始。互いに先手を取らせない互角の展開を見せると、続いて真霜と春山がリングイン。ロックアップから真霜がロープに押し込むと、春山は「ましもん、ロープ!」と叫ぶ。さらによそ見させてから足を踏んづけた春山はハンマーロック。ヘッドロックで切り返した真霜だが、春山はショルダータックルでぶつかっていく。
なかなか倒れない真霜に「お前が行け! いくつだよ!」と言う春山。真霜が37歳だと答えると、同い年であることが判明。真霜のショルダータックルを受け止めた春山はエルボーからのショルダータックルでなぎ倒すことに成功。ここで米山が入ってきて「うー、まがつき!」とポーズするが、真霜はやらない。

2015-12-02YMZ新木場_第5試合②さらに米山がゴムを持ち出して「うー、まがつき!」とゴムパッチン攻撃。だが、春山がかわして真霜に誤爆。すると春☆倉は米山を場外に連れ出して、「16周年おめでとう!」と米山にゴムパッチン攻撃。真霜がまったく助けに行かないため、ゴムパッチン攻撃をもう一度繰り出す春☆倉。
米山がやられるとどこか嬉しそうな真霜。米山をリングに戻した春☆倉は合体タックルからエルボー。さらに真霜に「助けに来いよ!」と言いながら春山が米山にキャメルクラッチやボディシザースを決めていく。

さらに倉垣がドロップキックからボディスラム。そしてアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げると、ようやく真霜が入るかと思われたが、やっぱり助けに入らない。それでも逆エビ固めを決められた米山の前まで移動してロープを押しながら「こっちだ!」と檄を飛ばした真霜。
米山もどうにかロープに逃れたが、春山がブルーサンダーで叩き付けてから逆片エビ固め。春☆倉はダブルタックルを決めるが、2人の腕を掴んだ米山はタケコプター(=相手の腕を掴み、ロープに飛び乗ってのアームドラッグ)で投げて真霜にタッチ。

2015-12-02YMZ新木場_第5試合③タックルで春☆倉をそれぞれ吹っ飛ばした真霜はボディスラムで叩き付ける。10分が経過し、その上に米山をボディスラムで叩き付けた真霜は倉垣に串刺し攻撃。かわした倉垣は串刺しラリアットを叩き込むが、真霜はキチンシンクを返すとエルボー合戦へ。打ち勝った真霜はロープに飛ぶが、エプロンから春山がスタナーを決めると、春☆倉はダブルのトラースキックからダブルのバックドロップ。
さらに春山のダイビング・ギロチンドロップから倉垣がムーンサルトプレスを投下。カウント2で真霜が返すと、倉垣はアルゼンチン・バックブリーカー。さらに春山もギロチン・エースクラッシャーを決めるが、真霜が反撃すると米山も指示でよねやましもが合体攻撃を狙う。

真霜が春山を肩車し、米山がコーナーに登るが、春山が真霜をコーナーに叩き付ける。しかし真霜が春山を蹴り飛ばすと、米山が真霜に「担いで! 回して!」と指示。米山を担いだ真霜はエアプレンスピン状態で回転するが、春☆倉はことごとくかわす。だが、米山が担がれた状態で春山を捕まえると、そこから真霜が「行けー!」と放り投げ、その勢いを利用して米山がスイングDDTを決める。
さらに両軍入り乱れての混戦の中、米山が春山をジャーマンで投げるが、ここで16分時間切れのゴング。

YMZ恒例3本勝負

2015-12-02YMZ新木場_三本勝負春山が「米ちゃん、ありがとう。これが私と米ちゃんらしい闘いなんじゃないでしょうか?」と言うが、米山は「春山さん、最初で最後のYMZ、このままじゃ終われないよ!」と当然納得がいかないため、YMZ恒例の三本勝負を要求。一本目は相撲柔道。米山と倉垣の対戦となったが、あっさり倉垣がうっちゃって勝利。
すると二本目は米山曰くましもんが特訓していきたという凶月ジャンケン。真霜と春山の勝負は3回のあいこから春山がパーで勝利。これで春☆倉が2本先取したが、米山は相変わらず今までの全部なしにして最終戦として似顔絵対決を要求。4選手全員で初日の出仮面の似顔絵を描くことに。

