DDT両国一夜明け会見でHARASHIMAが棚橋発言に不快感!KO-Dタッグと6人タッグの防衛戦決定!KUDO&梅田はノア出陣!ササダンゴがDDT系フリーに
8月24日、都内のTEC事務所でDDTプロレスリングが、8.23両国国技館大会の一夜明け会見を行った。毎年、両国大会の一夜明け会見では鶴見亜門GMがゲッソリと痩せ細り、妙なハイテンションで登場するのが恒例だが、今年もやっぱり「キーン、んちゃ! 鶴見亜門だっちゃ!」とハイテンションで登場。テンションがあがり過ぎてワイシャツを脱ごうとしたのだが、なかなか脱げず下に装着したブラジャーがチラチラ見えるという状況から会見はスタート。
一旦離席してトイレに行ったGMは冷静さを取り戻し、両国疲れも急速に回復したのか体型もすっかりいつも通りに戻って再登場。そして両国大会のメインイベントでKUDOを下して、KO-D無差別級の新王者となった坂口征夫を呼び込んだ。
坂口「心境は……はい、今日、朝起きて不思議な気分です。途中、夜中体の痛みとかで寝られなかった時間とかあったんですけど、それを感じたときに夢じゃなかったんだな、自分がチャンピオンになったんだなっていう実感を感じましたね。気持ち的には全部、昨日リング上で言った通りの話なので、今日から坂口征夫・第2章。これからもっともっとDDTのチャンピオンとして恥じない試合をするために、日々走り続けてまた精進するだけです」
初防衛戦は9月27日の後楽園ホール大会が予定されているが、現時点で挑戦者は未定。王者は「それも昨日言った通り、兄貴から奪ったこのベルト、誰でもいいです、かかってきてください。いつでも殺(や)ってやります」と誰が相手でも受けて立つ構え。
ーーベルトを獲ったことで周りの反応とかは?
「単純に『おめでとう』という声が。LINEがえらい入っていたり、Twitter広げたら90件くらい入ってて、一瞬炎上したのかなってビックリしましたけど。『おめでとう』とか『感動した』と聞くのがすごく多かったのでよかったなと思います。
ーーお父さん(=坂口征二さん)とかは?
「親父にも話したました。サムライさんでずっと生(中継)を見ていたらしくて、『よかったな、おめでとう』、あとは『ケガはないのか?』とかそういう普通の親子の会話ですね」
ーーどのようなチャンピオン像を描いていますか?
「自分がDDTに参戦してからずっと考えている自分のスタイルっていうのがあるので、まだそれが完成型ではないと思っています。それを早く完成型に近づけるのと、さっきも言ったようにチャンピオンとして恥じない、お客さんを燃えさせるような、なおかつ感動させるような試合を心掛けていきたいなと思っています。あとは殺(や)るか殺(や)られるかの根本の部分は崩さないつもりで」
ーー8月30日から総選挙が始まりますが。
「自分の中では別物だと思っているので。チャンピオンだから票が入るとかそういう問題ではないと思っていますので。ひとつのものとしてきちんと捉えていくし、DDTのチャンピオンとして自分はまた別に捉えていきたいなと思います」
ーー両国国技館のメインイベントに初めて立ってみて、超満員のお客さんを見たときの感想や思いは?
「やっぱりプレッシャーはもうバックステージの通路で待っていた時点ですごくヒシヒシと感じていて、実際(リングに)入って一周ぐるっと見渡したときに『すごい舞台に立っているんだな』って感じでいましたけど、兄貴の入場曲が鳴った時点で自分の頭の中では切り替わってしまったので試合中はまったく感じなかったですね。試合前と試合後は大観衆の前で、あのおっきな舞台で試合出来たことは自分にとっても光栄だなって思います。そして勝利をすることが出来たってことも、すごく光栄だと思います」
ーー改めて酒呑童子の絆は闘ってみていかがでしたか?
「やっぱしいろいろ揉めたり……揉めた? まぁこういうカタチで昨日試合をして、高梨さんは高梨さんですごく立場的に困って悩んだこともあるでしょうし。昨日の闘いでより一層さらに絆が深まったなと思います。いつもしょっちゅう3人で呑んでいる仲ですけど、昨日3人で呑んだ酒ってすごく美味かったなって思いました」
ーー団体最高峰のベルトを獲っての責任感みたいなものは?
「ものすごく出て来てます。だからDDTのチャンピオンは坂口だっていうのをお客さんに認識させて、アイツはヤベーよと思われるようになりたいっすね」