“超日本のエース”永田裕志が小島聡との11年ぶりの一騎打ち制すも…アイアンマン王座は髙木三四郎が奪還!

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 髙木三四郎がプロデュースする超日本プロレスが9月28日、東京・新宿FACEで『【SHINJUKU FACE COUNTDOWN SERIES】超日本プロレス~さよなら新宿FACE~』を開催した。新日本プロレス所属ながら、“超日本のエース”の座に君臨する永田裕志が小島聡との11年ぶりの一騎打ちを制し、アイアンマンヘビーメタル級王座を死守するも、同王座は髙木に奪還されてしまった。

 これまで、永田はバラモン兄弟(シュウ&ケイ)との対戦及びタッグ結成、“デスマッチのカリスマ”葛西純との対戦、蛇界との遭遇、青木真也とのシングル戦など、髙木から無理難題を押し付けながらも、“エース”としての役割を全うしてきた。そんななか、目障りな存在になったのが小島だった。小島は5・27上野、7・6新宿に連続参戦したが、永田が「簡単におカネが稼げると思って出稼ぎに来る男がいます」と断罪。髙木の提案で新宿FACE閉館2日前の今大会での一騎打ちが決まった。

 永田、小島ともにIWGPヘビー級、GHCヘビー級、三冠ヘビー級の3大タイトルをすべて戴冠した“グランドスラム男”。日本プロレス界に深く、その名を刻んだレジェンド中のレジェンドだ。この2人が超日本のリングでシングルで雌雄を決する時が来るとは、いったい誰が予想したか? 折りしも、永田はDDT9・21後楽園での試合後に秋山準からアイアンマン王座を奪取したため、この一戦はタイトルマッチとして行われることになった。両者のシングル戦は2015年の『G1 CLIMAX』公式戦以来、実に11年ぶり。

 この“世紀の一戦”を裁くのはNOAHの西永秀一レフェリー、リングアナは元全日本プロレスの木原文人氏という仰天モノ。タイトルマッチとあって、試合前に認定書を読み上げたのは元全日本社長、元NOAH会長の内田雅之氏(超日本顧問)で、アイアンマン選手権試合では異例の厳粛な雰囲気の中で試合が始まった。

 序盤、レスリングの攻防から、小島がショルダータックル。永田がフロント・ハイキックで場外に落とすと鉄柱攻撃。リングに戻ると、小島が足に集中砲火を浴びせ、足4の字固めで絞め上げるもロープエスケープ。エルボー打ち合いから、小島が引退した“盟友”天山広吉さんの代名詞だったモンゴリアンチョップを連発。小島のいっちゃうぞエルボー狙いは阻止された。永田はミドルキックを連発、エルボーのラリーに。小島はDDT、コジコジカッターもカウントは2。さらに小島はヒジのサポーターを外してラリアットを狙うも、回避した永田がエクスプロイダー、串刺しニー、バックドロップ。小島がラリアットで返して両者ダウン。立ち上がった小島がブレーンバスターもカウント2。永田はニールキック、延髄斬り、バックドロップ・ホールドとたたみかけて3カウントを奪った。

 試合後、永田は「今日は超満員、多数ご来場いただきまして、まことにありがとうございました。アイアンマンヘビーメタル級王座、防衛したぞ! 皆さまの声援、力になりました。ありがとうございました。そして小島さん、いろいろ言い合って、今日の日を迎えたけど、俺たちまだまだやれますよね。俺たちにも今これだけのお客さまが、この対決に向けて来てくれたわけですよ。第三世代、現役はもう俺ら2人しかいないっすよ。だから自分たちの生き様を、この世の中に投影するがごとく、お互いそれぞれの道で頑張っていきましょう」と投げ掛けた。

 ここで、出場した選手たちがリングに上がり、髙木が「永田さん、小島さん、ありがとうございました。今日ここにいるファンの皆さんも、そうだと思うんですけど。すごく勇気づけられました。新宿FACEでの超日本プロレスは今日で終わりなんですけど、また新たな会場が見つかれば、またやりたいと思いますんで、皆さん、ありがとうございました」とあいさつ。

 記念撮影を終えると、エースの永田が「また、超日本プロレスの会場で皆さんお会いしましょう。1、2、3、ゼアッ!」で締めくくった。

 すると、永田のセコンドに就いていたヤングライオンの松本達哉が丸め込みを図るもカウントは2。続いて、髙木が永田を丸め込んで3カウントが入り奪還に成功し、早々に退散した。

 バックステージで永田は「秋山選手の先日の気持ちがよく分かりました。残念だけど不思議と悔しい気持ちもそれほどないですね。第三世代は僕と小島さん2人のだけになってしまいましたけど、髙木さんに聞いたら、我々の試合はまだまだいけるということで。同じ道に進むか分かりませんけど、お互いに離れたところで刺激をもらいながら、まだまだ戦っていきたいと思います。小島さんは2歳も若いんで。俺もいけるところまでいきたいと思います」と話した。

 小島は「今はメインイベントという重責が終わって、ホッとしているというか…。勝てはしなかったけど、その悔しい思いとメインイベントを無事に終えられた安堵があって。この2026年、令和8年において、永田裕志と小島聡がメインイベントを張る意味をすごく考えました。プロレスラーとして、これだけ長い時間やってきて、いろんなことを感じながら、今日も試合させてもらって。盟友の天山さんが引退したりとか、そういう時間を過ごした中で、目の前に永田裕志という同世代の人間が立っていること。それは本当に私にとって、大きな意味があって。すごくいろんな 意味で勇気をもらえる事実だと思っています。今、試合が終わったばかりでアドレナリンが出まくってるから、そこまで痛みを感じてないんですけど…。あと数時間すると立ってられないくらい痛いと思いますが、でもそれが自分がプロレスラーとして、生きてきた証しだと思ってますので、これからも頑張りたいと思います」と語った。

 髙木は「至宝、アイアンマン奪還に成功しました! めっちゃ重厚な防衛戦だったから、すごいなと思って感動したんだけど、DDTに獲り戻しました。でも本当に超日本プロレスやってよかったです。永田さん、58歳で、小島さんはほぼ同い年ですよ。すごい勇気をもらいました。たぶんファンの人たちも、みんなそうなんじゃないかなと思って。超日本プロレス、次いつか分かんないですけど、まだまだこうやって頑張ってる大人たちがいるんだってことを分かってもらいたいし。まだまだ次の会場が見つかれば続けていきます」とコメントした。

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