ケニー・オメガがIWGP王者を襲撃!「AEWとは五分と五分の関係なんだろ?」「社長さん、棚橋さんとゆっくり話します」

新日本プロレスが10月12日、東京・両国国技館で『KING OF PRO-WRESTLING 2026』を開催。IWGPヘビー級王者・辻陽太が『G1 CLIMAX 2026』覇者の大岩陵平との壮絶死闘を制し、2度目の防衛に成功。試合後、ケニー・オメガが襲撃し、11・3広島サンプラザホールでボルチン・オレッグを加えた3WAYマッチが浮上した。
辻と大岩は序盤は腕を取り合い、手四つでの力比べ、ロックアップとベーシックなレスリングの攻防。大岩はアームロックで絞め上げ、ショルダータックルでぶっ倒した。辻がトペを狙うと、かわした大岩がエプロン、場外でヘッドロック。脱出した辻はコーナーから場外の大岩にダイビング・フットスタンプ。大岩はダイビング・ボディプレスも辻はヒザ剣山。それでも大岩は天山スープレックス。大岩がビッグバッファローロックで絞め上げるも、場外に落とした辻はトペ発射、ダイビング・フットスタンプ。大岩がジャーマンも2カウント。ヘッドバットの打ち合いで両者ダウン。辻はジーンブラスターから逆エビ固めも、抜け出した大岩はヘッドロック。その後も執ようなヘッドロックで絞め上げた大岩はラリアットもカウント2。辻は変型ファイヤーブラスターを見舞うと、正調のファイヤーブラスターで35分超えの激闘に終止符を打った。

試合後、辻は「大岩、ほんのちょっとだけ、俺のほうが強かった。でも、試合をしながら、お前がいつか、その自分の信じたスタイルで、このベルトを獲る姿を少し見たくなっちまったよ。そんな簡単にはやられねぇけどな。またこのベルトをかけて戦えるのを楽しみに待ってるぜ」と大岩の健闘を認めた。そして「『G1』覇者とIWGPヘビー級チャンピオン。新日本プロレス頂上決戦をもぎ取ったのはこの俺だ!これで『G1』覇者に勝ったんだ。誰も文句はねぇだろ?見ての通り、このIWGPこそが新日本最高で、そしてプロレス界最高なんだよ。誰になんと言われようが、俺はこの激動の新日本プロレスを先頭で引っ張って、今からやって来る黄金時代を両肩に抱えて、このセルリアンブルーのリングに堂々と立っている。それがIWGPヘビー級チャンピオンだ」と勝ち誇った。
ここで金テープが辻に放たれハッピーエンドと思いきや、場内が暗転。ビジョンにはケニーの姿が…。ケニーは「この俺が帰ってきたってことだよ。聞いたんだが、俺の愛するニュージャパンは最近調子がいいみたいじゃないか。今年の『G1』の決勝戦は素晴しかったそうだな。新しいスターが生まれたってわけだ。それに、世界に誇れるチャンピオンもいるしな。ヨータ・ツジ、お前のことだよ。でも、正直、俺は少し混乱してるんだ。ヨータ・ツジ、AEWの『Forbidden Door』に来るのがイヤでアメリカに来なかった。そんな奴が、この俺が認めるべきIWGPチャンピオンだって?お前はアメリカに来たくないんだろう。世界を渡り歩く覚悟もなく、外の世界がどんなものか知らずして、自らを世界王者と名乗るのか?ならば俺がどんなものか見せてやろう。AEWとは五分と五分の関係なんだろ?こちらからお前に挑戦を突きつけよう。辻、何をすべきか分かるだろう。次はお前の番だ。今の新日本プロレスを信じる理由を見せてみろ。そして何より、お前自身が信じるに足る男だと。それまではせいぜいよく考えておけ。連絡を待っている。俺は必ずお前を叩きのめしてやる!」とビデオメッセージで宣戦布告。
これを聞いた辻は「ケニー・オメガさんよ!アンタがこの新日本で一時代を築いたことは認める。そして、世界に誇れるレスラーだってこともな。でもな、調子乗ってんじゃねぇよ。このベルトはIWGPヘビー級チャンピオンだ。この新日本で戦う誰もが、このベルトを手にしてぇんだよ。新日本に入門した練習生が、このベルトを目指して、一からスクワットしてんだよ。いくら世界に名を馳せるレスラーだからって、ビデオレター送ったぐらいで、この俺が、IWGPへの挑戦を認めるわけがねぇだろ!オイ、ケニー!それでも、お前がこのベルトが欲しいってんだったら、まずは、日本に来てからだ。話はそっからだ」とマイク。

するとオレッグがリングインして辻と視殺戦を展開。そこに脱兎のごとく現れたケニーがボルチン、辻にドラゴン・ラッシュ。辻には片翼の天使を食らわせて完全KO。ケニーは「せっかく日本まで来たのに、お前らのチャンピオン、ヨータ・ツジが偉そうな失礼なコメント出すなんて、正直ショックだよ。だって俺は新日本のレジェンドですよ!正直、断ると思ったんですよ。でも、お前はマッチメイカーではない。力がある人もいますよね?だからさ、今からお前だけじゃなくて、社長さん、棚橋(弘至)さんとゆっくり話します」とアピールし、リングを後にした。
バックステージでケニーは「ヨータ・ツジをぶっ飛ばすだけじゃなくて、もっといい目標がある。それはヨータ・ツジのベルトを獲ることですよ。俺はナンバー1チャレンジャーではない。もし新日本のオフィスの人たちが、よろしければ提案がありますよ。(11・3)広島、私vsヨータ・ツジvsボルチン。ボルチンもベルトが欲しそうだった。彼も試合に入れてもいい。3WAYはちょっとなんか世界的な味?だからね、アメリカっぽくしよう。そして、もし俺が勝ったら、ベルトが欲しい。私のチャレンジ、ちゃんと応えてほしいですよ、ツジ。もしヨータ・ツジがそんなにイヤだったら、ノンタイトルでもいい。私が勝つのは必ずです。だから私は全然心配してない。一つの試合か二つの試合で、私が絶対にチャンピオンになるから。全然大丈夫です。ノンタイトルでも…」と提案した。
辻は「オイ、ケニー、AEWよ、このIWGP はお前らのオモチャじゃねえんだよ」と吐き捨てた。
ベルト奪取ならなかった大岩は「まだデビュー5 年だ。俺はこっからだぞ。『G1』獲って終わりじゃねえ。IWGP 獲って終わりじゃねえ。IWGP獲って、東京ドームのメイン締めて終わりじゃねえ。俺のビッグドリームはこっからだ。今日は負け。『G1』の勢いそのまま突っ走ってきたけど、これに続く東京ドームもあるし、1回、自分のこと見直さないといけない。辻、お前言ったよな。IWGP、まだ俺はずっと狙ってるぞ。ずっと守っとけよ。新世代だけで、新日本プロレス、盛り上げようや」と巻き返しを期した。
















