VKFの矢郷良明GMが9.14新木場『VKFマンデーナイトブロウル』全試合の見どころを紹介
VKFプロレスが9月14日に東京・新木場1stRINGで開催する『VKFマンデーナイトブロウル』の矢郷良明GMによる各試合の見どころを発表した。
VKFプロレスMONDAY NIGHT ”Brawl”!
“マンデーナイト・ブロール”シリーズ
日時:2015年9月14日(月)
開場:19:00 開始:19:30
会場:東京・新木場1stRING
矢郷良明GM
ハローニューパンクス!
矢郷GMの9.14 VKFマンデーナイトブロウル 新木場大会の見所解説だ。先日、大手古参スポーツ新聞のトップの方、有名週刊誌多数発行の出版社のトップの方と続けてお話しする機会があり、
プロレス業界の浮沈や今後の在り方など様々な視点からメディアはよく観られており、大変勉強になった。
メディアの持ってる情報では、今後プロレス業界は大きく淘汰と離合集散があるようで、
その反面、新しい価値観を持ったプロレス団体が活躍する気配があり、”業界の価値転換期だ”と、どちらの会社のトップの方は話されていた。
確かに旧来のプロレスビジネスの考え方ではもう一般社会では通用しないと思うし、団体トップの方が、どれくらい勉強していて、ビジネスセンスと自己哲学と高い倫理を持っておられるかが、
団体とプロレス業界の浮沈にかかってると思う。
そんな中でVKFはさらなる進化をとげられるか?
VKF東京がリスタートして丸一年の9.14新木場大会、今後を占う大会になると思う。
では全対戦カード解説!
▼シングルマッチ30分1本勝負
真霜拳號
vs.
ヤス久保田
【見どころ】真霜のアニキは抜群のセンスとフィジカル、また深いプロレス哲学を持ってる。
またビジネス観点からのプロレス学も持っており、先日、花鳥風月さんに私とタッグで出場したが、その存在感と抜群の強さは入場時から会場を雰囲気を一変させた。
真霜のアニキは本物だよ。
ヤス久保田はプロレスセンスが良いと思う。
なのでプロレスアタマを駆使して真霜のアニキの牙城をどれくらい壊せるか、興味があるね。
▼シングルマッチ 30分1本勝負
タンク永井
vs.
兼平大介
【見どころ】タンクはKAIENTAIのストロンゲストKシングルチャンピオンになったらしいね。凄いよ。彼は絶対に大成すると見込んでVKFにブッキングしたから。
で、兼平大介も将来性を大いに期待してVKFにブッキングしている。
私も24時間プロレスでも対戦したが、よい選手であった。この試合はプロレス業界の新しい世代の芽吹きの試合になるね。
▼タッグマッチ 30分1本勝負
進 祐哉/翔太
vs.
ジョシュ・オブライエン/川島真織
【見どころ】進と翔太はプロレスが上手い。だけど、ジョシュと川島の花鳥風月コンビは彼等にはないモノがある。
それは試合で観た人が確認してくれたらと思う。
▼タッグマッチ 60分1本勝負
松田"KING"慶三/デッドボール木藤
vs.
くいしんぼう仮面/バッファロー
【見どころ】IWAジャパン残党達の抗争はVKFだけでなく、他団体にも拡がりつつある(笑)まだまだIWAジャパンの亡霊の勢いは巨大化してもらいたいね。
こういう隙間産業的な部分はプロレスの醍醐味だね(笑)
▼タッグマッチ 60分1本勝負
矢郷良明/アレックス・リー
vs.
リン・バイロン/GENTARO
【見どころ】この試合は私がマッチメイクした。
まず、リン・バイロンがVKFで復活する。
SMASH、WNCで関係のあった私が絡むのが妥当だと思うし、リン・バイロンが持つ可能性は私がよく知ってるので、
彼女のポテンシャルを引き出す為にGENTARO選手に組んでもらった。
私はアレックス・リーと組むが彼女もVKFでの活躍を観ていただければ判ると思うが、よい選手であるし、
そもそもプロレスなんかしなくても、社会的成功を収めれる、
金融と法律の学士号を持つバンカーウーマンだったのが、あえて日本に来てまでプロレスをやってるんだから、
それは人間的に深い部分もあるし、プロレスが好きだという部分もあるし、
だから、“なんとなくプロレスやってる人間”とは全然選手価値が違うよ。
そんな生き方を選んだアレックス・リーにVKFが少しでもヘルプしてあげられればと思うよ。
そして、この試合にも意味があり、ミックスマッチの新しいカタチというか、WWEで始まったDIVAレボリューション的な女子のカッコいい試合、
理詰めで大技連発しない、頭から落っことして説得力を出そうとしない、別の方法で女子の試合の説得力を生む実験を試みたいと考えている。
それには私、矢郷良明とGENTAROが互いに対峙するのが一番よいと思う。そんなわけで9.14 VKFマンデーナイトブロウル 新木場大会、是非ご参集あれ!
VKFプロレス、ヨロシクどーぞっ!