観客の判定の結果、春☆倉の勝利。これで春☆倉の完全勝利となり、米山も諦めが付いたかと思われたが、何と「引退前最後のYMZ、出てもらえて嬉しかったです。でもぉ春山さんの引退前にもう1回、春山さんと倉垣さんと私の3人で試合がしたいです。ブルキャッツで試合がしたいです! お願いします!」と、三本勝負だけでじゃなく“ボーナスマッチ”まで要求。
これには春山も苦笑いしながら「ワガママ過ぎだよ!」と返答。会場の撤収時間も迫っていることもあり、無理かと思われたが、そこに真霜のセコンドについていた雄馬が突如リングに上がる。

ボーナスマッチ

2015-12-02YMZ新木場_自称YMZのエース雄馬が!雄馬が「分かりました。YMZのエースこと、俺がっ!」と言い出したところで、春山に「お前誰だよ!」と一喝されてしまう。小声で「YMZのエースの雄馬です…」とつぶやいた雄馬だが、春山に「聞こえません」と言われると、半ばヤケクソ気味に「YMZのエースの雄馬だ! 真霜! 真霜! せっかくだからやろうよ!」と帰ろうとする真霜を呼び戻し、ブルキャッツの対戦相手に名乗りを挙げた。
しかも1人足りない凶月側は売店にいた円華を呼び込む。かつて伝説のタッグチームだった真霜&円華がまさかの復活! ……いや、円華が凶月に臨時加入か? そんなふうに迷っているところに「やるってよー!」と奇襲攻撃を仕掛けたブルキャッツ。

2015-12-02YMZ新木場_ボーナスマッチ吉野レフェリーも「いいや、もうゴング! 好き勝手やれ!」とボーナスマッチにGOサインを出すと、ブルキャッツは真霜と雄馬を場外に追いやって、円華にトレイン攻撃を決めてから3人で決めポーズ。真霜が円華を救出するが、春山と倉垣はそれぞれ円華と雄馬をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。米山も真霜を担ごうとするが、逆に真霜が米山にアルゼンチン・バックブリーカー。
さらに真霜と雄馬が米山にサンドイッチニーを叩き込むと、真霜&円華で春☆倉に攻撃していくが、かわした春☆倉がジャーマンで同時に投げる。倉垣が雄馬をハヤブサ直伝ファルコンアローで叩き付けると、春山がダイビング・ギロチンドロップを投下。さらに米山がダイビング千豚♪(=セントーン)を投下して3カウント。

試合後、マイクを持った春山は「皆さん、今日はありがとうございました! もう終わりだからね米ちゃん! 時間も時間だし。本当に引退前にこうやって大好きな後輩・米山と……(米山が引退は)撤回したときはいろいろあったと思います。みんなの心の中にも。でも一番は米山の心の中にあったと思うんですけど、こうやってお客さんがゴキゲンで試合にこんなにたくさん観に来てもらえて、米ちゃんにもすごい仲間が出来て……何だっけ? ワイエムゼット? ワイエムゼットのエース…」と、朦朧としながら引き上げようとする雄馬を呼び止める。
春山は雄馬に「米ちゃん頼んだよ、これからも」と、可愛がってきた後輩を新しい仲間に託すと、「米ちゃん、みんなと仲良く! ゴキゲンなプロレスをどんどんしてー! 今日はありがとう!」と送別の言葉。

2015-12-02YMZ新木場_エンディングそれを聞いた米山は「春山さん、引退前に出てくださいましてありがとうございました。これが私の今の大好きな家と家族たちです!」と、選手だけでなく会場中を指しながら春山に報告してYMZ初の新木場大会を締めくくった米山が深々と頭を下げると会場が暗転。
スクリーンには若かりし頃の米山と春山の写真が映し出され、思わず春山が「ウソ! 何で?」と声をあげる。そして団体ではなく、あくまでも集団だというYMZの“米山香織とゴキゲンな仲間たち”の名前がエンドロールで流れた。

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